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2016年3月

おばたのお兄さん、パンサー・尾形を巻き込んでぐいぐいアピール! 神保町花月を盛り上げる新ユニットを決定するライブが3月22日からスタート!!

3月3日(木)、東京・神保町花月にて『神保町花月 新ユニット結成 概要発表会見』が開催されました。
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神保町花月では、オーディションによって選出された芸歴3年目以下の将来性豊かな若手芸人29組から劇場の顔となる新ユニットを結成することになりました。新ユニットメンバーは、3月22日(火)から25日(金)までに開催されるライブにて決定します。

本会見のMCを務めるのは、パンサー。若手ばかりの記者会見とあって来場する報道陣が少ないのではと危惧していたようですが、向井は客席を見渡して「思ったよりいますよ!」と驚嘆。「みなさん、いつもお見かけする方々ですね」と冷静に感想を語る菅に対して、尾形は「うれしい! みなさん、元気ですかーー?」と元気いっぱい呼びかけますが、レスポンスは一切なく......。シャッターのバシャバシャという音だけが響き渡ります。
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ユニットの名付け親となる木村祐一はNSCの講師を務めていることもあり、「(出演する芸人達の)顔と名前は知っています」と説明します。
NSC時代のパンサーも教えており、向井と菅には「優秀」とコメント、尾形には「そこそこ」と声を。「卒業公演で、俺に肩組んできて写真撮ったよなぁ?」と話しかけられた尾形は「本当にすみませんでした!」と恐縮しきりでしたが、木村は「そういう元気がある人のほうがいい」と笑って返しました。
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ここで選抜した29組を代表して、おばたのお兄さん、ひらきっぱなし、ぷりずん、dボタン、ギガスラッシュ!!が登場しました。
1月にコンビ解散してピン芸人になったばかりのおばたのお兄さん。体操のお兄さんキャラで、自身のギャグ「ばたにぃんまり」を披露します。
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ひらきっぱなし・松永は「(コンビ名にかけた)~っぱなしシリーズが100パターンあるので、どんどん見せたい」とアピールして、相方・樽見とともにまずは1つを披露。ぷりずん・兼近は「みんなの笑いが欲しい!」と言いながら手を星のかたちにするというギャグを、ギガスラッシュ!!は下ネタが入った掛け合いを見せて、向井に「やめろ!『めざましテレビ』さんが来てるんだぞ!」と止められます。
元『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)レギュラーの三中が新しく組んだコンビ・dボタン。パンサーから「三ちゃんだ!」と声をかけられた三中は、「コンビ名は出川哲朗さんに付けていただきました」と挨拶しました。
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向井から「この会見に呼ばれるということは、期待されているってことですよね。みなさん、ユニットに入りたい気持ちはあります?」と話しかけられると、いの一番に前へ出たおばたのお兄さん。
「芸歴がいちばん上なのでライバルといっても......、テレビに出ているとか4ちゃんだか5ちゃんだかわからないけど」と三中に近づきながら絡んで自身のギャグを。その様子を観ていた向井の「おばたも尾形も似たような感じ」というつぶやきを聞いて、「大きい声はめちゃくちゃ面白い!」(おばたのお兄さん)「そうだ!」(尾形)と2人は共鳴していました。
