7/3発売のDVD『LICENSE vol.TALK ∞ 01』と8/7発売のDVD『ニワトリの資格 vol.2』の初回プレス限定2巻連動の応募特典が決定いたしました。
ラップメタルバンド「山嵐」のベーシストにして、個人としてもデザインなど多方面で活躍するTAKESHI。
2011年6月、TAKESHIのソロプロジェクト『ALLY & DIAZ』名義でアルバムをリリースしたが、約2年間のブランクを経て、第2弾『ALLY & DIAZⅡ』を5月22日にリリースする。
前作は参加アーティストの顔ぶれだけで驚かされたが、今作でもKj(Dragon A sh)、JESSE(RIZE)、細美武士PES(RIP SLYME)、RYO(OR ANGE R ANGE)……など、ジャンルを超えた才能が集結。
なぜTAKESHIはこれだけのアーティストを集めることが出来るのだろうか。そして、山嵐との違いはどこにあるのか……。
TAKESHI本人に話を伺い、素顔にも迫りました。
――1996年結成以来、確実にキャリアを積み重ねている「山嵐」ですが、TAKESHIさんがソロプロジェクトを始めるきっかけは?
「自分がトラックメイカーとしてやってみたかったということですね。普段のバンドじゃないところで違うものが表現したいって思った時に、そういう選択肢が生まれました。あとは適当にトラックを作ってて、リスペクトするアーティストがいっぱいいるから、そういう人たちと何か一緒にやれたらなと。それが最初だったかな。今から7年くらい前からそういうことを始めて、1枚めのアルバムを出したのが一昨年(2011年発売『ALLY & DIAZ』)ですね」
――今回も豪華アーティストが集まりましたね。人選はどうしてるんですか?
「一緒にやりたい人だったり、飲んでて“やろうか”みたいなことだったり。基本的に全部、自分が尊敬しているアーティストです。一緒にやりたいと思ってても、タイミングが合わずにやれなかった人もいるけど。後輩も多いですが、あんまり年齢は関係なく考えてますね」
――飲みの席が、交友関係の場なんですか?
「飲みがすべてではないですけど(笑)、酒はついてきますよね。クラブに行ってもそうだし、普通に飯食い行って、その後プラっと飲むみたいな。飲んでない時でも、熱い話にはなりますけど」
――ブッキングはどのように進めたんですか?
「僕もそうだけど、みんなアーティストで忙しい人が多いから、コンタクトの取るのが大変だったですね。メールなり、自分のタイミングで電話とか。実際、曲にするためまでがもっと大変で、みんな事務所だったり入ってるんで、そういう音楽以外のところで苦労しました」
――いわゆる大人の事情ですね。逆に音楽面でぶつかることは?
「ぶつかることはないですね。僕がトラック作って、僕に任せるっていう基本的なスタンスはわかってくれると思うんですよ。ミックスに関しても、“もうちょっと下の部分の声を出して”“いや、僕は上の部分が気持ちいいと思うんですよ”といった意見交換はしますけど」
――一緒にレコーディングした方もいれば、データのやりとりで完成させた人もいるとか。
「そうですね。例えば、SHINGO★西成くんは、忙しいなか大阪から日帰りで来てくれて、一緒に録って面白かったり、その後一緒に飯食って飲んで、笑って、すごく楽しかったなあ。RYO(ORANGE RANGE)も、沖縄から何度も来てもらって。データでやりとりしたのはFIRE BALLと細美武士(the HIATUS)くんとPES(RIP SLYME)と……全体の半分くらいかな。出来れば、全部レコーディングをしたいんですけどね。実際その様子を見たいですし。でも、みんな自分のことがあっての空き時間でやってくれたって感じなんでね」
――前作に引き続き、KJさんも参加してますね。
「はい。前回はうちのボーカル(山嵐のSATOSHI)と一緒だったんで、僕と近すぎて押せないというか、自分のソロアルバムやってるのに、山嵐を押してもしょうがないですよね(笑)。今回はLeyonaとのバンドサウンドになってますし、全然違う感じになってますよ。KJは真面目ですね。すごいふざけてて楽しいんですけど、仕事は仕事としてきっちりやって、メリハリがちゃんとしてるというか、努力家であり天才ですね」
――そのLeyonaさんは、今回の参加アーティストとしては、紅一点となりました。
「Leyona はKJが一緒にやりたいって言ってきて、お願いしたんですけど、正直、女性という感覚はないんです(笑)。女性というより仲間の感じが強いですね。女性として気を遣ってないというか」
――TAKESHIさんは、以前、女性だけのアルバムを作りたいともおっしゃってましたが。
「『ALLY & DIAZ』をサードまで出して、自分のなかで完結しようと思ってますけど、その前に女性とアルバムが出来たら面白いかなって。その時は、気を遣ってね(笑)。これまでとは逆に、まったく知らない人と、例えば無理かなあとは思いますけど、YUKIさん、CHARAさん。ジュディマリ(JUDY AND MARY)やCHARAって、ガキの頃から聞いてるんで、もし一緒にできたらいいですね。あ、HYの子(仲宗根泉さん)もいい声してますよね。やれたらいいですよね。いろんな大人の事情があって、難しいでしょうけど(笑)」
――あるでしょうね(笑)。ところで、山嵐との活動とソロプロジェクトとの違いはどこにありますか?
