最新ニュースインタビューライブレポート

« 2013年10月 | メイン | 2013年12月 »

2013年11月

かんぺいの とんがれ!! 先っちょマン

子どもたちに笑いと勇気を与えようと、間寛平が考案したニューヒーロー・先っちょマン。悪の巣窟・先っちょ星に生まれながら尖端恐怖症というズッコケヒーローを主人公に、黒田有(メッセンジャー)が脚本やテーマソング(作曲は間慎太郎と共同)を手がけた爆笑コメディ「かんぺいの とんがれ!! 先っちょマン」が、11月21日(木)〜23日(土)、なんばグランド花月にて上演されました。ここでは初日の様子をレポートします!

_f3k0075

オープニングVTRは、慎太郎が歌う『かんぺいの とんがれ!! 先っちょマンのテーマ』に乗せて賑やかに。続いて舞台は先っちょ星へと変わり、黒田扮するタケノコ男爵がマントをひるがえしながら登場。先っちょ星はとがったモノばかりで人の心もとがっていること、そして丸い地球の破壊をもくろんでいることなどを語りますが、“タケノコ”すぎる風貌に早くも笑いが起こります。なんでも先っちょ星を支配する先っちょ女王から、地球を侵略するための怪人づくりを命じられているというタケノコ男爵。三浦マイルド扮する先っちょ博士を呼びつけ、研究の進み具合を確認すると、地球の子どもたちが大嫌いな野菜にちなんだ怪人が続々完成しているとのこと。さっそく彼らを呼び込みますが…。

_mg_5451

ひとり目の怪人は、ピーマンをモチーフにしたピューピューマン(今別府直之)。しかし出てくるなり「ピーマンです!」と名前を間違い、出だしからつまづいてしまいます。その後、乳首をさわられ「ピュッ! ピュッ!」と言い始めるおなじみのギャグも披露しましたが、あまりに何度もやりすぎ、タケノコ男爵から「お客さんをナメるな!」とツッコまれていました。

_mg_5467

ふたり目は、ニンシン。その名の通りニンジンがテーマのようですが、現れたのはぽっちゃり体型の酒井藍。もしや妊娠しているのか…!?と思わせて、実は単なる食べ過ぎというボケを繰り出し、タケノコ男爵を翻弄します。

_mg_5491

3人目のブロックリーに扮したのは島田珠代! 出てくるなり奇声を発し、マシンガントークならぬマシンガンギャグで大暴れすると、客席は「待ってました!」の大喝采。タケノコ男爵に「チ〜ン」のギャグをお見舞いしたかと思えば、逆に壁に向かってぶつけられるなど、おなじみのボケの連続で、爆笑を巻き起こしました。

_mg_5539

4人目のホウレンソウ(中川家・礼二)は、客席の通路を通って派手に登場しましたが、形態は普通のサラリーマンで、色が緑なだけ…!? 観客に愛想を振りまき、名刺を配っては挨拶するホウレンソウ。実はこの怪人、自称営業二課係長で、得意技は「報告・連絡・相談」すなわちホウレンソウだったのです…。

_mg_5569

最後の怪人は、博士曰く「失敗作」。大根の怪人を作ったはずが、なぜか役者志望になってしまったとのこと。現れたのはシベリア文太。着流し姿で「ごめんなすって」…と思わせてからの「お手」でジャブを繰り出すと、今度はタケノコ男爵に話しかけますが、あまりの滑舌の悪さに「何を言ってるか全くわからない!」とキレられてしまいます。「廃棄処分にしろ!」という命令を受けて出てきたのは、清掃員のえのきだけ(諸見里大介)。究極の滑舌悪い対決となってしまったこの顔合わせは、互いに何を言っているか伝わらないカオス状態に…。

_mg_5595

と、「何を騒いでいるんだい!」の声とともに、鳥居みゆきさん演じる先っちょ女王がステージへ! 堂々たる“意地悪女王”っぷりで、手始めに先っちょ博士を始末しますが、鎌の刃ではなく柄の部分で突きまくった上、何故かタケノコ男爵にまで切りつけるという暴走ぶりは、まさに“鳥居みゆきワールド”。ここで、先っちょ星の全勢力を注ぎ込んでつくった先っちょマンという怪人が、こっそり宇宙船を盗んで地球へ向かったとの情報が…。しかし燃料が少なかったため、途中で宇宙の藻くずとなったと語るタケノコ男爵。大喜びの先っちょ女王は、すぐさま地球侵略を進めるよう指示するのでした。

_mg_5604

舞台は変わって地球のとある街。小学生のケンジ(清水けんじ)とあみこ(菊地亜美さん)が、脱走した飼い犬の剛(中川家・剛)を探しています。すると公園の草むらからうめき声が…! そこには不時着して傷ついた先っちょマンこと寛平の姿がありました。息も絶え絶えのはずが、「アヘアヘアヘ…」としっかりギャグで笑わせた後は、駆けつけた医師に体温計をお尻に刺され「かい〜の〜」も披露! 寛平イズム全開の演技で、客席を沸かせます。その後、あみこからお菓子をもらい、パワーを取り戻した先っちょマンは、駄菓子屋で働くことになるのですが…。

_mg_5661

タケノコ男爵はさっそく地球にやって来て、変装して先っちょ星で作った野菜を売り歩いています。この野菜、とてもおいしいのですが、食べると悪に染まってしまうようで、ご近所同士の仲良し奥さんたちも、一瞬でいがみ合う関係に…。このシーンでは、『歌ネタ王決定戦』チャンピオンとしてもおなじみの松浦真也も、ショバ代を要求するチンピラ役で登場。「払わなければどうなるか聴かせてやる!」とギター片手に歌いますが、タケノコ男爵にはまったく通用せず。逆に野菜を食べさせられてしまい、性格が豹変する羽目に。そして最後に通りかかったのは、あみこの飼い犬・剛(中川家・剛)。まずは得意の犬の形態模写を繰り広げ、爆笑をさらいます。こちらも野菜を食べさせられましたが、悪に染まるのではなく、二本足で立ち、人間の言葉をしゃべるという変化が! 実は口が悪かった剛は、「オレは雑種と違う、中川犬や!」と豪語。自身の地元・守口にまつわる小ネタを次々と繰り出し、タケノコ男爵をイラつかせていました。

_mg_5775

続いては、昼下がり、駄菓子屋のそばでダンスの練習に励むあみこと仲間たち(つぼみ)のシーン。アイドルの本領発揮ともいえるセクシーなダンスは、寛平が思わず「君らホンマに小学生か!?」と叫ぶほど! と、突然、気分が悪くなり倒れてしまうあみこ…どうもあみこは野菜嫌いで、体力が不足している様子です。介抱する寛平から「野菜は食べなアカンぞ」と諭されていると、街中から先っちょ星の野菜を食べゾンビ化した人々が集まり、駄菓子屋を取り囲んでしまったからさあ大変! タケノコ男爵に見つかってしまった寛平は、先っちょマンに変身してみんなを救うべく戦うことに。

