最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー_道頓堀ZAZAよしもとライブ

炎のライブ vol.6

11月8日、大阪・道頓堀の道頓堀ZAZA HOUSEにて『炎のライブ vol.6』が行われました。16組がネタを披露し、お客さん投票によってMVPを決めるこのイベント。MCは前回の優勝者が担うことになっており、今回はクロスバー直撃が担当しました。また、Dr.ハインリッヒ、霜降り明星が初登場と相成りました。

本編が始まる前にはグイグイ大脇が舞台に出て、前説を。出番があると聞いて会場に来たものの、実はそうではなかったことが判明。時間をもてあましたがゆえの前説でした。そんなグイグイ大脇のことを、「さっきのことは記憶から消してください」とクロスバー直撃・前野。フリートークではクロスバー直撃・渡邊のバイトの話を。短期で“人を脅かす仕事”をしているという渡邊、それがどんな様子なのか、フロアを巡ってのデモンストレーションもありました。そして、マドンナ・石倉の「石倉クラクラシクラメン!!」の三唱で本編スタート!

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第1ブロックは6組がネタを披露しました。まずは斉藤紳士がフリップネタで、「気を抜いたらこうなる」という事例を。時事ネタもからませて、ブラックな笑いで沸かせました。ゴーゴーゴーは漫才を。時間を逆回転させるネタで、ふたりの世界へを引き込みました。とんびも幽霊を題材にした王道の漫才で笑わせました。マドンナも漫才を披露、人の神経を逆なでする松浦の言動に、石倉の憤りは頂点へ。その苛立ちは会場に蔓延していました。初登場の霜降り明星は、スピーディーなボケとツッコミの応酬に激しい動きと、若さ弾ける漫才で魅せました。ヘッドライトは振り込め詐欺を扱った漫才を。微妙なズレが生み出すおかしな空気感で楽しませてくれました。

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第2ブロックの出演者を紹介するため、クロスバー直撃が舞台へ登場。しかし、よく見ると前野ではなく、前野の衣裳を着た石倉でした。そして再び、ネタスタート。コントを披露したのはかりんとう。ラッパー兄弟のネタで盛り上げました。赤い自転車は言葉遊びと体の動き、双方を取り入れた漫才を。見せ方が徐々にダイナミックになっていく様は圧巻でした。おいでやす小田はインタビュアーのコント。とどまることを知らない罵詈雑言で、あり得ないようなインタビュー現場を作り上げました。パープーズは同じことを繰り返す“デジャブ”漫才で不思議な時間を構築、“あのフレーズがまた来る!”と、クセになる味わいでした。恐怖の語り手、ポピー藤原は日常と隣り合わせの恐怖体験を披露し、お客さんを世にも恐ろしい世界へと引きずり込みました。

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第3ブロックの先陣を切ったのは、りあるキッズ。めがねにまつわる漫才を、いまやベテランの貫禄で魅せました。“女性の味方”山本晶子はストーカーにまつわるレクチャーを。講演会のような時間で楽しませてくれました。クロスバー直撃は“ヘアチェック”にまつわる漫才を披露、こちらもオリジナリティあふれる世界観でした。初登場のDr.ハインリッヒは双子の姉妹。まるで迷路のようなエキセントリックな漫才で魅了しました。トリを飾ったのは三浦マイルド。『炎のライブ』も発端は三浦マイルドからで、いわば発起人。あるあるネタの一人コントで笑いを誘い、びしっと締めました。

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以上、16組の中からよかったと思うコンビをお客さんお一人につき3組、選んでもらって集計。そしてMVPを決定します。集計中は『数珠つなぎトーク』で沸かせました。前の人が披露したトークの内容からキーワードを抽出し、そのキーワードに則ってのエピソードトークを次々に披露していくというルールで、「お祭り」「子ども」「バイト」「コンビニ」「おじいさん」「師匠」など、さまざまキーワードにちなんだエピソードが飛び出しました。そのうち、クロスバー直撃・渡邊の独断と偏見で一番面白かったトークを決定。選ばれたのは三浦マイルドで、「仕事でお祭りに行ったとき、小さい子がいたから話しかけたら防犯ブザーを鳴らされた」でした。

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そしていよいよ結果発表へ。まずは第3位から。第3位はマドンナでした。第2位は初登場のDr.ハインリッヒ。そして第1位はパープーズが獲得しました! パープーズは来月開催の『炎のライブ vol.7』でMCを務めることが決定しています。ふたりの活躍もぜひ楽しみに、来月も観に来てくださいね!

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『炎のライブ vol.7』
12月4日(水)開場18:45 開演19:00
前売1500円 当日1800円

『三浦マイルドpresents くそいろクリスマス』
12月18日(水)開場18:45 開演19:00
前売1500円 当日10000円
出演:三浦マイルド他多数

上記共通Pコード587-517

◆チケットよしもと
・チケットよしもと予約問合せダイヤル0570-550-100
・オペレーター対応予約専用ダイヤル0570-041-356〈10:00~18:00〉
・インターネット→http://ticket.yoshimoto.co.jp
・よしもと各劇場窓口
・チケットぴあのお店・サークルKサンクス・セブンイレブン

クロスバー直撃の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/1005/
斉藤紳士の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/995/
ヘッドライトの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/373/
りあるキッズの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/104/

【赤い自転車】【おいでやす小田】【かりんとう】【グイグイ大脇】【クロスバー直撃】【ゴーゴーゴー】【斉藤紳士】【霜降り明星】【Dr.ハインリッヒ】【とんび】【パープーズ】【ヘッドライト】【ポピー藤原】【マドンナ】【三浦マイルド】【山本晶子】【りあるキッズ】

2013年11月 8日 (金)

ミサイルマン単独ライブ『前髪さんとお肉さん』

11月4日、道頓堀ZAZA HOUSEにてミサイルマンの単独ライブ『前髪さんとお肉さん』が行われました。

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単独ライブを開くのは実に4年ぶりというふたり。満場の笑顔に迎えられたオープニングでは、西代が「功を奏した!」と第一声。今や社会人のファンが多いそうで、単独ライブを開くにあたっては「絶対に祝日」という条件を譲らなかったそうです。そして、満員のお客さんを前に、まずは漫才を。「4年ぶりの単独なので、どういうテンションでいればいいか分からない」と言う西代ですが、マクラも含めて約20分、楽しませてくれました。

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続いてはコーナー「聞きたいことを聞きましょう」。コンビ結成から14年も経つと、今更聞けないことも多いとか。ということで、些細なことから核心を突いたものまで、岩部と西代おたがいに質問をして本心を聞き出そうという目的でお届けです。

まずは、西代から岩部へ「晩御飯は何を食べてんの?」という質問が。これに対しては「ちゃんと食べてますよ」と岩部。ちなみに、ここ8、9年はダイアン・西澤と食べることが多いそうで、基本的に、家で鍋、外食で串カツ、たこ焼き、天ぷらのローテーションだそうです。

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ここで話題は晩御飯から西代の“ガサツぶり”に移行し、岩部が見た西代のガサツ・エピソードが飛び出しました。ロケバスでの大いびき、楽屋でのソファ占領、二人でタクシーに乗った際の座る位置など、岩部は日ごろの鬱憤を晴らすかのごとく、西代のガサツな言動について言及していました。

また、「岩部の何がダウンタウン・浜田さんの心を掴んだのか?」という質問も。ダウンタウン・浜田とよく食事に行くという岩部に、食事会の様子を興味深く聞く西代。この単独ライブの前には学園祭に出演していた二人ですが、そのステージで、浜田と東野幸治が出演しているテレビ番組『ごぶごぶ』のドッキリに引っかかったとのこと。そのエピソードも語られました。

そして岩部から西代への質問では、「最近、痩せてない?」。なんと西代はこの2ヶ月で15キロのダイエットに成功したそうです。体重も123キロから108キロにダウン、「ゆくゆくは本を出したい」と意気込むほど、西代はダイエット法に開眼したようです。西代によれば「食べる時によく噛むこと。そして体の仕組みが分かると痩せる」とのこと。ここからしばらく西代のダイエット講義が始まったのですが、朗々と語る西代を横目に「繊細な心にはイラっとする!」と岩部。いわく、人から聞いた話をあたかも自分のことのように話すことが、岩部の心をかき乱すのだそうです。そこには先の“ガサツであること”も含まれており、「人には気遣いが大事」と岩部は諭すように呟いていました。

再び西代から岩部へ質問、「貯金とかしてる?」。宵越しの金は持たない主義の岩部、お金もぱっと使うそうで、保険にも入っていないそうです。そんな岩部とは正反対の西代、保険に入ることへのメリットを滔々と語り、しばらく保険講座が繰り広げられました。そして、せつな主義の岩部に対し、「その考えは昭和や。平成の芸人は違う!」と力説していました。

続いてのコーナーでは、岩部主導による西代の″救済措置”が。岩部によれば「西代のキャラが薄すぎるので、もっとエッジの効いたキャラを西代に託し、浸透させたい」とのこと。なお、岩部自身は自称“ナニワを席巻中”の武将キャラを筆頭にグルメソングキャラ、シャンプーキャラ、ダルビッシュキャラ、鶏がらスープキャラ、街ブラキャラ、画家キャラなどいくつもの顔を持っているとのこと。

そんな岩部が西代のために考案したキャラが、寒そうに体を震わせ、息を吹いて両手を温める“寒がりキャラ”に江戸っ子キャラ、鮫キャラなどなど。そして数ある新キャラの中から、グルメロケでも使えるようにとロケシーンを再現することに。岩部の武将キャラ×西代のロボットキャラ、同じく武将キャラ×西代の妖精キャラといった組み合わせで、グルメロケをシミュレーション。双方の強烈なキャラがぶつかり合い、グルメロケというよりコントを見ているようでした。