「山嵐はバンドだし、6人で考えるのが前提。その中の僕は6分の1で、みんなで気持ちをひとつに合わせるじゃないですけど、みんなで音を出すっていうイメージがあるんですけど、トラックの場合は、自分の表現をもうちょっと正確に出せるというか、もっと曲のイメージが全体に出せるところですね。山嵐はベースのことしか考えてなくて、プラスアルファの何かが生まれます。でもこっち(ソロプロジェクト)の場合は、自分の作品として表現しやすいってところですかね。簡単に言うとそんな感じです」
――その分、ソロだとやることがいっぱいありますよね。
「そうですね。それが大変であり、面白みでもあり。あと、あまりないんですけど、迷ってどうしようとなった時って、最終的に自分で答えを出すんで、そういうところは大変だなって思います。バンドだと“みんな、どうする?”って聞いて、“こうしよう”“そうしよう”と言って、いろんな意見がひとつになるんですけど」
――アルバムは、もちろん山嵐のファンもチェックすると思いますが、どんな人に聞いてもらいたいですか?
「聞く側は自由なんで、どんな人っていうよりも、興味がある人に聞いて欲しいです。あとは、子供たち。子供たちにも音楽の自由さを伝えたいというのはありますね。僕らの周りには結構子供が多いんですけど、曲をすぐ覚えちゃうんですよね。うちの娘、今年8歳なんですけど、ラップもしちゃうし。生まれた頃からボブ・マーリーとか聞いて、3歳くらいからレディー・ガガでダンス踊ってて、吸収力が違いますね。もうダンサーですよ。僕らが20歳くらいで覚えたリズムの取り方を、8歳で当たり前に出来ちゃってますからね。JESSE(RIZE)も環境が違うと思うんですよ。親父が(ギタリストの)Charですから、スタートが違いますよね」
――生まれながらに音楽のある環境っていうことですね。話はガラッと変わりますけど、今回リリースは、よしもとアール・アンド・シーからなんですが、よしもととかお笑いの人との交流ってありますか?
「あんまりないんですけど、イベントで何回か会っているのは、ダイノジの大地くん。ビックリされますね。「僕もよしもとなんですよ」って言うと、「えーっ!」て。あ、あと、桂三若さん。秋田へ行くと、結構一緒に飲みますね(桂三若は、47都道府県「住みます」プロジェクトで秋田県在住)。僕らは一方的にテレビで芸人を見る立場なんで、「あっ」みたいな感じですね。(レイザーラモン)RGがいるみたいな(笑)。僕はこっちで育ってるんで、昔からツボで笑えるのは、とんねるずさんですね。もちろん関西ギャグも好きで、『笑ってはいけない』シリーズとかとかは、DVDを借りてみんなで見たりしてますよ。特に最近は見るようになったかな。やっぱり子供が見るからね(笑)」
――お子さんの将来が楽しみですね。では最後に、『ALLY & DIAZⅡ』を待ち望んでいる読者へメッセージをお願いします。
「爆音で聞いてください。聞こえてくる世界が変わるんで、低音が好きな人はウーハーで聞いてもらえると、違う音が入ってるんで、そういう楽しみ方も出来るかと。「うるさい」って言われたらちっちゃくしてね(笑)。あと、音楽にジャンルがあっていいと思うんですけど、僕はあんまり関係なくやってるんで、聞く方も音楽を自由に楽しんでくれればいいなと思います」
●CD情報
『ALLY & DIAZⅡ』
2013年5月22日発売
3,000円(税込)
YRCN-95210
<<収録曲>>
01. The Beginning
MASTA SIMON from MIGHTY CROWN
02. Super Sonic
細美武士 from the HIATUS
03. After The Rain
Kj from Dragon Ash × Leyona
04. Mirror Ball
PES from RIP SLYME × Shun & Jose from TOTALFAT
05. F
JESSE from RIZE × RYUZO
06. 失せ物
OJIBAH×NORIKIYO
07. WHADDUP
SHINGO★西成 × Kojima & Satoshi from 山嵐
08. Saxess
SONPUB
09. Super Fly
FIRE BALL
10. あしたへ
RYO from ORANGE RANGE × N.O.B.U!!!