_mg_5823

「おっさんアホ〜」のギャグ攻撃で、ゾンビたちを一網打尽にした先っちょマン。続いて現れた怪人たちは、ホウレンソウの礼儀正し過ぎる攻撃など、個性を生かした動きやフレーズで勝負します。不利な状況となった先っちょマンを救ったのは、あみこの勇気。「私、野菜を食べて強くなる!」と叫びながら野菜をかじる姿が、先っちょマンにパワーを与えて形勢逆転! しかし、タケノコ男爵との直接対決では、男爵秘蔵の武器・タケノコ爆弾(う○こでは?の声も…)に再び苦戦を強いられてしまいます。さらに先っちょ女王が乱入して、「御堂筋!」という仰天ギャグを炸裂させると、怪人たちがなぜか生き返ってしまいました。先っちょマンのピンチを救えるのは、もう観客の声援しかない! 「みんな、パワーをくれ!」という先っちょマンの言葉を受け、客席からは「先っちょマン!」「頑張れ!」と声が上がります。すると、巨大風船が客席に舞い降り、みんなで力を合わせて舞台の怪人にぶつける作戦がスタート! 会場一体となった頑張りが実り、ついに先っちょ女王とその一味を退散させたのでした。

_mg_5949

_mg_5985

_f3k0039

勇気の大切さを伝えるラストシーンから一転、最後は全員で『かんぺいのとんがれ!! 先っちょマンのテーマ』に乗せてダンス、ダンス! 舞台の熱さに呼応するように、客席にも大きな手拍子が広がりました。

_mg_6069

エンディングトークの後、再び幕が上がると、こんどは寛平が「一緒に踊ろう! 上がっておいで!」と客席の子どもたちへ呼びかけを。見守る親御さんたちのカメラ撮影もここではOK。懸命に踊る子どもたち、そしてそれを見守る大人たちも、みんなが笑顔になれるフィナーレは、先っちょマンからの大きなプレゼントとなりました。





【間寛平】【メッセンジャー黒田】【中川家】【島田珠代】【シベリア文太】【清水けんじ】【今別府直之】【松浦真也】【酒井藍】【諸見里大介】【清水啓之】【三浦マイルド】【つぼみ】

5upよしもとカウントダウンライブの目玉企画大発表! 5upオリジナルソングを作るのは誰もが知る有名アーティストプロデュース集団

1g7a1250

11月24日(日)、5upよしもとのメンバーによる、12月からの「キラメン7」のお披露と、12月31日に開催される『5upよしもとカウントダウンライブ~ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!』の出演者決定、目玉企画発表会見が開催されました。

1g7a1173

GAG少年楽団・宮戸のMCのもと、煌~kirameki~TOP 3組のもとへ呼び込まれたのは、会見直前に開催された3か月に一度のバトル『煌~kirameki~Battle』で勝ち残った上位4組。TOPの天竺鼠、かまいたち、GAG少年楽団に、アキナ、学天即、吉田たち、和牛を加えた全7組が、12月から「キラメン7」としてテレビ番組をはじめとするあらゆるメディアで活躍し、5upよしもとを盛り上げていきます。なかでも、今回初めて「キラメン7」入りを果たした和牛は、まず水田が「ずっとなれなかったですから、やっとですね。ムチャクチャしてやりますよ」と喜びのコメント。かたや川西は「ムチャクチャにするネタでもないんですよ。正統派漫才師なので……」と水田をフォローしていました。

1g7a1175

1g7a1176_2

1g7a1177

1g7a1181

 

会見では、5upよしもとカウントダウンライブの全68組が決定したことを発表。「新しいコンビも結構入ってきてるんですよね?」とかまいたち・濱家が宮戸に尋ねたところ、「今回はJr.ライブから一気に上がってきたヒガシ逢ウサカなど新しいメンバーもたくさん入ってきております!」と、5upよしもとの次世代を担うイチオシのメンバーも大勢出演することを明かしました。その状況に、かまいたち・濱家から「どうやねん、坂本?」と尋ねられたGAG少年楽団、坂本。「芸歴2年目とかの芸人に負けられないので、最近、筋トレをしてムキムキになってるんですよ」と言いますが、見てのとおりガリガリ……。学天即・四条が「自分、めちゃくちゃガリガリやん! 俺、自分のことガリガリ君って呼ぶわ」とあおったところ、「なんでガリガリくんって呼ばれなあかんねん!」とかみつく坂本。「これを見てもガリガリ君って言うんか!」とTシャツを脱ぎ捨てた坂本の上半身には「あたり」の文字が。「ガリガリ君、当たった~!」と喜ぶ学天即・四条でした。

1g7a1186

 

1g7a1188

1g7a1191

1g7a1194

さらに、年末の5upよしもとカウントダウンライブで行われるさまざまな企画も発表されました。タイトル通り、ネタあり歌ありダンスあり、さらにじゃんけん大会や音楽がらみの企画など、これまでにない新しい試みが盛りだくさんです。それぞれ、楽しみにしている企画は……? 濱家は「飲食のコーナーもあるみたいなんです。まだ未定ですが和牛・水田が、料理を作るのがうまいので、なんか出すつもりなんですよね?」と尋ねると、「僕は引くぐらい料理がうまいので、今、交渉中なのですがオリジナルの店を。デミグラスソースを作ってみたいと思います」と意気込みましたが、「ソースを小瓶で売ろうとするの、やめて! その場で食べたいやつやから!」とかまいたち・濱家。ともあれ、飲食ブースを楽しみにしているようでした。

1g7a1198

1g7a1200

さらに「バンド企画」では、芸人らと共演してくれるバンドも現在一般公募中。応募してくれたバンドとメンバーが、舞台上で何かをするという企画も進行中です! さらに「ダンス企画」もあります! 天竺鼠・川原、藤崎マーケット・田崎、GAG少年楽団・宮戸がリーダーとなり、3組のチームを作ってこれまた一般公募中のダンサーとのダンスバトルも用意されているとのこと。川原は「今、猛練習中なんですが、その練習の際にアキレス腱を切りまして、病院に行きたいんですけど保険証がのどに詰まっているんですよ」といろいろ大変(!?)のようですが、ダンスバトルに向けて日々練習を重ねているとのことでした。

さらに「歌ネタ」もあり、GAG少年楽団・福井は「僕が作った『君が好きだと叫びたい』の替え歌『白身好きだと叫べない』がもう完全に仕上がっているので、ぜひ出したい」と意気込んでいました。また、替え歌が得意という和牛・川西は、出身地で東大阪で行われるお祭りで、青年団で歌うという替え歌を披露したいとのこと。「いつも青年団で歌う、BIGBANGの『FANTASTIC BABY』の替え歌、『河内スティック、チョイヤサー』をやらせていただけたらなと」と、それぞれ自信のある替え歌を用意しているようでした。

1g7a1202

また、今回は「街コン企画」も始動中。彼氏、彼女がいない人々が、お笑いライブを通して出会うという企画です。宮戸が「恋人がいない芸人も、参加OKかもしれないそうです」と発表すると、メンバーから「うぉー!!」と歓声が上がりました。そこで「俺は彼女がいるから無理やな」と余裕の表情を見せたかまいたち・山内にヤジが飛びました。

1g7a1205

加えて、リアル脱出ゲームが大好きなGAG少年楽団・宮戸がプロデュースする「謎解きゲーム」も! 会場のあちこちに仕掛けられた謎を、散歩がてら解いて回るという「謎解きラリー」のスタイルとのことです。最後まで勝ち抜けた人には、何かとっておきの特典があるかも……!?