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4年ぶりの単独ライブもいよいよ大詰め。最後はびしっと漫才を。ふたりは、“難しい”という女性の言動について、いい年頃の独身男性ならではの目線で笑いを誘いました。

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エンディングでは、岩部の伸び続ける前髪についてや、そのまじめな性格に触れつつ、ネタのみならず「トークライブも定期的にやっていきたい」(岩部)との展望も。締めはおなじみ、岩部の武将様による“天晴れ”の雄叫びで幕を閉じました。

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ミサイルマンの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/185/


【ミサイルマン】

2013年10月31日 (木)

『後藤ひろひとPresents Drunken Songbook vol.1~歌う酔っ払いの宴~』

10月24日、道頓堀ZAZA HOUSEにて『後藤ひろひとPresents Drunken Songbook vol.1~歌う酔っ払いの宴~』が行われました。劇作家の後藤ひろひとが発起人となり、愉快な仲間と共に飲んで、歌って楽しもうという主旨のこのイベント、まるで歌声酒場のような雰囲気で楽しませてくれました。また、イベントはニコニコ動画での生配信も同時に行われました。

この日のゲストはミクロムス、石田雄一さん、大西ユカリさん、そしてぼんちおさむという豪華な顔ぶれ、お酒を運ぶウェイトレス役としてガブリエルみきさんも登場しました。

まずはギターやバンジョーのヒデオさん、バイオリンのマルムシさん、打楽器のグッチさんによるトリオ、ミクロムスがステージに呼ばれ、メキシコやペルーなど南米調のオリジナルソングを数曲披露。使用している楽器がノンプラグドということもあり、フロアも練り歩き、会場を盛り上げました。

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演奏が終わるとゲスト席へと。長テーブルが並べれたゲスト席は、後藤によれば「イメージは『最後の晩餐』です」。これからいよいよ記念すべき第1回目の『Drunken Songbook』が始まります。構成台本はなく、選曲は飲みながら決めるという、お客さんはもちろん出演者も何が飛び出すか分からないライブです。ですが、その曖昧さがリラックス感をさらに増長させ、心地よい雰囲気を作り出していました。

そして次に呼ばれたのがギターの石田雄一さん。数々のCMソングを手掛けている石田さん。代表曲を何曲か歌ってもらったところ、「知ってる!知ってる!」というリアクションが。また、石田さんは河内家菊水丸のギター担当としても有名で、「夏は大体、櫓の上にいる」とのことでした。


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石田さんも交えて、長テーブルで雑談を始める後藤とミクロムス、石田さん。話題は1980年代の映画となり、ミクロムスと石田さんの演奏、後藤の歌唱で映画『ネバー・エンディング・ストーリー』のテーマ曲を披露することに。もちろん、打ち合わせなど一切なし、ミクロムスと石田さんのセッションも即興。が、即興とは思えない息の合った演奏で聴かせてくれました。後藤も「緊張する」と言いつつも、自慢ののどで魅せました。続いても映画音楽から、『ロッキー3』より『アイ・オブ・ザ・タイガー』をレゲエ調のアレンジで。また、U2の楽曲も披露しました。

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ここで3人目のゲストが登場、大西ユカリさんです。大西さんもほぼ生声で、ミクロムス、石田さんの楽器に勝るとも劣らないパワフルな歌唱で魅了しました。

まずは石田さんと一緒に作ったという“幻のCMソング”を大迫力で。「めっちゃカッコイイ!」と後藤も大興奮。映画『悪名』のワンシーンを一人芝居調に再現されたり、河内音頭を歌われたりと楽しませてくれる大西さん。「さっきまでU2歌ってたのに、河内音頭になった!」(後藤)とやんややんやの大喝采。

その勢いで「やっちゃっていいですか!?」と大西さん、ご自身のアルバムに収録している『身も心も』の韓国語バージョンを、石田さんのブルージーなギターを伴い歌い上げました。その迫りくる歌心に、場内は水を打ったような静けさに。プレイヤーの気迫がダイレクトに伝わる、まさに極上のライブを味わわせてくれました。

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余韻に浸っている中、「どうします? 呼びます? あのモンスターを…」とステージ上は何やらものものしい雰囲気に。そして大西さんが『テネシーワルツ』を歌い始めると…ステージ袖からぼんちおさむが飛び出してきて、曲調は一転パンクに! そして大西さんのパートではしっとりと、おさむのパートでは“おさむちゃん節”も交えたパンクでと、アップダウンも激しく、会場は大いに盛り上がりました。その後は、「まじめな歌、行きます!!」とおさむ、後藤とツインボーカルで『What a Wonderful World』を。また、『ルート66』では、おさむのクセが絶妙に入り込み、フリージャズのような面白さで魅せ、またもや大喝采。そして生配信終了の時間が来たため、第一部のラストは『スタンド・バイ・ミー』を大合唱。大西さんの即興のコーラスも入り、聴きごたえたっぷりでした。

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続いて“打ち上げ”と称する第二部を。ここからは会場にお越しになったお客さんのみが楽しめる展開に。『HOLD ON』『カントリーロード』、そして大西さんがおさむのために書き下ろし、デュエットもした『おかしな二人』をふたりで歌い、残り時間があと5分となったところで即興のブルースを。出演者全員がこの日の気持ちを歌にして、締めくくりました。終始、演奏を担った石田さんとミクロムスの3人、どの楽曲も瞬時に対応、しかもちょっとしたアレンジも加えるなど、まさに職人芸の音を聴かせてくれました。

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エンディングでは「また必ず、2回目があるから、みんな来てくださいね!」と後藤。最後はガブリエルみきさんのピアノ伴奏で『Have a little faith me』を味わい深く歌い上げ、締めくくりました。演者との距離が近く、生演奏、生歌の醍醐味をたっぷりと感じられた『後藤ひろひとPresents Drunken Songbook vol.1~歌う酔っ払いの宴~』。第2回目もありましたら、ぜひお越しください!

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ぼんちおさむの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/32/

【ぼんちおさむ】【後藤ひろひと】

2013年10月23日 (水)

女と男・市川が早くも勝利宣言!「関西最強!?軍団決定戦」で第二のTKF、小籔軍団が誕生!?

たむらけんじファミリー(TKF)、小籔軍団etc…関西に数ある芸人軍団から、4つの団体が集まり次世代の頂点を争う「関西最強!?軍団決定戦」が、10月31日(木)、道頓堀ZAZA HOUSEにて開催されます。発起人は、自らも「市川軍団」を率いて参戦する女と男・市川。「僕らが一番だと見せつける」と早くも勝利宣言をぶち上げる市川に、秘策や見どころを語ってもらいました。 

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——今回のイベントは、市川さんが発案されたものだそうですね。  

僕自身、たむらけんじさんや小籔さんが作っておられる軍団でお世話になってきたこともあり、恩返しの意味も込めて後輩たちによくしてあげたいと、「市川軍団」を立ち上げました。本当は僕らだけでイベントをやりたかったんですが、その前にやはり他軍団とも勝負して、僕らが一番だというのを見せつけたいと思ったんです。  

——市川軍団の主要メンバーには、どんな芸人さんがおられるんでしょうか?  

当然ご存じだと思うんですけど、シンドロームの高橋とか…あれ!? ご存じないですか? 皆さんがよく知っているところでいえば、ミルクボーイもメンバーです。最近まではバイク川崎バイクも入ってたんですけど、売れたんでちょっと…。  

——えっ!? 売れたら卒業なんですか?  

というより、連絡してこなくなってしまうんで…。  

——それは悲しい…。軍団を結成されて、どれぐらいになるんでしょう。  

4年前から、ミルクボーイとインターネットで『市川ラジオ』というのを一緒にやってまして。半年ごとの改編期を乗り越えて(笑)、何とかこの10月からもやれることになりました。ほかのみんなとも、それぐらいのつきあいでしょうか。 

——普段はたとえば、皆さんで一緒に食事をしたり?  

団員は、僕の実家に来て、家の近くの串カツ屋で僕の両親とご飯を食べるのが恒例行事なんです。家族ぐるみのおつきあいですね。ただ、去年も忘年会を企画したんですけど、20人ぐらい誘ったのに全員のスケジュールが合わなくて…。  

——全員!?  

ひとりも来なかったんです。僕がちょっとすねてたら「新年会やりましょ」って言ってくれましたけど。そんな活動を通じて結束を固めて、この感じを舞台でも出せるように、いろいろ面白いことをしようということで。  

——今回、対戦相手となる3つの軍団ですが…。  

まず、三浦マイルドさん率いるマイルド軍団。マイルドさんは僕の半年先輩で、12年ぐらいのつきあいなんですよ。でも昔からお互いちょっと意見が違ってて、言い争うことも多かったんで、舞台の上で改めてどっちが面白いんや、と。実は僕「こんなヤツ、何で売れるねん」と思ってたんで、『R−1ぐらんぷり』でチャンピオンになられた日は、あまり飲めないお酒を6杯も飲んだほど悔しかったんです。マイルドさんも、たくさん団員を抱えてるんですよね。  

——マイルド軍団にはどんな方が?  

