最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート2012/07-12月

2012年10月10日 (水)

【ライブレポート】「ひょっとこ大感謝祭 2012秋」 烏川耕一芸能生活20周年記念新喜劇

 10月7日(日)、なんばグランド花月で「ひょっとこ大感謝祭 2012秋」 烏川耕一芸能生活20周年記念新喜劇が開催されました。今年で芸能生活20周年を迎えた新喜劇の“ひょっとこ”こと烏川耕一の、記念すべきイベントです。劇場入り口では来場のお客さん全員に、記念品の泉州産ひょっとこピュ~手拭いが配られました。さらに物販ブースでは、ひょっとこピュ~Tシャツも並び、お祭りムードを盛り上げていました。

 オープニングVTRでは、宇都宮まきちゃんが登場。テレビで見かける北朝鮮のニュース番組風に今回のイベントについてコメントを寄せます。そして次に映し出されたのが、金正恩扮する烏川。そっくりな風貌に客席からさっそく笑いが沸き起こります。そしていよいよ、ひょっとこのお面をかぶったひょっとこダンサーズの華麗なダンスに合わせて烏川が舞台に出現! おぼつかない動きではありましたが、しっかり踊り切りました。

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 豪華な幕開けが終わり、お待ちかねのスペシャル新喜劇『ひょっとこに愛をこめて』。今回は、烏川がフロント主任を務めるNGKホテルが舞台です。幕開けから「ひょっとこ前」、「ひょっとこい!」、「ひょとこらんでも」「ひょっとこいしょ」と、おなじみのひょっとこいじりの応酬。物語は、歌手の岡田信行(Mr.オクレ)がNGKホテルで20周年記念ディナーショーを開催すると決めたものの、自分の才能に疑問を感じ始め、マネージャー(未知やすえ)の目を盗んでホテルから失踪するところから動き始めます。このままではディナーショー中止の危機に……!! 

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 一方、NGKホテルには多くの人が訪れます。ブッキングミスでNGKホテルに泊まることになった会社社長(今別府直之)、親の反対を押し切って結婚式を挙げようとする新郎新婦(佐藤太一郎、前田真希)、岡田の借金を取り立てに来た借金取りと親分(池乃めだか、清水けんじ、松浦真也)、岡田がNGKホテルに泊まっていると聞きつけてやって来たファン(島田珠代)、岡田に自信を取り戻してもらおうとマネージャーが用意したファンのサクラ(島田一の介ほか)、ディナーショーに出演したい人(吉田ヒロ)など、それぞれにドラマがあり、NGKホテルで人間模様が繰り広げられます。メンバーは登場するたび烏川の前で自分のギャグをお披露目し、新喜劇ファンにはたまらない見応え満点の展開でした。
 話は戻り、歌手の岡田が失踪した今、ディナーショー開催までほかの出演者で時間を稼ぐしかない! そう考えたホテルマン・烏川は、ディナーショーにゲストを招くことを思いつきます。そこで登場したのが、モノマネでおなじみのタレント・神奈月さん!!

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 モノマネは井上陽水に始まり、クイーンのフレディ・マーキュリー、ジャイアンツの原監督、やくみつる、武藤敬司など盛りだくさん。大喜びのお客さんに「ここ5年で一番ウケています」と神奈月さんもうれしそうでした。

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 ちなみに烏川と神奈月さんは、今から10年以上前、ネタ番組で共演したのがきっかけで親睦を深めていたそうです。続いてのゲストは、テンダラー。漫才で客席を沸かせます。テンダラーを全国に知らしめた「必殺仕事人」のネタも盛り込み、客席からは拍手がおこるほど盛り上がりました。

 スペシャル新喜劇のあとは、うれしいお祝いコメントの紹介! 井上陽水、馳浩、竹原慎二、ジャイアンツの原監督から届いたようですが、すべて神奈月さんでした。

 そしてお次は、スペシャルなニュース!! この日、ひょっとこ祭りで有名な宮崎県日向市の橘ひょっとこ踊り保存会の会長と副会長が来場。「大阪に、ひょっとこにそっくりな男がいる」と風のウワサで聞きつけ、確かめたところ本当にそっくりということで、烏川がひょっとこ顔に認定されたのです。そこで、これまでの烏川のひょっとこ活動の功績を称えて「てげてげ!ひょっとこ大使」認定式が行われました。会長、副会長は「その顔で、ぜひ日向市に来てほしい」と語っていました。そして、全員でひょっとこ踊りをお披露目!

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 最後はお客さんも一緒に、みんなで歌って踊ってのエンディング。今別府直之、吉田裕、森田展義、DJ-Mによる「う~やん乃風」による「ピュ~恋歌」に乗せて、ダンス!お客さんも、開演前にもらったひょっとこピュ~手拭いをぐるぐると振り回して大盛り上がり。会場が一体になり、お祭りは幕を下ろしました。

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 20周年を迎えて、これからもますますひょっとこ顔でがんばる烏川耕一をぜひ応援してくださいね! ピュ~♪


2012年10月 8日 (月)

【ライブレポート】「YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012」@SHIBUYA-AX

10月5日(土)、YU-Aのツアー『YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012』がSHIBUYA-AXでファイナルを迎えました。

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今回のツアーは、今年5月にアルバム『DREAM』をリリースしたことを受けてのもの。ダンサーとバンドを従え、9月の大阪を皮切りに、名古屋、札幌、福岡。最大規模で行われたツアーとなります。(※大阪、東京のみダンサーとバンドの構成、そのほかダンサーのみの構成)

そうして迎えたファイナルの東京。そのステージは、ツアーの規模のみならず、YU-Aのポテンシャル自体がパフォーマンスとして大きく華開いたことを感じさせるものとなりました。

Intro終わりに黒幕振り落としで、YU-Aはステージに設けられた階段から颯爽と登場。女性が多いように見受けられる満員のオーディエンスに、大歓声で迎えられます。「ファイナル楽しんで行きましょー!」と叫ぶと、「片想い」でいきなり伸びやかなボーカルを響かせます。以降は、南海キャンディーズしずちゃん公認応援ソング「Hey Ladies」、続けて「Ah yeah!」「ULALA」と畳みかけ一気にヒートアップ。バンドとダンサーとの息もピッタリで、お客さんもともに拳を突きあげ、ともに歌い…大きな会場ながらも、ギュッとひとつに凝縮されたような空間が現出します。

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そして「HAPPY BIRTHDAY ~Celebration~」での途中では恒例の「チョイス・ザ・YU-A」のコーナー。次に着る衣装を、二種類のコーディネートから選ぶというYU-Aらしい企画ですが、今回は…?  緑と白を基調にしたうち、白が選ばれるや、オーディエンスの女の子が「ここで着替えて!」。しかしYU-Aは「着替えれるけど!(笑)」と応じ、会場には笑いが巻き起こりますが、規模にかかわらず距離の近さもまた、彼女のライブのひとつ魅力です。

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着替え終えて再登場し「かわいい!」の声に包まれるとYU-Aは、続いて彼女の代名詞ともいえるバラードタイムへ。伸びやかな声に情感を加えて、想いを隅々まで届かせます。また「みんなにアンケートで“歌ってほしい曲”を訊いたらトップ3がカップリングなんだよね」ということで、ファンには嬉しいカップリング曲をメドレーで披露します。また「DREAM」では、初めてピアノの弾き語りに挑戦。イントロで間違ってしまいましたが、「がんばれー!」の応援を受け、無事歌いきると万雷の拍手に包まれたのでした。

そこからの後半が、さらに圧巻。自身の思いを歌に託した「ごめんね、ママ」ではオーディエンスを涙ぐませれば、一転して「SWITCH」ではいったん舞台上からはけた後に、バク転で登場!  インカム姿で、ダンサーたちとハードなパフォーマンスを繰り広げ、声だけでなく類まれなカラダの動きを見せつけてくれました。さらに「Oyasumi」では、舞台に椅子をひとつだけ置いてのダンスパフォーマンス。会場全体が息を飲んで惹きつけられている様子が、手にとるようにわかります。最後は、もう一回大きく盛り上がってフィナーレ。「Fighting girl」で、YU-A、バンド、ダンサー、オーディエンスの気持ちがギューッとひとつになって大団円です。

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そしてアンコールでは「初披露しちゃいます!」と、読売テレビ・日本テレビ系 木曜ミステリーシアター『毒<ポイズン>』(毎週木曜  23:58~)の主題歌「優しい顔で近づかないで」を。オーディエンスはそれこそ大喜びですが「振付、昨日やったからね(笑)」。とはいえダンスとともに、ちょっとダークな歌詞&曲調を披露すると、これまでとはまた違ったカッコよさを湛えたステージングに。そうして、最後の最後は「ライブでのみんなこのことを想って書いた」という「LINK」。ハッピーな雰囲気にSHIBUYA-AXは満たされました。

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なお、今回のライブの模様はDVDとして12月26日(水)にリリースされることが決定!!  YU-Aのパフォーマンスのすべてを、ぜひとも味わってください!!!