 

1g7a1207

 

もっとも肝となるカウントダウンの瞬間については「まだまだ企画を募集中です! もしこの場で『こんな年越しをしたい』というのがあれば!」とその場でアイデアを募集。まずアキナ・山名は「カウントダウンやから壮大にしたい。できるなら、日がすぎる瞬間に、みんなでブワッと照明を当てて、できるだけたくさんの楽器と、できるだけたくさんの動物たちとほんまにひっちゃかめっちゃかで過ごしたい」と、まとまりきれないほどの壮大なプランを夢見ているようでした。学天即・四条は「みんなで創り上げて、時間を共有したいので、ベッドを並べて2泊3日ぐらいのカウントダウンがやりたい」とプチ旅行気分でカウントダウンに挑みたいようです。

1g7a1209

天竺鼠・川原は「全員で年越しの瞬間にジャンプするというのはありきたりなので、ずっと宙づりになりながら、年越しの瞬間に地面に着地するというのはどうか」と提案しましたが、濱家に「めっちゃしんどいで?」と止められていました。かまいたち・山内は「火を使った何かをしたい。火を見たらワクワクするので」、吉田たち・こうへいは「大みそかといえば格闘技。そこでゆうへいと僕が喧嘩し合って、カウントダウンのゼロの瞬間、お互いクロスカウンターを決めあっているというのはどうか」と双子らしいアイデアを。

1g7a1215

和牛・水田は「動物が出てきたら盛り上がるので、本物の牛を舞台に呼びたい。僕はその牛肉にぴったりの塩を用意します。塩が切れたところで年明けというのはいかがでしょうか」と提案しましたが、川西に「大勢の目の前で牛をさばこうとしているの……?」とやんわり止められていました。さまざまな具体案を出ましたが、はたしてどんなカウントダウンになるんでしょうか?

 

1g7a1230

ここで、5upよしもとの支配人から手紙を預かっているという宮戸。まだメンバーも知らないという、ビッグ企画に関する内容が代読されました。今年3月、「キラメン7」が誕生した際に当時、「みんなで歌える5upよしもとのオリジナルソングを作りたい」という希望があったことをふり返ります。これまで実現せずにいましたが、改めて有名アーティストさんたちにオファーした結果、某有名アーティストのプロデュースチームから快諾をいただき、オリジナルソングを作ってもらうことが決定したとのこと! その重大発表に「えぇ~!!」と大喜びのメンバーたち。さらに、そのオリジナルソングをカウントダウンライブで歌い、お客さんたちにもコーラスで参加していただき、その模様をレコーディングするというのです! しかし、その有名アーティストの具体的な名前は、まだ公表できないとのこと。「えぇ~! 誰ですか?」とやきもきするメンバーでしたが、宮戸が支配人から預かった手紙には、「これは、すごい“キセキ”です。5upよしもとの若手芸人たちは、芸人としてはまだ“ROOKIES” なので、そんな“ROOKIES”に似合う曲ができると思います。おそらく、“明日 今日よりも 好きになれる”、そんな曲が完成すると思います」とヒント盛りだくさんのコメントが……。具体的な名前は出なかったものの、そのヒントに「ほんまに!?」、「あの人でええんやな!?」、「これだけのヒントで、まさか円広志さんじゃないやろうな!?」などと盛り上がるメンバーたちでした。

質疑応答では、「オリジナルソングを歌うということですが、この中で歌唱力に自信のある方、反対に自信のない方は?」という質問が。吉田たちは2人とも「自信ないです」と打ち明け、かたや歌が上手なのは、和牛・水田、アキナ・秋山の名前が挙がりました。そんななか、自分から歌には自信があると申し出たのはGAG少年楽団・福井。「昔、バンドをやってました」と自信をのぞかせましたが、かまいたち・山内に即座に「自分、声めっちゃ細いで」とバラされていました。そんなかまいたち・山内も実は歌唱力には定評があり、以前、SEAMOさんプロデュース「5uppers」でCDデビューを果たした実績が。しかし「あのときの印税が4,500円しか入ってない」と切ないエピソードを暴露するひと幕も。

1g7a1237_2

さらに、「お客さんを巻き込んで一緒にやってみたいこと」については、かまいたち・濱家は「感謝の気持ちを伝えたいので、ステージ以外でも空き時間には会場内をうろうろして、ファンの皆さんと握手したり、触れ合える時間を作りたい」、30歳にしてスケボーを始め、最近17歳の友達ができたという坂本は、「お客さん5人ぐらいに寝転んでもらい、その上をスケボーでジャンプしたい」、学天即・奥田はオリジナルゲーム「カンナムスタイルゲームをやりたい」、アキナ・山名は「5年前、僕がもっともとんがっていた時代に書いた詩集を売りたい」と希望を語りました。ちなみに、とんがっていたアキナ・山名がもっともおすすめしたい詩は「かけちがいのボタン」とのことです。

「じゃんけん大会で運を持っていそうな人は?」という質問では、学天即・四条の名が。なんでも以前、学天即がAKB48総選挙の取材をした際、カメラ位置を決めるじゃんけんで、四条はあらゆる報道陣を退けて、ベストポジションをゲットしたことがあるのだとか。さっそくその強運ぶりを記者の皆さんに見ていただこうとかまいたち・山内とじゃんけんしてみたところ、なんとあいこ。かまいたち・濱家に「あいこは一番いらん!」と叱られていました。

1g7a1243_2

1g7a1244

 

年末の風物詩となりつつある、5upよしもとのカウントダウンライブ。今年は前代未聞の企画盛りだくさん! ネタあり、ミュージシャンとのコラボ、ダンスバトル、ゲーム、歌ネタ、公開レコーディング、じゃんけん大会、謎解きゲーム、街コン、卒業セレモニーなどなど、なんと9時間にわたってお届けします!

2013年のしめくくり、そして2014年の幕開けを、5upよしもとのメンバーと大笑いして過ごせるチャンスです! 詳しい内容は5upよしもとカウントダウンライブ 公式サイトをチェックしてくださいね!