ヒューマン中村とか矢野号といったピン芸人仲間と、個人的にかわいがっているポピー藤原とかシーチキン佐野とか、かなりマニアックな芸人たちのふた通りいますね。当日、どちらを連れてくるかはまだわからないです。  

——矢野・兵動 矢野さんの軍団も参戦されます。  

例えばカーニバルとか…矢野さんが家によく呼んで、食事会をやってはるチームですね。お願いしたら、「いくらでもやったんぞ、パイセンやぞ!」と応じてくださいました。  

——そして、りあるキッズ・ゆうきさんの軍団も。  

家でゲームをしたりする軍団があるらしいんです。僕も謎なんですけど…。最初に聞いたときは、(千原)ジュニアさんを呼ぶって言われたんですよ(笑)。「東京でよう飲ましてもうてるから、ゆうき軍団や」って…でもそれ、軍団ちゃいますよね…。  

——各軍団とも、誰が登場するのかは当日のお楽しみ、ということですね! この闘いを仕切るのが、MCのスーパーマラドーナ・武智さん。  

この4人は血気盛んなんで、万一、ケンカみたいになったら、止められるのは元ヤンの武智さんしかいない、と。鉄拳制裁してもらうぐらいのつもりで臨みます。血で血を洗う闘いになりますよ!  

——勝敗は、どのようにして決めるんですか?  

『アメリカ横断ウルトラクイズ』じゃないですけど、知力・体力・時の運、全部をやろうと思ってます。お笑い的な大喜利とかもありますし、リーダーを中心とした結束力も試されます。あとは、各々の軍団のカラーが出る対決も、ひとつずつ持ってきてもらって。市川軍団なら、僕の「井上小公造」にちなんで芸能スクープ対決。矢野さんでしたら、パイセン語クイズとか…そういう特色のあるものを当日までに持ってきてもらって対決します。  

——4軍団が闘ううえで、市川軍団の“強み”はどこにあるんでしょうか。  

柔軟性ですね。ほかの皆さんは頑固なんですよ。あと、これはたぶんですけど、人気は一番あると思います。だからお客さんをたくさん呼んで、会場を市川軍団一色にします。ホームの雰囲気を作って盛り上げていただきたい。さらに、知力を使った策略もいろいろ考えてるんですよ。僕以外の3人はアホです。頑固なアホしかいないんで、申し訳ないですけど、様子見ながらやっていったら絶対に勝てると思ってます。  

——では、3つの軍団の中で一番強敵なのは?  

それはやっぱりマイルド軍団です。舞台でもプライベートでも、僕ら何度もケンカしてるんですよ。それはもう絶交するぐらいのケンカを。もちろん、12、3年お世話にもなってきたので、恩をあだで返すではないですけど、僕らの力を見せつけてやりたいです。  

——勝利した軍団には、何が与えられるんですか?  

今、考えているのは、その軍団の単独ライブをやってもらいたいな、と。もちろん、僕が勝って、市川軍団としてやりたいんですけど。もしくは初代チャンピオンとして、次回からもいろんな軍団と対決していくというシリーズ化もアリかもしれません。  

——ということは、今回は出場しないけれど、意識している軍団もあるのでは?  

(吉本新喜劇・今別府直之の)今別府軍団です。5up(よしもと)のシュッとした男前芸人の軍団とかともやってみたい。男前には負けたくないっていうのがあるんでね。今回のイベントに出てるのは男前じゃない人間ばっかり。ひんまがった気持ちの人間ばっかりですから。  

——もちろん目標は優勝だと思いますが、このイベントを経て、市川軍団の今後の展望も聞かせてください。  

『市川ラジオ』の公開収録をやってもふたりしか見に来ないとか、これまで悔しい思いをいろいろしているので、今回、ここで一番になって「面白そうなメンバーが揃ってるな」と思ってもらえるようになりたい。そして、ゆくゆくはたむらさんの「TKF大祭り」に対抗して、「市川軍団大祭り」を!  

——期待しています! では、最後に読者へのメッセージをお願いします。  

市川軍団はもちろんですけど、関西にはいろんな軍団があるということ、そこでの先輩と後輩の交流や絡みを見てほしい。「この人とこの人は仲ええんや」「こんな面白いノリがあるんや」というところを。テレビではなかなかそういう部分を見せるチャンスがないし、そういう意味でも、今回のイベントはテレビでいっさい見られないものやと思います。そう、今まで見たことのないお笑いライブをお見せしますよ!   

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「関西最強!?軍団決定戦」  

日時:10月31日(木) 18:45開場 19:00開演

会場: 道頓堀ZAZA HOUSE

出演:市川軍団、三浦マイルド軍団、矢野軍団、ゆうき軍団、スーパーマラドーナ・武智(MC)

料金:前売1500円 当日1800円  

チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/



【YNN動画】女と男はこちら⇒http://ynn.jp/u/358
 


【女と男】【三浦マイルド】【矢野・兵動】【りあるキッズ】

2013年10月14日 (月)

「道頓堀ZAZAよしもとライブ『自己満オタクの集い』」

10月8日、道頓堀ZAZA HOUSEにて「道頓堀ZAZAよしもとライブ『自己満オタクの集い』」が行われました。

自己満足で完結し、普段は集わないオタクたちが一堂に会し、自己満足なトークをしようじゃないかという主旨のこのイベント、MCをグイグイ大脇が務め、よしもと1のアニメオタク、はりけ~んず・前田がゲストとして出演しました。そして、前田に活きのいい西のオタクたちを知ってもらおうということで、“我こそは○○オタク”と譲らない若手のオタク芸人たちがプレゼンを行いました。

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トップバッターはGAG少年楽団の宮戸。宮戸は「ももクロオタク」ということで、メンバーがリハで着ているというパーカー姿で、ももいろクローバーZの良さをPR。宮戸によれば「一生懸命な姿がかわいい」そうです。そんな彼女たちの姿を見ていると、「日々、忘れてきた懸命さを思い出す」のだとか。なお、5upよしもとで開催しているももクロ好きが集まった「モノノフに告ぐ」というイベントは毎回、大盛況。普段とは異なる客層で盛り上がるそうです。そんな宮戸のプレゼンを受けて前田は「一生懸命萌えでしょうね」と分析。その分かりやすい例が高校野球だそうで、甲子園で応援している女子高生たちの姿と重なるものがあるとのこと。ちなみにそれを「もう一つの甲子園」と呼んでいるそうです。

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次はヒューマン中村が登場。アニメ『おジャ魔女ドレミ』オタクでエントリー。出会いは大阪に来て間もない頃。友達もおらず孤独な日々を送る中、夜勤明けのある日、偶然テレビでの放送を見て号泣したそうです。以来、どっぷりと。その魅力の最たるものが「テーマが重い!」ことで、放送回のベスト3も発表していました。厳しい現実に直面するも、登場人物はみな自力で問題を解決していくところが素晴らしいと絶賛するヒューマン。同じくアニメ好きの前田も「僕の青春でもあった」としみじみとコメントしていました。

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続いてはボクサーとしての活躍も目覚ましい安田由紀奈です。安田は絵本オタクだそうで、3冊の絵本を持ってステージへ。「月夜のキャベツ」「3びきのかわいいオオカミ」「なにをたべたかわかる?」が特におすすめで、オチまできっちりあらすじを説明。最後には値段も忘れず、お知らせしていました。

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妖怪オタクで出てきたのが吉本新喜劇の福田多希子。プレゼン内容は「水木しげるさんの漫画に出てこない妖怪」ということで、「天井なめ」「火消ばばあ」「寝太り」など、レアな妖怪の生態を紹介しました。淡々と妖怪についてを語る福田に対し前田は、「テンション的にも妖怪っぽい」との見解を示していました。

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妖怪オタクの福田が“陰”とするなら、こちらは正反対の“陽”タイプ、世界をまたにかけて活躍するBBQオタク、たけだバーベキューです。日本に48人しかいないバーベキュー上級インストラクターの資格を持つたけだは、バーベキューのレシピ本を出版し、カナダ大使館の公式行事に呼ばれるほど、その世界ではかなりの有名人。ですが、そんなたけだのさらに上をゆくバーベキューマスターについて、インストラクターと比較をしながらBBQ界においてマスターがいかにハイレベルをPRしました。

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太陽の日差しは束の間、またまた“陰”のオタクが登場、自称エロオタクの人妻ニャンコがエロスについて様々な小道具を用いながらアピール。途中、前田の体を拝借しての実演もあり。とっさのことに前田は「こんな辱めを受けたのは、26年の芸人生活で初めてや!」と嘆き、「オタクちゃうやん、ただのスケベやん!」と絶叫していました。

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最後は女と男の市川です。ファイナンシャルプランナーの資格保持者としても知られる市川は、プレゼン内容もお金について、クイズ形式でPRしました。「家電における待機電力が一番高いのは何でしょう?」というクイズは3択で。①テレビ、②ハードディスク、③ガス給湯器のスイッチつけっぱなしのうち、前田の答えは「3」。そしてご名答。ガス給湯器のスイッチをオフにするだけで年間2400円の電気代が浮くというのですが、「そんなん、お風呂終わったらみんな、消してるよ」と前田がバッサリ。驚きや感心といったお客さんのリアクションも全くなく、持ち時間に余裕があったものの、市川は完敗といった様子であっさり舞台袖に引っ込んでいました。

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続いては、「自己満オタク交流座談会」を。さきにプレゼンをしたオタク芸人たちが舞台に集合し、それぞれ語り合いました。まず、オタク歴について。

ももクロオタクの宮戸は「2年くらい」。ヒューマン中村は「出会って8年目くらい」。絵本オタクの安田は「20年ぐらい」。物心ついた時から絵本が大好きだったそうです。福田も「20年弱」。霊能一家に生まれた福田も、気が付けば妖怪に関する情報が自然と集まっていたそうで、霊感の強い祖父と共に龍も見たとか。なお、河童も目撃したことがあるそうです。たけだバーベキューは「3、4年」。ニャンコも筋金入りで「20年弱」。エロスに目覚めた経緯を生き生きと語っていました。市川は「大学卒業後、金融関係の仕事についてから」とのとでした。