●『YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012』
2012.10.5 SHIBUYA-AX セットリスト
01.片想い
02.Hey Ladies
03.Ah yeah!
04.ULALA
05.HAPPY BIRTHDAY ~Celebration~
06.あなたの笑顔
07.鍵
08.嫌いになれたら
09.夏の思い出
10.YOU
11.Little Girl
12.I CAN
13.DREAM
14.ごめんね、ママ
15.SWITCH
16.I WANT YOU
17.CHANGE
18.Oyasumi
19.夜明けが来るまで
20.忘れられない恋
21.LOVE BUG
22.Fighting girl
~Encore~
23.逢いたい…
24.優しい顔で近づかないで
25.LINK

●CD情報
『優しい顔で近づかないで』
11月28日(水)発売

☆初回盤:1,500円(YRCN-90199)
<CD>
M1:「優しい顔で近づかないで」※Jin Nakamuraプロデュース楽曲
M2:「Sunday」※FM横浜【BREAK IT DOWN】コラボレーション楽曲
M3:「優しい顔で近づかないで」(inst)
M4:「Sunday」(inst)
<DVD>
①表題曲「優しい顔で近づかないで」ミュージックビデオ
②SWITCH <YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012.10.05 SHIBUYA-AX>
③「ごめんね、ママ<Piano Live Version>」ミュージックビデオ

☆通常盤:1,000円(YRCN-90200)
<CD>
M1:「優しい顔で近づかないで」※Jin Nakamuraプロデュース楽曲
M2:「Sunday」※FM横浜【BREAK IT DOWN】コラボレーション楽曲
M3:「ごめんね、ママ<Piano Live Version>」
M4:「優しい顔で近づかないで」(inst)
M5:「Sunday」(inst)

●DVD情報
『YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012 at SHIBUYA-AX 10.5』
12月26日(水)発売
価格:3800円/製品番号:YRBN-80111

●YU-AオフィシャルHP
http://yu-a.com/

●YU-Aオフィシャルブログ「"YU-A"re My Love」
http://ameblo.jp/yu-a-yu-a/

2012年10月 7日 (日)

【ライブレポート】10/6『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキット01@ルミネ the よしもと

10月6日(土)、ルミネtheよしもとで『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキットがスタート。認定漫才師20組が出場いたしました。

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予選により、『THE MANZAI 2012』の認定漫才師として選出された50組は、10月と11月にかけて行われる“本戦サーキット”全5回のうち、2回参戦してネタを披露。そのサーキットポイントの合計によって決められたサーキットランキング上位11組が、12月に行われる決勝大会に進出できるルールとなっています。また、サーキットランキング12~20位に入った漫才師たちは“ワイルドカード決定戦”に進出。決定戦を勝ち上がった1組も決勝大会に進出することができ、 合わせて12組で決勝大会が争われることになります。なお、昨年は16組が決勝進出。より狭き門となっているところも気になります。

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MCはあべこうじが務める中、会場は立ち見席も解放されたほどの超満員。そして、1回目となる今回は、以下の漫才師が出場しました!
ウエストランド、S×L、エルシャラカーニ、エレファントジョン、オジンオズボーン、勝又、三拍子
、新宿カウボーイ、スパローズ、ダイノジ、タモンズ、流れ星、Hi-Hi、ハマカーン、風藤松原、ボーイフレンド、マシンガンズ、マヂカルラブリー、レイザーラモン、笑い飯(五十音順)

トップバッターを務めたのは『レッドカーペット』にも出演し、注目を集めつつあるウエストランド。「いきなり変化球ですみませんね」という井口が、ひたすらひとりでノリツッコミを展開していきます。

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こちらは昨年、認定漫才師に選ばれつつ、サーキット前日にボケの松原が入院したため辞退してしまった風藤松原。ゆるゆるふわふわ、独特すぎるボケとツッコミが織りなされていきます。

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昨年は決勝進出は逃しつつ、視聴者投票システムの確認のために、決勝大会でネタを披露したダイノジ。臨機応変に狂気を垣間見せつつ、安定感は抜群です。

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そしてこちらは一転、これまた変化球のオジンオズボーン。ひたすらダジャレとノリで「どうも、すべりんぞうです」などと名乗って邪魔をし倒す篠宮に、じわじわくる印象でハマる人続出。しかし、最後のフリートークでいわく「このキャラで行こうと決めたのは今年の1月です」だそう。

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オジンオズボーンが結成13年ならこちらは14年のマシンガンズ。テンポの良さに加えて、お客さんの反応を巻き込んでいくようなネタに「熟成」の文字が浮かびます。

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こちらはグッと若返って、結成6年のタモンズ。安部の「はじまるよ~」ではじまったネタは、安部がヘンな食い付き方をしていく、タモンズの王道ともいえるものでした。

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そして反対に飛び道具感たっぷりの新宿カウボーイ。とにかく目を引く、かねきよのオヤジギャグが炸裂しまくりです。

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『THE MANZAI』でブレイクしたといえばこの人、Hi-Hi。芸歴をぶっこみつつ、昨年とはまた違ったテイストのネタを披露してくれました。ちなみにこの日の上田の一言めは「最近どう? お刺身、ペタンペタン、パクッていってる?」。

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こちらは昨年も認定漫才師に選ばれ、ワイルドカードで惜しくも決勝進出を逃したマヂカルラブリー。振り切る野田、受け止める村上のバランスがなんとも絶妙。野田のカラダもキレているようです。

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そして来ました! スーツ姿が新鮮すぎるレイザーラモンは、ド直球の正統派で勝負。RGがボケ、HGがスピーディにツッコむやりとりが全編にわたって展開しました。

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これまたちょっと驚いたのが、昨年決勝進出を果たしたハマカーンです。あのキラーフレーズはあくまでさらりと、アクセントで盛り込む程度で、互いに笑いを取り合うやりとりへと次第にヒートアップ。後に浜谷いわく「実はあまり体調がよくなかった」とのことですが、さすがの臨機応変ぶりを見せてくれました。

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本戦サーキット第一戦のトリは、笑い飯! 進化し続けるWボケ、驚きのポテンシャルを覗かせます。動きは少なくとも、しゃべくりだけで大いにお客さんを湧かせます。

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そうして20組のネタが終わり…今回も、上位3位を即日発表! その結果は以下の通りです!!

1位 笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
2位 オジンオズボーン(松竹芸能)
3位 ハマカーン(ケイダッシュステージ)

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そして余談。というより、これも本戦サーキットの魅力なのですが『THE MANZAI』の認定漫才師たちは、それぞれにリスペクトし合う側面が大きいので、フリートークも花盛り。異色の顔合わせによるボケ合戦もあったりで、漫才以外でも楽しめるのが本戦サーキットです。

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ということで(?)、最後の最後には、なぜかRGが“THE MANZAIあるある”を披露することに! お客さんも出場者も手拍子する中、TUBEの『シーズン・イン・ザ・サン』をフルコーラスで熱唱。そしてその末に放ったのは…「♪楽屋にカメラの数が多い~!」。あべこうじも思わず「こんなに一つになって盛り上がるとは思わなかったですね。ぜひみなさん、ほかの会場にも足を運んでみてください!」と〆の挨拶。

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本戦サーキットはまだはじまったばかり。ポイントの動向に注目するのはもちろんですが、なにしろ50組は、大会が「面白い!」と認定して漫才師たちです。ぜひ生で、彼らの漫才を体感してみてください!

●『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキット日程
・CIRCUIT 02…10月21日(日)@よしもと祇園花月
・CIRCUIT 03…11月3日(土)@ルミネ the よしもと
・CIRCUIT 04…11月17日(土)@なんばグランド花月
・CIRCUIT 05…11月25日(日)@ルミネ the よしもと

●『日清食品 THE MANZAI 2012』公式サイト
http://www.themanzai.com/

2012年10月 4日 (木)

【ライブレポート】メッセンジャーが約5年ぶりの単独ライブを大阪・ABCホールで開催!

