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ライブレポート

2013年1月24日 (木)

【ライブレポート】「LICENSE vol. TALK」×「ニワトリの資格」イベント

1月20日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『「LICENSE vol. TALK」×「ニワトリの資格」イベント』が開催されました。

こちらは、ライセンスのトークライブを収録したDVD『LICENSE vol. TALK SHINAGAWA2』(2012年10月24日発売)と、ココリコ・遠藤&ライセンス・井本とのイベントを収録したDVD『ニワトリの資格vol.1』(2012年11月28日発売)双方を購入した中から、抽選で選ばれた200名さまを招待したもの。
当劇場は200人以上収容できるのですが、スペシャル感を味わってもらうために敢えて厳選させていただいたそうです。

大きな拍手で迎えられた遠藤は、「こうやってたくさんの人が集まってくれたのは、ライセンスのおかげ。DVDめっちゃ売れてるって聞いた。井本に乗っかって、『ニワトリの資格』も第2弾、第3弾出そう!」と意気込みました。
が、言葉の力強さとは裏腹に、マスクを着用している遠藤。昨晩の夜遅く、風呂上がりに寒い中、出かけたことが影響したのか、起きたら体調があまりよくなかったとのこと。マスクは万が一のことを考えて着けてきたそうです。

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まずは、『ニワトリの資格』による特別企画「遠藤の友だちを探そう! 公開オーディション」から。
本DVDの特別映像でも遠藤の友だちを探しているのですが、その際選ばれたのは野球ネタでお馴染みのピン芸人・DH億。ですが、「お正月の明けましておめでとうございますメールをもらって、俺も返したけど、まだ飲みには行ってない」と語る消極的な遠藤のために、さらなる友だち探しをしようというわけです。

1人目はフレミングというコンビを組んでいる芸歴2年目の宮本。白衣に身をつつんだ彼は「俺も体調悪いねん」とぼやいていた井本に、「念のためマスクをしておいてください」と手渡します。
すんなりと受け入れ、マスクを着用した井本をまじまじと見ていた遠藤は「やっぱ似合うなぁ。ヤンキー臭がするわ」とポツリ。井本がヤンキー座りしながら「これが落ち着く」とつぶやくと、会場からは笑いが起こりました。

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放ったらかしにされていた宮本ですが、実はすごい経歴の持ち主。なんと医学部卒、医師免許を取得し研修医として2年経験があったのです。
芸人になった理由を訊かれて「笑いで人を救いたいと思いまして」と答える彼に、「いやいや! 医者として救ってよ!」とツッコむ2人。ですが、体調が悪いということで、ひとまず問診を受けることになりました。
後輩ということも忘れて、「先生、僕ね、微熱があるみたいなんですよ」と話しかける井本。「お2人とも、ただの体調不良だと思いますが、遠藤さんはいますぐ帰ったほうがいいですね」と冷静に指摘されていました。
結果、「お医者さんは友だちにいて不足なし。あとで電話番号を交換しましょう」と声をかけた遠藤でした。

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次に登場したのは、ラフレクランというコンビを組んでいる芸歴1年目の西村。慶応大学卒で2007年にミスター慶応に選ばれ、大学卒業後は地方局のアナウンサーとして活躍。ニュース原稿を読んだり、プロ野球の公式ゲームの実況をしていたという華麗な経歴に、2人はビックリ。
「みんなおかしい……」(遠藤)「吉本も変わりましたねぇ。途中まで成功してたのに、なんで自ら脱線したん?(笑)」(井本)と訊ねると、西村は「人の笑顔が見たくて……」と、宮本と同じ理由を述べます。もちろん、「アナウンサーでも人の笑顔は観られるやろ!」とツッコまれたのは言うまでもありません。
女性にもモテるそうで「多くのカードを取り揃えてます」とアピールする西村に、「もう女性はこりごり。プライベート全部、出されるから」と顔をしかめた遠藤でしたが、経歴のおもしろさから電話番号を交換することを決定しました。

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最後は、セブンbyセブン・玉城が登場。知った存在である後輩の登場に、あからさまにテンションを下げる2人でしたが、「芸人の盛り上げ方を知ってますから!」という決死のアピールで、得意なモノマネを見せてもらうことに。
玉城が披露した“芸人楽屋モノマネ”に、2人とも大爆笑! 最後には「ぜひお友だちになってください!」と遠藤からお願いしていました。

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続いて、『LICENSE vol. TALK』の特別企画「ガチンコ10番勝負、番外編」が行なわれました。
ライセンスのライブではお馴染みとなっているハリガネロック・大上の登場に、会場大盛り上がり! 割れんばかりの拍手に、大上も「染みるなぁ〜!」と満面の笑みを浮かべます。

こちらは、本DVDの特典映像である「ライセンス15周年10番勝負!」の番外編として企画されたコーナー。新たに5番勝負を行ない、勝者を指示した来場者にはオリジナルポスターがプレゼントされるというものです。

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1番勝負「激辛ロシアン寿司」では、7巻の寿司から大量のわさび入りを食べてしまったほうが負けというものだったのですが、最後の最後まで決着がつかず。結局、先行を選んだ井本が最後の1巻を食べることになり、敗北。「先行って得やったんですか? ジャンケンで勝ったのに先行か後攻か選べず、“はい、先行!”って言うたん、大上さんですよね? 大上さんのミスですよね?」と詰めよられ、大上が「ご、ごめん」と謝る展開に。

2番勝負は、本DVDにも収録されている「ぶくぶくストロー対決」を敢行。コップに入れられた熱湯にストローで空気を吹き込み、熱湯を多く減らしたほうが勝ちというルールですが、あまりの熱さに悶絶する2人。結果、僅差で藤原が勝利しました。

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3番勝負は、「どきどきゴムパッチン対決」。それぞれ片足にゴムを括りつけ、その先を相手に噛ませながら、自分の足に縛られたゴミを先にほどいたほうが勝利というもの。ですが、ルールのわかりにくさに混乱する2人。
試行錯誤しながら、井本の足にゴムをぐるぐる巻いて縛る藤原。片や井本は1周ほどで縛ろうとするも「それやと簡単にほどけてしまうで」と指摘され、ほどきにくいように修正。さらに、「近寄って解くと、パッチンとはならへん」という2人の指摘を受けて、めいいっぱい距離を取ることに。

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井本が不利かと思いきや、ズボンごと脱ぐ作戦に。最後は靴まで脱ぎ捨て、見事勝利! ゴムと一緒に、ズボンまでもが藤原の元へ飛んでいきました。

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4番勝負は「三輪車レース対決」。三輪車でカラーコーンを往復し、タイムがよかったほうが勝利。結果、1分以上かかった藤原を破り、靴を脱いで必死でこいだ井本が勝利。「背が高いほうが不利」との意見が出たものの、3人の中でいちばんの長身である大上は、井本より早いタイムでゴールしていました。

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この時点で、2対2。最後の勝負は「一発逆転! 常識クイズ対決!」です。
「日本一高い山は?」など、常識問題に多く答えられたほうの勝利となるのですが、当たりまえすぎる質問に戸惑う2人。結果、藤原が勝利し、5番勝負を制しました。

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●DVD情報
ニワトリの資格vol.1
商品番号:YRBN-90487
価格:2,940円(税込)
出演:ココリコ・遠藤章造、ライセンス・井本貴史
<収録内容>
第1回 街で出会った芸能人ほか
第2回 野球VSサッカー論争ほか
第3回 ファンほか
第4回 井本の結婚話ほか
第5回 芸能人の名言ほか
第6回 一生背負うミスほか
<特典映像>
遠藤の友達を探そう!
<収録時間>
本編127分+特典映像40分
<よしもとネットショップYahoo!店>
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90487.html


LICENSE vol.TALK SHINAGAWA2
商品コード:YRBN-90463
価格:3990円(税込)
出演:ライセンス
<収録内容>
正月休み/新人警官/ハンサム/教習所/藤原のケガ/ファミリー/トイレ
<特典映像>
ライセンスデビュー15年!10番勝負!:MC 大上邦博(ハリガネロック)
<収録時間>
本編107分+特典38分
<よしもとネットショップYahoo!店>
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90463.html

【遠藤章造】【ココリコ】【ライセンス】

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【ライブレポート】DYNAMITE BAKA SOUL

1月16日(水)、東京・新宿BLAZEにて『DYNAMITE BAKA SOUL』が開催されました。

こちらは、テレビ東京系で放送中の新感覚エンターテインメント番組『バカソウル』の収録を兼ねて行なわれているイベント。笑いと音楽を融合させ、新しいケミストリーを生み出している番組として、注目を集めています。

この日も多くのパフォーマーが、とっておきの芸を披露しました。

NON STYLE・井上ことDay of the legendが登場すると、客席からは「キモい!」との声があがります。もちろん、そんな声援にも屈しない井上。自信に満ちた佇まいで、自身の楽曲を熱唱しました。

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mckjは、「今年一発目の収録。今年もお互い、同じ温度でがんばっていきましょう!」とバカソウラーに呼びかけ、新年にふさわしい楽曲を披露。受験生へ向けた「がんばれ受験生」では、“高学歴芸人”がゲストとして参加しています。

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エハラマサヒロは、話題の「雪やコンコン」を熱唱。年末、番組内でCOWCOWから「自分で“ものまね番長”と名乗るのはどうやねん?」と指摘を受けたそうですが、「これからも自分で言うていきます!」と高らかに宣言。クオリティの高いものまねで、会場を沸かせました。

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ダイノジによる「ダイノジショー」も大盛り上がり。「解答少女」では、きわどい質問に負けず劣らない、素晴らしい解答がたくさん飛び出しました。

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佐久間一行は、ほっこりと癒される彼らしい新曲を、少年少女・阿部とスパイク・小川によるユニット・あべちゃんとおがわちゃんは、1人の楽しさを綴った女性が共感できる楽曲を披露。筋肉自慢の芸人たちによるユニット・筋肉戦隊ボディビルダーも要チェックです。

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もちろん、豊満乃風、2700、COWCOWによるユニット・ギャグッパ、デニス&水玉れっぷう隊・ケンによるユニット・MATSU3など、おなじみのパフォーマーも出演。ぜひともオンエアを楽しみにしていてください!

