「NSC大ライブ OSAKA 2016」首席卒業者はマイマイジャンキーに決定!
2月10日(水)、大阪国際交流センター大ホールにて、NSC大阪校による卒業ライブ「NSC大ライブOSAKA 2016」が開催されました。今期(東京21期生・大阪38期生)のNSC現役生が1年間の学習の成果を1本のネタにまとめ、東京・大阪の2会場で首席卒業を目指したネタバトルを展開するこのイベント。2月3日に行われた東京に続き、こんどは大阪を舞台に未来の人気芸人たちが腕を競いました。
優勝して首席卒業者となった芸人には、卒業後の4月に優先的に仕事が舞い込むといううれしい特典が与えられ、スターへの道を一歩踏み出すチャンスを手に入れることができます。この日は午後2時半から98組がネタを披露し、そのうちのトップ20組が午後6時からの決勝に進出。漫才ありコントありピン芸ありと、バラエティ豊かなネタでそれぞれ勝負をかけました。
全組のネタが終了した後は、結果が出るまでの間、NSC大阪校卒業生である8.6秒バズーカー、
プリマ旦那、
かまいたちの3組がネタを披露。
その後、いよいよ結果発表の瞬間が...。この日の全出場者が再びステージに勢揃いし、発表された優勝者は、マイマイジャンキー! 密室に閉じこめられた男たちと犯人の思惑が交錯するコントで、何度も大きな笑いを起こした3人は、優勝特典の「4月の予定が全部うまってるスケジュール帳」を手渡され喜びいっぱい。最後は全員で「NSC卒業」「おめでとう!」のコール&レスポンスで締めくくり、今年の「NSC大ライブ」も大盛り上がりのうちに幕となりました。
終演後の会見には、マイマイジャンキーに加え、MCのダイアン、卒業生代表の8.6秒バズーカーが出席。
マイマイジャンキーは、管野慶和(かんのよしかず/1995年4月2日生まれ/大阪府出身)、宮崎駿介(みやざきしゅんすけ/1992年12月8日生まれ/大阪府出身)、明賀愛貴(みょうがあいき/1996年9月8日生まれ/大阪府出身)からなるトリオで、昨年10月に結成。宮崎は大阪府立大学工学部で航空宇宙工学を学んだという変わりダネ。大学では「毎日、鉄板の温度を20度から30度に2時間かけてあたためていた」そうで、「研究室にこもりすぎて、人としゃべりたいと思って」NSCに入学したとのこと。管野は高校を出て半年ほど大学に通ったものの、「面白くないので辞めて、半年バイトしてそのお金でNSCへ入学しました」。「幼い頃から芸人になるのが夢だった」というのは明賀。「ネタを書くことができないのでふたりにまかせきりだったが、ここまで連れてきてくれた」と相方ふたりに感謝しつつ、「4月の仕事で結果を残して、一人前の芸人になりたい」と意気込みます。
目標とする芸人をきかれると、それぞれ「いないですね。唯一無二の芸人になりたいと思います」(管野)、「ダウンタウンさん。松本(人志)さんと誕生日が同じで憧れてました」(明賀)、「POISON GIRL BANDさん。おふたりの漫才のあの雰囲気を、コントで出せるようになりたい」(宮崎)とそれぞれ回答。8.6秒バズーカーから、ここ2年の首席卒業者が芸人を辞めたり解散したりしているという衝撃の事実を告げられると、苦笑いしながら「僕らは解散せずに頑張ります」と宣言していました。
8.6秒バズーカーは、3人のためにハードスケジュールを乗りきるアドバイスも。田中シングルによると「感情を殺すこと。『はい、わかりました。やります』を口癖に」だそうで、はまやねんも「時間に身を任せて」と自然体(?)での対処法を伝授していました。
また、熱戦を間近で見守ったダイアンは、「誰が優勝してもおかしくないぐらい、みんな上手でした」(津田)、「緊張している感じがなく、みんな堂々としていた。僕らの時は、前を見られなかったり、ガチガチの人も多かった。皆さん、躍動感がすごかった」(西澤)とレベルの高さに驚いた様子。津田からは、後輩たちの頑張りに「スーを差し上げます!」とおなじみのギャグも贈られていました。
マイマイジャンキーの今後に、どうぞご注目ください!
【ダイアン】【かまいたち】【プリマ旦那】【8.6秒バズーカー】【マイマイジャンキー】