中学生の恋愛相談にも名言を連発!? NON STYLE井上の"日めくり第2弾"『【日めくり】まいにち、ポジティヴ・ラヴ♡』発売記念トークイベント
3月16日(水)、東京・ブックファースト新宿店にて『【日めくり】まいにち、ポジティヴ・ラヴ♡』発売記念トークイベントが行われ、NON STYLE井上裕介が出演しました。
発行部数10万部を超え、ベストセラーとなった日めくりカレンダー『【日めくり】まいにち、ポジティヴ!』に続くNON STYLE井上の日めくり第2弾『【日めくり】まいにち、ポジティヴ・ラヴ♡』は、2015年12月に上梓した著書『マイナスからの恋愛革命』のテーマをもとに、愛あふれるメッセージを綴ったスーパー・ポジティブなラヴ・日めくり。31のポジティヴ・ラヴメッセージと圧倒的なオーラを放つ写真が心と体に元気と活力を与える作品となっています。
30名限定となったこの日のトークイベントでは、参加者の恋のお悩みに対して井上がポジティブ・ラヴ♡シンキングな恋愛アドバイスを行うということで、事前に悩みを記入した用紙の中から選ばれた人が直接井上に恋愛相談をすることに。
井上が登場し、「来ていただいてありがとうございます」と軽く挨拶をしたあとは、さっそく恋愛相談のスタートです。
最初の相談は「気になる人がいて、『カッコいいですね』『オシャレですね』とは言えるんですが、連絡先も知らないし、この先どうやってアプローチすればいいと思いますか?」という女性からの相談だったのですが、「『連絡先を教えてください』って言えばいいやん!」と一言で返す井上。しかし女性は連絡先を聞く勇気はないそうで、それを聞いた井上は「『カッコいいですね』より『連絡先教えてください』の方が言いやすくない?」と不思議がりますが、「『一緒に写真撮ろうよ』って言って、撮った写真を送ってあげると言うとか、LINEの面白いスタンプを見せて、相手がそれを気に入ったらプレゼントするって言ってIDを聞くとかすればいいんちゃう?」と提案。「でも直接聞いた方が絶対早いって(笑)!」とストレートに聞くことも勧めていました。
続いては24歳の女性からのお悩みで、「3年半付き合った彼氏と別れて2年たち、彼氏ができません。いかつくて人見知りな私はどうやったらスキのある甘え上手な大人の女性になれるでしょうか?」というもの。それを聞いた井上はまず「いかつい? そんなことないと思うけどなぁ」と言ったあと、「自分のことを人見知りだっていう人多いですけど、思い込みが多いんじゃないかって思うんです。だってほんまに人見知りやったら、この場でみんなの前で悩み相談とかできないと思うし」と鋭い発言を。また、自身が10代の頃に目が悪く、目を細めて物を見るクセがあったせいで、普段から「目つきが悪い」「怒ってるの?」とよく言われたことから「ウソでもいいからニコニコするようにした」という経験談を話し、ふだんから意識して笑顔でいることを勧めます。また、「まだ若いんやから、もしかしたらまだ自分にいちばん似合う髪型とかファッションを見つけられてないだけかもしれんし、髪型やファッションで女性はどうとでも変われると思うから、いろんなことを試してみるのもいいと思います」と、さまざまな角度からアドバイスする井上。
さらに、この春高校生になるという女の子や中学2年生の女の子など、10代の女の子からの恋愛相談が続きます。14歳にして彼氏が3人目だと話した中2の女の子は、その3人目の彼とは1日しか付き合っていないそうで、付き合った次の日に「ゲームで負けた罰ゲームで彼女と別れろと言われたから」という理由でLINEでフラれたんだとか。「そこはがんばってほしかったんですけど」と話す女の子に「ゲームを!? え、そこは受け入れんの!?」と驚く井上。さらに「もう男の人を信じることができません」と続ける彼女に「早いわ(笑)!」と思わずツッコんでいました。