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●番組情報



バカソウル
毎週土曜日23時55分より、テレビ東京系列にて絶賛放送中!



http://www.tv-tokyo.co.jp/official/bakasoul/



●DVD情報

BAKA SOUL

価格:3.150円(税込)

商品番号:YRBN-90458

発売元:テレビ東京/よしもとアール・アンド・シー

販売元:よしもとアール・アンド・シー

http://www.randc.jp/dbs/discography.html

収録内容:本編約109分+特典映像約15分

<本編収録バカプレイヤー>

豊満乃風、2700、mckj、佐久間一行、KENCHANG LA-MEN loves MAYUCA、BIGMANG、

天津 木村、COWCOW、2丁拳銃、水谷千重子、野性爆弾 川島、X-ジャポン、

2700&黄帝心仙人、甲州街道ネイチャー、豊満乃風 feat.NAOMI

<特典映像>

ビッグポルノ「KING TIMER」

MATSU(EXILE)×黄帝心仙人×AFRA「バカソウルスペシャルコラボ」

エハラマサヒロ「雪やコンコン」

渡辺直美とキャンデイズ 「なおみのいぬ」(オリジナルPV)



よしもとネットショッピングYahoo!店
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90458.htm

2013年1月21日 (月)

【ライブレポート】5upチャンピオンシップファイナル 2日目

今年3月からスタートする5upよしもとの新システム「煌~きらめき~West」のメンバーを決める「5upチャンピオンシップファイナル」2日目が1月20日(日)に開催されました。1月7日から予選がスタートし、計400組以上の中から18組が「煌~きらめき~メンバーに選出。その中から頂点である煌~きらめき~TOP3組を選出する最終日ということもあり、5upよしもとには多くのお客さんが駆けつけました。

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最終決戦のMCを務めるのはブラックマヨネーズ・小杉。小杉の呼びかけで舞台に登場した18組はみな、緊張よりテンションが上がっている様子です。そんなメンバーを見た小杉は客席に向かって「みんなワーワーふざけてるけど、心の中は真剣なはず。みんなの汗と涙の結晶を見てあげてください」と優しい言葉を。しかし、テンション高い後輩たちからツッコミを浴びせられ「俺の頭がきらめいてるって、誰や!」と言い放つ一幕も。そんな中、いよいよチャンピオンシップファイナルが始まります。ルールは各組ネタ3分。オーバー、ショートともに15秒で減点に。ファイナル初日の会場のお客さんの投票数と最終日のオフィシャル審査員の投票数の合計点数で決まります。ネタの順番は、初日の順位18位からです。

第1ブロックは、バンビーノ、アインシュタイン、中張又張、コマンダンテ、バイク川崎バイク、タナからイケダ。
第2ブロックは、吉田たち、和牛、ポラロイドマガジン、学天即、プリマ旦那、ななまがり。
第3ブロックは、天竺鼠、かまいたち、GAG少年楽団、アイロンヘッド、ビーフケーキ、藤崎マーケット。

すべての組のネタが終了し、投票の集計を待つ間、ふたたび全組が舞台上に登場します。すると早々に中張又張・白井が「さっきのネタの続きがあったんでやらせてください」と前へ出ます。小杉らが見守る中、白井は「ヒーハー!」と大絶叫! これには小杉も「嘘つけ!そんな続きあるはずないやろ!」と怒り気味。

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さらに天竺鼠・川原も、僕らのネタにも続きがあったと言いだし「どうかしてるぜっ!」を披露。笑いで包まれる中、小杉が「みんな青春やな」とぽつり。「みんなライバルやけど、ソデで仲間がネタ見て笑ってるやん。俺も思い出したもん。チュートリアルのネタをソデで見てる時、スベレって思ってたのに笑ってたこと」と振り返っていました。

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その後もメンバーたちは、モノマネや「お知らせ」シリーズ、あるあるネタなどで客席を大いに盛り上げていました。そして、いよいよトップ3の発表です。

3位は、かまいたち。

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2位は、GAG少年楽団。

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そして1位は・・・・・天竺鼠に決定しました!

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かまいたち・濱家は「この1年、劇場を盛り上げるために身を粉にして死ぬ気でがんばります!」と決意を新たに。また、小杉に感想を聞かれたGAG少年楽団・坂本は「言わんよ!」とお馴染みのギャグで。そして天竺鼠・瀬下は「1位とは思ってなかったのでほんまにうれしいです」と喜びを語っていました。

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今後、この3組をメインにした「煌~きらめき~West」メンバーが5upよしもとを盛り上げていきます。みなさま、ぜひ劇場に足をお運びください!

5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

天竺鼠の動画はこちら:http://ynn.jp/u/382/
GAG少年楽団の動画はこちら:http://ynn.jp/u/388/
かまいたちの動画はこちら:http://ynn.jp/u/603/
藤崎マーケットの動画はこちら:http://ynn.jp/u/291/
学天即の動画はこちら:http://ynn.jp/u/1016/
ビーフケーキの動画はこちら:http://ynn.jp/u/983/
コマンダンテの動画はこちら:http://ynn.jp/u/980/
吉田たちの動画はこちら:http://ynn.jp/u/1019/
和牛の動画はこちら:http://ynn.jp/u/1026/
プリマ旦那の動画はこちら:http://ynn.jp/u/986/
ポラロイドマガジンの動画はこちら:http://ynn.jp/u/1012/
タナからイケダの動画はこちら:http://ynn.jp/u/352/

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2013年1月20日 (日)

【ライブレポート】5upチャンピオンシップファイナル 初日

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1月19日(土)、5upよしもとで『5upチャンピオンシップファイナル 初日』が開催されました。3月からスタートする新システム『煌~きらめき~West』のメンバーを決めるべく、1月7日から予選が開催されていた5upよしもと。400組以上のなかから、昨日開催された『5upチャンピオンシップセミファイナル』で、18組が煌~きらめき~メンバーに選出されました。そのなかから、さらに頂点である煌~きらめき~TOP 3組を選出。2日間に渡って開催される『5upチャンピオンシップファイナル』の合計点数が高かった3組が、煌~きらめき~TOP3組に選ばれます。この日はその初戦。果たして、どの組が頂点をつかむのでしょうか?

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この日のMCはシャンプーハット。オープニングでは、チャンピオンシップファイナルに挑戦する煌~きらめき~メンバー18組が勢ぞろいします。小出水が「このメンバーは、言うても選抜メンバーでしょ? すごいことです」、てつじも「おめでとうございます!」と、煌~きらめき~メンバー18組にねぎらいの言葉をかけます。小出水が「BKBが残ってたらな~」とまるで落ちたような口ぶり。思わずバイク川崎バイクが「残ってますよ!」と前に躍り出ます。どうやら楽屋で、かまいたち・山内から「BKB、残ってませんよ」とウソの報告をされたようで……。小出水も「残ってるやん!」とうれしそう。バイク川崎バイクも「ダークホースならぬ、ダークバイクですけどね、ブン!」と盛り上げます。さらに、小出水は、おいでやす小田が卒業していたことに一番びっくりしていたようです。

チャンピオンシップファイナル初戦のルールは、各組ネタの持ち時間3分。審査員は、オフィシャル審査員と会場のお客さん、さらにユーストリームで鑑賞するお客さん審査員の合計点数で決まります。また、この日の結果が1月20日(日)のネタ順にもなるとのこと。

第1ブロックは、和牛、天竺鼠、かまいたち、藤崎マーケット、バンビーノ、学天即。
第2ブロックは、タナからイケダ、ななまがり、アイロンヘッド、バイク川崎バイク、ビーフケーキ。
第3ブロックは、中張又張、吉田たち、GAG少年楽団、プリマ旦那、ポラロイドマガジン、コマンダンテ。

すべての組のネタが終了したところで、お客さんたちが指定のQRコードにアクセスして投票。投票を待つ間、小出水が藤井フミヤの「TRUE LOVE」を「ペロンチョ」で歌いきるなど、大サービス。
そして投票の集計が終わるまで、全組がステージ上に大集合。大きな拍手で迎えられます。中張又張・白井が小出水に
「以前から、舞台で一緒になったら言わせてもらおうと思っていたんですが、(顔が)似てるって……」と告白。てつじも「ちょっと太ったこいちゃんって感じやな」、小出水も「オレをワイドにしたらこんな感じ」と認める発言。さら「今度、オレの服着て家に帰ってみて。子どもが何人か間違うかもしれへん」と提案していました。
さらにてつじは、『プリプリ』で共演しているプリマ旦那を呼びます。そして河野に「前から言いたかったんですけど、スーツ、ダサない?」とバッサリ! 河野は「一応、オーダーメイドなんです!!」と主張するも、相方の野村までもが河野のスーツを象の皮膚みたい、コンクリートみたいとイジリます。

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そのほか、バイク川崎バイクに対抗して、GAG少年楽団・坂本が上着を脱ぎ捨て披露した「ガリガリ、あたし、ガリガリ! GAG! ヒィーア!」、GAG少年楽団・坂本とアインシュタイン・稲田による「坂本稲田のおもしろショートコント」、藤崎マーケット・田崎と天竺鼠・川原による「たさちゃんと川原ちゃんのショートコント」、ネタ中、ビブラートが効いた歌声を披露し好評だったアイロンヘッド・辻井による「本来、音のないところに音を吹き込みましょう」などなど、さんざん遊んでいよいよ結果発表へ……!

