海辺の特設ステージでドライブインシアターが開催!「島ぜんぶでおーきな祭×CINEMA CIRCUS DRIVE IN THEATER IN TOMIGUSUKU」
3月4日(金)に沖縄県豊見城市の美らSUNビーチ特設ステージで、「島ぜんぶでおーきな祭×CINEMA CIRCUS DRIVE IN THEATER IN TOMIGUSUKU」が開催されました。
島ぜんぶでおーきな祭と沖縄県内で活動するエンターテインメント集団CINEMA CIRCUSがタッグを組み、沖縄の新しい魅力を発信するイベントで、海のすぐそばに特設された会場にLED300インチの特大スクリーンを設置。車で来場した観客が、自分の車の中でラジオのチューナーから流れる音声と共に特大スクリーンの映画を鑑賞する、昔懐かしい"ドライブインシアター"スタイルの上映会です。
ドライブインシアターに先立って、特設ステージでは「大画面でみよう!よしもとYouTuber映像祭」が上映されました。これは、よしもと芸人が登場する選りすぐりのYouTube映像を再生回数でランキング付けし、上位10作品を上映して発表するというもの。まず10位から6位までが発表され、バンビーノのネタ「ダンソン」など65万回再生から140万回再生の作品が上映されました。
5位から1位のランキング発表前には、馬と魚、クロスバー直撃、レギュラーのネタが披露されました。馬と魚が舞台下まで降りてきて観客と触れ合ったり、沖縄の離島に住んでいたことのあるレギュラーは沖縄ネタを盛り込んだ漫才で、地元の観客を取り込んでいました。
いよいよ上位5作品が発表です。まず第5位はCOWCOW「あたりまえ体操」、第4位には人気急上昇のオリエンタルラジオ「PERFECT HUMAN」がランクイン。第3位はまだまだ人気の8.6秒バズーカ「ラッスンゴレライ」が、惜しくも2位となったのは感動を呼んだ鉄拳作アニメーション「振り子」でした。そして栄えある第1位は、4500万回再生という驚異の再生回数を叩き出したエグスプロージョン「本能寺の変」となりました。
よしもとYouTuber映像祭の後は沖縄芸人のカシスオレンジ、魁バーバリアン、ウリズン桜がそれぞれネタを披露し、4月に開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」の話題にうつります。
例年3月に開催されてきた映画祭に参加していた魁バーバリアンの砂川は「いつもね、寒くてもうトイレが近くてしょうがなかった、今年は過ごしやすい4月開催だからトイレも安心!」と喜びのコメント。また、メイン会場が宜野湾市から那覇市の波の上うみそら公園に移ることにも触れ、「国際通りのレッドカーペットや那覇てんぶす前広場、桜坂劇場とも交通の便が良くて、他にも宜野湾市、北谷町、浦添市、豊見城市、イオンモール沖縄ライカムでもイベントがたくさんあってぜったい盛り上がる!楽しみ!」とウリズン桜の仲宗根も待ちきれない様子です。
さらに、沖縄県内41市町村では、各地のご当地自慢を映像化する「JIMOT CM」が製作されており、3月14日(月)からインターネットで行われる投票への参加を呼びかけました。続けて、一緒に映画祭を盛り上げ作っていくボランティアスタッフの募集も呼び掛けました。ボランティアスタッフの募集は3月31日(木)が締切りです。
日が落ちてきたころ、特大スクリーンの前には続々と車が入り、メインのドライブインシアターが始まりました。会場にはフードスペースも設置され、焼き立てピザやタコス、ドリンク類も充実し、車を停めた観客が車内で映画を見ながら食べるフードを買うために並ぶ姿が見られました。
初日に上映されたのは、会場である豊見城市の発信型映画「スイーツライフ」と、沖縄在住の映像作家3名が監督したオムニバス映画「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」の2作品。日が暮れた会場に浮かび上がる特大スクリーン、そこに映し出される映像作品に車内の観客たちは思い思いに見入っていました。
古き良きアメリカンスタイルのドライブインシアターは本日と、3月5日(土)・6日(日)までの3日間行われます。すでに全日程の車両入場整理券の配布は定数に達していますが、徒歩での入場は無料で、また15:00からのステージイベントも入場無料で観覧することができます。是非、ご家族、ご友人と一緒にご来場いただき、ノスタルジックな雰囲気の会場をお楽しみください。