「だって、そんなにショックじゃないでしょ? 思い出もないでしょ?」と井上に聞かれると「ショックだけど、思い出はないです、アハハッ!」と笑う彼女に「笑てるやん(笑)」と井上。「1日なんて、そんなの付き合ってないよ。本当の恋愛ってキスしてからやからな~」と、ここで恋愛マスター・井上の名言(?)が飛び出します! その子には、またすぐ好きな人はできるから大丈夫!と太鼓判を押して相談は終了。
他にも、幼なじみの男の子が引っ越してから好きだってことに気づいたという女の子には、「付き合う、付き合わないじゃなくて、気持ちは伝えた方がいいと思う」という井上。もしかしたらこの先再会することがあるかもしれないから、その時のためにも言っておいた方がいいとアドバイスします。
一方的な文章での相談に答えるのではなく、直接本人と会話をしながら悩み相談をするという形をとることによって、より的確なアドバイスをしてあげられる有意義なものとなったこの日のトークイベント。最後は井上がカレンダーを手渡しながら一人一人と握手をしたのですが、みんな嬉しそうに笑顔で握手をしていたのが印象的でした。
終了後の囲み取材では、「改めて今の若い子たちの恋愛事情は30代の僕らの子どもの頃とは大きく違うんやなって思いました」と話す井上。「これは今後の漫才のネタにも影響してくるかも」とも感じたそうで、「LINEで告白なんてなかったですしね。ただ、僕は告白するならちゃんと会って、相手の目を見て言いたいです。思い出を作りたいので。メールだと告白した日が思い出に残らないじゃないですか」と、ここでもまた名言を放っていました。
前回のカレンダーは、「松岡修造さんの日めくりカレンダーのパクリで、面白いものができたらいいなぐらいの気持ちで作った」そうで、「それがカレンダー売り上げの2位とか、10万部とかになっちゃったので、今回はちょっとプレッシャーがありました」と話しします。
カレンダー作りで力を入れたところは?と聞かれると「女装です」と即答する井上。なんでも、ヘアメイクさんとスタイリストさんが「全力で井上さんを石原さとみさんにします!」と言ってくれたそうで、「その期待には全然応えられなかったですけど(笑)、がんばりました」とニッコリ。仕上がりは「(10のうち)1かわいい、9キモいになってます(笑)」と話す井上ですが、撮影時はスタッフみんなが「かわいい~!」と絶賛してくれたそうで、「みんなが乗せてくれたおかげで、僕もテンション上がっていい撮影ができました」と感謝していました。
恋愛で大事にしているところは?と聞かれ、「過程はともかく、結果を喜んでもらうこと」と話し、「過程をがんばったことをほめてほしいと思う男の人って多いと思うんですけど、過程はどうでもよくて、結果喜んでもらいたいですね」と話します。また、「優しさをたくさんあげたいですね。女性は優しさに関しては質より量やと思うんで、大きな100の優しさを1回あげるより、1の小さな優しさを100回あげたい」と、ここでも名言を放つ井上に取材陣からも思わず感嘆の声があがります。
「キレイだなって思ったら『キレイですね』って言った方がいいと思う。相手はそんなこと言われても嬉しくないかもしれないけど、1%でも喜んでもらえる可能性があれば言った方がいいと思います。その方が絶対モテると思うし、実際そうやってモテてきた部分もあります。もし仮に「気持ち悪~い」って言われても、それはそれでコミュニケーションが成り立つじゃないですか」と、本当にどこまでもスーパーポジティブな井上。
ふだんからよく友達の恋愛相談にも乗るそうですが、「恋愛って楽しいもののはずやのに、マイナスのことばっかり考えて落ち込む人が多いような気がします。せっかく人を好きになって、楽しいことがいっぱい起こる可能性があるんやから、マイナスに考えるよりもハッピーなことをいっぱい考えた方が楽しいと思う」と話し、「そのために作った日めくりカレンダーなんで、みんなにはそんな、恋愛でハッピーな気持ちになるような生活を送ってほしい」と笑顔で話していました。
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