 

001

 

『5upよしもとカウントダウンライブ~ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!』

 

日時:12月31日(火)~2014年1月1日(水) 15:00開場、16:00開演/25:00終演(予定)

 出演:煌~kirameki~TOP(3組)、Member(15組)など全68組

 会場:インテックス 大阪5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)

 料金:前売り大人3,000円、子供1,500円/当日大人3,500円、子供2,000円

■5upよしもとカウントダウンライブ 公式サイト

http://www.yoshimoto.co.jp/5up/countdown2013.php

 

【YNN動画】

 

天竺鼠の動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/382/

かまいたちの動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/603/

GAG少年楽団の動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/388/

アキナ・秋本賢太の動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/1010

アキナ・山名文和の動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/1009

吉田たちの動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/1019/

和牛の動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/1026/

 

【天竺鼠】【かまいたち】【GAG少年楽団】【アキナ】【吉田たち】【和牛】

 

 

1g7a1259

2013年11月24日 (日)

めちゃユル、大阪で岡村の芸人とダンスの原点をめぐる旅!「大声出して嬉しかった」となぜか板東英二も登場!

ナインティナイン・岡村隆史がホストを務める生配信トーク番組=『めちゃ×2ユルんでるッ!』が、11月24日(日)ひるよりYNNほかにて生配信されました。夜9時ごろまで続いた大阪を巡る旅は、途中、板東英二が登場するなど、今回も話題満載の配信となりました。

 

■YNN めちゃ×2ユルんでるッ! http://ynn.jp/feature/mechayuru/

 

91

今回のめちゃユルは、『岡村隆史の原点(ゼロ)をめぐる旅』と題して大阪より生配信。新大阪駅を出発した一行は難波へと向かい、ここで今回の案内役となる、へびいちご高橋智が合流。

 

ナインティナインの原点とも言える「吉本印天然素材」。当時チュパチャップス(宮川大輔・ほっしゃん。)、そしてへびいちごの3組が同期であり、岡村は常々へびいちごを気に掛けており、ついにめちゃユルでの共演が実現したのです。

93

 

高橋の先導のもと、千日前を歩き、一行は笑いの聖地なんばグランド花月へ。

サングラスに帽子を深々と被る変装を施すも、高橋も驚きを隠せないほどのめちゃユルのスタッフの多さもあり、千日前はたちまち人だかり。人波を分けてNGKの正面口から入ると、めちゃユル24時間配信でお馴染となった「コメディ水戸黄門」のいじり、月末に予定された「プリンセス天功のよしもと摩訶不思議花月」やよしもと芸人の懐かしの写真に触れつつ、楽屋へ。

 

そこで待ち受けていたのは、NGK公演への出演を控えた面々。新喜劇の末成由美、未知やすえやMr.オクレ、さらにティーアップ、中川家、もりやすバンバンビガロらも登場し、ユル~い絡みを楽しみます。

 

高橋の案内の下、吉本としての原点であるNGKを楽しんだ岡村は、続いて場所を移動し、5upよしもと劇場の上、NSC(吉本総合芸能学院)とYCC(よしもとクリエイティブ・カレッジ)の稽古場へ。

 

94

懐かしのよしもと社員や講師の構成作家、そして現役生徒と、なかなかの濃い絡み。めちゃユルらしいユル~い空気を楽しむ岡村の一方で、この日の配信に向けスタッフと入念な打合せを行ったという高橋は、時間管理にも真面目に取組み「(時間が)おしてます!」と次への移動を促します。

 

向かった先は、岡村が最近行きつけという近くの喫茶店。

さらに岡村隆史の原点となる人を用意したという高橋。ここでまず登場したのは、高橋の相方島川学で、3人の懐かし話に花が咲くと、続いてNSC大阪8期、岡村達の1期上の先輩で精神疾患のため10年の芸能活動休止を得て復帰したという石野桜子が驚きの登場。

 

そして続いて、「原点関係あらへん」と岡村が言う驚愕の人物が登場。

約1年お茶の間から姿を消しながら、先日記者会見を行った板東英二さん。「こんな大声でしゃべるのも1年ぶり」とカメラの前への登場を喜ぶと、冒頭「マジカルバナナ」を3人で行うなどさっそくハイテンション。最近は「自分でご飯を作って、子どもと一緒に野球をやったり」、さらに「手話を習っている」という板東さんは、「大きな声出してうれしかった!」と短い出演を楽しみました。

 

95

続いてバスに戻っためちゃユル一行は、前回EXILE・HIROとのトークでも盛り上がった岡村の芸人前の原点であるダンスの話に。

Angel Dust Breakers(エンジェル・ダスト・ブレイカーズ)の懐かしのジャージをバスで手にし喜ぶ岡村は、同チーム2代目リーダーである現株式会社ADHIP代表取締役である原田氏と25年ぶりという対面。若きダンスチームメンバーも登場し、“天才キッド”と呼ばれた岡村のアクターとしての原点が垣間見えます。

 

正午前からの配信も、気付けば大阪の町は夜模様。

 

まだまだ続くめちゃユルは、ファンの期待に応える(!?)ように、完全にレギュラーと化したよゐこ濱口優が今回も登場。

松竹芸能の若手芸人との絡みもたっぷり楽しみました!

 

 

めちゃユル#9の模様は翌25日(月)より、YNNにてアーカイブ配信(有料)を行います!

見逃してしまった方は、ぜひこちらでお楽しみ下さい!

 

めちゃ×2ユルんでるッ! http://ynn.jp/feature/mechayuru/

ゼロテレビ http://www.fujitv.co.jp/zerotv/

YNN http://ynn.jp/

 

 

 【岡村隆史】【へびいちご】

2013年11月23日 (土)

人志松本のすべらない話「10周年突入記念大会」放送&新作DVD発売決定

1

「すべらない話」が2014年、10周年を迎えます。

2004年12月の深夜にひっそりと始まった番組。始まった当初はまだレギュラー番組もほとんどなく、決して名前も売れていない面々もおりましたが、「おもしろい話を話す」というトークのみでの真剣勝負となった当番組は、芸歴関係なくそれぞれの実力を存分に発揮できる場となり、今や見ない日はないような数々のスターを生み出してきました。

そんな「人志松本のすべらない話」の10周年は、年明け1/11(土)放送の“10周年突入記念大会”と最新DVD“人志松本のすべらない話 第24回大会完全版”の発売にて幕を開けます。

土曜プレミアム  人志松本のすべらない話 10周年記念大会
放送日時:1/11(土)午後9:00~11:10
出演者:松本人志 他 
内容:2014年に10周年を迎える“お笑い総合格闘技”『人志松本のすべらない話』。
「人は誰も1つはすべらない話を持っており、そしてそれは誰が何度聞いても面白いものである」をコンセプトに、松本人志をはじめとする実力派芸人たちが、すべらないトークを武器に、実力伯仲の真剣勝負!
これまで年末に放送されてきた「人志松本のすべらない話」ですが、今回は10周年突入を記念して、ゴールデン進出以降初の年始に放送されることになりました!
アニバーサリーイヤー突入の記念すべきスペシャル企画詳細は後日発表致します!


