漫才にトーク、ゲームコーナーと盛りだくさんの1時間!! 『銀シャリ1時間ライブ うなちゃんなおちゃんのごきげんライブ』
2月2日(火)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『銀シャリ1時間ライブ うなちゃんなおちゃんのごきげんライブ』が開催され、銀シャリ、シソンヌ、パンサー・菅良太郎、パンサー・尾形貴弘が出演しました。
本ライブは、銀シャリが漫才だけでなくトークやコーナーなどを1時間にギュッと詰め込んで行うというコンセプトのライブの初回となっており、今後定期的に行われる予定だそう。
"銀シャリ"らしく、米米CLUBがBGMに流れる中、銀シャリの2人が登場。満員のお客さんを見て、「こんなに入っていただけるなんて」と感謝します。遠方から来られた方はいますか?などとお客さんに質問した際、「ちなみに、大阪から来られた方はいますか?」と聞くと、「はい」と答えたお客さんがいることにかなり驚き「なんで!? 僕ら基本的に大阪常駐してるよ?」と発言し、笑いを誘います。
ゆるやかなオープニングト-クから自然な流れで漫才へ行く2人。最近編み物にハマってるという鰻が自作の編み物をプレゼントすると橋本に提案しますが、話を聞けば聞くほどそんなプレゼントは欲しくないと拒否する橋本との攻防戦が繰り広げられます。
漫才の後はトークコーナー。さっそくシソンヌ、パンサー・菅、パンサー・尾形が登場しますが、紹介の際に鰻が「シソンヌとパンサーの向井以外です~!」と紹介したため、菅と尾形からはクレームが(笑)。橋本いわく、このコーナーは「いいとも増刊号のイメージ」だそうで、実際に出演したことのあるパンサーの2人が、当時の思い出を語っていました。
橋本が、「最近めっちゃ気になったニュースがあんねんけど」とし、「コンビニで肉まんを1個だけ盗んだ人のニュースがあってんけど、めっちゃ気にならへん? だって肉まんってたいがいレジからしか取れへんやん。それやのに盗むものとして肉まんチョイスする!?」とかなり不思議そうに語ります。周りが「店員さんに出してもらってお金払わずに店を出たとか、そんなんじゃないの?」と常識的な意見を述べる中、「いや、ちゃうって。店員を脅して、レジ側にまわって肉まん1個だけ取って逃げたと思うねん」と、犯人になりきって実演してみせる橋本。その行動の滑稽さにお客さんも大笑いです。
また、橋本は「女子高生が夜中に1人で歩いていたら、後ろから男に羽交い締めにされ、口にウ◯コを押し当てられた」という事件についても気になると話し、「絶望がすごいやん。ウ◯コて! 夜中やし一瞬なにかわからんやろうけど、わかったときの絶望感を考えると......」と女子高生に同情します。そこから話は小学生のような下ネタに発展。どうでもいい話が繰り広げられますが、鰻が「あんまり時間ないねん!」とバッサリ。しかも、話題を変えるのかと思いきや「このあとコーナーがあるので」とあっさりトークコーナーは終了。せっかくのトークコーナーがほぼ下ネタで終わるハメになってしまいました(笑)。
続いては、最後のコーナー「鰻のゲームワールド」。これは、鰻が考案したゲームを橋本、シソンヌ・じろう、シソンヌ・長谷川、菅、尾形でプレイし、最下位の人には「精神的に本当に嫌な罰ゲーム」が与えられるというもの。ポイント制となっているのですが、1回のゲームで何ポイント取れるかは鰻の気分にかかっており、ゲーム以外にも、発言や態度によって鰻が勝手にポイントをマイナスしたりプラスしたりするため、常に緊張感が漂う(?)現場に。しかも、前方のお客さんに任意でボールをいくつか渡し、「好きなタイミングで嫌いな芸人めがけてぶつけてください」と依頼(笑)。芸人はそのボールに当たっても減点されるという、減点と同時に芸人のメンタルを傷つけるルールまで登場。鰻の底意地の悪さ(?)が炸裂です!
鰻が描いた、それぞれ自分の似顔絵のTシャツを着て改めて登場した鰻以外の5人。みんなそこそこ似ているのですが、長谷川だけ「誰?」というくらい似ていません(笑)。最初のゲームは「Tシャツ脱がし合い」。これは、1分以内にお互いのTシャツを脱がし合い、Tシャツを多く持っていた人の勝ち、というシンプルなゲーム。スタートの合図とともに、橋本や尾形のTシャツは瞬く間にビリビリになってしまいます。終わると「急に神様みたいなやつがいる!」と菅。よく見ると、橋本のTシャツが破けてちょっとギリシャ神話に出てくる神様のような出で立ちに......。そんな菅はなぜか腕に落書きをしており、そのおかげで鰻から6ポイントをもらっていました。
続いては「パネルあめ食べ」。これは、難易度がさまざまな穴あきのパネルを選び、アメを穴に落とさないように端から端まで動かしていき、最終的に食べることができれば成功!というもの。そのルールについて文句を言い続ける橋本がまずはマイナス1ポイントされてしまいます。尾形がいちばん難しそうなパネルを選んでチャレンジしようとしたところ、まさかのタイミングでお客さんからボールが飛んできます(笑)。尾形は一瞬で失敗しますが、菅は同じく難易度の高いパネルでかなりいいところまでいきます。しかし惜しくも失敗。橋本は無難にいちばん短いパネルを選び、成功させていました。
ラストのゲームは「客席間違い探し」。これは、メンバーがアイマスクをしている間に客席に10の間違いを作り、それを当ててもらう、というゲーム。難易度が高いと、その分ポイント数も高くなります。「客席にマネキンがいる」などのわかりやすいものから、「千円落ちてる」などのわかりにくいものまで様々な間違いを客席まで降りていって探すメンバーたち。その中には「デニス・松下がいる」というのもあったのですが、なかなか気づかれず、橋本に「お客さん顔やなぁ!」と感心されていました。
最終的には最低得点だった尾形が、罰ゲームとして鰻の発明した一瞬でメガネ痕がつく装置「メガネ痕地獄」を体験することに。「いったっ!!!」と叫び、ものすごく痛そうだったのですが、絵的にはかなり地味、しかも一瞬でついたはずのメガネ痕がどんな感じについたかの確認もたいしてしないまま「以上、罰ゲームでした~!」と鰻にコーナーを締められてしまい、「(痕を)見ないの!?」とツッコミを入れる尾形。すると、まるで追い討ちをかけるようにこのタイミングでお客さんが尾形めがけてボールをぶつけてきます。まさか、すでに勝負の決着のついた後にボールが飛んでくるとは思わなかった尾形は完全に心を折られた様子でしたが、イベントはここで終了(笑)。
次回は3月15日(火)に行われる『銀シャリ1時間ライブ うなちゃんなおちゃんのごきげんライブ』。早くも次回どんなことが行われるのか、楽しみなイベントです!
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