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10月2日、メッセンジャーが約5年ぶりとなる単独ライブ『漫才事変~ニューウルトラスーパーダイナマイトネオメッセンジャー~』を大阪・ABCホールで行いました。

オープニング映像が流れるとすぐに、漫才へ。「懐かしいでしょ~」とは黒田。その第一声に会場から大きな笑いが起こり、待ってましたと言わんばかりの拍手に包まれました。そして黒田が客席を見渡して「“ネオ”ということで、腰が低いですよ~」。あいはらも「新しい僕らを見てください」と“ネオ”メッセンジャーをPR。すると黒田が「僕ら言うても、僕だけですけどね」と自虐的な一言を放ち、会場を沸かせました。ちなみに、どれだけ腰が低くなったかというと、前売チケットが10分で完売したことに対して、昔だったら“当たり前や”などと言っていたそうですが、今では「ありがたいの一言です!」と黒田。あいはらと揃って、深々と頭を下げていました。そんなマクラから始まった1本目の漫才は、メッセンジャーの21年間の歴史を総ざらいし、大阪の“おばはん”の考察なども盛り込んだ約20分の長尺ネタ。時事問題に強い黒田の一面も覗かせつつ、それらを笑いに昇華させた聞き応えたっぷりの漫才を披露しました。

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漫才の間には、単独ライブを祝う芸人たちのコメントを上映。まずはシャンプーハット・小出水が名曲『サライ』の替え歌を贈り、レイザーラモン・RGがメッセンジャー・黒田あるあるを『翼の折れたエンジェル』に乗せて絶唱していました。

2本目の漫才は、アニメに関するネタを。お父さん目線でファンタジーを語るあいはらに対し、切実な現実を突きつける黒田。交互に繰り出されるファンタジーとリアル、その鮮明なコントラストが大きな笑いを何度も誘っていました。

そしてお祝いコメントVTR、お次は吉本新喜劇の松浦真也とすっちーによるメッセンジャーあるあるが。それぞれ3つずつのあるあるを、エピソードも添えて紹介しました。

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3本目はザ・プラン9のおーい!久馬作の漫才を。ネタの前に久馬を交えたVTRを放映したのですが、VTR中、「時事ネタを盛り込みます」と久馬。その言葉どおり、2012年に起こった出来事が次から次へと飛び出しました。ネタ中、小ボケの連打に思わず「久馬テイスト、入りすぎ!」とあいはらがこぼす場面も。また、坂田利夫のギャグ“坂田走り”をふたりがしてみせるシーンもあり、大いに沸きました。

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続いては「箸休め」と称して、トークコーナーを。毎日放送の松井愛アナウンサーをMCに迎え、あいはらと黒田が、お互い普段聞けないことを聞いてみようという趣旨のQ&Aを行いました。プライベートを全く知らないというふたり。住所も、メールアドレスも知らないとのことで、今回はここぞとばかりに質問を用意したそうです。ですが、このコーナーにはルールが。それは、ジャンケンで勝った者のみ質問できるということ。すなわち、負けっぱなしだと質問される一方となるのです。また、事前に記入した10の質問をボックスから1つ引き抜き、投げかけることになっているので、10項目を用意したとは言え、意図的には選べないことに…。

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さて、いよいよ第1問に。最初のジャンケンをする際に、「ジャンケンなんかするの17年ぶりやわ~」とあいはら。そんな“17年ぶりの瞬間”をお客さんが固唾を呑んで見守る中、あいはらが勝利。引き抜いた黒田への質問は「事件の時、どんな気持ちでしたか?(具体的に)」と、いきなり興味のど真ん中へ。黒田も当初は「いじめられてるやん…」とつぶやきつつも、その真相を激白しました。そして第2問目は黒田がジャンケンに勝ち、「本当に聞きたいんやけど…」と添えながら、「襟のないシャツをカッコイイと思ってんの?」とあいはらの舞台衣裳についての素朴な疑問を。襟のないシャツとは、あいはらが舞台で着ているマオカラーのシャツのこと。それについては「初めはカッコイイと思って着ていたので、舞台で“襟なし”と(黒田に)いじられて心外だった」とあいはら。しかし、そのことが思いのほかウケたため、いじられることを受け入れるようになったそうです。その後は3回連続であいはらが黒田に質問し、6問目にやっと黒田が勝利。最後の7問目を勝ち取ったのはあいはら、「最後やから!」と掟を破って一番聞きたい質問をボックスから取り出し、「どんな人やったら結婚するのか?」とこれまた直球を。対して黒田は、自身の結婚観を挟みつつ、「ちゃんと部屋を掃除してくれる人」と理想の女性像を語っていました。

そんなトークコーナーも大いに盛り上がったところで、お祝いVTRが。野性爆弾・川島が川島の世界観炸裂の自作“メッセンジャー絵描き歌”を披露しました。

そして、単独ライブの最後を飾る漫才が。四十路を越えた男の理想をあれこれと。道ならぬ恋の妄想も織り交ぜながら、等身大の笑いで魅了しました。2006年に上方漫才大賞を、2007年に上方お笑い大賞を受賞と、2年連続で大賞を獲得した実力を余すところなく発揮した、磐石の漫才で、漫才師・メッセンジャーここにあり!と言わんばかりに、最後まで楽しませてくれました。

エンディングでは、「ネタは日々、作っていなかったことはなかったのですが、皆さんに新しいスタートを見ていただこうと、新しいネタを作りました。こんなに(黒田と)顔を合わせたのは、2丁目劇場時代以来じゃないですか?」とあいはら。「結構早い段階から、密に密に作りましたね」と応える黒田。

そして、「これから22年向かって、そして30年、40年とメッセンジャーは頑張っていきますので、皆さん、本当によろしくお願いします! こういう機会がまたありましたら、ぜひお越しください。本日はどうもありがとうございました!」とあいはらが締めくくり、割れんばかりの拍手の中、幕を閉じたのでした。

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メッセンジャー単独ライブ『漫才事変~ニューウルトラスーパーダイナマイトネオメッセンジャー~』は、10月6日(土)に東京公演も行います。こちらもぜひ、お楽しみください!

メッセンジャー単独ライブ
「漫才事変~ニューウルトラスーパーダイナマイトネオメッセンジャー~」
【東京公演】
日時:10月6日(土) 18:30開演
会場:浅草花月

いずれも
出演:メッセンジャー
料金:前売2500円 当日3000円

※チケット好評発売中!
お問い合わせ:チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル0570ー036ー912(10:00~18:00)

【メッセンジャー】

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2012年10月 2日 (火)

【ライブレポート】KOYABU SONIC 2012 2日目

台風が近畿地方に近づく9月30日(日)の午前7時、2日目も予定通り開催されることが発表になると、会場の舞洲コヤブソニック特設会場には、続々とお客さんが集まり始めました。10時の開演時間前には、レインコートやポンチョを身に着けた、多くのみなさんがスタンディングエリアへ。まずはオープニングアクトとして、りあるキッズ・長田融季がノリノリのDJプレイを披露します。その後、コヤソニ主宰者である小籔千豊とビッグポルノ、スモールポルノの面々がステージに現れると、会場からは大きな拍手が。台風にも負けないみなさんの期待、思いが伝わってきます。これに応えるべく、レイザーラモンRGが「台風あるある」でさっそく景気づけ。いよいよコヤソニ後半戦の開幕です!