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「初めて観たよ、テレビで不合格になる人!」(向井)と声をかけられた三中。「僕も生放送でなるんだ、と思いました。その後は頭が真っ白になって、めちゃイケメンバーじゃなくなったことを理解するのに2日間かかった。眠れなかった」と振り返りながら、「今回は合格ボタンを!」とリモコンを掲げて気合いを入れます。
今年3月、主席でNSC東京を卒業したゲイとノンケのコンビ・ギガスラッシュ!!。向井に「三ちゃんはタイプじゃない?」と訊かれると、「ノーサンキュー! すみません、いちばん無理です」とすぐさま返答。この中でいちばんタイプだというぷりずん・逢見へ「ズッキュンドッキュン!」と言いながらにんまりすると、すかさずおばたのお兄さんが「ペナルティ!」と言い渡しました。
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『ようこそ、わが家へ』『5→9 ~私に恋したお坊さん~』という月9のドラマ2本に出演経験があるというのは、ひらきっぱなし・樽見。「『5→9~』はオファーをいただいて出ました」とアピールする2人に、向井は笑いながら「~っぱなし、どんどん出します!って言ってたけど、全然出て来ない」と指摘。すっかり忘れていたようで、「あぁ! すみません!」と恐縮しきりの2人です。
女芸人からも人気があるという逢見は、新人王も獲った元プロのキックボクサー。「今日も(キックを)試したいですけどねぇ」という彼の言葉に、尾形がキックを受ける空気が流れていたものの、結局ぐいぐい前へ出てアピールするおばたのお兄さんが受けることに。木村の指示もあって、逢見に蹴られたおばたのお兄さんが、尾形をキックするというコンビプレーを見せて、場を盛り上げます。
また「僕は男前だ」と堂々と言い張る兼近に、向井は「お前は......そうでもないんだよなぁ!」と首を傾げていました。
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囲み取材で、リポーターから「売れたら何をしたいですか?」との質問が。「もう1回、『めちゃイケ』に出たい。今度はブレイクしてゲストとして出たいです」と意気込む三中に、相方・臼杵も「相方と一緒に、僕も『めちゃイケ』に出たいです」と同調します。
「おばたのお兄さん体操っていう番組ができたら」とはつらつと語ったおばたのお兄さん。「ドラマも好きで、今年はエキストラでもいいからドラマに出ることが目標です!」ともアピールします。
この5組の中からお気に入りを訊かれたパンサー・菅は「ギガスラッシュ!!のツッコミ(ヤマト)。マサルコは怖い。こんなヤツと一緒にいるヤツが、実はいちばん狂気に満ちている」と恐々とします。一方、尾形は「おばた(のお兄さん)にいって欲しい。そういうキャラは途中で飽きられるんだけど、そこを乗り越えればいける!」とエールを送りながら、「俺、それで悩んでて」とポツリ。向井の「指して英単語言うキャラ似てるから、2人でやってみたら?」という提案に2人でやってみるも、おばたのお兄さんが笛を吹き忘れてぐだぐだに......。大きな笑いが起こる中、向井はほかの3組について期待を寄せながら「それぞれ誰が入ってもおかしくない。楽しみです!」とまとめました。
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若手のがんばりをやさしく見守っていた木村は、「今日は予想を上回る個性と面白さでした」とコメント。「自分達で人気と仕事を勝ち取ってもらって、僕はそれにふさわしいユニット名が付けられたらいいなと。こういうユニットって誰かが番組に出られるようになると全員が出られるという相乗効果も生まれるんじゃないかと思います」と激励しました。
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3月22日(火)から25日(金)までのライブで決定された新ユニットメンバーは、4月24日(日)から毎週日曜に開催されるライブに出演予定。また、6月にお披露目公演、9月にユニットメンバー公演などを行なって、神保町花月を盛り上げていきます。
さらに、本日3日(木)から毎週木曜22時よりLINELIVEも配信。ぜひとも新ユニットを目指す29組を応援してください!!