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順位は18位から発表されました。
この日の順位が、チャンピオンシップファイナル2日目、最終日のネタ順に直結します。はたして、その順位は……?

18位は、バンビーノ。

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17位は、アインシュタイン。

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16位は、中張又張。

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15位は、コマンダンテ。

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14位は、バイク川崎バイク。

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13位は、タナからイケダ。

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12位は、吉田たち。

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11位は、和牛。

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10位は、ポラロイドマガジン。

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9位は、学天即。

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8位は、プリマ旦那。

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7位は、ななまがり。

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6位は、天竺鼠。

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5位は、かまいたち。

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4位は、GAG少年楽団。

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3位は、アイロンヘッド。

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2位は、ビーフケーキ。

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そして1位は……藤崎マーケットでした!!

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田崎は「ありがとうございます!!」と言いながら、ノリツッコミがうまくいかずうろたえすぎる奴の細かいモノマネを披露し、喜びを表していました。

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1月20日(日)は、いよいよ最終日!約2週間にわたって繰り広げられた熱戦。これからの5upをけん引する煌~きらめき~TOPの座に君臨する3組が決定します!!
はたして、どんなネタで勝負をかけるのか!? 5upよしもとの歴史が動く瞬間を、ぜひその目でご覧ください!

『5upチャンピオンシップファイナル2日目』
1月20日(日)16:30開場 17:00開演
当日券:3000円
MC:ブラックマヨネーズ・小杉
出演:和牛、GAG少年楽団、ななまがり、ビーフケーキ、コマンダンテ、かまいたち、バンビーノ、吉田たち、天竺鼠、プリマ旦那、ポラロイドマガジン、アインシュタイン、藤崎マーケット、タナからイケダ、学天即、バイク川崎バイク、アイロンヘッド、中張又張

5upよしもとUSTREAMチャンネル
『5upチャンピオンシップファイナル」

1月20日(日)「チャンピオンシップファイナル2日目」
17:00~ 配信予定

こちらのページから、配信をご覧頂けます
⇒http://p.tl/rtmk

■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

和牛の動画はこちら:http://ynn.jp/u/1026/
GAG少年楽団の動画はこちら:http://ynn.jp/u/388/
ビーフケーキの動画はこちら:http://ynn.jp/u/983/
コマンダンテの動画はこちら:http://ynn.jp/u/980/
かまいたちの動画はこちら:http://ynn.jp/u/603/
吉田たちの動画はこちら:http://ynn.jp/u/1019/
天竺鼠の動画はこちら:http://ynn.jp/u/382/
プリマ旦那の動画はこちら:http://ynn.jp/u/986/
ポラロイドマガジンの動画はこちら:http://ynn.jp/u/1012/
藤崎マーケットの動画はこちら:http://ynn.jp/u/291/
タナからイケダの動画はこちら:http://ynn.jp/u/352/
学天即の動画はこちら:http://ynn.jp/u/1016/

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2013年1月19日 (土)

【ライブレポート】5upチャンピオンシップセミファイナル

1月18日(金)、5upよしもとで『5upチャンピオンシップセミファイナル』が開催されました。大阪NSC25期生以上の芸人たちが卒業となり、3月から大阪NSC26期生以下の芸人たちを中心にスタートする5upよしもとの新システム『煌~きらめき~West』。煌~きらめき~TOPが3組、煌~きらめき~メンバー15組、煌~きらめき~Jr.30組が選出されます。1月18日(金)に開催されたセミファイナルには、17:30公演、19:30公演で各27組、合計54組が参戦。どちらも上位9組、全18組に残れば、煌~きらめき~メンバーに確定。そして、煌~きらめき~TOP 3組を決める1月19日(土)、1月20日(日)のチャンピオンシップファイナルに進出します。

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17:30開演の公演で、まず27組が登場。MCはヤナギブソン。「リラックスして、楽しんでみてくださいね~」とお客さんの緊張をほぐします。ルールは、各組ネタ時間は2分。審査は、オフィシャル審査員と、お客さん審査員の合計点数から選出されます。お客さんは、開場前に配布されたQRコードから投票。ひととおり説明を終えたヤナギブソンは「最後に僕の話を聞いてください。なんと2013年、うちの嫁がとうとうauに替えましてん……っていう話、誰が興味あんねん!!」。そしてスタート!!

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第1ブロックのネタ順は、吉田たち、男性ブランコ、トット、ビーフケーキ、アキナ、インディアンス、GAG少年楽団、カーニバル、コロコロチキチキペッパーズ。
 
第1ブロックを観戦したヤナギブソンは「レベルが高い!」と感心した様子。さらに「オフィシャル審査員ってどこや!!」とたびたびオフィシャル審査員の存在を探していました。
 

第2ブロックは、ミルクボーイ、ポイズン反町、ジェットゥーゾ、かまいたち、バンビーノ、ミキ、シャイニングスターズ、シンクロック、ななまがり。「どの組も甲乙つけがたいですね」とヤナギブソンが語るほど、混戦模様のセミファイナル。果たしてどの組がファイナルに進出するんでしょうか。
 

そしていよいよ最後の第3ブロックは、コマンダンテ、ヘンダーソン、和牛、ヒガシ逢ウサカ、イグニッション、天竺鼠、ダブルアート、霜降り明星、回転ハッスル。
 

ここで27組すべてのネタが終わり、お客さんたちはQRコードにアクセスして、おもしろかった9組を選びます。コンピュータで集計している間、出場した全27組がステージ上に集合しました。

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ヤナギブソンは、霜降り明星が気になった様子。年末に放送された『オールザッツ漫才2012』フットカットバトルで優勝した粗品が霜降り明星を結成し、その相方とトークに興じました。石川くんという彼は、小学生の頃に文化祭で漫才を披露したものの、それ以降はまったく漫才をやらず、順当に進学して現在は大学生。そしてこのたび、霜降り明星としてステージに立ったとのことで、それを聞いたヤナギブソンは「気ぃ狂ってる……!!」と驚いていました。ほか、兄弟コンビのミキと双子コンビの吉田たちによる「家族のモノマネ合戦」、和牛・川西の「どんな外国語でも『なんでやねん』がいえる」、さらにシンクロック・吉田とヤナギブソンのパンシェルジュの話など、それぞれの芸人らが自分の持ち味をアピールしていました。

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盛り上がったところで、結果が出た合図が。全員、もう一度舞台からはけて楽屋で結果を待ちます。緊張の瞬間……。結果は、1位から順に発表。

1位は和牛!! 「予選で2回落ちて、3回目で残れた。セミファイナルはあかんと思ってたのでうれしいです」と川西。

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2位はGAG少年楽団。

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3位はななまがり。

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4位はビーフケーキ。

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5位はコマンダンテ。

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6位はかまいたち。

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7位はバンビーノ。

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8位は吉田たち。

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9位は天竺鼠。

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以上、9組がチャンピオンシップファイナルに進出。そして煌~きらめき~メンバーに決定しました。

10位から24位は、煌~きらめき~Jr.となります。
10位 シンクロック/11位 ミキ/12位 男性ブランコ/13位 回転ハッスル/14位 ダブルアート/15位 ポイズン反町/16位 アキナ/17位 コロコロチキチキペッパーズ/18位 霜降り明星/19位 トット/20位 ヒガシ逢ウサカ/21位 ヘンダーソン/22位 シャイニングスターズ/23位 インディアンス/24位 ジェットゥーゾ

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続いて、30分押しの20:00から第二部がスタート。MCはダイアンにバトンタッチしました。津田が「我々の時代もいろいろバトルがありましたねぇ」と懐かしみます。そして「緊張してますよ、楽屋におる面々は」と楽屋の様子を報告。西澤「お客さんも審査員なんで緊張するかもしれんけど、普段どおり楽しんで見てくださいね」というと、「皆さん、すごい緊張してます? すごいんですか!? ごいごいすーですか!?」と拍手をねだっていました。

第1ブロックは見取り図、守谷日和、ちぐはぐ、中張又張、スーパーノヴァ、バイク川崎バイク、矢野号、セルライトスパ、アイロンヘッド。

第2ブロックはタナからイケダ、マドンナ、サーフィンズ、土佐駒、武者武者、祇園、ラフ次元、デルマパンゲ、カバと爆ノ介。

第3ブロックはアインシュタイン、みなみのしま、サンマリン、ねぐらもぐら、ツートライブ、ポラロイドマガジン、学天即、プリマ旦那、藤崎マーケット。

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ネタが終了し、集計結果が出るまで、全組が舞台上でアピールタイムに。バイク川崎バイクが飛び出し、お客さんとリラックスタイム。そして「バイクだけに、ブンブン!!」をきっかけに、藤崎マーケット・トキと「自転車だけに、チリン」、守谷日和が「ゴリラだけに、ウホッ」、祇園・木崎と「祇園だけにシャナリシャナリ」を披露。さらに土佐駒・長峰の「男前やのにダサいセリフ」で遊んだところで結果が出ました!

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1位はプリマ旦那!河野が「ありがとうございます!」、野村は「インガスンガスン!」と大先輩のギャグで喜びを表しました。

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2位はポラロイドマガジン。

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3位はアインシュタイン。

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4位は藤崎マーケット。

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5位はタナからイケダ。

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6位は学天即。

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7位はバイク川崎バイク。

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8位はアイロンヘッド。

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9位は中張又張。

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以上、9組がチャンピオンシップファイナルに進出。そして、煌~きらめき~メンバーに決定です!!

