NON STYLE・石田がももたろう役で出演! 夏休み企画 『ももたろう』制作発表会見
5月31日(木)、東京・ルミネtheよしもとにて「夏休み企画 『ももたろう』制作発表会見」が開催され、NON STYLE・石田、小澤亮太さん、川村真洋さん、カートヤング、初恋タロー・こうすけ、グランジ・五明、アイパー滝沢、サルゴリラ・赤羽、バイク川崎バイク、御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイが登壇しました。
7月23日(月)よりルミネtheよしもとにて平日の午前中に上演される本作は、NON STYLE・石田の作・演出によるもの。誰もが知っている昔話の「桃太郎」にコメディ要素とアクション要素をぐっと加え、 幼児・小学生・戦隊ファン向けの、かっこよくておもしろい『ももたろう』のヒーローショーとなっています。
本作について聞かれた石田は、「これを機に井上との縁を切って、こちらでやっていきたいなと思います」と話し、会場を笑いに誘います。
続けて「僕も子どもが生まれたばかりで。昨年8月に双子の娘が生まれてから、たくさんのパパ友・ママ友ができたんですけど、赤ちゃんや子どもを連れていける娯楽施設が限られていることを知ったんです。 そこで今回、赤ちゃんがギャーギャー泣いてもいいような、かっこよくておもしろい、みんなが楽しめる舞台を作ろうってことになりました」と、今作を上演しようと思うに至った熱い想いを告白。
いぬ役の小澤さんは、「こんなに短い役名をもらったのは初めてです」と明かし、笑わせたあと「いい夏休みにしてもらいたいので、よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶します。
娘(お華)役の川村真洋さんは「乃木坂46を卒業してすぐに、こんなに楽しい作品に参加できるなんて、本当に嬉しいです」と、声を弾ませながら初となる舞台出演への期待を寄せます。
すると石田が、「川村さんにはプリキュアっぽいこともやってもらおうと思ってます。いろんなものに媚びて媚びてやろうかと(笑)。だから女の子に来てもらっても大丈夫です」と構想を明かすと、MCのタケトが「じゃあウチの娘も連れていきますよ!」と急にテンションアップ。どうやら「ヒーローショーは女の子にはどうかなぁ?」と少し思っていたようなのですが、石田の「プリキュア」というワードに、がぜん連れて行きたいという気持ちになったよう。
続いて今回の主題歌の作詞・作曲を担当した、さる役の初恋タロー・こうすけが「僕ももうすぐ子どもが生まれるんです。しかもちょうど公演期間と重なっていて......。石田さんにそのことを相談したら『その日は休んでいい』と言われました」と話したため、会場は爆笑! タケトも「こうすけには優しいけど、お客さんには優しくないですね」とツッコみますが、石田は「その日は本物の猿を出します」と思い切った(?)決断を口にし、笑いを誘っていました。
続いて、サルゴリラ・赤羽が「どうも、きじ役のサルゴリラの赤羽です。ややこしくてすいません」と自己紹介を謝り、会場を笑いに包みます。タケトが「きじとサルとゴリラ、動物の名前が3つも入ってややこしいですよね。しかも見た目ブタだし」と容赦ないツッコミを入れると、「しかも緑の衣装を着た赤羽です」とややこしさを足していく赤羽。
「子ども向けの舞台をよしもとで発信できたらと思ってるんですけど、それだけじゃなくて、育児疲れのお父さんやお母さんが見て、ストレス発散になるような舞台になったらいいなと思います」と石田が展望を明かすと、『海賊戦隊ゴーカイジャー』でゴーカイレッドを務めた経験のある小澤さんは「昔話の『桃太郎』に変身するヒーローの要素が加わるのは新しいなと思いました」と、その斬新な発想に感心します。
また、石田作の絵本『ももたろう』を事前に発売し、「見る前にどんなお話なのかがわかるようになってます」と話す石田。その理由を聞かれると、「もし途中で子どもの集中力が途切れたとしても、どこから見てもわかるようにしたかった」と言う石田の言葉に思わずタケトが「ちゃんとしてるー!」と声をあげます。
と、ここで、本作の最大の見どころとも言える「ももたろうと鬼たちが戦うシーン」の殺陣を、石田が披露することに。タケトの「大丈夫ですか~? 殺陣とかできそうにないですけど」との言葉に「まぁまぁまぁ。本番までまだ時間ありますし」と余裕を見せる(?)石田。
続々と鬼たちが登場し、華やかな殺陣を披露する石田。対する鬼たちは、口トランペットでB'zの『ウルトラソウル』を演奏したり(カートヤング)、ももたろうをBKBで表現したり(バイク川崎バイク)と、笑いの要素も満載です。
グランジ・五明演じる迫力ある青鬼との戦いのあとは、赤鬼(御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイ)との一騎打ちのシーン。決めポーズをしながら「シャッターチャンスですよ」(石田)、「どうぞ」(しいはし)と、報道陣に親切な一面も見せるももたろうと赤鬼。最後はももたろう戦隊キビレンジャーが登場し、いいところを全部持っていったため、石田が「ズルくない?」とツッコんだところで殺陣のシーンは終了。
「本格的ですね~!」とタケトに感心された石田は、「本格的にやるんですよ。オレ、かっこいいパパになりたいんす!」と若干息切れしながら言い放つ石田。娘にかっこいいと思われたいパパの気持ちが存分に伝わってくるパフォーマンスとなりました。
会見終了後の囲み取材では、石田が「小澤くんとはもともと仲がよくて、今回は友情出演みたいな気持ちもあってオファーしました」と小澤さんの起用について話すと、小澤さんは「僕はシンプルに『楽しそうだな』と思いました。そのとき飲んでたこともあって、『中(キビレンジャー)もやるよ!』って言っちゃったんですが、ホントにやるんだな、って(笑)」と、キビレンジャーの中の人までやることになったいきさつを説明。すると石田が「ホントはちゃんと他の人を発注しようと思ってたんですよ。でも本人がやってくれるって言うから!」と、本人の希望であったことを強調し、笑いを誘っていました。
舞台について、相方の井上さんはなんておっしゃってますか?と聞かれると、「僕は基本、井上とは話さないシステムなんでわからないですね」と質問を一蹴し、笑わせます。
現在9カ月だという双子の娘について聞かれると、「最近2人がハマってる遊びがレスリングで、僕がテンカウントとって、嫁がそれを動画に撮ってるんですけど、撮りながら嫁が『コレ、何してんの!?』って(笑)」と家族のほほえましいエピソードも披露します。
この作品の最終的な目標は?と聞かれると「グッズ、バカ売れで!!」と即答し、笑わせますが、「正直、毎公演満席になっても引くほど赤字なんです」と、まったく採算が取れていないことを明かし、「僕とプロデューサーで赤字を払おうということになってます」と、ホントかウソかわからないことを言う石田。
最後に、「戦隊モノやプリキュアの要素など、いろいろなものが入っているので、みなさん、ぜひ見に来てもらって、夏休みのいい思い出にしてください」と呼びかけました。
チケットは本日(5月31日)より一般発売開始です!
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