【木村祐一】【パンサー】【おばたのお兄さん】【ぷりずん】【ひらきっぱなし】【ギガスラッシュ!!】【dボタン】

新本がブラックメールに引っかかった!?「初恋クロマニヨントークライブ"恋バナ"」

2月28日(日)、沖縄よしもと花月にて「初恋クロマニヨントークライブ"恋バナ"」が開催されました。

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軽快な音楽とともに初恋クロマニヨンの3人が登場すると、まだトークも始まってもいないのに、前方の観客からはクスクスと笑い声が聞こえてきます。観客の指摘から松田正のズボンのチャックが全開。しかもズボンにはシミが...。観客の笑い声と悲鳴が響きました。

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前回のトークライブでは、比嘉憲吾がインフルエンザで休んでおり、新本奨は鎖骨骨折していた状態で参加。もともとは、あるロケで比嘉から投げられて鎖骨を骨折したが、2回目に松田から投げられてズレていた骨が正常の位置に戻っていたそうです。比嘉が「もう一回見たい」とムチャぶりをすると会場からは爆笑が沸き起こりました。

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ここでゲストにけんたくんと三日月マンハッタン・仲嶺巧さんが登場し、"恋バナ"というライブ名にちなみ、観客から集めた恋バナアンケートを元にトークを展開。新本が高校時代に引っかかったブラックメールについて「知らないアドレスから"新本くんに好意があります"っていうメールがきで、写真を見たらめっちゃ可愛くて、半年間メールのやりとりをして、ついに会うことになったけど、会う直前になって同級生の男の写真が送られてきた」と、当時のの心境を切々と語ります。しかも、(女性の存在が)ウソだと噂で聞いた新本は「(女性の存在がウソ)って言われたけど、おれは今でも信じている」と高校時代の切ない恋物語を熱く語ります。隣で笑いを堪えきれない比嘉は「(この計画の)立ち上げメンバーでした」とまさかの告白。俺が「新本くんの写真も送ってくださいって(女性を装って)メールしたら、授業中に抜け出してトイレで撮影した写真が送られてきて、めっちゃ気持ち悪かった」と驚きのエピソードを暴露しました。


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最後に仲嶺さんが心理テストを紹介。「レストランに行き、ハンバーグを頼んだのにとんかつが出てきました。あなたはどうしますか?」と観客に質問を投げかけます。松田とけんたくんと新本はそのままとんかつを食べ、比嘉は頭にのせるとボケ解答も飛び出します。観客もそのままの人と変えてもらう人と半分くらいに分かれ、さらにはハンバーグととんかつを両方食べるという強者もいます。この心理テストでなんと浮気の仕方が分かるそうです。とんかつをそのまま食べる人は、彼女、彼氏がいるのに浮気する人、変えてもらう人はちゃんと彼女、彼氏が居るのでと断れる人。仲嶺さんは、とんかつを半分まで食べて申告すると解答。すると、会場からは「さいてー!」と非難を浴びたなか、トークライブは幕を閉じました。

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【初恋クロマニヨン】【三日月マンハッタン・仲嶺巧】

ベテランから若手まで豪華芸人によるツッコミフレーズ満載のLINEスタンプ!

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コミュニケーションアプリ「LINE」におきまして、LINE公式スタンプ『しゃべるよしもと芸人(ツッコミ編)』を、3月3日(木)より発売いたします。

本スタンプは、『よしもと芸人vol.3~ツッコミ編~』が好評につき、第2弾のツッコミに特化したスタンプです。前回同様のアニメーションに加え、今回はボイス付きとなっています。

今田耕司や東野幸治、千原兄弟から、ピスタチオ、コロコロチキチキペッパーズまで、豪華芸人によるお馴染みのフレーズや使いやすいフレーズをご用意しています。相手のボケや反応に対してツッコめるスタンプです。



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― LINE公式スタンプ『しゃべるよしもと芸人(ツッコミ編)』商品概要 ―

【発売日】
2016年3月3日(木)


【コンテンツ概要】
1セット24種


【購入方法】
▼アプリ「LINE」から購入 [価格:240円(税込)または、100コイン]
 スタンプショップにて"よしもと"を検索
 URL:http://line.me/R/shop/detail/5995 ※iPhone/Android


▼「LINE STORE」から購入[価格:240円(税込)]
 スタンプにて"よしもと"を検索
 URL:https://store.line.me/stickershop/product/5995/ja ※iPhone/Android/PC

自身の誕生日に開催! 陣内智則 単独ライブ『LIVE MAX presents NETAJIN2016~私とウサギと橋と鍵~』

2月22日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて、陣内智則単独ライブ『NETAJIN2016~私とウサギと橋と鍵~』が開催され、陣内智則が出演しました。
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日本では約7年ぶりの単独ライブとなる本公演。大阪では2月14日、東京では2月22、23日の計3公演が行われ、今回のライブのために作った新ネタを披露。また、今話題の映像技術を駆使したネタにも初挑戦した、意欲的なライブとなりました。