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次に、周りの人の反応について。

宮戸は「ももクロを通じて知り合いが増えました」と嬉しそう。そして、GAG少年楽団でのラジオやトークライブでは絶対に話さないという“ももクロマンチョコ”の話を、これまた嬉しそうに披露しました。ヒューマンは「共感されたことがない」。それゆえ、前田と『おジャ魔女ドレミ』について初めて話ができたときはすごく嬉しかったそうです。安田は「子供には好かれる」。福田は「霊感があるまではOKだけど、河童を見たとか言うとイタイ子って思われる」。たけだは「知り合いがいっぱい増えた」。先輩、後輩芸人のみならず、食品関係の社長さんなど幅広い層に受け入れられているようです。ニャンコは「人によって評価が分かれる」。そして市川は「保険や確定申告の時など、声がよくかかる」と繁忙期があるようです。

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お金のことが気になって仕方がない市川は、オタク芸人たちに「どれくらいつぎ込んでるの?」と質問を。『おジャ魔女ドレミ』熱がピークの時は「20万円ぐらい」とヒューマン。友達がいないので、お金だけはたくさんあったそうです。なお、同じアニメ好きの前田は「テレビ観るだけやから、電気代くらいなもの」と。集める時代はとうに終わり、今は集まって来るそうですが、「ここまでたどり着くには10年以上かかった」そうです。ニャンコは「月に安くて1万、よく使って3万」とのことでした。

その人の雰囲気をからイメージにぴったりな妖怪を提示するという芸を持っている福田に、安田から「それぞれ妖怪にたとえてほしい」とリクエストが。安田は座敷童、たけだはぬっぺらぼう、ニャンコには「色情霊がついている」と妖怪ではない見解を。そして市川、宮戸、ヒューマンは共通して「水木先生の漫画に出てくる人」。前田は「おぼろ車」、大脇はというと……「妖怪グイグイ」とそのまんまでした。

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最後はまたまた市川よりクイズが。「500ミリリットルのお湯を沸かすのに、一番安つく方法はなんでしょう?」とのことで、①ガスで沸かす、②電気ポットで沸かす、3給湯器で沸かしたお湯をさらにガスで沸かす、④電子レンジで温める、と4択で。答えは①でしたが、ここでもまた「それはそうだろうな」という驚きも感心も薄いリアクションが会場中に漂っていました。なお、市川による大量にお湯を沸かす際は③が一番安くつくそうです。

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エンディングで、若手オタクの感想を前田に聞いたところ、「全員気になりますね。ニャンコも東京にはいないタイプですし。アニメオタクのヒューマンとは、『おジャ魔女ドレミ』コントもしてみたい。東京に連れて帰って、(同じアニメオタクの)天津・向の目の前でコントをして、向のジェラシーも見たいですね!」と今後のプランも明かしていました。

「道頓堀ZAZAよしもとライブ」では今後も、様々なジャンルとのコラボレーションイベントを開催します。今度はどんなコラボレーションが生まれるか、どうぞご期待ください!

はりけ~んず・前田の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/220
女と男・市川の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/360
ヒューマン中村の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/32492/
GAG少年楽団・宮戸の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/390
安田由紀奈の動画はこちら(つぼみ) ⇒ http://ynn.jp/u/1487/
福田多希子の動画はこちら(つぼみ) ⇒ http://ynn.jp/u/1487/

【はりけ~んず・前田】【グイグイ大脇】【女と男・市川】【ヒューマン中村】【GAG少年楽団・宮戸】【たけだバーベキュー】【安田由紀奈】【福田多希子】【人妻ニャンコ】

2013年10月 9日 (水)

10/21(月)、道頓堀ZAZA HOUSE で開催! アキナ、トークライブ「アキナの話」を語る!

5upよしもと煌~kirameki~Memberであり、8月末に行われた『煌~kirameki~Battle』の結果、9月からは劇場宣伝隊の“キラメン7”入りも果たしたアキナが10月21日(月)、トークライブ「アキナの話」を道頓堀ZAZA HOUSEで開きます。次回で4回目となるトークライブについてはもちろん、アキナ初のソロライブとなった「真夏のキラキラ単独祭り『オギャー』」や“キラメン7”についても語ってもらいました!


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―― トークライブについてお伺いする前に、「真夏のキラキラ単独祭り」でアキナとしては初の単独ライブ『オギャー』を開かれました。単独ライブの手ごたえはどうでしたか?
山名 大成功でしたね。あれ以上のものを今後、出せるのかって思うところもありますし、ある意味で大事な…。
秋山 今、カッコつけてる?(笑) 山名君は今、カッコつけてると思います。なんか見たん? 『情熱大陸』とか。
山名 いや、大成功は冗談ですけど、1回目で、よかったなって思います。『オギャー』っていうタイトルは、ほんまに“一発目”っていう気持ちも込めていて。
秋山 そうですね、1回目にしてはよかったと思います。

――そして『煌~kirameki~Battle』では4位となり、キラメン7にも入りました。どうですか、キラメン7入りしてみて。
秋山 すごく楽しいですね。

――煌 ~kirameki~ Memberとはまた違いますか?
秋山 違います、違います。ラジオやテレビ番組に出れたりしますし、分かりやすいです。

――キラメン7入りを果たせたのは、単独ライブを開催したことも大きいですか?
秋山 そうなんですよ、単独ライブで下ろした2本のネタをバトルにかけて。それで4位という結果になったのでうれしかったですね。バトルのネタは、漫才と「経営者と経営者」っていうコントをやって。

――その2本のネタに決めたのは、単独ライブの手ごたえもかんがみて、これで行こうと。
秋山 単独が終わってすぐですね。意見は一致しました。あの2本で次のバトルをやろうって。それからは劇場でやらずに、もう封印した感じで。バトルで久しぶりに下ろしました。

――そうして、キラメン7に入って。次のバトルは11月にありますが、この3ヶ月、どういうふうに過ごしていきたいですか?
秋山 テレビやラジオにも出させてもらっているので、1つ1つのことを面白いと思ってもらえるようにやりつつ、また秋に単独ライブがあるので、次のバトルもそこから2本、ネタを出せるような、いい単独になればいいなと思います。
山名 次も絶対、残りたいですね。なので今、吸収できるものは全部したいです。結成してまだ10ヶ月くらいで、3人から2人になったことで、ネタの作り方も全然違うんですよ。「あ、こういうのがあるな」って、方法がいっぱいあるんです。だからこの間にいっぱい、得ておきたいですね。

――では本題のトークライブについてですが、いつもはどういうスタイルでされてますか?
秋山 そのときしゃべりたいことをしゃべってるだけですね。
山名 40分くらいしゃべって、最後の20分くらいにお客さんから質問を受けたりしています。

――トークのネタは日常でも意識してますか?
秋山 事件とまではいかないですけど、何か起これば「これ話そう」って常に思います。ただ、意識しすぎると、話ってできないんですよ。なので、「今月、ほんまに話すことないな」っていう時は、過去のことをほじくりだしたりしてます。
山名 意識してないようでしとかんと、ほんまに忘れてまうときがあるんですよね。その後悔が多すぎて、何かあったらその瞬間に覚えとこうとしてます。

――ネタライブとトークライブで、何か大きな違いがあれば教えてください。
秋山 緊張の仕方が違いますね。トークライブでは本番が始まっても頭の中がふわふわしているというか。「ほんまにこの話し方でいいんかな」ってギリギリまで考えてるので。ネタライブは、本番前にはほぼ固まってるので、もうやりきるだけやなって。

――トークというのは完成しづらいものですか。
秋山 どれがベストなのか分からないところはありますね。

――言葉を発する順番によって、いろんなことが違ってきますもんね。
秋山 そうなんですよ。人のトークは「ああ、うまいな、おもろいな」ってすごく思うんですけど。
山名 ひょっとしたら僕、トークの方が緊張するかもしれません。頭の中で「この順番でしゃべろう」と思っても、ごっそり抜けるんですよ。ネタが飛ぶという現象とはまた別で、「あれも言っといたらよかった」とか思うこともありますね。あれ、何なんですかね。

――では、トークライブの醍醐味は何でしょうか?
山名:ネタは作ったものをそのまま見せるというか、あんまりアドリブとか入れられないんですよ、その場で。でも、トークは用意していた以外の話がポンポン浮かんできて、それに乗ってわーってしゃべってる時とか、すごい楽しいなって思います。
秋山 それって一番いい感じだと思いますね、トークライブでは。ネタライブでも、乗っている時は設定を崩さない程度でのアドリブはお互いあると思うんです。それはでも、結局はセーブしているんですよね。でもトークではセーブすることないので。
山名 楽しいですね。前回、その状態が一番ピークの時に、「今、ええ状態っすね」って言うてもうたんやっけ?
秋山 言うてない、言うてない! それは言わない。お客さんがおる前では言わない。
山名 あ、そうでしたか、すみません。
秋山 でも、そうやって言いたくなるぐらいの時がベストやと思います。

――道頓堀ZAZA HOUSEという劇場はどうですか?
秋山 僕は、すごく大好きですね。あの居心地のよさは何なんでしょうね。
山名 僕も好きですね。広すぎず狭すぎず、いい密着感がありますね。
秋山 ああ、そうですね。ちょっとbaseよしもとに似てるなぁって思います。