そして、10位から24位が、煌~きらめき~Jr.に決定。

10位 みなみのしま/11位 マドンナ/12位 土佐駒/13位 矢野号/14位 ラフ次元/15位 祇園/16位 カバと爆ノ介/17位 セルライトスパ/18位 見取り図/19位 スーパーノヴァ/20位 守谷日和/21位 サンマリン/22位 武者武者/23位 ねぐらもぐら/24位 ツートライブ

『5upチャンピオンセミファイナル』で選出された18組が、さらなる高みである煌~きらめき~TOP 3組を目指し、1月19日(土)、1月20日(日)の2日間に渡って『5upチャンピオンシップファイナル』にチャレンジします。ぜひ、5upよしもとに足を運んでくださいね!! 
また、『5upよしもとチャンピオンシップファイナル』の様子を5upよしもとUSTREAMチャンネルで配信決定!! 遠方にお住いの方は、ぜひこちらで観戦を!

『5upチャンピオンシップファイナル初日』
1月19日(土)18:30開場 19:00開演
当日券:3000円
MC:シャンプーハット
出演:和牛、GAG少年楽団、ななまがり、ビーフケーキ、コマンダンテ、かまいたち、バンビーノ、吉田たち、天竺鼠、プリマ旦那、ポラロイドマガジン、アインシュタイン、藤崎マーケット、タナからイケダ、学天即、バイク川崎バイク、アイロンヘッド、中張又張

『5upチャンピオンシップファイナル2日目』
1月20日(日)16:30開場 17:00開演
前売券:2500円 当日券:3000円
MC:ブラックマヨネーズ・小杉
出演:和牛、GAG少年楽団、ななまがり、ビーフケーキ、コマンダンテ、かまいたち、バンビーノ、吉田たち、天竺鼠、プリマ旦那、ポラロイドマガジン、アインシュタイン、藤崎マーケット、タナからイケダ、学天即、バイク川崎バイク、アイロンヘッド、中張又張

5upよしもとUSTREAMチャンネル
『5upチャンピオンシップファイナル」

1月19日(土)「チャンピオンシップファイナル初日」
19:00~ 配信予定

1月20日(日)「チャンピオンシップファイナル2日目」
17:00~ 配信予定

こちらのページから、配信をご覧頂けます
⇒http://p.tl/rtmk

1月19日の「チャンピオンシップファイナル初日」では、USTREAMでご覧のお客様も、ネットで審査に参加していただけます。投票ページURLは、18:50にホームページで公開!! 手に汗握る本気の戦いを配信でもご覧ください!

■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

和牛の動画はこちら:http://ynn.jp/u/1026/
GAG少年楽団の動画はこちら:http://ynn.jp/u/388/
ビーフケーキの動画はこちら:http://ynn.jp/u/983/
コマンダンテの動画はこちら:http://ynn.jp/u/980/
かまいたちの動画はこちら:http://ynn.jp/u/603/
吉田たちの動画はこちら:http://ynn.jp/u/1019/
天竺鼠の動画はこちら:http://ynn.jp/u/382/
プリマ旦那の動画はこちら:http://ynn.jp/u/986/
ポラロイドマガジンの動画はこちら:http://ynn.jp/u/1012/
藤崎マーケットの動画はこちら:http://ynn.jp/u/291/
タナからイケダの動画はこちら:http://ynn.jp/u/352/
学天即の動画はこちら:http://ynn.jp/u/1016/

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2013年1月14日 (月)

【ライブレポート】2700 NEW ALBUM「ラストツネミチ~へ長調~」

1月13日(日)、新宿・ルミネtheよしもとにて、2700のDVD収録単独ライブ「2700 NEW ALBUM『ラストツネミチ~へ長調~』」が開催されました。                      
昨年、初の単独DVD「2700 BEST ALBUM 『SINGLES』」を発売し、全国ツアーをはじめ精力的にネタライブを行ってきた2700。そんな彼らが満を持して送る“NEW ALBUM”というだけあって、満員の会場は開演前から期待感と熱気に包まれていました。                 
軽快なリズムが鳴り響き、八十島のカウントダウンの声で幕が開けると、鮮やかな赤の衣装を身にまとったツネと、おなじみのハットにスーツ姿の八十島が登場。客席からは大歓声と大きな拍手が起き、八十島が「まだ『キャー』があることにビックリしました」とつぶやいてしまうほどでした。

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そしてさっそく「僕が八十島で、そしてコイツが世界一赤の似合う男、ツネです」とメンバー紹介した八十島。「コイツはツネと言いまして、そして、そして、そして…」という言葉に続き、「♪トゥルトゥトゥトゥトゥ…そして本名が~」とメロディを口ずさんだかと思えば、そんな八十島に呼応するようにツネが「♪常道啓史(つねみちひろし)さ~」と力強く熱唱します。そしてツネは、さまざまな角度からツネを紹介する八十島の歌にのせて、華麗なダンスを披露。          
会場中がすっかりツネのダンスに魅了されましたが、八十島は「ツネミチはまだまだ、こんなもんじゃない」という言葉を残し、一旦舞台袖にハケていきました。                 
続くオープニングVTRでも、八十島による「ツネミチ」づくしの歌詞の曲が流れ、今回の“NEW ALBUM”はタイトル通り「ツネミチ」を余すところなくお届けする単独ライブであることを予感させます。                                                   
そんなオーディエンスの期待を裏切ることなく、パワーアップしたパフォーマー・ツネと八十島の研ぎ澄まされた感性が爆発した、2700にしか生み出せない世界観のコントが次々に披露されていきました。                                              
おなじみのGジャン&ホットパンツ姿のツネが八十島の歌に合わせて踊る『オリジナルガッツポーズ』では、彼らの“ヒット曲”ともいえるスタイルのネタに観客のみなさんも大喜び。寿司屋の大将と寿司職人を目指す若者の師弟愛を描いたコント『足だけチアガール』は、そのシュールな展開とあざやかなオチに拍手の交じった笑いが起こっていました。

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コントとコントの間には、ロックスター・2700八十島が新曲「ラストツネミチ」を生み出すまでのドキュメンタリーと、ツネがさまざまなことにチャレンジする企画『ツネのこれがやりたかってん』のVTRが流れます。

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こちらのVTRもネタに負けず劣らず作り込まれた見応えのあるもので、『ツネのこれがやりたかってん』では奇跡の大技を成功させたツネの映像に会場中が大盛り上がり。しかし、その直後のネタ『コールアンドレスポンス~はじめて渋谷に来たですたい~』ではツネのキャラクターがいまいちハマらず、八十島が思わずメロディに乗せて「♪あんだけVTRでウケてたのに、キャラ全然ウケてない~」と苦笑する場面もありました。                      
その後も、お風呂に入る手順をひたすらリズミカルに説明する『お風呂の入り方』、往年の大ヒット音楽ゲームをモチーフにした『アイアムリズムナンバーワン』、他人の心の声が聞こえてしまう超能力を持つ八十島が、とある食べ物を食べたいという強い思いを持つサラリーマン(ツネ)と出会う『心の声』など、オリジナリティ溢れるコントを披露。

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そしていよいよクライマックス。VTRを挟んで、この日最後のネタが展開されます。
20人以上が舞台上に登場し、壮大で感動的で最高にくだらないオチで締めくくられたコントに、会場は大きな笑いと割れんばかりの喝采で包まれました。                  
2時間弱のステージを終えた2人は、達成感に満ちた笑顔を見せ「単独ライブっていうのはみなさんが来てくれるからできるわけで、本当にありがたいと思っています」(八十島)「本当にありがとうございました、みなさん!」(ツネ)と、観客のみなさんに感謝の言葉を。

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2700渾身のこの単独ライブの模様は、5月にDVD化されることが決定!現在絶賛予約受付中です。新感覚の笑いとリズムに溢れた2700の魅力満載の“NEW ALBUM”を、DVDでぜひご堪能ください!                                                                                                          
●DVD情報
『2700 NEW ALBUM「ラストツネミチ~へ長調~」』
2013年5月15日(水)発売
¥3,000(税込)
発売・販売:よしもとアール・アンド・シー
1月13日(日)にルミネtheよしもとで行われた単独ライブの模様を完全収録!
2700単独ライブ最大規模の人数でお送りした「ラストツネミチ~へ長調~」。
特典映像として、ロケ企画を収録予定。

2013年1月12日 (土)

【ライブレポート】ラグビー新喜劇

1月9日(水)、10日(木)、東京・ルミネtheよしもとにて、『ラグビー新喜劇』が開催されました。

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2011年9月、2012年9月に大阪・なんばグランド花月にて行なわれた同公演。東京での公演は今回が初めてとなったのですが、劇場は立ち見のお客さんが出るほどの大入りです。

第一部では、ラグビーを題材とした新喜劇が披露されました。
対戦高校のNGK学院に大差をつけてぼろ負けしてしまい、自暴自棄になってしまったラグビー部員たち。全員が部活から離れ、キャプテンだった真栄田(スリムクラブ)は手がつけられないほどの不良になってしまいます。彼は、何やら花月組のふたり(木村祐一、なかやまきんに君)とも関わりがある様子。学校のお荷物となってしまったラグビー部を、教頭の大山(大山英雄)は廃部にしようと企みます。

「もう二度とラグビーはしない」と頑な部員たち(遠藤かおる/マキシマムパーパーサム・つよし/タックルながい)を必死でとめるのは、マネージャーの花子(山田花子)。校長(スリムクラブ・内間)も廃部はまだ早いのではと決断しかねているところに、新たに赴任して来た川畑先生。母校のラグビー部を強くしたいと熱望するのです(劇中では、キンタカオさんも謎の高校生として出演しました)。

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一度は夢を諦めていた部員たちも、川畑の熱意によって再びラグビー部へ戻ってくることに。さらに、オーストラリアからの留学生・チャド(チャド・マレーン チャド・マレーン)も加入します。