Yrbn906812yrbn906989__s




最新DVD「人志松本のすべらない話 第24回大会完全版」
発売日:2014年1月11日(水)(レンタル/調整中)
価格:¥4,286(税抜価格)+税
内容:2004年12月の深夜にひっそりと始まった「人志松本のすべらない話」が2014年10周年を迎える。
10周年の幕開けとして、2013年6月に放送した第24回大会と真夜中のオーディションの未放送を含め再編集し、1月11日にDVD2枚組を発売。
また特典映像として、事前番組にて放送した収録本番前の控室の模様+マテンロウ アントニーのインタビューを収録する。



最新DVD「人志松本のすべらない話 第24回大会完全版」DISC1収録出演者
松本人志、千原ジュニア(千原兄弟)、宮川大輔、ほっしゃん。、ケンドーコバヤシ、兵動大樹(矢野・兵動)、小籔千豊、宮迫博之(雨上がり決死隊)、濱口優(よゐこ)、矢作兼(おぎやはぎ)、小峠英二(バイきんぐ)、浜谷健司(ハマカーン)、キンタロー。、アントニー(マテンロウ)
川端健嗣アナウンサー、生野陽子アナウンサー、宮澤智アナウンサー
※開会の歌:森山良子「涙そうそう」  

【ダウンタウン】【松本人志】

1/24開催!吉本VS新日本プロレス第1弾出演者発表!

1月24日(金)ルミネtheよしもとにて『激情プロレスリング ~ナウリーダー vs ニューリーダー 吉本・新日本プロレス世代闘争~』が開催されます。

第1弾出演者として、バッファロー吾郎、博多大吉、東京ダイナマイト、野性爆弾、ユウキロック、レイザーラモン、ロバート秋山、新日本プロレスリングからは、棚橋弘至選手、天山広吉選手、小島聡選手、中西学選手、内藤哲也選手、後藤洋央紀選手が発表されました。


前回10月3日(木)、東京・ルミネtheよしもとにて「激情プロレスリング~激突!!吉本芸人軍団VS新日本プロレス軍団全面戦争~」では、新日本プロレス軍団vsよしもと芸人軍団の抗争に決着がつくかとおもわれましたが、若手芸人の乱入により抗争はさらなる混迷へと陥り決着はつかないままとなりました。

コミッショナーにより“世代闘争”が叫ばれた今回1.24大会。果たしてどんな展開が待ち受けるのか!?
初参戦、荒武者・後藤洋央紀選手はナウリーダー棚橋選手、ニューリーダー内藤選手、どちらの軍団を選ぶのか!?
剛腕・小島聡選手の参戦も決定!
ついにルミネの舞台にテンコジがそろい踏みとなります!



11月25日チケットよしもと先行発売、一般発売は12月1日。
お早目のご購入下さい。


『激情プロレスリング ~ナウリーダー vs ニューリーダー 吉本・新日本プロレス世代闘争~』
日程:2014年1月24日(金)
場所:新宿ルミネtheよしもと
開場:開演 19:00/19:30(150分公演想定)
チケット:前売/当日
     S席:¥4500/¥5000
     A席:¥3500/¥4000
     B席:¥3000/¥3500


【チケット先行発売】
チケットよしもと会員先行発売
11月25日11:00~11月29日11:00
http://yoshimoto.pia.jp/


【一般発売】
12月1日
チケットよしもと/チケットぴあ(Pコード:597-721)
ローソンチケット(Lコード:30161)
イープラス、よしもと劇場窓口販売

【第1弾出演者】
バッファロー吾郎、博多大吉、東京ダイナマイト、野性爆弾、ユウキロック、レイザーラモン、ロバート 秋山、棚橋弘至(新日本プロレスリング)、天山広吉(新日本プロレスリング)、小島聡(新日本プロレスリング)、中西学(新日本プロレスリング)、内藤哲也(新日本プロレスリング)、後藤洋央紀(新日本プロレスリング)






【バッファロー吾郎】【博多大吉】【東京ダイナマイト】【野性爆弾】【ユウキロック】【レイザーラモン】【ロバート】

2013年11月22日 (金)

桂文枝 はなしの世界 第二幕(その二十)~六代目笑福亭松喬に捧ぐ~

11月19日(火)、天満天神繁昌亭で『桂文枝 はなしの世界 第二幕(その二十)~六代目笑福亭松喬に捧ぐ~』が上演されました。2013年7月30日にがんでお亡くなりになった笑福亭松喬さんへ捧げる公演です。松喬さんがお元気な頃から公私ともに交流があった文枝と松喬さん。文枝は、松喬さんと食事の席で一緒になったときに聞く、松喬さんのおしゃべりや落語の理論がとてもおもしろかったといいます。今回の落語会のトリに、文枝と松喬さんが共同で再生したといっても過言ではない古典落語「箒屋娘」を改作した「住吉詣り」を、お披露。会場には、たくさんのファンの方々が詰めかけました。

 

01

開口一番は、松喬さんの孫弟子である笑福亭喬介さん。「ただいまから開演でございます! トップバッターの笑福亭喬介でございます。楽しく落語を聞いてください!」とのご挨拶に、温かい拍手が贈られました。喬介さんいわく、喬介さんの落語を楽しく聞くための5つのことがあるそうで、覚えやすいように、「あいうえお」にまとめてきたといいます。「まず『あ』は『あくびをしない!』、『い』は『居眠りをしない!』、『う』は『うろうろしない!』、『え』は『笑顔で聞く!』、最後、一番守ってもらいたい『お』は『おもしろなくても笑う!』。これを守っていただけますと落語を楽しく聞けますんで、守ってほしいと思います! では、落語しまーす」と、なんともライトな始まりに思わずお客さんから笑い声が起こりました。演目は上方落語の「牛ほめ」。すべてにおいて世間からずれたとんちんかんな与太郎が、訪れた伯父さんの家を父親からのお達しを書いたメモをちら見しながら褒めるのですが、それがすさまじいほどにとんちんかんで…。開口一番、しっかり盛り上げての幕開けとなりました。

 

022

続いては、桂三金が高座へ。「相撲取りではございません」と、ふくよかな体を武器に、さっそくまくらから笑いを取ります。現在、体重は120㎏、体脂肪率51%もあるそうで、日常生活では普通の人には想像つかない苦労があるよう。とくに移動が大変で、とりわけ飛行機に乗るときにその体型の大変さを痛感するようで、師匠である文枝の海外公演へ同行した際の、エコノミー席での苦労話を打ち明けます。お客さんを爆笑の渦に巻き込んだところで、師匠である桂文枝(書き上げた際は桂三枝)作の創作落語、「アメリカ人が家にやってきた」を披露します。会社員トミオが勤める会社と業務提携している会社のロサンゼルス支社から、アメリカ人がトミオの家にホームステイするといいます。あわてるトミオ一家は、さっそく「うちの家では英語で会話するように!」とルールを作るものの、「ただいま」は「ノーマネー(ただ)ナウ(いま)」、「なかなかのもん」を「センター(中)センター(中)ゲート(門)」、と英訳するなど、英訳がハチャメチャで…。必死に英語に対応しようとする一家の奮闘に客席から大きな笑いが起こります。

 

023

 