トップバッターは、台風を吹き飛ばさんばかりの熱いパフォーマンスを見せてくれたET-KING。『愛しい人へ』『Gift』などおなじみのナンバーで、しょっぱなから会場をヒートアップさせました。「毎年、ET-KINGさんのライブを袖から見てたらジーンとします」と小籔も感激。ところが急に「ちょっとお腹とかゆるんできたんちゃいます?」「ちゃんと鍛えてます?」とメンバーのみなさんの筋肉チェックを始め、「みなさんを鍛え直してくれる人」として、なかやまきんに君を呼び込みます。きんに君は意気揚々とボン・ジョヴィの『It’s My Life』に乗せて筋肉を鍛える(?)ポージングを伝授していきますが、これに待ったをかけたのがサバンナ・八木! 有酸素運動マンの衣装でやってくると、どちらが本当に「筋肉知識」を持っているか、きんに君にバトルを挑みます。しかし最初は本格的な知識を競っていたはずが、最後は某スポーツジムのトレーナーの結婚ネタに……さらにはET-KINGのみなさんの結婚ネタもいじるなど、やりたい放題のふたりでした。

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と、小籔から、風雨がひどくなったため、この後、会場を近くの舞洲アリーナに移してイベントを続行する旨が発表されました。予想外の朗報に、お客さんのテンションはさらに上昇。会場へのバス移送が始まるまでは、しばし「ずぶ濡れ野外ライブ」が続くことに。「アメリカからやってきたスペシャルゲスト」(小籔)と紹介されたのは、渡辺直美! ふりかかる雨をものともせず、ビヨンセの『Crazy In Love』、そしてジェニファー・ハドソンが映画『ドリームガールズ』の中で歌った『And I Am Telling You I'm Not Going』に乗せて、渾身のパフォーマンスを見せつけます。さらに、コヤソニ皆勤アーティストである盆地で一位も、雨にめげずシュールなロック魂を炸裂させたほか、ネタコーナーではダイアンらが爆笑をさらいました。

ここでいったん中断し、お客さんは順次、舞洲アリーナへと移動。会場内では、アリーナ部分に簡易のステージを組み、着々と準備が進められます。その間、スタンドの客席やロビーでは、お客さんたちが濡れた衣類を乾かしたり、腹ごしらえをするなどして待機しました。

午後1時50分、小籔らがステージに登場し、再開を宣言! 「移動していただいてすいません! こんなにたくさん残っていただいて……」と会場のみなさんにお礼を述べるとともに、スタッフにも感謝の言葉を贈ります。さらに「あれに行ったこれに行ったとフェス自慢する人がいるが、そんなときは『途中で場所が変わったフェス、行ったことある?』って言い返して」と呼びかけると、会場は大きな拍手と笑いに包まれました。RGも、お礼を兼ねて「体育館あるある」をT-BOLANの『Bye for Now』に乗せて歌い上げます。また、2700が『このダンスをする』など得意の歌ネタで、会場を温めました。

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続いて登場したのはZeebraさん! 体育館、しかもステージが客席より低い場所にあるという特殊な環境ながら、圧巻のラップで一気に場をさらいます。DJ KEN-BOさんが繰り出すビートとともにスタンドのみなさんをどんどん煽り、気づけばまるでクラブのような雰囲気に。途中、盟友であるAKTIONこと真木蔵人さんにバトンタッチすると、息子であるNOAHさんも登場し、豪華な親子共演が実現! 最後はZeebraさんが再び加わり、コール&レスポンスでさらに盛り上がりました。ライブ後のトークには、「待ったらんかい!」との声とともに、土肥ポン太、麒麟、ダイアンの5人が乱入。ビッグポルノ&スモールポルノに、フリースタイルのラップで対決を挑むことに。しかし、韻を踏みながら互いを罵倒しあうはずが、あまりの低レベルな争いにZeebraさんらも苦笑い。最後はなぜか仲間割れを起こし、土肥×ダイアン・西澤、RG×宇都宮まきという不可解なバトルも繰り広げられていました。

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「体育館ソニック」(小籔)二番手は、ホフディランのおふたりです。悪天候や会場変更を受け、急きょ予定していた曲を変更、RCサクセションの『雨上がりの夜空に』をカバーし、客席を沸かせました。ノリのいい曲とキュートなダンスで魅了したのはHALCALI。お客さんと一緒に手を動かすダンスも取り入れ、会場が一体となる盛り上がりを見せます。ライブ後は、なぜかステージに天津・向が現れ、「おふたりのデビュー曲『タンデム』が聴きたい!」と熱烈にリクエスト。快く応じてくれたおふたりが歌い始めると、ところどころに向が「合いの手」を……そう、昨年スチャダラパーとの共演で披露した、得意の「合いの手ラップ」です! 最初は小籔にとがめられたものの、次々と飛び出す抱腹絶倒の合いの手に、出演者も客席も大笑い。実はおふたりと向、小籔の4人でカラオケボックスで練習を重ねたとのこと。その甲斐あって、『タンデム』がまた新たなテイストに生まれ変わっていました。

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ネタコーナーには、麒麟、笑い飯、フットボールアワー、天竺鼠が登場。さらに小籔から、「タイムテーブルには載っていませんが、メールをしたら出てくれることになりました!」とサプライズゲストの登場が告げられると、会場は大騒ぎ。紹介されたのはコヤソニ常連でもあるハナレグミさん……と思いきや、出てきたのはMr.オクレ! これには期待いっぱいで見守っていたお客さんから大ブーイングが。この後も、ゆずと思わせてのどぶろっくさん、ドリカムと思わせての吉本新喜劇・すっちー&松浦真也、井上陽水と思わせての天津・木村、BBクイーンズと思わせてのRG&スパイク松浦など、怒涛のニセモノオンパレード&歌ネタが続き、爆笑と悲鳴がにこだましていました。

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再びライブに戻り、カジヒデキさんが登場。軽やかなポップチューンに包まれ、会場は一瞬にしてスウェーデンの香り漂う空間に。『甘い恋人』『ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~』、さらにThe Specialsのカバーまで披露し、ステージ狭しと駆け回りました。また、カジさんは2700とのスペシャルコラボにも挑戦。ご存じ『右ひじ左ひじ交互に見て』を『右カジ左カジ交互に見て』にアレンジし、ご本人にも参加してもらってのダンスを繰り広げます。最後はツネとカジさんがふたりそろって「右ひじ左ひじ」ダンスも。昨年のコヤソニで見て以来の2700ファンというカジさん、「間近で見て感激しました!」と興奮冷めやらぬ様子でした。

続いては、orange pekoeさん。ナガシマトモコさんののびやかなボーカルが客席を包み込み、しばしうっとり。YO-KINGさんは、「今までライブやった会場でここが一番!」と語り、体育館ならではの(?)アットホームな雰囲気のなかライブを展開。『Hey!みんな元気かい?』などを聴かせ、小籔とのトークでは「今年のフェスの、いい〆になりました」と笑顔でコメントしていました。

野宮真紀さんは、『東京は夜の七時』『スウィート・ソウル・レビュー』などピチカート・ファイヴ時代の曲を続けざまに聴かせ、お客さんを大いに喜ばせました。この日のために特別バンドを編成したという野宮さん。MCでは、「来年は、ぜひあのゴージャスなステージに立ちたい」と、次回コヤソニへの出演宣言(?)も飛び出しました。スタイリッシュな歌とステージに、小籔は感激のあまり「おしゃれの煮こごりですね!」。すぐさまRGから「いや、おしゃれのジュレって言ってください」とツッコまれていました。

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そしてもちろん、この日もコヤソニのトリを飾るのはビッグポルノです。時間の都合で1曲だけしか演奏できないことになり、新曲『Tea! Tea! No! oh…喫茶?』を迷わず選択。マイク片手にメンバー全員が四方に散らばり、会場会体を盛り上げます。さらに、熱いアンコールを受け、『KING TIMER』も披露。波乱の2日目ラストを飾るにふさわしい一体感で締めくくりました。最後まで残ってくれたお客さんのために、エンディング後も場内を一周してあいさつしたビッグポルノ&スモールポルノのメンバーたち。今年のコヤソニも、これまで同様、いやそれ以上に、参加したすべての人の心に残る、素晴らしい思い出になったようです。

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2012年10月 1日 (月)

【ライブレポート】KOYABU SONIC 2012 1日目

吉本新喜劇座長・小籔千豊が、自身が率いる下ネタラップユニット・ビッグポルノが『SUMMER SONIC』に出られなかったことにショックを受け、「だったら自分たちでフェスをやろう!」と立ち上げたイベント、それが『KOYABU SONIC』。「音楽とお笑いの融合」をテーマに、名だたるアーティストや東西を代表する芸人が集まり、2008年のスタート以来、今年で早くも5回目を迎えることとなりました。初の「秋フェス」となった今回は、大阪市此花区の舞洲コヤブソニック特設会場にて2日間にわたり開催。台風が日本列島に接近する9月29日(土)、いよいよ1日目がスタートしました!