オープニングのVTRが流れたあとは、さっそく最初のネタである「クイズタイムショッキング」へ。クイズの挑戦者となった陣内が練習問題にチャレンジするのですが、ビックリするぐらい簡単な問題が出され拍子抜けします。しかし本番が始まると......という、クイズをモチーフにしたコント。いじわるだったり、時にマヌケだったりする出題者に陣内が軽妙なツッコミを入れていきます。
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続いてのコントは「英会話」。今はやりの、自宅にいながらにしてネットを通じて先生と会話するオンライン英会話で学ぶことになった陣内が英会話の先生に出会うのですが、次々と問題のある先生ばかりが登場し、いっこうに授業がはかどりません。他にも、アニメ映像の例文で1人で学ぼうとする陣内ですが、登場人物の設定が複雑すぎて英文がまったく頭に入ってこなかったりとさんざんな結果に。
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3本目は「じん散歩」。陣内が街ブラ番組を初めて収録したという設定で、ちゃんといい番組になっているか不安だった陣内が、オンエア前に1人で見てチェックするのですが、番組の編集はとんでもないことになっており......というコント。一見、街ブラ番組のあるあるなシーンのように見えるのですが、実際にはそこから驚愕の展開が訪れるというヒドい編集に、怒り心頭の陣内でした。
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VTR「パラパラ漫画 ひまわりの約束」に続いては、「映画予告」。映画を観に来た陣内が映画予告を見ていくのですが、「え、これ映画になるの?」と思えるような映画や、せっかくものすごいスタッフが集結しているのに、タイトルがとても残念な映画など、とにかく変わった映画の予告ばかりが流れ、目が離せなくなります。
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続いては「ディアゴスティーニ」。毎週少しずつ送られてくるパーツを組み立てるのを楽しみにする陣内でしたが、送り方のバランスがメチャクチャだったり、関係ないようなものまで送ってきたりと、とにかくディアゴスティーニに振り回されまくる陣内にお客さんは爆笑!
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「ペットショップ」では、長年売れ残っている犬とペットショップ店員の会話が笑いを誘います。あまりに長い間売れ残っているため、ついにその犬と会話ができるようになってしまった店員。次々と周りの子犬が売れていく中、ようやく売れ残っていた犬にも飼い主が現れそうになるのですが......。犬と店員のちょっとハートウォーミングなストーリーが、笑わせながらもほのぼのとした気持ちにさせます。
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今回の単独ライブのタイトルである「私とウサギと橋と鍵」をモチーフにしたアニメーションVTRに続いて始まった「プロポーズ」は、彼女にサプライズでプロポーズをするために、業者に頼んでプロポーズを演出しようとした陣内がリハーサルを行うのですが、予想外の出来事が次々と起こり......というストーリー。映像技術を駆使した見せ場に、お客さんも感嘆の声をあげていました。
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続いては「夕暮れ」。夕暮れ時に英会話の勉強をしようとする陣内でしたが、次々といろんな物売りの車が通っていき、なかなか集中できません。しかも、ただ物を売りにくるだけでなく、そこから発展してなかなか気になる展開が訪れるため、次第に勉強どころではなくなっていく陣内。こちらはまったく映像を使わない、異色のコントとなりました。
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ラストは「思い出」。引っ越しの荷物を整理していたら、偶然小5のときの女の子との交換日記が出てきて、懐かしく読み直す陣内。さらに、12歳のときの自分がカセットテープに録音した「30年後の僕へ」というメッセージも見つかり......。「小学生の頃の自分、アホやなぁ」とか、「めっちゃおもんないやん」などと言いながらも懐かしい思い出にひたるという、ちょっとノスタルジックなコントで今回の単独ライブは幕を閉じました。
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コント終了後、エンディングの挨拶をする陣内。と、そこに突然、スタッフがバースデーケーキを運んできます。というのも、この日は陣内の42歳の誕生日! サプライズで運ばれてきたケーキを嬉しそうに見ながら、「ありがとうございます! そうなんです。今日は、僕と狩野英孝と加納典明さんの誕生日なんです」と笑わせたあと、「皆さん、本日は貴重な時間をありがとうございます!」と、少し照れながらも改めてお客さんに感謝の言葉を述べる陣内でした。
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今年8月1日(月)にロサンゼルスのフォンダ・シアターで3度目の海外単独公演「Tomonori Jinnai's World Tour NETAJIN in Los Angeles」を行うことが決定した陣内。ザ・ローリング・ストーンズもライブを行ったという由緒ある会場で、全編英語でのネタライブに挑戦します。これからも、国内のみならず海外にも活動の場を広げていく陣内智則に、ぜひご注目ください!