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ここで、川畑先生が呼んだ後輩として、サンドウィッチマンが登場。ふたりが助っ人として連れてきたのは、大野均選手(東芝ブレイブルーパス)、田邉淳選手(パナソニック ワイルドナイツ)、木曽一選手(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)、滝澤佳之選手(リコーブラックラムズ)、山賀敦之選手(セコムラガッツ)といった現役選手たち。みなさんが舞台に現れると、客席からは大きな拍手が起こりました。

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「ラグビー教室」として、部員たちは現役選手から基礎を学んでいきます。スクラムに挑戦した花子ですが、ふざけすぎて購買部のおっさん(メッセンジャー・黒田)から容赦ないツッコミを受けてしまいます。もちろん、選手たちも苦笑気味。
いざ、ラグビー部と現役選手でスクラムを組んだのですが、まったく太刀打ちできず。「肩が当たっただけで、2〜3メートル飛んだ」と驚くつよしでした。

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ライドアウトには山賀選手の指名により、木村が挑戦。舞台の照明に届きそうなほど高く上げられた木村は「あぁ〜!」と弱々しい声を上げながらも、見事にボールをキャッチしました。

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滝澤選手の罵声から、先生役の未知やすえによる新喜劇らしい一連の展開が始まります。「大野選手は1試合で6キロ痩せる」「滝澤選手の前の髪型、なんやねん!」など、巻き舌でまくしたてる未知。最後の「怖かった♡」では、選手たちも戸惑いながらもコケを見せてくれました。

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花月組に追われていた真栄田でしたが、川畑先生の熱意により、無事解放されることに。花園を目指してがんばろうという、美しいハッピーエンドで第一部は終了しました。

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第二部は、ラグビージャーナリストの村上晃一さん、真栄田による司会のもと、上記5選手、ラグビーマガジン編集部の森本優子さん、さらにエディ・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチというスペシャルゲストを迎えて、白熱したラグビートークが繰り広げられました。

第一部の新喜劇では、芸人たちに腰の高い位置まで引っ張り上げられたパンツをいじられまくった山賀選手。ラグビーマガジンの選手名鑑として掲載されるオフィシャルの顔写真が毎回、非常に面白いそう。パンツに関してもこだわりがあるようで、特注でつくっていると熱弁する山賀選手に、木村から「もうブルマ履きはなれ!」とツッコミが入ります。

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エディヘッドコーチの登場に、興奮状態の芸人たち。「ルミネに、エディ・ジョーンズさんですよ? ニートの部屋に天海祐希さんが入ってきたようなもの」とわかりにくい喩えをする真栄田に、またもや木村が「考えとけよ!」とツッコんでいました。エディヘッドコーチの通訳を務めるのは、チャド。「めっちゃがんばってる」など、関西弁を駆使したわかりやすくも軽快な通訳ぶりで、会場を沸かせます。

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「ヨーロッパ遠征は、どんなところに手応えを感じましたか?」というタックルながいのマジメな質問に、答えたエディヘッドコーチ。「ヨーロッパのチーム相手に初めて日本代表は2勝した。確実に前へ進んでいる証拠です」と真剣に語ってくれたのち、ラグビー未経験者の内間が質問したのは「大野選手、お酒をすごく飲むって本当ですか?」というのんきなもの。「お前……日本のラグビーが確実に進んでるっていう話のあとに、何を訊いてるんだ」とたしなめる真栄田でしたが、優しい選手たちはきちんと答えてくれます。
この中でいちばんお酒が強いのはエディヘッドコーチらしく、大野選手がエピソードを披露してくれました。

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ラグビーの女性記者ではいちばんの古株と紹介された森本さんからは、選手の暴露(?)話も。「田邉選手には、ラグビーをやっている14歳の息子さんがいる」「滝澤選手は、飼っている鳥にエサをあげたいからと早く帰ってしまう」「大野選手の実家は牧場で、新鮮な乳製品で大きくなった」など貴重なエピソードが語られ、芸人や客席のお客さんからは大きな感嘆の声があがっていました。

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イベントの最後には、田邉選手が所属するパナソニック ワイルドナイツからお客さんへプレゼントも。中には、田邉選手が着用した日本代表のユニフォームをあり、お客さんは大喜び。抽選はなぜか山賀選手が行なっていたのですが、最後には山賀選手が本日着用しているユニフォームもプレゼントすることに。客席で着替え始める山賀選手に、芸人も観客も爆笑。エディヘッドコーチも「山賀さんがいい選手かどうかはわからないけど(笑)」と冗談を交えつつ、「今日は山賀さんのパフォーマンスを大いに楽しみました」と笑顔を浮かべていました。

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1月19日(土)からはトップリーグのプレーオフトーナメント、20日(日)からは同リーグのワイルドカードトーナメントがスタート。5選手は「ぜひ会場に足を運んでください」とPR。また、エディヘッドコーチは「トップリーグもいい戦いをしている。日本代表は、ウェールズに2回勝ちます」と宣言。2019年には、日本でワールドカップが開催。ラグビー熱はいっそう高まりそうです。

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【ライブレポート】料理ムック発売記念『ボルサリーノ・関のパワーフードパブVol.5』

1月11日(金)ネイキッドロフトにて、書籍『よしもと印の元気になるおばんざい』を前日に発売したばかりのボルサリーノ・関好江によるトークイベント『ボルサリーノ・関のパワーフードパブVol.5』が開催されました。

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会場の壁や柱には、本書にも掲載されている、関の手料理を頬張る芸人たちの写真(未掲載を含む)が飾られていました。

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満席となった客席からの暖かい拍手に迎えられた関は、「あと5秒、拍手が続いたら泣くところだった。危なかった(笑)」と、感極まった表情を見せつつ、本日のゲストの博多大吉、まちゃまちゃ、パンクブーブーを呼び込みます。

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出演者が揃ったところで、当イベントの恒例となっている関のレシピによるパワーフードの紹介。この日は、『鶏ハムと砂肝ナムルと温野菜の味噌ディップ』が、入場者全員に振舞われました。
会場全体での乾杯の後、さっそく料理を食べたパンブー・黒瀬は「砂肝ナムル、あっさりしておいしい!」と絶賛。お酒の飲めない相方の佐藤も「コーラが進む」とパワーフードを平らげます。
大吉に至っては、「大好きになった、関のこと」と発言し、これを聞いた関は「うわー、誰か録音してない!?」と喜びを爆発させました。

関が本の紹介や、薬膳・五行を活用した料理、食材の解説をしている最中、客席後方にマスクをかけた怪しい人影が…。なんと、その男の正体はレイザーラモン・RG!
すかさず「病気、治ったんですか?」と黒瀬が問いかけます。RGは、ノロウイルスを患っていたそうですが、すでに完治しており、本日、急遽かけつけたとのこと。
しかし、まちゃまちゃは「ノロウイルスとか関係なく、RGが嫌だ!」と、早くも悪酔いしたかと思わせる毒舌を飛ばすのです。

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RGが『ノロウイルスあるある』を『ロマンスの神様』に乗せて披露し、会場全体がRGムードに染められる件の後、関が「今日の男性陣、全員妻帯者!」と気づきます。
まちゃまちゃも、「生意気!」と反応。

そんなまちゃまちゃについて、佐藤からは「高円寺のコンビニで、泥酔したまちゃさんと、それを囲むバンドマンでコンビニを支配していて、僕もものすごい絡まれました(笑)」と、暴露話も飛び出しました。

賑やかムードが続くなか、芸人仲間から関へ寄せられたメッセージが読み上げられました。
藤井隆、博多華丸、オアシズ・大久保佳代子さん、モリマン、ピース、ブロードキャストなど大勢の芸人からメッセージが寄せられており、はりけ~んず・新井は、「あのグリーンカレーを茶色にする関が、レシピ本? 彩りは期待できないけれど、味は絶品やもんね」などと独特の表現で笑いを誘いました。

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一方、客席を見渡すと、東京吉本新喜劇の女優として活躍する鈴木那奈の姿を発見。さっそく話を伺うと「私もこの本で料理を覚えて、婚活したいと思います」と笑顔で語りました。
関を“関ねぇ”と慕う一人でもある鈴木の動向にも注目です。

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休憩を挟んで、第2部がスタートすると、これまた急遽かけつけたという椿鬼奴が「ハッピーニューイヤー!」と叫びながら登場し、拍手で迎えられます。
すると大吉から「RGとお二人揃うと、お得感があるね。歌声なんか聴けないでしょうね」と振られ、RGと鬼奴はバービーボーイズの『目を閉じておいでよ』をアカペラで披露。
しかしフルコーラスだったので、振った大吉も「これ、何聞かされてるの?」と困惑気味でした。

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第2部は、しめとして、タイ風トマトスープとカレーパンが用意されました。
スープを口にしたRGは、「セロリって、めっちゃ美味しい」「スープストックトーキョーで出してもおかしくないような味!」などと、これまた唸っていました。
大吉が話しはじめると、救急車のサイレンが近づくという怪現象(?)が何度か起きましたが、RG曰く「ネイキッドロフトあるあるです。サイレンなりがち」だそうです。

どうしたら今回の関の本が売れるかという議論もされましたが、話が度々脱線し、関が薬膳インストラクターという資格を保有していると聞いたRGは、「♪燃える男の赤いトラクター」と歌い出し、大吉も「♪それが男だぜ~」と続け、往年のCMソングを2人で熱唱。
客席の反応は薄かったですが、イベント終了間際、RGが「大吉さんと『赤いトラクター』が歌えて、よかった」としみじみ感想を漏らすなど、本人は満足気でした。

ラストは、『抱きしめてTONIGHT』に乗せた『関さんあるある』をまたもRGが熱唱。「関さんは、首からポーチ下げがち」だそうです。

ほろ酔いの大吉が、パンクブーブーの2人を連れて客席を挨拶しながらまわり、親子連れと談笑するといった微笑ましい光景があった後、出演者全員によるサイン会が行われ、イベントは終了。