0140

続いて登場したのは本日の主役・桂文枝! 「鬼のかく乱といいますが、風邪をひいてしまいまして……」とやや鼻声気味の文枝。ここ最近、ベトナム公演に出向いていた文枝。ベトナムは暑かったにもかかわらず、帰国するやいなや日本はすっかり冬模様。急激な寒暖差に風邪を引いたのかと思いきや、理由はそれではないといいます。先日、放送されたNHK「ファミリーヒストリー」で、生後11か月で生き別れた父親のルーツを探った文枝。「大人になって、あんなに号泣したのは初めて」と本人がいうように、最後に父親の遺骨との対面を果たし、その結末に涙した方も多かったかと思います。しかしまくらでは、「父親の姿形を覚えておらず、いきなり会ったのが骨でして…。母から『痩せた人だった』とは聞いていましたが」と語り、思わずお客さんは爆笑。番組放送後の反響は大変大きく、さまざまな方から「見たよ!」というお電話をいただいたとか。ある日、お風呂に入っていると奥様から「お電話ですよ!」と呼び掛けられ、あわててお風呂から上がって、お電話をくれた有名人の方々にお礼を伝えた文枝。その際、「わしも、家族と離ればなれになってな、再会したときは本当にうれしかったで…」と、それぞれご家族への思いを語られたといいます。湯上がりでその対応をしているうちに湯冷めしてしまったようで……。そして、生まれ故郷の北野田、大阪市港区の思い出話を交えつつ、創作落語「憧れのカントリーライフ」の演目へ。毎日、多忙な日々を送っていたテレビマンの谷田は、憧れの田舎暮らしをかなえるべく、いわゆる限界集落と呼ばれる田舎町へ。そこで繰り広げられる年配者とのこっけいなやりとり、そしてテレビマン時代よりも忙しい田舎暮らしの様子にお客さんらは爆笑しました。

0205

 

031_2

中入りの後の後半戦は、桂三歩から。まくらでは、師匠である桂文枝の襲名披露公演でのエピソードを披露。襲名披露は、むろんあらゆる新聞に取り上げられたわけですが、そうそうたる面々のなか、桂三歩の写真も新聞に掲載されたとか。写真に写っていた顔ぶれは、落語芸術協会会長である桂歌丸さん、上方落語協会相談役の桂春団治さん、米朝事務所代表の桂ざこば、吉本興業特別顧問の笑福亭仁鶴など、そうそうたる顔ぶれ。そのなかで、桂三歩も「弟子」という肩書でしっかり掲載されていたといい、うれしさから新聞の切り抜きを持参してのまくらとなりました。お披露目したのは、師匠である桂文枝(書き上げた際は桂三枝)作の創作落語、「私がパパよ」。21歳で3人目の父親になる男と、53歳にして初めて父親になる男のこっけいなやりとりを披露し、客席は存分に温まりました。

 

05

そして、いよいよトリの桂文枝の登場です。お客さんから「待ってましたー!」といううれしい声援が飛びます。古典落語を披露するのは実に7年ぶりという文枝。久しぶりの古典落語、文枝は「古典落語は難しい」というまくらから入りました。落語家ながら、爆発的な人気を集めた若かりし頃の文枝。デビュー間もなくテレビにひっぱりだこという状態だった文枝ですが、一方で「テレビの仕事は続かないから、落語をしっかり」という信条の元、この世界で名を馳せてきましたが、テレビの世界が現在までも続いているのは周知のとおり。テレビの移り変わりをその目で見てきた文枝ですが、とくにABCの長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」は思い入れがあるようで、いつも想像つかない夫婦との出会いを楽しみにしているといいます。なかでも最近出会った忘れられない夫婦の、番組内では言えない裏話を打ち明け始め、お客さんもその裏話に大盛り上がり! 十分に温まったところで、いよいよ文枝と松喬さんが共同で再生した古典落語「箒屋娘」の改作、「住吉詣り」が始まりました。船場の若旦那は、本を愛する箱入り息子。物干し場へ行くだけで「世間は広い」と感動してしまうほどの引きこもりようです。行く末を案じた番頭が、せめて若旦那に外の世界を見てもらうべく、卯の日のご縁日に住吉大社へ参詣することを提案します。そこで若旦那は、箒を売る箒屋の娘と出会い……。およそ1時間にも及ぶ大作となりました。演目が終わり幕が下りたあと、再び幕が上がり、そこには文枝の姿が。そして、「住吉詣り」への思いを語りました。

「僕は、古典落語の『箒屋娘』を改作したものの、僕は全然やれなかったんです。でも松喬さんが、『やらしてもらいます』と住吉大社でやられて、そのビデオテープを見せていただきましたが、本当に上手にやられていました。それからお亡くなりになり、私が渡した台本を棺に入れられるということで、奥様に台本をコピーしてもらったんですが、細かくいろいろ手を入れられていました。ストーリーを変えるのではなくて、船場の言葉とか、若旦さんならこういう言い方をするやろうというのが全部書いてあった。そのあとにもう一度ビデオテープを見ると、書き直したのとまた全然違うんです。さらに進化していた」と振り返ります。「僕も覚えるのは大変でしたが、松喬さんは、ご病気で毎日苦しかったり、痛かったり大変やっただろうに、よくあの病床のなかこれを覚えてやられた。よくぞやられたな、と思いました」と、共作のエピソードを打ち明けた文枝に、お客さんから大きな拍手が贈られました。2人の落語家が「箒屋娘」をこの世によみがえらせた「住吉詣り」。病床にありながら、見事に高座で演じて見せた松喬さんの落語への執念を、自身が高座で演じたことで改めて感じたようでした。

笑いの絶えない落語会となりましたが、一方で、上方落語をつないでいこうと最後まで力を尽くした落語家、松喬さんの思いを誰もが感じ、そしてその思いをしっかり受け継いだ文枝の落語への思いがつまった会となりました。

 

【桂文枝】

ナイナイ岡村のYNN「めちゃユル」第9回、11/24(日)11:00ごろより配信決定!

My10091

ナインティナイン・岡村隆史がホストを務める生配信トーク番組=『めちゃ×2ユルんでるッ!』の第9回となる放送が11月24日(日)11:00ごろより行われることが発表されました。

 

ホストの岡村隆史はもちろん、ゲスト、トーク内容、全てがいい意味でユルんでるめちゃユル。毎回豪華ゲストと本家「めちゃ×2イケてるッ!」メンバーを迎えて無料生配信を行っている話題のネット番組ですが、第9回となる24日の放送内容は未だ明かされぬまま。

 

最近では、第6回に24時間生配信を成し遂げ、第7回ではロンドンブーツ1号2号 田村淳宅からの配信、第8回にはEXILE HIROを訪ね熱いダンストークを行った後、光浦靖子が登場しプライベートトークが展開されました。

 

次に岡村一行が迎えるゲストや向かう先は!?約1ヶ月半ぶりとなるめちゃユルをどうぞお見逃しなく!

 

 

▼YNN「めちゃ×2ユルんでるッ!」特設ページ

http://ynn.jp/feature/mechayuru/

 

■配信スケジュール

初回放送:11月24日(日)11:00ごろ

価 格:無料(生配信のみ)

ホスト:岡村隆史(ナインティナイン)

※続報・詳細は特設ページでチェック!