【陣内智則】

2016年3月 2日 (水)

島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭 50日前カウントダウンボード除幕式

3月2日(水)、沖縄県内の2会場で「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」の50日前カウントダウンボードの除幕式が行われました。

那覇会場のてんぶす那覇ポケットパーク広場では、午後4時45分からリップサービスさん、知念だしんいちろうさん、利根川ホプキンス、初恋クロマニヨンのお笑いライブが披露された後、除幕式が行われ、城間幹子那覇市長や水谷暢宏よしもとエンタテインメント沖縄代表取締役社長、なは応援団長の佐久本武さんが笑顔で白幕を引き、除幕を行いました。

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参加した城間那覇市長は「今年から那覇市の波の上うみそら公園がメイン会場となり、国際通りでのレッドカーペット、よしもと沖縄花月、桜坂劇場、シネマQでの映画上映など、那覇市内で多くのイベントが予定されています。本映画祭は参加者の笑顔が溢れ、街ににぎわいを生む、島全部をいきいきとさせるイベントであり、まさに那覇市が目指す"美ら島の観光交流都市"という都市像にもつながるものでもあります。開催まであと50日、市民、県民の皆様で一緒に、県内各地で開催されるイベントを楽しみながら映画祭を盛り上げていきましょう」と力強く宣言しました。

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また、よしもとエンタテインメント沖縄の水谷暢宏社長は「今年も那覇市、宜野湾市、浦添市、沖縄市をはじめ、県内各地でたくさんのイベントを開催いたします。さらに国内、海外からは多くの著名な俳優、監督が映画祭へやってまいります。今年からメイン会場が空港から近くなったこともあり、沖縄県民の皆さまのみならず、国内や海外観光客の方々にも楽しんでいただけるイベントです」と自信をもってPRしました。

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司会を務めたガレッジセールからは「あと50日なんて待てません!これからも毎日カウントダウンが行われます、是非、皆さん一緒に当日まで盛り上げていきましょう!」と一層の応援の声が上がりました。

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除幕式の後には、具志堅ファミリーの沖縄民謡ライブが行われ観客も手拍子で応えていました。

式典後の囲み取材では、通年3月開催だった映画祭が今回から4月開催になることについて、ガレッジセールの川田が「3月の沖縄は意外と寒くて、レッドカーペットを歩く女優さんたちは寒さで震えていたのですが、今年は暖かい4月開催なのでみんなテンションが高くなりますね」と話しました。また、今回の「おーきな祭」に期待することとしてゴリは、「今回は大学生の応援団も結成されています。この一大イベントに彼らも参加し、貴重な経験をしてもらえるので、エンタメの面白さを知るすごくいい体験になるでしょう」と語り、「うちなータイム(沖縄時間)が心配なので、まだ50日前だけど遅れないように今から家を出て向かってほしいです!」と沖縄県民にメッセージを送りました。

一方、午後6時から除幕式が行われた北中城会場のライカムグランドスクエアには、多くの家族連れが訪れていました。式典が行われる前には、ハイスクール漫才2015で脚光を浴びた現役高校生ユニット、アゲダバイパスさんの筋トレをテーマにした漫才、魁バーバリアン、オーシャンのネタが披露されました。

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除幕に先駆けて新垣邦男北中城村長は「ぜひ多くの人に参加して楽しんでいただきたい。また、応援団も募集しているので、一緒に沖縄を盛り上げていきましょう」と挨拶しました。

島ぜんぶでおーきな祭の協力顧問である白石武博さんは「第3回沖縄国際映画祭の時から協力隊が結成されました。今年は25応援団になったが、まだ結成されていない地域もあるので、ここに来ている方で地元に応援団がない、という方は市町村長への声掛けなど、応援団を作るために協力してほしい」と呼びかけました。

白石さんは続けて「去年は応援団1000人くらいで、会場の掃除をしたんです。みんなで映画祭を作る、という気持ちを大切にして、『みんなで作った祭りなんだ』と言えるように盛り上げていきましょう」と穏やかな声で挨拶しました。その口調に司会を務めたスリムクラブの眞栄田は「優しい声ですよね。僕もそんな声に生まれたかった」と自虐的に笑いを誘いました。

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あいさつ後、新垣村長と白石顧問は笑顔で除幕を行い、赤瓦屋根の上に公式キャラクターの「おっ!chan」があしらわれたカウントダウンボードが舞台上に現れると、会場からは大きな拍手が起こりました。

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除幕式のエンディングには北中城村出身のアーティスト、當山貴史のライブが行われ、合唱で出演した沖縄市の愛星幼稚園40人の子供たちの可愛らしさに、会場からは手拍子や拍手がひっきりなしに起こっていました。