朝9時の開場直後から、たくさんのお客さんで会場は大賑わい。オープニングアクトの遠藤舞さん(アイドリング!!!)が登場すると、大きな歓声が上がります。元気いっぱいの歌で盛り上げた後は、ビッグポルノの弟分であるスモールポルノのメンバー、今別府直之と男前のふたりに挟まれてのトークも。アイドルと半裸の男性が並び立つシュールな風景は、早くも「コヤソニらしさ」たっぷりです。

同じくスモールポルノの一員である宇都宮まきによる前説を経て、いよいよオーガナイザー・小籔、そしてビッグポルノのメンバーであるレイザーラモンHGとRGがステージへ。そこで明かされたのが、サプライズゲストの登場です。「とんでもない大物の方から昨日、電話がありまして、『明日行くわ』と言っていただきました」と紹介されたのは、なんと笑福亭鶴瓶さん! 懐かしい「アフロ」のかつらと「オーバーオール」をまとった姿で舞台に現れると、会場のテンションは一気にMAX。ふたりは少し前に知り合ったとのことで、8月には鶴瓶さん主宰の『無学の会』に小籔がゲスト出演するなど、交流を温めてきました。「ダメもとで」オファーしたものの、一度は無理とのことであきらめたそうですが、その際の鶴瓶さんのひとこと「行けたら行くわ」がまさかの実現。さらにこの喜びを表現すべく、RGが得意のあるあるを披露。TUBEの『シーズン・イン・ザ・サン』に乗せて鶴瓶さんのあるある「眼鏡のフレームめっちゃ細い」を歌い上げると、「確かにそうやけど!」とご本人も大ウケの様子でした。

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興奮冷めやらぬなか、トップバッターとしてステージに立ったのはN’夙川BOYS。マーヤLOVEさんがステージ脇の足場によじ登って観客をあおるなど、熱いライブパフォーマンスで魅了しました。終了後は、レディーガガならぬレディー画家(HG)と九州の龍・武将様(ミサイルマン・岩部)が現れ、昨年同様、チャリティーのために1日かけて絵を描くことを発表。謎のガガ・ポージングや「うむ」「御意」のみでの会話など、ふたりのキテレツすぎるキャラを、しんのすけBOYsさんは「……すごい即戦力ですね」とよくわからない褒め言葉で称賛していました。ちなみに絵のテーマは「台風とコヤソニ」。終演後には、完成作品のオークションが行われました。

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続いては注目のヒップホップユニット、サイプレス上野とロベルト吉野。ユニット名の通称「サ上とロ吉」、そして「よろしくお願いします」の短縮形「よっしゃっしゃっす」のコール&レスポンスで会場全体を盛り上げます。コヤソニ皆勤アーティストのひとり、加藤紀子さんは、うって変わってしっとりと聴かせるひととき。TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美さんをゲストに迎えての共演や、フランス・ギャルの『ジャズる心』やボサノヴァの名曲『イパネマの娘』などカバーも織り交ぜて、秋の昼下がりを彩りました。小籔が20代の頃から大ファンというTOKYO No.1 SOUL SETは、1曲目の『JIVE MY REVOLVER』から「SOUL SETワールド」全開で飛ばします。『Innocent Love』では渡辺さんの息子であるトーイさんが加わり、見事な親子のハーモニーも聴かせてくれました。

コヤソニのもう一つのお楽しみといえば、やはり芸人たちの珠玉のネタ。ここからはCOWCOW、土肥ポン太、中山功太、千鳥、矢野・兵動が次々と登場し、爆笑をさらっていきます。とくに昨年に引き続き「アイアン・メイシン」としてヘビメタルックで現れたCOWCOWは、数々の日本の迷信について抱腹絶倒の謎解きを披露。フェスらしい音楽ネタで沸かせていました。

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さあ、お次は早くも「Jラップ界のいとしこいし」(小籔)ことスチャダラパーの登場です! 『ライツカメラアクション』『サマージャム’95』といったおなじみの曲が次々と飛び出し、お客さんは大喜び。千鳥のネタ「クセがすごい!」にインスパイアされたという『Boo-Wee Dance』まで披露し、コヤソニ度満点のスペシャルなステージとなりました。ライブ後、千鳥を交えてのトークも大盛り上がり。ふたりは自分たちのネタがヒップホップの名曲へと生まれ変わったことに感激しつつ、スチャダラパーのイベントで司会を担当した際の、クセがすごいエピソードを連発して笑わせました。と、ここで「おいおいおいおい!」とどこからか男の声が……。

舞台袖から現れたのは、おなじみのド派手なスーツに身を包んだ池乃めだか。「誰のシマで勝手にイベントやっとんねん」と因縁をつけ始めますが、BOSEさん、ANIさん、SHINCOさんに気付いて表情が一変。「大ファンなんや! ほな、わしに1曲歌わせてくれたら見逃したるわ」と、『今夜はブギー・バック』をリクエスト。一昨年から恒例となっている「めだかボーカル」コラボに、客席から大きな声援が飛びます。オリジナルで小沢健二さんが歌ったパートは、BOSEさん曰く「同じメロディが延々続くから、実はすごく覚えにくい」とのこと。それを見事に歌いこなしためだかに、「めだかコール」と割れんばかりの拍手が贈られました。カラオケボックスでの練習につきあっていたという宇都宮は、「新喜劇の舞台中も、袖でずっと聴いて練習してはったんです」と感動のあまり涙を流しています。なんと「めったに泣かない」(小籔)というめだかまで、目にはうっすら涙が。今年もまた、新たな伝説の1ページが刻まれた瞬間でした。

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田島貴男さん(オリジナル・ラブ)は、ギター1本とハーモニカ、そして歌で観客を虜に。『接吻』『JUMPIN’ JACK JIVE』などを歌い上げ、ステージにたったひとりとは思えない、「ソウルパワー」あふれるパフォーマンスで圧倒しました。ライブ後、千鳥とのトークコラボでは、またまた「クセ」の話に。千鳥が目の当たりにした、田島さんのライブ中の「クセがすごすぎる」逸話の数々は、ご本人をも爆笑させていました。

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また、舞台転換中には、客席から獅子舞の男が乱入する一幕も。中身はもちろん、話芸の神・たむらけんじ。10月20日(土)・21日(日)に淡路島で開かれる、自身の芸能生活20周年記念ライブ『TKF大祭り』についてしっかりPRしていました。

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ここからは、またまたネタコーナーに突入。南海キャンディーズ、モンスターエンジン、シャンプーハット、桂三度、バッファロー吾郎が爆笑ネタを展開しました。落語家として修業中の桂三度は、なんとステージに高座を設けて創作落語を披露。コヤソニのお笑いステージに、また新たな風を吹き込みました。

台風の影響で、この頃にはすでに雨が降ったりやんだり。そんな悪条件にも負けず、会場をさらにヒートアップさせたのはEGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXXです。ラストの『GO ACTION』まで一気に聴かせ、スタンディングエリアでは雨具に身を包んだお客さんたちがダンス、ダンス! 続いて2年ぶりの出演となったチャットモンチーが、熱いライブでますます盛り上げました。ライブ終了後のトークでは、HGから「ちょっとちょっと、あの曲やってないんじゃないですか? 『シャングリラ』聴きたいですよね!」とお客さんに呼びかけが。「待ってました!」と大きな拍手が起こりましたが、福岡さんは「メンバーがふたりになってからはやってないんですよ……」。何とか実現しようと「ドラムを叩ける人はいませんか!」と募るも、会場には見当たらず。すると小籔が「私が叩かせていただきましょう」と堂々の立候補! これにはお客さんもビックリ、どよめきが広がります。実は7月からひそかにドラムの特訓を受けていたという小籔。新ドラマー(?)としてチャットモンチ―に加わり、一筋縄ではいかない難曲を見事に叩ききって喝采を浴びました。途中、スティックを飛ばしてしまうという失敗もありましたが、初心者とは思えない堂々の演奏ぶりに、「すごい! 完璧です!」とチャットモンチ―のおふたりは大絶賛。ちなみに、すっかりドラムの楽しさにハマった小籔は、練習続行も宣言。今後もまたどこかで、ドラマー・小籔の姿が見られるかもしれません!

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続いては、昨年も演奏中、雨に見舞われたサニーデイサービス。ボーカルの曽我部恵一さんも、コヤソニ皆勤アーティストのひとりです。今年もそぼ降る雨の中となりましたが、『スロウライダー』『NOW』などをしっとりと聴かせてくれました。そしてお待ちかねのキョンキョン、小泉今日子さんがステージへ! 今年、芸能生活30周年を迎えた小泉さんは、『あなたに会えてよかった』『木枯らしに抱かれて』、さらにはメドレーで『私の16歳』『渚のはいから人魚』など、ヒット曲を連発して沸かせてくれました。盛り上がった後は、小籔とのトークタイム……と、「ちょっと待て!」と不穏な声が。現れたのは、「あたりまえ体操」でおなじみCOWCOWです。さっそく、通常の「あたりまえ体操」に加え、「あたりまえキョンキョン」も披露。「好きな食べ物、トマト」「お酒飲んで帰る時間、朝7時」といったキョンキョン情報をちゃっかり盛り込んだ内容に、小泉さんも大爆笑していました。さらには「一緒に『あたりまえキョンキョン』をやってほしい」とリクエストし、小泉さんが加わって3人でのパフォーマンスも! 「ヘイヘイヘイ、笑瓶」や「キュートなヒップに、ズッキンドッキン」をビシッと決め、客席を喜ばせていました。

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最後はビッグポルノが、ヒューマンビートボックスのパイオニア・AFRAさんをゲストに迎えて、新曲『Tea! Tea! No! Oh…喫茶?』をはじめとする下ネタ満載ラップでしめくくり。出演者がふたたび舞台に登場し、ビッグポルノの『KING TIMER』を熱唱するおなじみのエンディングまで、息つく暇ない濃密な11時間が、こうして幕を閉じました。










2012年9月26日 (水)

【ライブレポート】ノブコブ&ゼブラエンジェルのキュイン×2 バラエティpresentsノブコブ徳井生誕祭!!