 

■アーカイブ配信 

これまでのめちゃユルは全てYNNにてアーカイブでの配信を行っております。

これまでの個別課金での視聴に加え、第1回~第7回のアーカイブは、月額500円のお笑いコース500でもお楽しみいただけます。

http://ynn.jp/feature/mechayuru/

 

 

【岡村隆史】

グランジDVD“スペシャル握手&写メ撮影会”開催!

08c



11月24日(日)、25日(月)に開催されます神保町花月「青空」の終演後、握手&写メ撮影会を開催します!
会場物販スペースにて、DVD「グランジBEST NETA LIVE」(税込2,000円)をご購入頂くと参加できます。

DVD発売前から積極的に握手会を開催しているグランジ。
今回はグランジ五明・犬の心・LLR伊藤・ブロードキャスト!!(※ブロキャスの参加は25日のみ)が参加!

まだまだグランジの闘いは続きます。
皆さま、是非ご参加ください。



イベント詳細
『青空』
出演:ブロードキャスト!!、犬の心、伊藤智博(LLR)、五明拓弥(グランジ)、他
日程:11月24日(日) 
時間:開場14:30 開演15:00 
※握手&写メ撮影会は終演後に行います。


日程:11月25日(月) 
時間:開場18:30 開演19:00 
※握手&写メ撮影会は終演後に行います。


会場:神保町花月 (東京都千代田区神田神保町1-23 神保町シアタービル2F)


※公演詳細はコチラ:http://jimbocho.laff.jp/kouen_schedule/2013/11/1120.html



※握手&写メ撮影会詳細はこちら
http://www.randc.jp/artist/grunge/news_detail/1134/




【ブロードキャスト!!】【犬の心】【LLR】【伊藤智博】【グランジ】【五明拓弥】

2013年11月21日 (木)

「かんぺいの とんがれ!!先っちょマン」がついにお目見え!初日終演後に寛平&黒田が会見

世界一周のアースマラソンを完走し、先日は東日本大震災の被災地に元気を届けようと岩手・宮城・福島の三県を縦断する「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン」にも再挑戦した間寛平が、こんどは次世代のニューヒーローとして活躍!? 11月21日(木)、「かんぺいの とんがれ!!先っちょマン」が、なんばグランド花月にて公演初日を迎えました。

_f3k0125

同公演は、尖端恐怖症の“先っちょマン”が、地球の平和を脅かす先っちょ女王や手下の怪人たちと戦う爆笑ヒーローコメディ。脚本も手がけたメッセンジャー黒田が、ライバルとも言える怪人・タケノコ男爵を演じるほか、先っちょ女王に鳥居みゆきさん、小学生・あみこに菊地亜美さん、さらには中川家や島田珠代らおなじみの吉本芸人たちも大集合した豪華なステージとなっています。

_mg_5963

モノも人の心もとがっている先っちょ星では、丸い地球が大嫌いな先っちょ女王が侵略を計画中。子どもたちが苦手な野菜をモチーフにしたトンデモ怪人を、日々作り出しています。しかし、尖端恐怖症の先っちょマンは、こっそり宇宙船を盗んで逃げ出し、地球に不時着。傷ついた先っちょマンは優しいあみこらに助けられ、地球に暮らすことにしましたが、タケノコ男爵の魔の手はすぐそばまで迫っており…。

_mg_6020



黒田と鳥居さんの見事な悪役ぶりは、さすがのひとこと。もちろんギャグを炸裂さしたりツッコんだりと、笑いもたっぷり織り交ぜた演技で沸かせます。菊地さんは、持ち前の明るさと元気さで小学生女子になりきり! 一方でセクシーなダンスでアイドルの本領を発揮する場面もしっかり用意されていました。野菜怪人に扮した珠代やシベリア文太、中川家・礼二らも、それぞれのギャグやネタを随所で披露。そして主役の寛平は、何度かセリフを間違えるなどハプニングもありつつ、「アヘアヘアヘ…」「かい〜の〜」などなどおなじみのフレーズを次々に繰り出し、ひと味もふた味も違うヒーロー像を演じていました。ほかにも客席が一緒になって怪人をやっつけたり、先っちょマンにパワーを送ったり、さらにはみんなで歌ったり踊ったり…お楽しみをギュッとつめこんだ濃度120%のステージに、観客は大満足の様子でした。

_mg_6064

_mg_6099

終演後の囲み会見には、寛平と黒田が出席。寛平は、この日は大人のお客さんが多かったことに触れ、「子ども主体に作ってましたが、黒田がちゃんと(脚本を)書いてくれたので、思った以上に大人もちゃんと笑ってくれてよかった」とホッとした表情。「見た時にぜんぶおっちゃんおばちゃんで、『うわ!これどうする!?』と心配してたんです」と笑わせました。黒田は「通しで合わせたのは昨日の夜一回だけ。僕もこれまでいろんなコメディに出てきましたが、今回が一番練習量なかったんじゃないかな。それにしたら、みんな頑張ってくれました」とキャストたちの称賛。自身の出来については「僕も何度か間違えましたが、たぶんお客さんにはバレてないと思います。寛平さんのは完璧にバレてると思います(笑)。まあ、そのへんも生の舞台のよさかな、と」と振り返りました。

野菜怪人に扮したメンバーは、昨日初めて衣装を着たそうで、「たぶんまだキャラクターも定まってないんじゃないか」(黒田)とも。「これを千秋楽には完璧なものにしたい」と力が入ります。さらに「あとひとつわかったことは、寛平さんの思いつきに付き合うとえらい目に遇うなということ(笑)」とも話していました。

脚本を書くうえで苦労した点については、「通常は構成が決まってから書くものですが、今回は寛平さんが『先っちょマンであること』『尖端恐怖症であること』しか決めていなかったので、台本ができてから『こういうビームがある』とかいろいろ言われて書き直したんです。しかもそれを本番でやらないというね(笑)。寛平さんこそ本当の超人で天才。苦労もありましたがよかった」(黒田)。また、大人の観客が多かったことを不安にも感じたそうですが、「どうなるかなと思っていたら、そこは爆笑王の寛平さん。安定感がありました」と、大先輩の底力を改めて目の当たりにした様子。とはいえ「安定と言っても低空飛行ですよ。乱気流もありますし、揺れますけどね」と付け加えて笑わせることも忘れません。

寛平は、今後の展開としてアニメ化の野望も抱いているようですが、まずは先っちょマンをはじめとするキャラクターをさらに浸透させることを目指すとのこと。「またなんばグランド花月でもやりたい。春休みとか子どもの多い時期がいいね」と早くも次回公演を見据えていました。

「かんぺいの とんがれ!!先っちょマン」は、11月22日(金)・23日(土)も上演します。ニューヒーロー誕生の瞬間をお見逃しなく!