11.Love is Always
HAN-KUN
●よしもとアール・アンド・シー内『ALLY & DIAZ』公式サイト
http://www.randc.jp/ally_diaz/top.html
※『ALLY & DIAZⅡ』先行ダイジェスト映像、配信中
「バーベキュー上級インストラクター」の資格を持ち、監修を務めた書籍『豪快バーベキューレシピ』(池田書店)が好評発売中の“BBQ芸人”たけだバーベキュー。
5月13日(月)、江東区若洲海浜公園キャンプ場にて、アウトドア&RVマガジン『月刊ガルヴィ』の取材、撮影が行われ、たけだバーベキューが実際にバーベキューの腕前を披露しました。
今回、たけだが作った料理は、ジャガイモやトウモロコシなど野菜がたっぷり入った「ローストチキン」、キャベツ1玉と挽肉をふんだんに使った「キャベツ大爆発」、手羽中の「世界のタケちゃん」の3品。
いずれも本格的な味で、スタッフ一同で「おいしい!」と言いながらたいらげました。
その後は、果物を手際よくカットし、鉄板で熱したデザート「ベリーベリーマシュマロ&アイスクリーム」も振る舞い、こちらも見た目だけでなく、一同唸るほどの完成度。
取材、撮影を終えたたけだバーベキューに話を伺いました。
――お疲れ様でした。今日のバーベキューはいかがでしたか?
「はい、大阪に住んでるんですけど、海を見ながら、緑に囲まれてっていう環境でバーベキューをすることはなかなかなくて、楽しかったですね。出来栄えとしては、思い描いたようには出来ました。ナイスバーベでしたね」
――「ナイスバーベ!」は決め台詞ですか?
「そうですね。決め台詞の割りには、今日初めて出ましたけど(笑)。美味しいとか、いい感じにバーベキューが出来た時は、「ナイスバーベ!」と言うはずなんですけど……」
――忘れてたと(笑)。『豪快バーベキューレシピ』の評判がいいですね。セールスポイントはどこですか?
「ありがとうございます。豪快さはもちろんのこと、レシピを見てもらったらわかる通り、簡単なんですよね。そういう初心者目線でありながら、アメリカンバーベキューっていうか、フタ付きグリルを使った丸鶏1匹とか、豚のスペアリブ1本とかそういう豪快なのも掲載しているので、初心者から上級者までオススメですね。芸人の兄さん方とか地元の友達とかが言ってくれるんですけど、写真がいい、めちゃくちゃ美味しそうに見えるって。「表紙だけ見て買ってしまったわ」っていう声も結構あるんで、写真のインパクトも見て欲しいですね」
――ちなみに、一緒にバーベキューをする先輩芸人は?
「ビタミンSのお兄さん(お兄ちゃん)、千鳥のノブさんです。一度、月亭八光さんにも「バーベキューすごいらしいな」って誘われて、淡路島に行ったんですけど、その時は全部、具材から何から揃ってて、僕は何も腕を振るえなかったです(苦笑)」
――では今後、バーベキューを振る舞いたい人は?
「振る舞いたいというか、一度ご一緒したいのは、ペナルティのヒデさん。対決でもいいですし、互いに振る舞い合うでもいいし……。“BBQ芸人”と言えば、東のヒデさん、西のたけだと呼ばれるようになりたいです。あとは、ネイチャージモンさん(ダチョウ倶楽部・寺門ジモンさん)も、避けては通れませんよね」
――早く、そんな企画が実現できるといいですね。では最後に、「よしもとニュースセンター」読者へのメッセージをお願いします。
「『豪快バーベキューレシピ』は、買ってとは言わないまでも、一度手にとって、開きやすさとかでもいいので、“こんなバーベキューあるんや”と思ってもらえたらうれしいです。それで興味が湧いた方は、バーベキュー検定っていうのがあるので、そちらを受けてみてください」
なお、この日、たけだバーベキューを取材した様子は、『月刊ガルヴィ』(実業之日本社)の7月号(6月10日発売)にインタビュー、8月号(7月10日発売)にレシピなどが掲載予定です。
公式サイト(http://www.j-n.co.jp/garrrv/)も参照してください。
『豪快バーベキューレシピ』は、池田書店より、定価1260円(税込)で発売中。
●たけだバーベキュー公式ブログ
http://takeda.citylife-new.com/
●たけだバーベキューツイッター
https://twitter.com/TAKEDA_BBQ