――お客さんの顔は見えているんですか?
秋山 後ろまで見えてますね。「あの人、あんまり笑ってないな」とか思う時があります(笑)。ネタの時はそんなにお客さんの方は見られないですけど、トークの時はよく見えてますね。そういうところでも緊張感があるのかもしれないです。
山名 開始10分くらいで、笑ってない顔を見た時は、めっちゃ焦りますね(笑)。

――お二人は道頓堀ZAZA HOUSEという劇場をどう捉えてますか?
秋山 今、“ウラなんば”が流行ってるじゃないですか。そんな感じはしますね。“ウラ劇場”みたいな。ちょっとマニアックだったりしますけど、そこが一番おもろいところやと思うので…。普段の劇場では見られない感じを見る機会が多いところなのかなって思います。
山名:ZAZAではオーディションライブもやっていて。オーディション組の彼らにとって一番最初にネタをやる場所だったりするので、まだ見たことのない、これからがガーッと行くであろう芸人がいっぱいいますね。若手が頑張る場所というか。

――そういうオーディション組のエネルギーなんかは、刺激になったりしますか?
秋山 めっちゃなりますね。オーディションのMCもやらせてもらっていて、二人で一緒に(ステージの)袖から彼らのネタを見るんです。ほんまに面白い子もいっぱいて、面白いと思って声に出して笑ったりするんですけど、ふと横にいる山名君を見た時、山名君も笑ってたら「あ、(山名と)価値観一緒やねんな」って改めて思ったりとか。再確認じゃないですけど、そんなことは思ったりします(笑)。好きな笑いが同じなんやなって。僕が笑ってて、山名君が笑ってないっていうことがあんまりないので…。そうですね、だから2度、おいしい感じです。後輩から刺激をもらって、自分らの価値観も再認識できて。
山名:ZAZAは適度な広さの空間で、お客さんが入った感じとかもちょうどいいんです。オーディションに出る若手たちにとっても、そこでウケたらいい気分になるし、すべったらまだまだ頑張らないとって思うでしょうし、いい判断の場所になってると思いますね。

――今、秋山さんがおっしゃった“山名さんとの価値観”については?
山名 横で聞いていて照れくさいというか。まあ、うれしいですけど、照れくさいですね。

――秋山さんが隣でホッとしていたことに、気づいてました?
山名 全くなくて、僕、今、めちゃ恥ずかしいですね。

――じゃあ、次から一緒に見るのは照れくさくないですか。
山名 今、おっしゃったことで僕は照れくさくなります(笑)。

――すみません、今のは忘れてください。では話をトークに戻しまして、お互いのトーク術をどう見ていますか?
秋山 切り口が斬新やなと思います、山名君は。「あ、そうもって行くんや!」って僕はいつも思います。すごいな、すごいなって思いますね。最初に出会った時は斬新っていうイメージだけやったんですけど、技術がだんだんついてきて、いいところはしっかりと残っていて、すごいなっていっつも思いますね。

――自分にないものを持っている?
秋山:100%そうです。だから相方でよかったなっていつも思います。自分自身のないものを補う必要はないので。もう、山名君が持ってるから。
山名:え…、それ、どういうところですか…?
秋山:もうええって、照れくさいって言うてたやん、さっき。
山名:斬新……。どこで斬新って思ったん?
秋山:いや、もって行き方とかね。切り口とか。
山名:ずっと思ってたんですか?
秋山:ずっと思ってる。
山名:あ…そうなん。……技術が最近、ついてきてるなと。
秋山:それはもう、長くやってきてるから。いい感じやなと。
山名:一番最初に思ったんはいつですか?
秋山:だから出会って、最初のトークコーナーに出たときちゃいますか? 「あー、トークもおもろいなー」って。
山名:ああ、そうか…。そうか、そうか。そうですね、僕ら最初は知り合いじゃなかったですもんね…。
秋山:その話はもう、後でやろうや!(笑)。

――山名さんはそんな秋山さんのトークをどう見ていますか?
山名 斬新かどうかほんまに分からないですけど、思いっきりスベるときがあるんですよ、僕が。そういう時のフォローがまず、すごいです。お客さんにバレへんように話を進めるみたいな。あと、笑いの好きなところが似てるっていうのも、お客さんには伝わってなくても、秋山さんが面白いと思って笑ってる時もあって。だから自然とそのままフォローしてくれて、またいい感じになったり。話はもともと上手ですね、しゃべるのが。だから勉強になりますね。

――それは今でも?
山名 今でもです。

――では最後に、このトークライブではどういうアキナが観られるのか、教えてください。
秋山 素の二人というか、僕らは普段から一緒に遊んだりするので、“二人で遊んでる時はこんな感じでしゃべってるんやろうな”っていうところが出ていると思います。よそよそしい感じが一切ないと思うので、そういうところも楽しんでもらえるんじゃないかと思います。まだ観に来たことのない方は1回、観に来てほしいですね。
山名 5upよしもとでは見せない表情をしていると思います。家にいる感じです、ほんまに。

――そんな二人を見て、また好きになってもらえたらいいですね。
秋山 そうですね、好きになってもらいたいです!


アキナトークライブ「アキナの話」
日時:10月21日(月) 開場:20:15/開演20:30
会場:道頓堀ZAZA HOUSE
料金:前売1200円 当日1500円

【チケット好評発売中】
◆チケットよしもと  0570-550-100 (※お問合せは10:00~19:00)
チケットよしもと:http://ticket.yoshimoto.co.jp

【アキナ】

2013年10月 1日 (火)

道頓堀ZAZAよしもとライブ『アイドルエキスポ!』

9月より始まった吉本興業の新機軸「道頓堀ZAZAよしもとライブ」。これはお笑いのみならず、さまざまなジャンルとのコラボレーションを通じて、道頓堀ZAZAから新たなエンタメを発信していこうという試みで、『吉本新喜劇×男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』という芝居や、弁護士を招いて業界の裏側を知るトークイベント『'し'曰く』、ニコニコ動画の生配信も並行してのイベント『ヤナギブソンの撃鉄!~やりたいようにやらせてもらってま~』などを開催しています。

そして9月29日には“未来のアイドルを発掘”をコンセプトにしたイベント、その名も『アイドルエキスポ!』を開催。MCをガリガリガリクソンとイベントプロデューサー・高瀬が務め、SKETCH、キャラメル☆リボン、Mary Angel、くりかまきのステージをお届けしました。

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トップバッターは関西発のダンスボーカルユニットSKETCH。パワフルな歌とダンスで会場の熱気を煽ります。自己紹介の後は『dokidoki』、新曲『雨のち晴』など全4曲を全速力で駆け抜け、美乃吏さんのネックレスがはじけ飛ぶほどの熱いステージを展開しました。

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ライブの後はMCの二人とトークを。メンバーに事前アンケートをとったとのことで、その回答が紹介されました。「好きなタイプは?」という質問には、「最近、太っている人に魅力を感じる」という美乃吏さん。「これは近いところにいるんじゃないか!?」とガリガリガリクソンが身を乗り出しましたが、「太っている人に魅力を感じますが、ごめんなさい」ときっぱり断っていました。続いて、「最近、はまっていることは?」というアンケートに「MCMやTommyを集めること」と答えた梨菜さん。ブランド物集めにはまっているそうです。また、好きな男性のタイプは「何でもわがままを聞いてくれる人。石油王みたいな人」。その答えにガリガリガリクソンが「サイテーやな」と一刀両断。そんなガリガリガリクソンの印象については、「ヘタレ、男らしくない」と梨奈さんも負けていませんでした。菜月さんが最近は待っているものは「アディダス」だそうです。今日の衣裳はNIKEでしたが、私服はアディダスとのこと。また、フラフープにもはまっているそうで、エア・フラフープを披露してもらいました。

二番手はまさにご当地アイドル、“ナニワの三人娘”ことキャラメル☆リボンです。新曲『スタートリボン』『約束の場所』など全4曲を披露。ピンクがあまねさん、イエローがあおいさん、水色がせいなさんとイメージカラーも明瞭な、アイドルの王道をゆくキュートなステージで魅せました。

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続いてのトークでは、まずはせいなさんが「自慢できること」ということで松山千春さんのモノマネで『大空と大地の中で』を披露、場内爆笑でした。そしてせいなさんの好きな男性のタイプを。「優しくて面白くてしっかりはしてるけど抜けているところもあり、自分が馬鹿なことをしていたら一緒になってくれる人。好きって毎日言ってくれる人。守ってくれる人」だそうです。それを受けて「“負けないこと、投げ出さないこと”みたいですね」とガリガリガリクソン。続けてあおいさんも「自慢できること」で福山雅治さんのモノマネで『はつ恋』の一節を披露しました。また、あまねさんは、最近はまっていることには「組体操」を挙げ、特技については「いつでもゲップができること」。「一応、アイドルなので皆さん、目を閉じて聞いてください」と念を押しつつ、舞台上でゲップを連発。ステージもトークも下町のアイドルよろしく、にぎやかな3人でした。

続いてはダンス&ボーカルユニットのMary Angelが登場。会場が一体となっての振付も見ものの、『ナナイロ』『Like an Ange』など、こちらも全4曲。ハイクオリティなダンスと元気いっぱいのパフォーマンスでイベントを盛り上げました。

ライブ後のトークでは、Yu-kaさんがRisaの寝相が悪いことを不満に思っていると暴露。朝も起こしてあげても切れられるそうです。そんなRisaさんが最近はまっていることは「料理」。「ナスを半分に切ったり、ご飯の上にイクラを乗せたり」とRisaさん。「それ、料理って言えんの!?」とガリガリガリクソンのツッコミがあったことは言うまでもありません。