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イベント終了後、関に今日の感想を訪ねると、「お客さんに“楽しかったです” “美味しかったです”と言ってもらえて良かったです。“ごちそうさまです”と言ってもらえるライブってそんなないのですよね(笑)」とニッコリ。

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本日のパワーフードについても、「あっさりしたものが多かったんですけど、砂肝も好評でよかったです」と満足気な表情を浮かべていました。
初出版となった『よしもと印の元気になるおばんざい』については、「我が子のよう。今回の出版は、盛大な婚活だと思ってるんで、ぜひこれで胃袋がつかまれる男性が現れるようにしたいですね」と、婚活宣言をする関。

ちなみに本日の観客は圧倒的に女性が多く、希少な男性客からも、「サイン会の時、何も言われずでした(笑)」と、素敵な出会いとはいかなかったようです。

薬膳・五行を活用した関オリジナルの簡単開運茶色メシ198品のレシピが掲載されたボルサリーノ・関好江著『よしもと印の元気になるおばんざい』は、ぶんか社より、定価880円(税込)にて発売中。
本の詳細は、ぶんか社公式サイト(http://www.bunkasha.co.jp/book/b107333.html)もご参照ください。

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2013年1月 4日 (金)

【ライブレポート】THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~

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 2012年12月31日から2013年1月1日にかけて、大阪市中央体育館で、5upよしもとのメンバー100組が出演する『THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~』が開催されました。
 このカウントダウンライブは、NSC25期生以上のメンバー18組の卒業も踏まえたライブということもあり、オープニングVTRではこれまでの5upよしもとの歴史が改めて紹介されます。今のメンバーが、先輩から劇場を引き継いだのが2008年4月のこと。baseよしもと時代を含む1730日の集大成がこれから繰り広げられます。

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 まずステージに姿を見せたのはZEROメンバー。名前を呼ばれたコンビから、会場に設置された両サイドのサブステージからメインステージへダッシュ! 途中、天竺鼠・川原がステージから降りたり、かまいたち・濱家がアリーナ席へタオルを投げ込んだりして盛り上げ、オープニングから会場は熱い熱気に包まれます。ZEROメンバーが入場を終えたあと、ファースト、セカンド、サードメンバーもステージに集まります。
 ジャルジャル・後藤は集まったお客さんを見渡して「みんな、手渡しがんばったね!」とひと言。そしてジャルジャル・福徳は「最初で最後のカウントダウンライブ、がんばろう!」とカツを入れます。かまいたち・山内は、ライブが始まるにあたり「そりゃ言いたいこと、たくさんあるよな!? 福井!」と仲良しの後輩、GAG少年楽団・福井を呼びつけますが、突然呼びつけられて言葉につまる福井に激怒。山内が福井の頭を殴り怒鳴りつけるやいなや、ジャルジャル・後藤が「山内! お客さんの前や!」と山内をきつく叱るおなじみの寸劇も。そして天竺鼠・川原も客席を見渡して感激したようで「すごい数!」と驚きながらも「でもみんな、いつか死にますからね」とこれまたおなじみのノリでライブスタート!
 まず初めのコーナーはZEROメンバーによるネタの前半。モンスターエンジン、学天即、ウーマンラッシュアワー、天竺鼠、スマイルの5組が、3分ネタを披露します。

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 続いては、「5upよしもと×ナイナイ」前半。MCはかまいたちが担当。このコーナーでは、5upのファースト、セカンド、サードメンバー計34組がネタを披露。そのネタ順をくじ引きで選んでくれたのが、みんなの大先輩、ナインティナイン! 抽選箱に入った34組の札を引いてもらい、ネタ順を決めてもらう様子がVTRで流れました。 そうして決まったのが、みなみのしま、粗品、黒子タクシー、ラフ次元、タナからイケダ、ビーフケーキ、土佐駒、吉田たち、男性ブランコ、シンクロック、カーニバル、バンビーノ、祇園、ななまがり、マドンナ。
 

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 お次は、「5upよしもと×TVミックス」。5upメンバーが出演している在阪5局の番組が、カウントダウンライブとコラボするスペシャル企画です。まずは、『わっしょい5up』、『深夜探偵シャーロック』などの番組を送り出してきたABCとのコラボ企画「アンケートをとってみたらすごい答えが返ってきたので実際にやらせてみた」。ZEROメンバーに、ABC全国ネット特別番組『芸人魂 俺はすごいんだぜGP』の出演がかかったアンケートだとウソを付き、実際にアンケートを実施。「私は○○されても絶対にリアクションを取らない」という質問で、驚きの回答を記入したメンバーに、この場で実際にやってもらおうというもの。全国ネット特別番組がドッキリだったと聞かされたメンバーは「えー!? 真剣に書いたのに!」とブーイング。MCのモンスターエンジン・大林は「書いたんですからやっていただきます!」と強引にコーナーを進めます。銀シャリ・橋本、ウーマンラッシュアワー・中川、天竺鼠・瀬下、ジャルジャル・福徳の回答が選ばれ、過酷なすごいことに挑みます。メンバーたちは本当にリアクションを取らずこの試練に耐えることができるのでしょうか?

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 続いては、「5upよしもと×ナイナイ」後編。大先輩・ナインティナインがあらかじめ決めたネタ順で、ファースト、セカンド、サードメンバーが前半に引き続きネタを見せます。後半は19組がネタをお披露目。ダブルアート、バイク川崎バイク、守谷日和、尼神インター、和牛、セルライトスパ、クロスバー直撃、コマンダンテ、ヒガシ逢ウサカ、アイロンヘッド、GAG少年楽団、アインシュタイン、見取り図、ミキ、おいでやす小田、ポラロイドマガジン、斉藤紳士、アキナ、プリマ旦那が次々と選りすぐりのネタで客席を沸かせました。

 次のコーナーはお客さん参加型企画「キャラクタースカウト競争」。出されたテーマに沿ったお客さんを客席から探し出してステージ上に来てもらい、テーマにもっとも近かったお客さんを見つけたチームが優勝というこのコーナー。5upメンバーも、得意のキャラクターに扮しての登場です。ビタミンS・お兄ちゃんは軍事評論家のテレンス・リー、藤崎マーケット・田崎は8歳の榎田まさる君。スマイル・ウーイェイよしたかはE.T、GAG少年楽団・福井は、昔、Jリーグ選手やったけど今は何をしているかわからん奴。かまいたち・山内はただの中国人、藤崎マーケット・トキは長髪のフレディ・マーキュリー、天竺鼠・川原は頭に将棋の「角行」の駒をかぶった角夫人と、それぞれの持ち味を生かしたキャラに扮装。出されたテーマは「2012年、話題になった有名人のそっくりさん」。2人1組のチームになって、制限時間3分以内にアリーナ席から有名人のそっくりさんを大捜索! どんなそっくりさんがステージ上に現れるのか、そして優勝するのは?

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 続いては5upよしもとと在阪5局とのコラボ企画「5upよしもと×TVミックス」。第2弾はテレビ大阪とのコラボ企画です。モンスターエンジンと小泉エリ、稲垣早希が出演しているバラエティ番組『ノリで行こう!』(毎週火曜深夜1:00~)とのコラボ企画は、番組同様思いつきでなんでもノリでやってしまおうということで、「休憩vsネタバトル」! 5upのオーディションメンバー56組が、30秒ネタを立て続けに見せます。ただし、この時間は休憩も兼ねていて、お客さんは今のうちにトイレへ……!? MCのモンスターエンジン・西森が思わず「それはひどい!」、大林は「そこはノリだからこれでいいんです! どんどんトイレ行ってください!」と言いつつ、本当にトイレに行こうとするお客さんの波に向かって「ちょっと! まだモンスターエンジンやで!!」と呼び止めるひと幕も。そんなこんなでオーディション組のネタ、スタート!
 登場したのはインディアンス、パニーニ、シチガツ、ヘンダーソン、天使と悪魔、堀川絵美、かりんとう、ウ・リキュウ、グッピィー、ストレンジサニィシアター、稲垣昌秋、アルドルフ、パープーズ、モストデンジャラス、トット、小森園ひろし、ナカノアンドデンジャラース、ブランチ、十手リンジン、シゲカズです、シャイニングスターズ、鱒之介、山本晶子、デルマパンゲ、グイグイ大脇、天秤丸、ツートライブ、ヒューマン中村、みわこたに、コーンスターチ、マザー周、赤い自転車、酒井孝太、ブリの白子、にほんしゅ、小褄取り、ポイズン反町、ボスザル、いがわゆり蚊、サンドロップ、フラワーズオブロマンス、三浦マイルド、ビタミンS、イグニッション、森本大百科、回転ハッスル、らんちきハイツ、ZAZY、ミルクボーイ、サーフィンズ、中張又張、武者武者、カバと爆ノ介、Dr.ハインリッヒ、中山女子短期大学、ガリガリガリクソン。卒業を控えたメンバーのネタ、そしてこれからの5upよしもとを背負う新星たちを一気に先物買いできるまたとない機会に、お客さんたちも休憩しつつ笑いと声援を送ります。

 5upよしもとと在阪5局とのコラボ企画「5upよしもと×TVミックス」第3弾は毎日放送。5upよしもとから生まれたアイドルユニット、ミラクルスーパースターズが中心になった特別番組「5upミュージックアワー」の放送が2月に決定したことを記念してのコラボ企画。ミラクルスーパースターズに続けとばかりに、芸人らがユニットを組んで歌を披露します。まずは、ミラクルスーパースターズ(祇園、ラフ次元、トット、ヘンダーソン、プリマ旦那、アインシュタイン・河井、土佐駒・長峰)が大歓声のなか、オリジナルソング「♯5」をお披露目。

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 その人気にあやかろうと、続々とユニットグループが登場しました。まずは5upの女性芸人総出演の5upガールズで「シンクロナイズドラブ」。グッピィー、ブリの白子、尼神インター、堀川絵美、山本晶子、ブランチ、いがわゆり蚊、シンクロック・吉田、ストレンジサニィシアター・あいが、誰もが知るCMソングでダンスを披露! 