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「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」は、4月21日(木)から24日(日)までの4日間、那覇市内の波の上うみそら公園をメイン会場に県内各地で開催され、映画の上映やイベントなどが行われます。

リョウジの隠したい才能(?)があらわに! 「サゴテン団の箱 New case.5」

228()、よしもと沖縄花月にて「サゴテン団の箱 New case.5」が開催されました。「よしもと沖縄エンターテイメントカレッジ」(YOEC)3期生のありんくりん、オーシャン、カシスオレンジ、魁バーバリアンの4組で行う企画ライブ。前説では全員が揃って舞台裏でトークするラジオ風の演出があり、開演前からお客さまを楽しませます。

ライブの幕開けは、すっかり恒例となったオープニングチャレンジから。今回のゲームは「かぶると抜けよう」。メンバーそれぞれが、お題から連想するジェスチャーを披露。この後に登場する"ジェスチャーマン"とポーズが一致した人から抜けていき、最後まで残った人が罰ゲームを受ける、というものです。

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「ジェスチャーマンって何!?」「誰!?」とザワつくステージに登場したのは、彼らの先輩にあたるYOEC1期生のピーチキャッスル・真栄城 将。「楽屋で台本を読んでたら、スタッフに突然全身タイツを渡されてステージに立たされた」とボヤきつつも、おいしい役回りにまんざらでもない様子。ゲームの行方を左右するキーマンとして、後輩たちのライブを盛り上げます。

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最初のお題は全員バラバラのポーズになり、クリア者がゼロという結果に。気を取り直しての2問目は「有名な一発ギャグのジェスチャー」。真栄城の年齢から、30歳前後の人が思い浮かべそうな一発ギャグとして、8人中5人がダンディ坂野さんの"ゲッツ!"のポーズを予想。そんな真栄城が披露したのは、ビートたけしさんの"コマネチ"だったのですが、ただひとり、オーシャン・稲福心輝が見事に一致! うれしい一抜けとなりました。

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続く3問目は「スポーツのジェスチャー」。カーリングやゴルフなど、それぞれが異なるポーズを取るなか、野球のバッティングの構えをしていたオーシャン・新垣諒二にちょっとした悲劇が起こります。砂川に「上げる脚が逆!」とツッコまれたのをきっかけに、実は運動オンチなのでは...ということが発覚。イケメン&いい声キャラ崩壊の危機に爆笑が起こるも、メンバーも客席も驚きを隠せません。クイズはカシスオレンジ・仲村駿輝がスピードスケートのポーズで真栄城とかぶり、2人目のクリアとなりました。

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次のお題は「野球の審判のジェスチャー」。「真栄城さんはバスケ部出身だから、野球に詳しくないはず。リョウジと一緒!」ということで意見がまとまり、一斉にポーズを披露したのですが、結果はセーフのジェスチャーをした魁バーバリアン・与儀朴華と砂川、カシスオレンジ・仲本 新がクリア。この問題が最後の出題となったため、不正解のオーシャン・新垣、ありんくりん・比嘉竜太と伊保クリスが"ネタ披露時以外は全身タイツで過ごす"という罰ゲームを受けることになりました。

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オープニングチャレンジ明けのトークでは、無事問題をクリアした5人の後に全身タイツに着替えた3人が登場。今回のMC担当はオーシャンだったのですが、白タイツに身を包んだ新垣を見て、稲福が「うわー、こんな相方イヤだ!」とバッサリ。ふたりそろって全身タイツ姿のありんくりんが強烈なインパクトを放つなか、全コンビ紹介が行われました。

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そしてこの後のステージでは、いつものコンビ芸ではなく、それぞれピンでネタを披露することが明らかに。各人の個性に期待が高まりつつ、「サゴテン団の箱、スタート!」という掛け声でいよいよネタ見せの開始です。

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トップバッターはカシスオレンジ・仲村。普段の生活で気になったことを淡々と話しつつも、合間に見せる謎のほほえみがお客さまの笑いを誘います。

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続いて登場したのはオーシャン・稲福。キャバクラのキャッチ風に保育園の勧誘をするネタを披露し、本物のキャッチさながらの交渉トークを見せました。