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そして『アイドルエキスポ』の大ラスを飾ったのは、東京を拠点に活躍中のアイドルDJユニットのくりかまきです。エレクトロポップアレンジの『My Sweet Darlin'』『森のくまさん』と誰もが知る楽曲で会場を盛り上げます。ほかに、デビューシングル『アナログマガール』など全4曲を披露し、最後までテンションが上がりっぱなしのライブを展開しました。

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ライブ後のトークでは、くりかさんの「最近はまっていること」について。「ロックを聴くこと」だそうで、「『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013』に出させてもらったこともあって、最近はMY FIRST STORYさんとか、ONE OK ROCKさんとかずっと聴いてます!」。また、まきさんへの不満は、「わざと寂しいとか、好きとか、めっちゃ言わせたがること」。一方のまきさんは「もっと好きとか言ってほしいもん!」。まきさんはまきさんで、くりかさんからの返事がないことが不満とのこと。それではせっかくなのでと、お互いに言いたいことを言うことに。「まきちゃん、いつもありがとう。めっちゃ好きやで!」(くりか)「くりちゃんがいないと今の私はおらへんと思うし、これからもよろしくお願いします! 大好きです!」(まき)と、改めてコンビの結束を深めたのでした。

なお、キャラメル☆リボンとくりかまきには、「もし、ソロでめっちゃ売れるとなったら、メンバーを差し置いてソロデビューするか?」という質問を舞台上で投げかけました。それぞれ目を閉じて、「する」と思う人は挙手するという方法で、その心の内を訪ねると…。キャラメル☆リボンはあまねさんが挙手、くりかまきはふたりとも挙手せずという結果になりました。

最後は、SKETCH、くりかまきの赤チームと、キャラメル☆リボン、Mary Angelの青チームに別れてゲーム対決が行われました。1つ目は常識クイズバトル。文字通り、どれだけ社会常識を備えているかをクイズ形式で対決しました。1問目は「糠に釘の意味を答えよ」。まるで大喜利のような珍回答が飛び出す中、とどめを刺したのはSKETCHの梨菜さんで、答えは「くぎのあさづけ」。2問目は「国民の三大義務を答えよ」。中には正解者がいるものの、好き放題に答えるメンバーたち。ですが、やはりここでもとどめを刺したのはSKETCHの梨菜さんで、答えは「武器を持たない。戦争をしない。でもお金を稼ぐ」で、お客さんも含め、みんなから「重い!重い!」とツッコまれていました。また、「水曜日を英語で書きなさい」という問題でも、「ウェンツDAY」と梨菜さん。ですが、この対決はりなさん含める赤チームが勝ちました。

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続いての対決はイラスト対決。お題に沿ったイラストをチームのメンバーが順に描き、一人がそれを当てるというルールです。青チームはあまねさんが回答者に。お題は「動物園」。まずは、YU-KAさんがキリンの絵を描いたのですが、あまねさんは一発で当てました。続いて赤チームのお題は「結婚式」。梨菜さんからイラストを描き、回答者の美乃吏さんもまた、見事ご命中。結果、ドローとなりました。

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最後はジェスチャーゲーム。一歩リードしているのは赤チームで、ここで青チームは逆転なるか?と期待したのですが、赤チームは次々と当てていき8点を獲得。一方青チームは4点と振るわず、総合でも赤13、青7と赤チームが勝ちました。

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開演前には、このゲームコーナーの結果を予想するアンケートもあり、「赤、ドロー、赤」と予想したお客さんはなんとゼロ。予想者にはメンバー全員との記念撮影というプレゼントもあったのですが幻に終わりました。なお、勝った赤チームにはガリガリガリクソンからのプレゼントが贈呈されましたが、これが実際にバイクに乗る時に着ていたというつなぎ。それを知った赤チームのメンバーたちは後ずさりし、まさかの受け取り拒否! 「泣く泣く手放すことにしたのに~」と嘆くガリガリガリクソンに優しい手を差し伸べたのはお客さんで、このつなぎは無事、お客さんの手元に渡りました。


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約2時間半にわたって行われた道頓堀ZAZAよしもとライブ『アイドルエキスポ!』。アイドルたちのキュートでパワフルなステージはもちろん、トークやゲームコーナーでは知られざる“天然”や素のかわいらしさが垣間見れたイベントとなりました。次回の開催が決まりましたら、ぜひ遊びに来てください!

ガリガリガリクソンの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/1031/

【ガリガリガリクソン】

2013年9月15日 (日)

「道頓堀ZAZAよしもとライブ『ヤナギブソンの撃鉄!~やりたいようにやらせてもらってま~』」

9月12日、道頓堀ZAZA HOUSEにて『ヤナギブソンの撃鉄!~やりたいようにやらせてもらってま~』が行われました。こちらは9月からスタートした「道頓堀ZAZAよしもとライブ」の一環で、イベント中はニコニコ動画で生配信もされました。

オープニングは、ニコニコ生放送「ヤナギブソンの鎌首!」でおなじみの、ヤナギブソン、GAG少年楽団・宮戸、三浦マイルド、東京ロマンポルノ、ポイズン反町が登場。同じくレギュラーのヒューマン中村は急きょ、出演できなくなったとのことでビデオレターが流れました。

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そしてライブスタート。まずは先輩芸人、渚の二人を招いてのトークです。トークでは渚の年表をたどりながら進行していくのですが、「先に言うときますけど、渚さんの年表はびっくりするぐらい項目少ないです」とヤナギブソン。実際、舞台に張り出されたそれは本当に数行しかなく、それだけで笑いが。しかもトークの冒頭は年表に記されていない時代の話で大盛り上がり。渚は小学生の頃からの同級生コンビ、鮎川が小学生の頃に目撃した奥田の常軌を逸脱した奇行を暴露すると会場からは笑いと悲鳴が同時多発し、カオスと化していました。

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そしていよいよ年表を見ながらのトークに突入。クライマックスは鮎川が2011年に結婚した話題に。実は、この話題を以前、居酒屋で鮎川から聞いていたというヤナギブソン。その時の鮎川のトークが面白すぎて、それをぜひお客さんにも聞いてもらいたく「撃鉄!」に招いたのだそう。「ちょっとクレイジーなんです」(鮎川)という奥さんのエピソードを、擬音を用いて生き生きと語る鮎川。何度も何度も同じくだりを鮎川に振るヤナギブソン。早くも笑い疲れが起きそうなほど盛り上がりました。

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続いても、渚のトークと同じく「今日のメインです」(ヤナギブソン)というゲストネタのコーナー。「もっとフューチャーされるべきやと思って、今日、呼びました」(ヤナギブソン)との紹介でクロスバー直撃が登場しました。そして警官と一般人のやり取りから一転、ジェットコースターのごとく展開するコントを1本披露しました。

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その後は、クロスバー直撃の担当マネージャーを舞台に招き、クロスバー直撃、ヤナギブソン、GAG少年楽団・宮戸、マネージャーという組み合わせで、まるで面談のようなトークコーナーを。お題は「クロスバー直撃がもっとフューチャーされるには?」。なお、マネージャーから見たクロスバー直撃の印象は「ネタは面白いけど、マニア受けという印象が。地上波では出しづらい」とのこと。しかし、「『キングオブコント』の決勝に残れば、また道は開けてくる」とのことでした。また、クロスバー直撃の担当になるまでネタを見たことがなかったというマネージャーに「どういうことですか!?」とする鋭く突っ込む宮戸。どうやらヤナギブソンら“鎌首”メンバーの間では「カミソリ宮戸4枚刃」とも呼ばれているようで、率直な疑問を次々と投げかけていました。

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そんなクロスバー直撃ですが、11月30日(土)に同じく道頓堀ZAZA HOUSEで単独ライブが決まりました。クロスバー直撃・渡邊曰く「ネタあり、コーナーあり、モハメド・アリ、有森裕子、有田焼き」。こちらもぜひ遊びにいらしてください!

渚とのトーク、クロスバー直撃のネタ&トークで第一部が終了。第二部との間にはピン芸人サカモト’Sの「20分単独ライブ」が開かれ、漫談とフィリップネタで沸かせました。その姿に「来年の『R-1ぐらんぷり』の台風の目になるんじゃないですか」とヤナギブソン。今後の活躍にご期待ください!

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続いて第2部がスタート。まずはヤナギブソンと三浦マイルドによるネタ対決です。その勝敗を決めるのは、ニコ動ユーザーです。「今日はヤナギブソンさんに勝って仕事を全部奪うつもりでやってきました!」と三浦マイルド。そんな三浦に「めちゃめちゃ気合入ってる!」とヤナギブソン、早くも火花を散らします。先攻はヤナギブソンで諺を用いたフィリップネタ。続く三浦も同じくフィリップネタで「広島弁講座」を投下しました。

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そしてユーザー投票中は、それぞれピン芸人としても活動中のガゼル西口とガオーちゃんによるコンビ、シバインシュタイガーの漫才を。草食動物系のガゼル西口と、肉食動物系のガオーちゃん。二人でコンビを組んで漫才をするときは「お互いの個性を消していく」(ガゼル西口)というコンセプトに則っているとのことです。

せっかくだからと個性を露出してもらうべく、それぞれピン芸を見せてもらうことに。ガオーちゃんは「ガオー!」という雄たけびを何パターンもあげ、ガゼル西口は渾身のギャグ「スッウィー!」を披露。この「スッウィー!」とは「うぃーっす!」を反対にしたものだそうで、「スッウィー!」とガゼル西口が口にしたところでネタ対決の結果が出ました!

