藤岡弘、さんから熱いメッセージ! 映画『仮面ライダー1号』初日舞台挨拶に"V3世代"武田幸三も登壇
3月26日(土)、東京・丸の内TOEIにて、映画『仮面ライダー1号』初日舞台挨拶が行われました。
45年ぶりに藤岡弘、さんが本郷猛を演じ、仮面ライダー1号に変身することでも話題沸騰の本作。
大勢のファンがかけつけた初日舞台挨拶には、藤岡弘、さんを筆頭に、西銘駿さん、岡本夏美さん、阿部力さん、長澤奈央さん、武田幸三、大沢ひかるさん、山本涼介さん、柳喬之さん、金田治監督の10名が登壇しました。
大きな拍手に迎えられて一同が登壇すると、まずは藤岡さんから「こんなに多くの方に来ていただいて、感謝でございます」との挨拶。
ひとりずつ自己紹介を終えると、藤岡さんは「45年という時を越えて、再び本郷猛を演じさせていただきましたけども、驚くべき感謝です」と、スタッフ、ファンへの感謝の言葉を幾度も重ねた後、企画から参加したという本作へは、「未来を背負う子供たちに、あの当時持った愛と正義と勇気と夢と希望を」いった思い入れの深さを熱く語ります。
続いて、MCの寺迫麿さんから「ヒーロー像とは?」との質問を受けた仮面ライダーゴースト演じる西銘さんは、「子供の時に見ていた仮面ライダーは、僕にとっての永遠のヒーローなので、今、『仮面ライダーゴースト』を見ている子供たちが大きくなっても、仮面ライダーゴーストが永遠のヒーローになれるような存在になりたいと思って、がんばってます」と力強く回答。
同じく『仮面ライダーゴースト』で仮面ライダースペクターを演じる山本さんは、子供たちがヒーローのマネをすることから、「人として、ちゃんと横断歩道を渡るとか、ポイ捨てしてないということをこだわってるような気がします」と日頃から道徳面も気遣っているようです。
次に「ヒーローになれるとしたら?」との質問に、今回立花藤兵衛の孫娘役で出演している岡本さんは「女性ライダーとして、アクションをバキバキにややってみたいなと思いました」として、「キレイにアクションしてらっしゃる」とアクションにも定評のある長澤を羨望するシーンも。
他の『ゴースト』陣は、「司令塔として頭脳系の道でやってみたいです」(大沢)、「史上初の坊さんライダーを狙ってます! お布施いただいたぶんだけ力出そうかな(笑)」(柳)といった個性あふれる発言で場内を沸かせます。
『仮面ライダー1号』の敵組織・ノバショッカーに扮する3人への質問は、「幼い頃のヒーローは?」。
阿部さんは、9歳まで育った中国黒龍江省の気温がマイナス2、30度になるため、水をまいてスケートリンクやスケート靴、ソリを作ってくれた祖父との思い出を披露し、「その時のおじいちゃんの姿はスーパーヒーローです」と回想します。
長澤さんも「助けてくれたり、支えてくれたり、見守ってくれてた」という理由で両親を挙げ、母子家庭で育ったという武田も「がんばって仕事をしていた」母親がヒーローとのこと。
また武田は、同じスキンヘッドの柳さんをライバル視したか、「あとは全然関係ないですけど、坊さん怪人に(なりたい)(笑)」と打ち明け、「勝てる気がしないです(笑)」と柳さんを萎縮させます。
さらに武田は『仮面ライダーV3』世代で、後楽園ゆうえんちの「ライダーショーを見させていただきました」と元キックボクサーとしての原点とも思える逸話も披露。
舞台挨拶も終盤に入り、自身のヒーロー観について藤岡さんは「自己犠牲の精神」「無償の愛を持った人物」とし、世界中を旅した体験を通じて、国境、民族を越えて「子供は地球の宝」といった深みのある名文句を発します。
最後は、現役ライダーの西銘さんから感謝の言葉と、「地球の宝」である4歳男児2人から花束贈呈をされ、満面の笑みをこぼしていた藤岡さん。
客席の子供からも「いちごー!」といった声援が飛ぶ中、藤岡さんは「子供たちの未来が、平和で安全で安心できるようになってもらいたいですね」とのメッセージを残して舞台挨拶は終了となりました。
映画『仮面ライダー1号』は、大ヒット公開中。
作品の詳細、最新情報は、公式サイト(http://www.superhero-movie.com/)でご確認ください。
【武田幸三】