9月25日(火)、ルミネ the よしもとにて『ノブコブ&ゼブラエンジェルのキュイン×2 バラエティpresentsノブコブ徳井生誕祭!!』が、華々しくも盛大にとりおこなわれました。

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今回の徳井生誕祭は、KYORAKUオフィシャルサイト内の「サプライズチャンネル」で大好評配信中の、ぱちんこバラエティ番組『ノブコブ&ゼブラエンジェルのキュイン×2 バラエティ』の公開収録を兼ねてのもの。ということもあり、会場はゼブラエンジェル(SKE48)のファンも含めて超満員。主役の登場を、今か今かと待ちかねた様子です。

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とそこへまずは、相方のノブコブ吉村、ゼブラエンジェルのうち佐藤聖羅、古川愛李、梅本まどか、小林亜実が登場。歓声で迎えられますが、吉村いわく「このライブの前に空き時間があったので、家に帰って寝てたんですけど…どれだけ起きるのがイヤだったか!」。また、ゼブラエンジェルたちも、徳井について「まあ優しいですけど…」と微妙な反応。上々のスタートを切ります。

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しかし、今回はゲストも豪華! フルーツポンチの二人と桜 稲垣早希が呼び入れられ、いよいよステージ上はにぎやか。なのですが、実はその3人ともが「別に普段、徳井さんとそんなに接点がないんですよね(笑)」。でも、村上は徳井と同い年の32歳ということで、期待が持てる展開になりそうな気配が漂います。

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そして、お待たせしました。本日の主役、先日9月16日に32歳の誕生日を迎えたばかりの徳井健太の入場です! と、現れたのは客席の通路。白いタキシードに身を包み、拍手に応えながら壇上へと向かいます。

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「こういう大きな誕生会なんて初めてだからさ。不思議な感覚だよね」とまずは徳井はご挨拶。そうして、誕生日といえばのサプライズというかお約束。「♪ハッピバースデー、トゥーユー」に乗せて、ケーキに立てたキャンドルの火を吹き消します。

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というくだりが、遅れてきたお客さんのためだったりで3回行われたのですが、それはそれでおめでたいこと。とにかく、祝福ムードで会場はいっぱいになったのでした。祝福が済んだ後は、徳井のことを掘り下げていく『キュインキュイン!!ピンポイントトーク』のコーナー。王様席に座った徳井をめぐって、彼自身が書いたアンケートをもとに、みなで称えていきました。

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長所についてや、

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短所について。

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しかしここで問題勃発! 「謝らないのは村上も同じ」という話の流れになり「そんなことないでしょう」という村上へ、徳井がガツン。「俺に対して『大喜利が面白くない』とか、吉村には『リアクションでしか笑いがとれない』って言っただろ!」。おかげで、村上はお客さんに謝罪するハメに。

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対照的なのが女性陣。徳井という人間に対し、素直に簡単の声をあげるゼブラエンジェル、さらにその上を行き「こないだ徳井さんと映画を観に行った時に…」と、まったくのデタラメを並べ立てる稲垣。なんだか小中学校のホームルームのような雰囲気です。

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トーク後は、お祝いVTRの紹介。豪華は豪華なのですが、みな一様に「徳井生誕祭」というイベントが行われていること自体に驚いたり、疑義を呈したりしているのが印象的でした。

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最後に、徳井が大喜びしたサプライズを挟んで(それがなにかはぜひ配信でご確認を!)行われたのが…相方、吉村による手紙の朗読!! 意外にも真面目な内容に、一同は静かに耳を傾けますが、読み終わった吉村は思わずモジモジ。なかなか見られない、素の関係性が垣間見られた瞬間でした。

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「なぜか手違いがあって、今日は妹が来ちゃってたので、ヘンな笑い方はしないようにとも思ったんですが、ニヤニヤしちゃいました(笑)。まあ、今後ともよろしくお願いします!」と締めた徳井。32歳という節目(?)をたくさんの人に祝福され、まんざらでもない表情を見せていました(最後にもう一度。そんな生誕祭のくわしくは下記HPでの配信で、ぜひともお確かめになってください!)。

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●KYORAKUオフィシャルサイト内「サプライズチャンネル」
http://www.kyoraku.co.jp/surprisech/

【平成ノブシコブシ】【フルーツポンチ】【桜 稲垣早希】

2012年9月22日 (土)

「しゃかり駐在さん」9月23日の放送は、珠代お婆ちゃん大活躍の巻!?

 毎週日曜日のお昼に5upよしもとからお届けしている、ABCテレビで絶賛放送中の「熱血!人情派コメディ しゃかり駐在さん」。
実は、この「駐在さん」は、桂文枝(当時・三枝)、明石家さんま、石田靖といった人気者が代々主役を演じた、伝説のシリーズなのです。
4代目となる熱血漢の駐在さんに扮するのはキングコングの西野亮廣。
正義感あふれる彼は、はなつき町の人々と触れ合いながら、市民の安全のために日夜走り回っています。
さらに、西野の同級生でトラブルメーカーの新聞記者に相方であるキングコングの梶原雄太、すぐにサボりたがる先輩駐在に月亭八光、コンビニ「5upマート」の店主に内場勝則、
スナック「フラワームーン」のホステスに宇都宮まき、工事現場で働く風来坊に池乃めだか、
そして内場の娘役にNMB48の福本愛菜、愛菜の同級生でコンビニのバイトに同じくNMB48の高野祐衣と、バラエティーに富んだ顔ぶれが、毎回笑いあり、そして感動ありの熱血コメディを繰り広げています。

9月23日(日)の放送には、島田珠代とスーパーマラドーナがゲストで登場! 
珠代は、登場するなりお馴染みのキッカイな動きで弾けまくり客席を沸かせます。
また、キュートな妄想一人芝居で西野に激しく迫り、最後は股間にチーン!をお見舞い。
しかし、最後は、内場の手により壁に激突させられるのでした。
さらに、めだかからは秘技“カニばさみ”をかけられ…。片や、スーパーマラドーナは、
武智が持ちギャグの「ひき肉にしてやんよ」を西野に先取りされれば、田中は祐衣から強烈パンチを頂戴するのでした。
 
八光の元に、ある70歳過ぎのお婆ちゃん(島田珠代)から手紙が届いたところから、
物語は始まります。珠代は10年前は前科99犯のスリの達人で、100回目のスリの現場を捕まえたのが八光でした。
彼にとって初めて逮捕した人だけに気になって文通をするうち、珠代も改心し2度とスリはしないと約束。

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八光の正義感あふれる一面を知り、内場たちは見直すのでした。
一方、隣町では昨日、宝石店で時価3千万円のダイヤが強奪されるという事件が発生し…。
とそこに、珠代お婆ちゃんが八光の顔を見にやって来ました。彼女は、今はスリから足を洗ったとキッパリ。
息子のように思う彼に、1年かけて編んだマフラーを渡したいと西野に打ち明けます。
そんな折、ヤクザ(スーパーマラドーナ武智・田中)が、一人の男(佐藤太一郎)を引きずり回しているとの情報が。早速、出動する西野と八光。しかし、男を見つけた武智たちは、借金の代わりと称し佐藤が営む喫茶店の権利書を奪い取っていくのでした。すると、去り際に武智にぶつかる珠代。実は、ヤクザたちは喫茶店の土地の売却を断った男を罠にはめ、借金でがんじがらめにしていたのです。権利書がないと生活できないと訴える佐藤に、何とその権利書を差し出す珠代。彼女はあまりに可哀想だったのでスリを働いたと打ち明けますが、八光は怒り「今度約束を破れば、文通も止める」と言い放つのでした。ところが、珠代お婆ちゃんは昔の癖で、権利書と同時にヤクザから小さなぬいぐるみまで盗っていたのです。しかし、これが元で、事態はトンでもない一大事に発展し…。
この続きは、9月23日(日)正午から放送の「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」をぜひご覧ください。