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ネタ対決時、ニコニコ生放送では約900人近い方々が閲覧されていたそうで、そのうちの77.5%がヤナギブソンに投票、22.5%が三浦マイルドに投票という結果に。ヤナギブソンには勝ったご褒美にと東京ロマンポルノ・ミカのキスがプレゼントされました。

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最後のコーナーはMCにGAG少年楽団・宮戸、回答者にヤナギブソン、三浦マイルド、ポイズン反町、クロスバー直撃、東京ロマンポルノ、シバインシュタイガーが登壇しての大喜利です。

3つのお題にテンポよく答える回答者たち。シバインシュタイガーは二人で1つの回答となっており、小声で相談しながら答えていきます。MVPもシバインシュタイガーに決定。ご褒美は、「回答者の中から、シバインシュタイガーが希望するキスを見せてあげます」というもので、ふたりが指名したのはクロスバー直撃。かくして『ヤナギブソンの撃鉄!』のラストを飾ったのは、前野と渡邉のキスシーンでした。

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また、イベント終了後にはお客さんと一緒に、出演者全員で記念撮影を。渚、サカモト’Sも参加して思い出の一枚を残しました。

“道頓堀ZAZA よしもとライブ”は今後も様々なイベントを企画しています。9月29日(日)14時からは地元アイドルたちが出演する『アイドルエキスポ!』といった新企画も行われます。また、トークライブや若手による新喜劇など、様々なイベントを随時開催しています。今後もぜひ、足をお運びください!

★詳しいスケジュールは道頓堀ZAZAの公式サイトで!
道頓堀ZAZA
http://www.vitalartbox.com/zaza/

●ヤナギブソンの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/84/
●クロスバー直撃の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/1005/
●ヒューマン中村の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/32492/
●GAG少年楽団の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/388/

【ヤナギブソン】【渚】【クロスバー直撃】【三浦マイルド】【ヒューマン中村】【GAGション年楽団】【ポイズン反町】【東京ロマンポルノ】【サカモト’S】【ガゼル西口】【ガオーちゃん】【シバインシュタイガー】

2013年9月12日 (木)

トークイベント「道頓堀ZAZAよしもとライブ 『'し'曰く』」

お笑いのみならず、関西のエンターテイメントに関わる様々な“おもしろい才能”を発掘し、開花させる基地として知られざる情報・文化を発信していく「道頓堀ZAZAよしもとライブ」。9月3日・4日には、その皮切りとなった舞台『吉本新喜劇 × 男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』が上演されました。

そして9月10日には第2弾のトークイベント『'し'曰く』が開催されました。『'し'曰く』とは、司会にオール巨人の元弟子である角田龍平弁護士を迎え、矢野・兵動の兵動大樹とティーアップ・長谷川宏が、タイトル通り“し”のつく職業の人々(教師、牧師、雀士、棋士、消防士、竿師…!?)をお招き、普段聞けない生々しい話や真相、裏側に迫るトークイベントです。

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9月10日の第1回の’し”は「弁護士」ということで、3名の弁護士に“弁護士ってどんな仕事?”という素朴な疑問から、ちょっとした法律相談まで、兵動、長谷川が根堀り葉掘り伺いました。オープニングは兵動と長谷川のトークを。スーツで決めてきた兵動に比べると実にラフなスタイルの長谷川。「今日みたいな日にその格好って、結婚式でスーツを着てこないようなもの」という兵動に対して長谷川は「スーツ着てくるなんて言ってた?」と飄々と交わします。そして、楽屋での一幕も暴露。長谷川は角田弁護士とこの日、初対面だったそうなのですが、会うなり角田弁護士に相談を持ちかけたそうです。その内容も「お金と女性」。ちなみに角田弁護士曰く、長谷川の話を聞く限りでは「勝てる」とのことでした。

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一方兵動は「弁護士にトラウマがある」。弁護士の方々と居酒屋で居合わせたそうなのですが、ツッコミのつもりで後輩の頭を叩いたところ、後輩が弁護士に泣きついたそうです。その時、「傷害罪です」と言われたことが怖かったとか。それから芸人の世界の常識を弁護士の観点で考察するとどうなのか?というトークで盛り上がりました。

そして本編スタート、ゲストの辻村幸宏弁護士、上田智子弁護士、塚崎幸司弁護士が登壇しました。今は「5年間で3回以内に司法試験に合格しなければならない」と規定が変わったそうですが、それ以前に司法試験を受けて合格した塚崎弁護士は、8回チャレンジしての合格だったとか。司法試験は年に1回、落ちるとまた振り出し戻るのだそう。そのエピソードに、いかに司法試験が難しく、粘り強さを必要とされるかが伝わってきます。「8回も、8回も」と塚崎弁護士のことを紹介する角田弁護士ですが、実は角田弁護士は9回受けてやっと合格したと自ら暴露していました。

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また、駆け出しの時代から独立をするタイミング、タイミングしたのちにどうやって新規の仕事を得るのかなど伺いしました。駆け出しで法律事務所にいるころは、先生のカバンを持ったり、見よう見まねで仕事を覚えるそうで、「芸人と一緒やな~」と長谷川。独立後の初仕事はおおむね、国選弁護士の仕事を受けることが多く、その際は基本的に断ることができないのだとか。そうして弁護した被疑者とのやり取りでの珍エピソードを聞いてみると、「生まれて初めてプロポーズされた」と上田弁護士。このエピソードには「そんなことあるの!?」と騒然となりました。

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「テレビや映画の弁護士や裁判のシーンを見て、それないわ~って思うことはある?」と長谷川が聞くと、その最たるものとして裁判中に「異議あり!」とは言うことはないとのご返答が。これにもまた「え~!!」。

研修中に「異議あり!」と言うことを教わるそうですが、実際裁判になると恥ずかしく、辻村弁護士は「ちょちょちょ!」、上田弁護士はなるべくかわいく「あの~ぉ、ちょっと違うと思うんですけど~」という言い方を考案、そして塚崎弁護士は普通に「すみません、いいですか」と言うにとどまるとのことでした。

辻村弁護士の「ちょちょちょ!」には兵動、長谷川とも声を合わせて「漫才やん!」。事案にもよりますが、裁判所ではテレビや映画で見るような緊張感はほとんどないとか。また、「裁判官が木槌で叩いているところを見たことがない」と角田弁護士含め、弁護士の皆さんが一同に。あの「静粛に!」と場をとりなすシーンなど、実際にはほとんどないそうです。


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そのほか、請け負った特異な事件や裁判以外の弁護士としての仕事、裁判での心構え、被疑者や係争相手との微妙な駆け引きなど、それぞれの弁護士が持っているノウハウを教えてもらいました。イベントも終盤を迎えるころには「あ~、犯罪のない国に行きたいわ~!」と思わずこぼす兵動の姿も見受けられました。

続いては、兵動、長谷川から弁護士の方々に相談するコーナー。まずは兵動が「専業主婦の嫁が浮気したことを理由に離婚した場合、慰謝料はもらえるのか?」という質問を。

答えは、「もらえる」。「万が一、奥さんがたくさんの男性と浮気していたら、その一人一人からもらえますよ」と塚崎弁護士がアドバイスしたところ、「うちの嫁はそんなんせんわ!!」と絶叫していました。ただし、子どもの親権となると母親側になることの方が多く、兵動が親戚のおばちゃんやおじちゃんの協力を仰いでも、親権は取れないだろうと。また、慰謝料はもらえても財産分与で半分は持っていかれてしまうとも言われ、「そんなん結婚してもええことないやんか!!」と独身の長谷川の隣で悲壮感を漂わせていました。

一方、長谷川の質問は「携帯電話の赤外線を使ってアドレスを交換したところ、誤って自分が登録している他人の情報すべてを送ってしまった。その後、アドレスを交換した相手がその情報を使って僕の携帯に登録していた人にメールを送ったら、僕が訴えられるんですか?」というもの。

過失か故意かにもよるそうですが、もし長谷川が私利私欲にまみれ、アドレスを交換した相手を自分のものにしたくてやったことなら、訴えられる可能性もあるとのこと。

また「人の携帯電話を勝手に見るのは?」という質問には、「見られた相手との関係性にもよる」とのことで、恋人や家族など近しい間であれば問題にならないが、全くの他人だと法律に抵触することもあるそうです。「携帯電話のメールを見られた」という長谷川の話はどこまでがたとえ話なのか定かではないものの、どんどんエスカレート。独身でモテモテゆえの苦悩をにじませていました。

そして兵動が「弁護士の選び方を教えてください」と質問を。「会って話をする時、フィーリグンが合うかどうかが重要」と辻村弁護士。弁護士には雄弁なイメージがありますが、相談者の悩みや心配事を一つ一つ、丁寧に拾い上げて最善策を講じることが仕事であり、実際は話を聞くことの方が多いのだそう。話を聞いてもらう際に、この人とは合わないな思ったら違う人にした方がいい」とのことでした。

上田弁護士は「明朗会計。事前にきちんと費用などのお話をしない人は避けた方がいい」。そして塚崎弁護士は「きちんと目を見てしゃべってくれる人か。弁護士は相談者の悩み事とまっすぐに向き合う仕事なので」とのことでした。また、角田弁護士からも「悪い見通しのことも事前に説明する人。調子いいことばかり言う人はちょっと…」とのアドバイスがありました。