「とんがれ!! 先っちょマン」

公演日程:11月21日(木) 開場18:30 開演19:00

     11月22日(金) 開場18:00 開演18:30

     11月23日(土) 開場18:30 開演18:45

会場:なんばグランド花月

出演:間寛平、メッセンジャー・黒田、中川家、島田珠代、シベリア文太、今別府直之、酒井藍、諸見里大介ほか 【ゲスト】鳥居みゆき、菊地亜美

料金:大人3500円 子ども2000円

 

お問い合わせ:チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル☎0570-036-912(10:00~19:00)

_f3k0125_2

ピース・又吉が加藤夏希さんと『「エンダーのゲーム」新訳復刊発売イベント』に出演! 本好きの視点から同作品をPR!

11月21日(木)、東京・TSUTAYA東京ミッドタウン店にて『「エンダーのゲーム」新訳復刊発売イベント』が開催され、加藤夏希さんとピース・又吉直樹が出演しました。

P1240168
1985年に発表後、ネビュラ賞、ヒューゴ賞というSF小説の二大権威を受賞し、近年の世界中のアニメ、小説、ゲームなどに多大なインスピレーションを与えた伝説的小説『エンダーのゲーム』。長きにわたって、映像化不可能と言われ続けて来たこの作品が映画化。11月1日(金)に全米で公開され、初登場第1位の好スタートを切りました。そして来年2014年1月18日(土)、ついに日本でも公開されることが決まったのです。
本作は、宇宙戦争を終わらせるという使命を背負って生まれた少年戦士・エンダーの挫折と成長を描いたヒューマン・ストーリー。原作本は絶版となっていたのですが、今回の映画化を機に、11月8日(金)、新訳版として復刊されたのです。

今回のイベントは、原作を読んだ“読書好き”の又吉と映画を観た“アニメ&マンガ好き”の加藤さんが対談するという画期的なもの。それぞれの視点から感じた本作の良さが、たっぷりと語られました。

普段は近代文学を読むことが多いという又吉。忙しくなったいまでも月5〜10冊は読んでいるそうですが、原作もかなり気に入った様子。
「スケールの大きな宇宙の話なんですけれど、主人公の心の葛藤なども描かれていて、僕が好きな小説の内容と重なるところもありました。お店で上下巻11時間かけて読みまして……上巻に関しては6時間かかったんですけど、1軒変えただけ。近くの席で女性が怪しい男性に勧誘されていたのが気になって止めたほうがええんかなとか思ったことはあったけれど」と笑いを誘いながら、「面白かったのでほぼぶっ通しで読みました」と報告。「アニメやマンガに大きな影響を与えた作品だと聞いて読み進めたんですけど、現代の小説にも通ずるような描写があって興味深かった」と語ります。

P1240189
一方、映画を鑑賞した加藤さんは「物語の展開や主人公のキャラクターなど、日本人が好きなものがいっぱい詰まっているなって。まさにいまを描いているような作品で、人とどんどん話したくなります」と熱くアピール。「無重力状態(の描写)がすごい。映画館自体が戦艦で、宇宙をさまよっているような感覚が味わえました」という感想を聞いて、「そうなんですね。映像にどうやってするんやろうと思ってたとこやったんです。そこ、観たいですねぇ」と興味津々の又吉です。

P1240185
又吉曰く、原作でのオススメポイントは「主人公のエンダーが家族から離れて、宇宙のバトルスクールに旅立つときの別れ方」だそう。「戦って倒しまくるぞ!っていうテンションじゃないところが……僕も“なんで芸人になろうと思ったんですか?”ってよく訊かれるんですけど(笑)、倒すために行くんじゃないという気持ちが理解できて、がんばれという気持ちになりました。しかも、5〜6歳の少年が、いろんなことを俯瞰で見て行動を取っているのがすごい。僕の6歳なんて、泥団子をどうやって固くするかしか考えてなかったですよ」と笑わせます。
さらに、司会者と加藤さんから「劇中のエンダーは10歳なんですよ。それでも幼いですよね」と補足されると、「そうなんですか。でも、幼いですよねぇ。10歳の頃は、如何にボールを遠くに飛ばすことができるかしか考えてなかった」と自らを振り返り、主人公と照らし合わせていました。

「又吉さんのように原作を読んでいる人に映画の魅力を薦めるなら、また加藤さんのように映画を観ている人に原作の魅力を薦めるなら、それぞれどうしますか?」と訊ねられた2人。
「僕がSFをあまり読んでいないからかもしれないですけど、宇宙での戦いだけではなく、身に覚えのあるいろんな葛藤に覚えがあるので、まったく知らない話だとはならないというか。ひとりにされても、状況を把握して何をやるべきか考えて乗り越えていく主人公の人間関係のつくり方は素晴らしい。彼の周りを見る目が変わっているというか……実生活に活かせるんじゃないかなと思います。来年、僕、めっちゃ友だち増えてるかもしれません(笑)」(又吉)
「CGの技術が最大限に活かされていて、宇宙の景色もまぁキレイです。自分も無重力体験をしているような、アトラクションを楽しんでいるような感覚で観られます。また、エンダーの演技も細かくて素晴らしいんですよ。いち個人としてはビーンがめちゃくちゃイケメン! なんでも、ビーンの視点から語られた本もあるそうなので、そっちも読んでみたくなりました」(加藤さん)
2人ともそれぞれのアピールを訊きながら、本作への興味がさらに増していったようでした。

P1240177
囲み取材では、「なぜたくさん本を読みながら、SFはあまり読んで来なかったんですか?」と訊ねられた又吉。「日本の有名な作家さんから読んでいったんですけど、あまりいろいろと広げて読み進めると読み切れないので、20代で日本の作家さんの本を読んで、30代で海外の作家さんの本を読もうと思っていたんです。……いま33歳なんですけど、まだ日本に留まってます(笑)。宇宙(SF)にたどり着くのは、50歳くらいになるかも」と返答しつつ、「でも、今作でSFは難しくないことがわかったので、機会があれば読んでいきたい」と、読書へのさらなる意欲を語ります。

加藤さんから「読書好きの男性は未知。私は、2.5次元が好きなんです」と言われるも、「2.5次元………と申しますと?」と怪訝そうな又吉。加藤さんから意味を訊き、「僕も2.5次元の要素はありますよ。便覧を読んで、昔の人の着物姿に憧れていたのは、ある種の2.5次元なのかも。永井荷風の着こなしに憧れていたことがありますが」と返すも、加藤さんはあまりピンと来なかった様子。「……着物……似合いそうですよね。でも、この作品が好きっていうことは、近いところはあるんでしょうね」とふんわりした言葉をかけられてしまいます。その空気を察してか、「思い思いの服を着て集まったらとんでもないことになりそうですけど」と言いながらも、「確かに好きなものへの接し方は近いかもしれませんね」と共感する又吉でした。


●映画情報
エンダーのゲーム
監督・脚本:ギャヴィン・フッド
出演:エイサ・バターフィールド、ヘイリー・スタインフェルドほか
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©2013 Summer Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2014年1月18日(土)全国公開
http://disney-studio.jp/movies/ender/

●書籍情報
エンダーのゲーム(上・下)
著者:オースン・スコット
訳:田中一江
価格:各789円(税込)
ハヤカワ文庫SF


【又吉直樹】【ピース】