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「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」
9月23日(日)正午~後0・55

(レギュラー 配役&出演者)
・熱血漢の駐在…キングコング・西野
・新聞記者・西野の同級生…キングコング・梶原
・西野の先輩駐在…月亭八光
・コンビニ「5upマート」の店長…内場勝則
・内場の娘…福本愛菜(NMB48)
・愛菜の同級生・コンビニのバイト…高野祐衣(NMB48)
・風来坊の池やん…池乃めだか

(ゲスト)島田珠代、スーパーマラドーナ(武智・田中)
(出 演)佐藤太一郎

2012年9月17日 (月)

【ライブレポート】DHC特別協賛 友近プレゼンツ 水谷千重子 演歌ひとすじ40周年記念リサイタル~満員御礼!!『ありがとうをもっと伝えたくて!豪華特別フィナーレ~』

9月1日(金)、渋谷公会堂にて『DHC特別協賛 友近プレゼンツ 水谷千重子 演歌ひとすじ40周年記念リサイタル~満員御礼!! ありがとうをもっと伝えたくて!豪華特別フィナーレ~』が、華々しくも盛大に行われました。

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今年、40周年を迎えた演歌歌手・水谷千恵子が、全国6都市を縦断した『水谷千重子 演歌ひとすじ40周年リサイタルツアー』。水谷と付き合いの長い“悪友”である八公太郎らが祝福に駆けつけたのはもちろん、サプライズゲストとして五木ひろしさんや冠二郎さん、五代夏子さんら錚々たる演歌歌手の方々も登場。さらには、一座でのお芝居パートでは、水谷を慕って参加した中村繁之さん、山田まりやさんとの『ゲノゲの女房』も大好評で、全公演完売というメモリアルにふさわしいリサイタルツアーとなったのでした。そんな中、ツアーを終えた水谷が「千重子から感謝の意味を込めて、もう一度皆様の顔を見て、直接感謝の気持ちを伝えたい。ぜひ大感謝祭を開催させていただきたい」との申し出があり、関係各位のご協力のもと、開催の運びとなったのでありました。

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会場となったのはリサイタルの聖地、渋谷公会堂。2000あります客席はもちろん満員。いよいよステージの幕が上がると、厳かな雰囲気が漂い、そこへ現れたのは…なんと巨大な豆腐! そして、豆腐が観音開きのように割られて登場したのが、われらが水谷千重子でございます!!

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「千重子ー!」「千重ちゃんッ!」「千重姉ぇー!」客席から待ってまたのお声がかかる中、コブシのきいた『キューティーハニー』『さくらぼ』を歌い上げ、のっけから大盛り上がりです。「皆様どうも、水谷千重子でございます! みなさまが私を大好きとおっしゃる気持ちはよくわかっております。でもいまだに“空き家”です!」と自己紹介した後は、水谷のリサイタルではおなじみの軽妙なトークを挟んで、『天使のかわりはいませんか』を熱唱。楽しませ、笑わせ、そしてもちろん聴かせる…早くも全開の千重子ワールドに、お客さんもうっとりです。

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そしてまずは一人目のゲスト、八公太郎さんが登場! ですが二人は「八っちゃん」「千重ぼう」と呼びあう、ともに二葉菖仁門下。そこはもう丁々発止のやりとりを繰り広げ、果てはかつて二人で配っていたというカレンダーも公開! 撮影時の思い出から、芸能人水泳大会での暴露話まで、思い出話に大いに花を咲かせました。そして、最後は「若い人もいることだし」と『青春アミーゴ』をデュエット。かつてデュエットソングを出したこともあるだけに息ピッタリで、古くからのファンも、お若い方々もやんやの喝采です。

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そうして続いて登場したのが、さらなるビッグゲスト、川中美幸さん! 水谷いわく「いつもキャッキャ言い合ってるんだけど『リサイタルするんだ』って言ったときに、美幸ちゃんは『先輩、ぜひ出させてください!』って言ってくれてねえ」とのこと。それを受けた川中さん「水谷先輩にはデビュー当時、本当に可愛がっていただいたんですもの。今日はすべての仕事をキャンセルしてまいりました!」。さらに「美空ひばりさんの次に尊敬しているのが、水谷千重子先輩! 声がちょっとクセあるんですけどねえ。うふふふふ」と、持ちあげつつサラリと先輩をイジるトークには、千重子も「美幸ちゃん、本当にお祝いする気持ちあるの!」などと返し、普段のやりとりを思わせるトークを展開します。しかし、やはり二人は歌手。ということで、川中さんのヒット曲『二輪草』をデュエット!途中、川中さんが水谷の声音を真似る場面もありつつ、見事な共演を見せてくれたのでした。

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第二部は、これまた待ってましたのお芝居パート。なのですが、幕が上がる前のアナウンスで出演者が読み上げられた際に、サプライズが起こります。「出演は水谷千重子、中村繁之、山田まりや、原金太郎、土肥ポン太、レイザーラモン、近藤春菜、馬場園梓、大島美幸…名取裕子」。客席からは一瞬の空白ののち「えー!?」。そうなのです、なんとあの名取裕子さんが、花魁を束ねる役で登場! 江戸の絵師(中村)が成功するさまと、地主の娘(山田)が織り成す夢恋芝居に、絢爛たるオーラをまとって現れたのでした。「ふぉーーー!」という歓声とともに迎えられるや、堂々たる佇まいに会場はうっとり。そうして笑いあり、涙あり、そして歌も織り交ぜた芝居の最後では、なんと水谷が歌う『ポリリズム』でもそーっと現れ、一緒にダンシング! 驚くお客さんを喜ばせ、壇上富明書き下ろしの戯曲に、大きすぎると言ってもいい、大輪の花を添えたのでした。

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幕間には、縁の深い方々からのお祝いメッセージ。五木ひろしさん、前川清さん、坂本冬美さん、吉幾三さん、八代亜紀さん、西川貴教さん、ビートたけしさん…水谷の交友関係の広さを感じさせた後、水谷は「初めて着ました!」という、ミニワンピ姿で再登場です。「渋谷公会堂は『歌のトップテン』の収録会場でしょう」ということで、『wakuwakuさせて』『なんてったってアイドル』など“80年代アイドルメドレー”を披露! 水谷、やりたい放題です。

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そうして一転、最後のゲストには、今や2時間ドラマの主演でおなじみの六条たかやが登場。しかし彼も水谷とは長い付き合い。「白いマイマイクを持つのは久しぶりじゃない?」「そうねえ。最近は僕の周りは殺人事件がいっぱいだからね。ははは」などと軽口を交わし合います。とはいえ、二人の共演した朝ドラを再現するなど、往年のファンにはたまらないコーナーもありつつ、久しぶりに六条さんが美声を披露してくれたのでした。歌うは『哀愁のイングリッシュマンニューヨーク』! ♪オーオ、アイム、アンネイリアン~とAOR全開の歌世界に、みながよろめいたひとときでした。

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エンディングは「盛りだくさんでお送りさせていただきましたが、ひとつまだご披露してないものがございます!」。そうです、越後前舞踊! 水谷は踊り子を引き連れ、豆腐を持って舞い踊り…「よいしょ、よいしょ、よいしょー!」と豆腐が割られて、めでたく幕。アンコールで、一同とともに現れた水谷は「皆様に支えられて、今日の日を迎えることができました。また新しいことに挑戦していって、違う千重子を見せていけたらと思います。辛くなったときも『死に物狂い坂』を出したときの気持ちを忘れず、皆様の笑顔を支えに頑張ってまいります。そして50周年、60周年のリサイタルを開けますよう、精進してまいります!」。万雷の拍手と、たくさんの声援が、渋谷公開堂を満たして、見事な大団円と相成りました。

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なおこのたび、水谷千重子の40年にして初のDVD! 40周年記念リサイタルツアーを収めたDVDが発売されることが決定。それにともなっての出張リサイタルも行われることと相成りました。DVDで千重子のパワフルステージをご覧になっていただければ、ご家族揃ってキーポンシャイニングできること請け合い。自信を持ってオススメできる逸品でございます!!