弁護士をお招きして、知られざるその世界を垣間見れた『'し'曰く』、あっという間に2時間がたち、お開きに。最後に「弁護士とは?」と3人にお聞きしました。「誰よりも話を聞いてくれるような人。身内以上に気持ちを込めることができる人」とは塚崎弁護士。続いて上田弁護士は「法律上意味がなくても、“そのお話は今、意味がないので”とさえぎるのではなく、相談者の人生がよりよくなるように何でもしゃべってもらって導くこと」。「嫌なことを解決していく中、メンタルのケアもしっかりして、今後訪れる困難にも乗り越えられる精神になるよう、しっかり対処していく」と辻村弁護士。

3人のお話を聞いて「お医者さんみたいやな」と長谷川。兵動も感心しきった様子で、「初めてのイベントでしたが楽しかったです!」と満足げな表情を浮かべていました。

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兵動「このイベントにそないに力は入ってないんですけど、それぐらいでいいのかなと思うんです。お客さんと同じように楽しめるライブにしたいと思っていて。その結果、僕らもお客さんも今までない知識を蓄えられたら素敵なイベントになるんじゃないかと思います。今日は本当に楽しむしかないので、成功したらいいなと思ってます」

長谷川宏「漫才師って、飲みに行ったりしたら“今日は相方さんは一緒じゃないんですか”聞かれることが多くて。その時いつも、“いや実は、漫才コンビはプライベートは別々なんですよ”とお話して、“へ~”ってなるんです。今度は僕たちが楽しめる番なので、いろいろと話を聞きたいと思います。勉強になるイベントにしたいなと思っています」

角田弁護士「最初の「し」は弁護士ということで、私の知り合いの弁護士3人に来てもらっているのですが、今、長谷川さんがおっしゃったようなことが僕らにもあるので、そういうことを聞いていただいて、僕らの実態をわかっていただきたいです。ドラマやテレビに出ている弁護士のイメージしかないと思うのですが、実際は全然違うので。僕たちの仕事で一番大事なのは依頼者や相手方とのコミュニケーションのとり方なんです。お二人はしゃべりのプロですので、そういうところも自分の仕事にも還元できたらいいなと思っております」

そして、ZAZAをどういうふうに活用していきたいですか?との質問には…。

兵動「この劇場を持っていらっしゃる方と、会社の人間、芸人の気持ちがひとつにならないと盛り上がらないと思うので、素敵なこの小屋を新しい情報の発信源にして、ここにふらっと来たら楽しいことやってるでっていう舞台にしたいですね。こういうきゅっとしたところで、おもしろいことをしたいなと思います。若手の子もどんどん出てくる場になったらいいですね」

長谷川「NGKとか5upよしもとのようなお笑いメインではなくて、ZAZAはお笑いプラスちょっと違う挑戦にしたいという趣旨なので、お客さんには“そうやったんや”っていう発見を心に残して、帰っていただくイベントができたらいいなと思ってます」

道頓堀ZAZAでのトークイベント『'し'曰く』、次回は12月17日 (火)の開催が決まっています。知らない世界のことが面白おかしく伝わり、ためにもなる『'し'曰く』。次はどんな師、士、司が登場するのか、どうぞご期待ください!

また、「道頓堀ZAZAよしもとライブ」では様々な企画イベントを発信中です。続いては9月12日(木)19時から『ヤナギブソンの撃鉄!』を開催します。こちらもどうぞお越しください!

『ヤナギブソンの撃鉄!』
9月12日(木)19時開演
出演:ヤナギブソン、GAG少年楽団、三浦マイルド、他
前売り:1500円 当日:1800円

道頓堀ZAZA  http://www.vitalartbox.com/zaza/

ティーアップ・長谷川宏の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/36/
矢野・兵動 兵動大樹の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/148/

【矢野・兵動 兵動大樹】【ティーアップ・長谷川宏】

2013年9月 3日 (火)

“道頓堀ZAZAよしもとライブ”がスタート! こけら落しは『吉本新喜劇 × 男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』を上演!

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9月より大阪の劇場、道頓堀ZAZAにて、お笑いはもちろん、異ジャンルとのコラボレーションも通じて更なるライブシーンを盛り上げるべく“道頓堀ZAZAよしもとライブ”がスタートします。その記念すべき“こけら落とし公演”となったのが『吉本新喜劇 × 男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』で、9月3日(火)に幕を開けました!

吉本新喜劇と関西を中心に活動している男性だけのダンスカンパニー、男肉 du Soleilがドッキングしたこの舞台。吉本新喜劇からはランディーズ・高井俊彦、いちじまだいき、スペシャルゲストに島田一の介が出演し、男肉 du Soleilのメンバーとともに芝居にギャグにダンスにと、盛りだくさんの内容で魅せました。

そして、舞台終了後の高井と男肉 du Soleilの団長、池浦さだ夢さんに直撃インタビューを敢行、初日の感想を聞いてきました!

高井「思っていたよりお祭りみたいな感じで、稽古よりも本番の方が楽しかったですね。お客さんも最初からテンションが高くて、一つのアトラクションやったような。(公演は)あっという間でしたが、(3曲連続の)ダンスの時は1時間くらい感じました。2曲目ぐらいでちょっと粘ろうと思ったら、笑けるぐらい早く曲が変わったのでびっくりしました」

池浦「舞台は、楽しくできましたね。最後のダンスもみんな手拍子してくれて、盛り上がりました。また、いつも(男肉du Soleilの舞台では)ツッコミがないので、高井さんのツッコミは新鮮でしたね」

高井「団員の方がフリーでボケてくれることが、ツッコミとしては一番楽しいです。全部試食できる感じでしたね」

――初のコラボレーションはいかがでしたか?

池浦「単純に“楽しい”の一言に尽きますね。台本にない部分も出てきたりして。新喜劇のギャグとダンスを教えるシーンは、ワクワクしながらやらせてもらいました」

高井「吉本新喜劇の伝統を守りつつ、いい意味でぶち破れるところはぶち破れるなぁみたいな感覚を、このイベントで抱きました。今までビビッてたところも、“行けるんちゃうか?”って思いましたね」

――明日、9月4日(水)は2日目の公演ですが、明日のお客様へはどんなところをアピールしたいですか?

池浦「舞台上で楽しくやっているところを見てほしいのと、高井さんのダンス3連発がすごいので、そこを中心にお祭り騒ぎを感じてほしいです」

高井「道頓堀のテーマパークの一つとして、コテコテのウォーター・ワールドに来る感覚で来てほしいですね。汗という水がかかるみたいな。男くさい、でも楽しいっていう(笑)。あと、(ダンスは)まだまだできるぞっていうところを見せたいですね」

――高井さんも尋常じゃない汗でしたね。

高井「えげつなかったですね! 汗かきではあるんですけど、ここまでかくとは。僕が一番汗をかいたかもしれません。ボッタボタでした」

――“道頓堀ZAZAよしもとライブ”を通じて、今後もコラボレーション企画など、何かお考えですか?

池浦「高井さんに来ていただくことは、僕らはいつでもオーライです」

高井「何かやりたいですね。道頓堀ZAZAから派生して、祇園花月とかも含めて何かできたらいいですね!」

“道頓堀ZAZAよしもとライブ”の皮切りとなる『吉本新喜劇 × 男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』は、9月4日(水)も19時から道頓堀ZAZAで上演します。高井俊彦のキレッキレのダンスがはもちろん、吉本新喜劇と男肉 du Soleilによるコラボで、双方ともの新たな魅力や再発見も楽しめる舞台となっています。ぜひ足をお運びください!

『吉本新喜劇 × 男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』
9月4日(水) 19:00開演

[出演]
高井俊彦/いちじまだいき(吉本新喜劇)
江坂一平/クリ太マメ男/高阪勝之/すみだ/チェン/池浦さだ夢(男肉 du Soleil)
島田一の介(特別ゲスト)

[会場]
道頓堀ZAZA HOUSE
大阪市中央区道頓堀1-7-21中座くいだおれビル地下1階
地下鉄御堂筋「なんば」14番出口
TEL06-6212-3005

[チケット]
(一般)前売2500円/当日2900円
(学生)前売2000円/当日2500円(※学生証提示)
(男肉飛び散る席)前売2000円/当日2500円
(絶対安全席)前売3000円/当日3000円

※全席指定、未就学児入場不可
※ビデオ・カメラまたは携帯電話での撮影禁止。
※出演者は変更になる場合がありますので、予めご了承下さい。尚、変更に伴う払戻は行いません。

“道頓堀ZAZA よしもとライブ”

『“し”曰く』
9月10日(火)19:00開演 
出演:兵動大樹(矢野・兵動く)、長谷川宏(ティーアップ)、角田龍平弁護士(角田龍平の法律事務所)、辻村幸宏弁護士、塚崎幸司弁護士、上田智子弁護士

『ヤナギブソンの襲鉄!』
9月12日(木)19:00開演   
出演:ヤナギブソン(ザ・プラン9)、GAG少年楽団・宮戸、三浦マイルド、ヒューマン中村、東京ロマンポルノ、ポイズン反町
※ニコニコ動画配信イベント

『ヒューマン中村単独ライブ「僕的には。」』
9月13日(金)19:00開演
出演:ヒューマン中村

『アキナトークライブ「アキナの話」』
9月17日(火)19:00開演
出演:アキナ

『コマンダンテトークライブ「トークダンテ」』
9月17日(火)20:30開演
出演:コマンダンテ

『プリマ旦那トークライブ「プリマ旦那の言舌」』
9月18日(水)19:00開演
出演:プリマ旦那

道頓堀ZAZA 
http://www.vitalartbox.com/zaza/


●高井俊彦の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/115/
●島田一の介の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/634/

【ランディーズ 高井俊彦】【いちじまだいき】【島田一の介】

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