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 続いては「BKB48」の登場。メンバーは、バイク川崎バイク、ななまがり、クロスバー直撃・渡邊、アキナ・山名、コマンダンテ・安田、シンクロック・木尾、セルライトスパ、かりんとう・川畑、守谷日和、ZAZY、おいでやす小田。なんでも、5upのなかでも嫌われ者が集まったユニットだそうで……。キュートに『Everyday、カチューシャ』を歌い踊りました。

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 続いてのユニットは、学天即・奥田、GAG少年楽団・宮戸、プリマ旦那・河野、吉田たち・康平、中張又張・白井による「モノノフ芸人」! 夏に開催された『Super 0crew Fes in Osaka』でもお披露目した、ももいろクローバーZに再び挑戦しました! 全力パフォーマンスで『Z伝説~終わりなき革命~』で客席のハートをわしづかみにします。モノノフたちも応援。

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 そして最後に登場したのが、またも『Super 0crew Fes in Osaka』でも披露した斉藤紳士、おいでやす小田、ヒューマン中村による少年隊『仮面舞踏会』。今回は赤い自転車、みわこたになどJr.らしきダンサーらも加わり、より華麗に魅せていました。

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 気が付けば時間は23時45分! いよいよカウントダウン15分前です。ここでステージ上には出演メンバーが大集合。カウントダウンの「3、2、1」のあとに、メンバーとお客さんとで叫ぶ言葉を大喜利風に全員で考えることに。ジャルジャル・後藤が「これは、非常に大事な言葉ですよ!!」と念を押します。メンバー全員が列をなして思いついた言葉をスケッチブックに書いてアピール。銀シャリ・鰻の「ハニュ!(ハッピーニューイヤーの略)」、スマイル・瀬戸の「OMEDETO」、モストデンジャラス「おれはキバ!」、グイグイ大脇の「グイグイ!」など、時間ギリギリまでいい言葉を選びます。決まった言葉は、かまいたち・山内が考えた「いぇいいぇいいぇい!!」に決定!! 
 お客さんも立ち上がり、全員でカウントダウン! 2013年を迎えた瞬間「いぇいいぇいいぇ~い!!」と叫ぶやいなや、ステージ前方から花火が上がり、天井からは大量のバルーンが舞い降りて盛り上がりは最高潮に! ステージ上はお祭り騒ぎ、バイク川崎バイクも「ハッピーニューヒィーア!!」と新年の到来を祝いました。

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 新年一発目の企画は、「むちゃぶりボンバー」。2012年、大ブレイクしたゴールデンボンバーの弟分・むちゃぶりボンバーがステージ上に!? 天竺鼠・瀬下、GAG少年楽団・福井と坂本、和牛・水田で結成されたむちゃぶりボンバーは、次々とメンバーにむちゃぶりしていきます。かまいたち・山内、藤崎マーケット・田崎、おいでやす小田、モンスターエンジン・西森が指名され、むちゃぶりに挑みます。続いて、新年初めのネタはZEROメンバーによるネタの後半。銀シャリ、藤崎マーケット、ジャルジャル、かまいたち、スーパーマラドーナがネタをお披露目しました。

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 5upよしもとと在阪5局とのコラボ企画「5upよしもと×TVミックス」第4弾は関西テレビ。ジャルジャルの冠番組『ジャルやるっ!』(毎週金曜深夜1:05~)とのコラボは、元カレ、元カノを数珠つなぎで紹介してもらう人気コーナー「モト6」の芸人版「恥ずか6」。メンバーたちの、過去の恥ずかしい恋愛エピソードを実際に元カノからリサーチし、もっとも恥ずかしいエピソードを持つ芸人ベスト5を発表。その内容をジャルジャルが容赦なく暴露し、ステージ上は大パニックに!?

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 5upよしもとと在阪5局とのコラボ企画「5upよしもと×TVミックス」最後は読売テレビ。5upメンバーが出演する『もってる!? モテるくん』(毎週土曜日深夜0:50~)とのコラボ企画は、「モテる!5upドリームチーム ネタバトル」。あらかじめ、番組放送時にシャッフルで決まったコンビ、トリオが、今夜かぎりのシャッフルネタを見せるというもの。そのメンバーは、スーパーマラドーナ・田中×かまいたち・山内、モンスターエンジン・西森×天竺鼠・川原、ウーマンラッシュアワー・村本×藤崎マーケット・田崎、スーパーマラドーナ・武智×銀シャリ・橋本×学天即・奥田、天竺鼠・瀬下×銀シャリ・鰻、スマイル・瀬戸×かまいたち・濱家、モンスターエンジン・大林×スマイル・ウーイェイよしたか、ウーマンラッシュアワー・中川×学天即・四条×ジャルジャル・後藤、ジャルジャル・福徳×藤崎マーケット・トキ。しゃべくり漫才あり、前衛的なコントあり、まさに化学反応を見せたその日限りのネタの全貌は1月9日の放送でチェック!!

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 ライブもついに終盤。突然、かまいたち・濱家が「全員、集合!」と号令をかけます。「なんですか? なんですか?」とジャルジャルらが戸惑う中、「卒業メンバーの皆さん、こちらへ」とステージ中央に。再び濱家が代表して進行します。「本日をもって、5upを卒業する先輩芸人の方々に、5upに残るメンバーから“贈る言葉”を届けたいと思います」。贈る言葉を、お客さんにも一緒に復唱してもらい、会場がひとつになって卒業メンバーに届ける、まさしく「卒業式」が始まりました。大画面には卒業メンバーの懐かしい写真が次々と映し出され、5upに残るメンバーから卒業メンバーひとりずつに向けて “贈る言葉”が捧げられました。思い出あり、笑いあり、涙もあり……。さらに芸人以外にも、カウントダウンライブ直前に撮影されたお客さんからの感謝のメッセージVTRも映し出されました。
 そしていよいよ最後の瞬間。突然、照明が落とされます。濱家が「みなさん、準備はいいですか? せーの!」。照明が付き、明るくなった会場を見渡すと、お客さん全員が立ち上がり、それぞれ卒業メンバーへ向けたメッセージを書いた画用紙を掲げていました。芸人が、お客さんが声をそろえて「卒業、おめでとう!!」。突然行われたドッキリに、卒業メンバーも「すごい!」と感無量の様子。

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 誰よりも先に涙をこぼしたクロスバー直撃・渡邊。しかし濱家から「これからの生活の不安からやろ?」とツッコまれていました。そして卒業メンバーからひと言。スーパーマラドーナ・武智は「ここまで用意してもらってうれしいです。メンバーにも言ってなかったんですけど、実は僕、本日を持ってお笑い芸人を……続けます!」と宣言。「やめろやー」と周りから囃し立てられ、「お前ら、舐めとったらなぁ……」と武智。決めゼリフが出るかと思いきや「ひき肉にしてやんよ」は藤崎マーケット・トキに言われてしまいました。田中は「僕は5upよしもとに住んでいまして、卒業することになったので、35歳になって初めて、来年からひとり暮らしを始めたいと思います!」と決意表明。メンバーから拍手が起こるも、「まずはスマイル・よしたかくんのところに1カ月だけ住ませてもらおうと思います」と言い、よしたかは「勝手に『行くわ』と言われていて大迷惑です」と困惑していました。ウーマンラッシュアワー・村本は「正直、ケチでゲスくて性格的にもめちゃくちゃ最低で迷惑をかけていた……相方ですけどこれからもよろしくお願いします!」とまさかの挨拶を繰り広げ、中川は仰天。中川は「みんなの気持ちがうれしくて、本当にここまでありがとうございました」と泣いているかと思わせつつ、変な顔を御開帳していました。銀シャリ・鰻は「卒業は感慨深いものがありました。卒業はこれまで何度か繰り返してきましたが、通っていた高校が廃校になり、思い出がひとつなくなって辛かったです。だから5upよしもとだけは、絶対にそうなってほしくない。いつでも帰ってこられる場所であってほしい。だから皆さん、5upよしもとにこれからもお越しください」とご挨拶。橋本は「さよならは別れの言葉じゃなくて再び会うための遠い約束なので」と懐かしの歌を引用しつつ、「5upよしもと卒業第一号として羽ばたいて、『5upはすごいところなんだぞ』と見せつけたい」と語りました。スマイル・瀬戸は「酸いも甘いも教えてくれた劇場でした。今日のお客さんも、メンバーも、いろんな思いを持って挑んでくれたライブだったと思います。本当に幸せに送り出していただいた。次は後輩もこうやって送り出してもらえるように、5upを盛り上げてください。手本になれるようにがんばります」とこみあげる涙をこらえて挨拶しました。よしたかの目からはポロポロと大粒の涙が……。「僕は本当にあまり何もできなくて、でも後輩が優しくてみんな助けてくれて、それでお笑いができた。卒業しても、瀬戸くんと一緒に楽しくお笑いをやっていきたい。お客さんもぜひ若手の劇場に足を運んでください」。モンスターエンジン・大林は「皆さんの気持ち、とてもうれしかったです。先ほどの(ファンの方々の)VTRで、『劇場で見られる機会が減ってしまう』と言っていましたけど、安心してください。1月1日、5upよしもとで朝から4回ステージに出てますから(笑)。そして、この舞台の端っこにいるこの芸人たち。次は、この芸人たちをぜひ見に来てあげてください」と後輩につなげました。西森は「僕らは長いこと劇場におらせてもらった方です。(大林とモンスターエンジンを組んだ)初めは、クビみたいになって、オーディションから上がっていって、baseも合わせたら8年から9年ぐらい劇場にいました。ウケない時期は『こんな劇場、早く出たいわ』と思ったり、いろいろありましたが、今は、みんなを、『愛してる~!』(シャッフルネタの決めぜりふより)。さみしい気持ちもありますが、8時間後には5upで漫才をしていると思ったら、ちょっとゾっとします(笑)」と、当時をふり返りつつご挨拶しました。ジャルジャル・福徳は「base時代を含めると、7年ぐらい劇場にお世話になって、劇場があったからこそ今の僕らがあると思います。正直、メチャクチャ忙しい時期もありました。でも劇場があれば、休息の時間というか、『明日、5upがある、お客さんと会える』と思うと、すごくうれしかった。僕らが5upよしもと卒業一期生ということが歴史に残るように、後輩の皆さんにはがんばってもらいたい」、後藤は「僕らは芸人のキャリアがほとんど5upとbaseだったので、この劇場がすべてだと思ってやってきました。その劇場を出て行くのはすごく寂しいことではありますが、上からどんどん抜けていくというのは当たり前のこと。抜けたら抜けたで後輩ががんばります。僕らが抜けたあとは、和牛の川西が中心となってがんばると思います!」と、和牛・川西を指名しつつ、後輩にバトンを渡しました。そして、ZEROメンバー以外の卒業メンバーもそれぞれ卒業のご挨拶をしました。
 また、今回のライブ開催を祝して、世界を股にかけるスーパースター、BIGBANGのVIさん、人気女優の相武紗季さん、人気漫画「ONE PIECE」のルフィ、ブラックマヨネーズ、六代 桂文枝、たむらけんじと、各方面の有名人の皆さんから激励のコメントも続々といただきました!
 卒業メンバーの新しい門出とさらなる飛躍に、これからも期待を込めて応援をどうぞよろしくお願いします。笑い納め&笑い初め、にぎやかでハチャメチャで、ちょっぴり涙もこぼした最初で最後のカウントダウンライブ。ちなみにこのカウントダウンライブに足を運んでくださったお客さんは、およそ8500人でした! この模様は、4月3日(水)に発売されるDVDに収録されていますので、ぜひ購入してくださいね!