●DVD情報
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『友近プレゼンツ「水谷千重子 演歌ひとすじ40周年記念リサイタルツアー」』
価格:3500円/商品番号:YRBN90443
2012年9月19日(水)発売
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90443.html
≪出演≫
【水谷千重子を祝福に訪れた豪華ゲスト】
五木ひろし/冠二郎/伍代夏子/北原ミレイ/鳥羽一郎/ピーター
【大物演歌歌手とスペシャルトーク】
八公太郎(木村明浩)/鶴亀文治(中川礼二)/進之介(河本準一)/六条たかや(徳井義実)/倉たけし(秋山竜次)/大島美幸/馬場園梓/近藤春菜/渡辺直美
【ゲノゲの女房】
水谷千重子/中村繁之/山田まりや
≪収録内容≫
・水谷千重子ショー
・2人のビッグショー/全6都市を収録
・千重子一座特別公演「ゲノゲの女房」
・越後前舞踏
≪特典映像≫
・大物演歌歌手とのスペシャルトークショー

●「水谷千重子全国ツアーDVD発売記念出張リサイタル」!!!
・日程:2012年9月22日(土)
・開始時刻: 17:00~
・開催場所:イオンモール羽生 専門店街1階西コート
・出演:水谷千重子
・対象商品:「友近プレゼンツ水谷千重子演歌ひとすじ40周年リサイタルツアー」
・購入者特典:ツーショット写真撮影会
※詳しくは下記、R&CのHPにてご確認ください
http://www.randc.jp/mizutanichieko/top.html

●「水谷千重子のよっこいしょブログ!ありがとうって伝えられて…」
http://mizutanichieko.laff.jp/

【友近】

2012年9月14日 (金)

NSC夏合宿レポート!!

2012年9月10~12日にかけて、吉本興業が運営する芸人養成スクール「NSC(吉本総合芸能学院)」の夏合宿が、場所は静岡県掛川市にある「ヤマハリゾート つま恋」にて行われました。参加したのは大阪校35期、東京校18期を合わせた約280人。NSC講師に加えて、芸人による特別授業なども開催され、生徒たちは3日間にわたり“面白くなるためのプログラム”に挑み続けたのでした。
初日。神保町からのバス移動から、合宿ははじまっています。自己紹介、大喜利などを行っていき、合宿会場に到着するや、相方がいる生徒は室内でネタ見せ。また、相方を探しているひとは屋外でオリエンテーション。自己紹介した上でフリータイムを設け、気になる人に声をかけていく“相方探し”を敢行。お見合いパーティの様相を見せつつ、それぞれが自分と合う相手を探していきます。その後は、全生徒を東西合同の22班に分け、班ごとの代表が一発ギャグを披露する「夕食争奪一発ギャグ大会」。対決して勝った班は豪華夕食、しかし負けた班はご飯&味噌汁&ひじきというものに。さらに夕食後は、ハンマミーヤ一木、かたつむり林による「深夜講義その1」。二人はマニアックなモノマネなどを披露しつつ、芸人としての心構えなどをトークしていきました。そして「深夜講義その2」ではLLRが登場。生徒たちのネタを見て、どうすればウケるかなどを実体験を踏まえつつアドバイスしたのでした。
2日目は、広い敷地を生かしての野外実習。プールで大喜利に挑んだり、大なわとびでチームワークを鍛えたり。また、野外実習を行う傍ら、生徒たちは講師を相手にネタ見せも行い、夜のプログラムへと繋げていきます。そう、夕食後には「東西ネタ発表会」があったのでした。二日間のネタ見せの結果を踏まえて、約30組を選考。選ばれた30組が、さらにその場でネタを披露し、その場で上位3位までが発表されました。
そして、この日もあります「深夜講義その1」。5upよしもとで活躍する祇園とポラロイドマガジン、ヨシモト∞ホールを主戦場にするトンファーとタモンズ、計4組が登場。それぞれにネタを披露した後は、リアルな芸人トーク。大阪と東京の劇場におけるシステムから、同期でどれだけ残っているのか、果てはギャラ&バイト事情まで。赤裸々に語る先輩若手芸人たちの姿に、生徒たちが興味津々というより、真剣そのものといった表情で傾聴。質問コーナーも設けられ「どんなときにネタが浮かぶのか?」「コンビとトリオどっちがよいのか?」といった、率直な問いをぶつけているのが印象的でした。
また続く「深夜講義その2」では、ステージ上にさらに上の先輩“泥の97年組”とも称されるBコース、ガリットチュウ、レイザーラモンRGが登場。
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さらに生徒たちは盛り上がりますが、ここで行われたのはワークショップ。Bコースの「集団ギャグ」、RGの「あるあるネタ」を班ごとに作り、3組の前で成果を発表する運びに。また、福島が班のうちひとりをチョイスして、熊谷の「滑舌練習」を振ってみるというのが加わり、構成力と瞬発力を試していきます。中には、あるあるネタで、こともあろうに『軍艦マーチ』に乗せる新機軸を打ち出す者も現れ、これにはRGもしゃがんで笑いだす始末。若さあふれる突拍子もなさを、3組が楽しんでいる様子が伝わってきました。しかし、最後の〆のあいさつではRGが「よしもとを盛りたてて行こうぜ!」といきなり熱いメッセージ。これには思わずBコース・タケトは「このくだりの映像、あとでロムに焼いて僕にください(笑)」。そうして二日目が終了…ではなく、ここから「深夜講義その3」へ! ハンマミーヤ一木によるダンス指導が行われます。時刻は深夜1時。乃木坂46の『ぐるぐるカーテン』につけた一木のダンスをゼロから覚え、なんと「全員が完璧に踊れるまで終わらない!」。少しでも間違ったりやる気がなく見られると「はい、やりなおし!」。そのたびに生徒たちは明るく盛り上がり、また再度挑戦する…その繰り返し。なにより、ずっとステージで踊り続ける一木が一番たいへんだったでしょうが、結局「OK!」となったのは深夜3時すぎ。およそ2時間踊り続けたわけですが、直後に現れたNSCの講師いわく「芸人、しかも若手というのは仕事を選びません。その上、過酷なパフォーマンスを急に要求されることがある。それをどう前向きにクリアしていくか。そのことを身をもって体感してほしかった」とのこと。「はい!」と元気よく答えた生徒たちは、汗だくで部屋へと引き上げていきました。
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最終日。チェックアウトを済ませると、やってきたのは広く小高い丘。最後のプログラム「お笑いスタンプラリー」の開催です。各班に分かれて、先輩たちが待ち受ける関門に挑みます。ノックのボールを奪い合い、キャッチした人が大喜利に答える権利を獲得する「ノック大喜利」、ビーチフラッグの要領でダッシュして、モノをゲットした者が挑む「一発ギャグダッシュ」などなど、5つの種目に挑んでOKが出ればスタンプ獲得。下位となった班は、昼食が「激辛カレー」に変更され、食堂には悲鳴が響き渡っていたのでした。
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そして3日間の行程の最後は、MVPの表彰。全体を通し頑張っていた人を表彰します。目立っていた10人がノミネートされましたが、MVPを獲得したのは、大阪校の「ゆりあんレトリィバァ」と東京校の「池田直人」。ゆりあんレトリィバァは、ピン芸人志向でネタ見せでの独自の世界観が評価されたほか、要所要所で目立っていた女性。また池田直人は、ハンマミーヤ一木によるダンスレッスンにおいて、「一木超え?」ともウワサされたほどに突き抜けたダンスを披露していた若者。21歳のゆりあんは「周りの人のおかげです!」、また18歳の池田は「なんか自分にとっての“一番楽しい瞬間”を見つけたような気がします」とコメントし、なにより一所懸命であると同時に、誰よりも楽しんでいる様子が決め手となったであろうことをうかがわせました。なお、280人の中には『ハイスクールマンザイ2011』で優勝し、NSCに入学金免除で入ったコンビ「ドラッパ」の姿も。ネタ見せなど、随所に光るものを見せ、リロイはMVP候補にもなりましたが受賞ならず。「正直、MVPを狙ってたんですけど、残念です。NSCでのプレッシャーはめちゃめちゃ感じますけど、とても楽しい合宿でした」と振り返っていました。
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■NSC「ニュー・スター・クリエイション」募集要項 
願書受付
第1回募集締め切り 2012年11月末日到着分迄 
第2回募集締め切り 2013年1月末日到着分迄
第3回募集締め切り 2013年3月15日到着分迄
■地方説明会も行います!
スケジュール
・1月13日 仙台
・1月20日 広島
・1月26日 福岡
・2月3日  名古屋
・2月9日  札幌
詳細は追ってNSCホームページにて発表します。
東京・大阪・那覇でも開催決定!お申し込みお問い合わせはNSCまで!!
■NSCホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/nsc/