 そして、新生5upよしもとはついに始動します! 3月から生まれ変わる5upよしもとの新たなるランクシステム「煌~きらめき~West Live」のメンバーを決めるべく、『5upチャンピオンシップ』の予選が、1月7日(月)から幕を開けます! これまでのランクは一切関係なし! 5upよしもとの歴史が動く!? その瞬間をぜひその目で確かめてください!

【DVD情報】
『THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~(仮)』
発売日:4月3日(水)
価格:2,980円(税込)※郵送の場合、別途送料がかかります。
商品番号:YRBN-90544
予約限定特典:特製フォトスタンド 卒業メンバー&ZEROメンバースペシャル

<収録予定内容>
2012年12月31日から2013年1月1日にかけて、大阪市中央体育館で開催された『THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~』の模様をDVD化。5upよしもとオールメンバーによるネタ、歌などによるカウントダウンイベントを収録!

※発売日など変更になる場合がございます。詳しくはこちらをご覧ください。
http://randc.jp

■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

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【ライブレポート】赤紙太郎〜うねり餅

2012年12月31日(月)、東京・シアターモリエールにて『赤紙太郎〜うねり餅』が開催されました。

こちらは、野性爆弾が行なっている恒例のカウントダウンライブ。神保町花月、ヨシモト∞ホールなど、さまざまな会場で開かれてきた“知る人ぞ知るコア”な年末の風物詩的イベントなのです。

のっけから、野爆ワールド全開! どんな演目よりも先に、本日のラインナップをオチごと全て発表。「あわてんぼうのサンタクロース」(タイトルからして季節外れなのですが……)に関しては、「昨年と同じだよ〜」というナレーションまで流れます。

野性爆弾のイベントではお馴染み、作家・くらやんによる奇怪なダンス披露&ディッキーのVTRが流れたあと、いよいよ登場した野性爆弾。川島の「20分間、苦痛やったろ?」という開口一番に、会場には笑い声が響きました。
ロッシーは「こんなにたくさん集まってくれて、うれしいですね」とお客さんへ感謝するも、「ホンマにここ来たいって思うてました?」と疑う川島。「ライセンスのカウントダウンライブ(ルミネで開催)行きたかったんでしょ?」 ライセンスのお客さんと根こそぎ入れ替えたいわぁ〜」と毒づくも、お客さんは終始、笑顔です。

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ここで本日の出演者である大山英雄、ハリガネロック・大上、2丁拳銃、Bコース、ガリットチュウ、POISON GIRL BAND、B.H.M.が登場。

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「2012年の思い出は?」と川島から訊ねられたのは、このイベントでトリオ解散となったBコース。「僕ら、あと2時間で解散ですよ」と言うタケトに、川島は「マジか!」と大げさに驚きます。
その後、「しまった、絡まった、はずしてもらえますぅ?」「悲しいような、淋しいような……結局わかんない!」などギャグを連発するBコースに、「60円あげる」と言い出す川島。「ハブ20円、タケト40円、ナベ0円」と振り分け、「今日の客はほとんどBコースを観に来てる」とモチベーションを高めます。ですが、Bコースが目を閉じた状態でお客さんアンケートを取った結果、「Bコースを観に来た」と手を挙げたのは、川島曰く「11人」でした……。

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最初のコーナーは、「ジョニーのサンバカーニバル」。道場を経営するジョニーこと川島とその弟子ことガリットチュウ・福島のもとへ、「門下生として入れてほしい」と訊ねてきた2丁拳銃とBコース。
ですが、福島の腹に書いてある文字(本当は書いてない)を「読め」とムチャ振りしたり、「襲われたときの対処法を教えてあげる」と言いつつ、パソコンでいちいち調べるふりをしたり。海と空での対処法を教えると言いつつジョニー次第の破天荒な展開に、出演者は戸惑いを隠せない様子でした。

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「あわてんぼうのサンタクロース」は最初の説明どおり、昨年同様の展開。ロッシー、Bコース、ガリットチュウ、POISON GIRL BAND、大山英雄演じる教会に預けられている子どものところへ、サンタクロースが登場。
ロボットの妻が用意した手づくりのプレゼントをゴミ箱に捨ててしまった子どもたちに、サンタクロースは怒り心頭! 復讐へと執念を燃やすサンタクロースは、真夜中、寝ている子どもたちを襲いにやってくるのです。

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戦慄のなか、行なわれたのは大喜利対決。
みんなが子どもっぽい衣装を着ているなか、なぜか一人だけロングカーディガンを羽織っていたのは大山英雄。「なんで子ども服着てないねん!」とツッコむ川島に、「こういう子どもや!」と返します。ほかの出演者が答えるときは、川島が大喜利のお題を読むのですが、大山の番になると「自分で読め」とばかりに、お題の書いたフリップを渡す川島。さらに、大山がお題を読んだあとに答えを発表すると、「よかった、絡まんで」と冷静につぶやきます。
「大喜利もダメ、絡みもダメ。いったい何ができるん?」と辛辣な指摘を浴びせると、「(いいところを)引き出してよ!」と大きな声で訴えた大山でしたが、川島は「……っていうのもダメ」と冷めた口調であっさり交わしてしまいました。

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最後のコーナー「ニューイヤーソングを作ろう!」。川島から「オープニングおらんかったやろ?」とツッコまれたのは、ハリガネロック・ユウキロック。「予定調和なところに、俺はいかん! 今日は何すんねん」とけんか腰に返したのが気に入らなかったのか、川島は「お前を殺すんじゃい!」と絶叫。お馴染みとも言うべき彼らの毒々しい舌戦にも、お客さんはやはり笑顔です。

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毎年恒例のコーナーにも関わらず、ニューイヤーソングは完成した試しがありません。今年は時間があまりなかったこともあって、川島からのある質問への4人の答えをそのまま歌詞にすることに。ですが、大上曰く「今年は(曲の)テンポが早すぎる」ということもあって、録音もままならぬまま、カウントダウンに突入しました。

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全員集合したまではよかったのですが、年が明けた瞬間、舞台の両端から杉の木らしきものが出現。杉花粉が降ってくるという突拍子もない幕開けに、静まる客席。ヘルメットをかぶせられた出演者も誰ひとり、言葉を発しないという異様な状況に、川島ひとりだけが高らかに笑い始めます。

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「とりあえず、お客さんに謝りましょう」と言われるも開き直る川島(この展開も、毎年恒例です)は、「修士さん、俺の代わりに謝ってくれ!」と、2丁拳銃・修士にお願い。「年明け一発目の土下座……」(ロッシー)「やらんでええ!」(ユウキロック)などさまざまな声が飛び交いましたが、結局、今年も修士の土下座でなんとか事なきを得ました。

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Bコースは、川島から「16年間お疲れさん」と労いの言葉をかけられつつ、なぜか段ボールに入れられ、ビックリ箱的なことをやらされる始末。もちろん「ハッピーニューイヤー!」的なことも、まったくやりません。

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年始からぐだぐだな内容に、「どうすんねん。お客さんはお金払って観に来てるんですよ?」とツッコむ修士でしたが、川島は「払ってないです」と、飄々と即答。失礼な発言にも爆笑してくれる温かいお客さんに助けられ、笑いいっぱいのまま、イベントは終了となりました。

野性爆弾に送られ、それぞれが舞台袖にはけていくなか、ひとり残された大山。「今年もよろしく頼むぜよ〜! また来てください! カモン!」と福山雅治さんのモノマネをしながら、微妙な空気のなか、淋しく去っていきました。

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【野性爆弾】【大山英雄】【ハリガネロック】【2丁拳銃】【ガリットチュウ】【Bコース】【POISON GIRL BAND】

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