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番手は魁バーバリアン・砂川。幼稚園児の制服姿で現れると女性のお客さまから「かわいい~」と歓声が。たどたどしく「おうたをうたいまーす」と言った直後、GLAYの「誘惑」を熱唱し、客席からも"りおコール"が飛び出しました。

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前半最後はありんくりん・比嘉の「ヒガえもん」。コテコテの沖縄なまりで「のーびー、あんたハローワーク行きなさい!」とまくし立てる比嘉ならではのネタに客席からも爆笑が止まりません。

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前半が終わったところで、ネタを披露した4人が舞台へ登場。今ここにいるのはみんなネタを書いてる方じゃない? という話から、稲福が「あのアメリカ人(クリス)は?」と振ると、比嘉が食いぎみに「絶対書かない!」と即答し、会場がどっと沸く場面も。また、新垣の運動オンチぶりを今日知ったのかと聞かれた稲福は「今日知ってちょっと引いた...マジで」とがく然とした様子。仲村が「あれはちょっとひどかった」と話すと、砂川がさらに「スキップもできないよ」と暴露し、客席から苦笑いが起こるひと幕もありました。

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ひとしきり盛り上がった後はネタ披露の後半戦へ突入です。先ほどのトークで、後半組で唯一ネタを書いていると明かされた魁バーバリアン・与儀からスタート。おもちゃの世界を描いた映画の人気キャラ・ウッディに扮し、なぞかけネタなどを披露しました。

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2番手はオーシャン・新垣が、得意の絵を生かした「三匹の子ぶた」風の紙芝居を披露。サゴテン団メンバーの砂川子ぶた、仲村子ぶたがクリスの脇の激臭の餌食になる、という話に会場も大いに沸きます。

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続いてはありんくりん・クリス。アリーナライブを控えた外国人ミュージシャンがおなかを下しながら熱唱する、という歌ネタを見せました。

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ラストを飾るのはカシスオレンジ・仲本。自身が大好きだという沖縄闘牛について、小ネタを挟みつつ超コアな物まねを全力で次々と披露しました。

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全員がピンネタをやり遂げたところで、最後のコーナー企画は、公演中にお客さまからいただいた質問にサゴテン団が答える「答えて!サゴテン団」。ここでピーチキャッスル・真栄城 将が再び登場し、お客さまからの質問をひとつひとつ読み上げます。

最初の質問は「サゴテン団メンバーで、相方以外でコンビを組むとしたら誰がいいですか?」。砂川は「確実にクリス」とのことで、実際に楽屋裏では「ハーフ&ハーフ」というコンビを組んでネタを作っているそう。誰を選ぶか気になる、と皆から言われた仲本は「リョウジかな」と回答。「闘牛の絵をしっかり描いてくれそう」という理由には、なるほどね~の声が上がりました。

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また、「リョウジさんは本当に運動オンチなんですか?」という質問が読み上げられると、実際に全力でスキップをしてみようという流れに。舞台袖から謎のステップで現れると、メンバーはおろか客席からも「うわーっ」「イヤーッ」という悲鳴が次々飛び交います。さらに走り方も変だということが判明し、真栄城からリョウジは運動オンチです」と断言されてしまいました。

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続いての質問は「サゴテン団内のいろいろと"強い順"が知りたい」。リーダーは誰?という話から、一番しっかりしているのは全員一致で稲福という回答に、客席からもヘぇーという驚きの声が漏れます。そんな稲福が一番怒らせたくないのは与儀だそうで、「すぐ機嫌が悪くなる」と暴露。メンバーも「とにかく短気」と打ち明け、一番アブないのは与儀、という結論に達しました。

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ラストはある特定メンバーに向けて「今日帰ってくる? ご飯食べる? お金持ってる?」という質問が届き、仲村が一言「これ俺のお母さんだ」。舞台上からお母さんに向け「今日は先輩と飲みに行くかもしれないから、ごはんはいいよ」と呼び掛けたほか、感謝の気持ちとして「毎月携帯代払ってくれてありがとう」と話し、会場から失笑がおきたところでタイムアップ。内容盛りだくさんの企画ライブがにぎやかに幕を下ろしました。

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緊急ゲストも登場!話題のネタから沖縄ネタまで120分大盛り上がりのレイザーラモンRGのあるあるラジオ局

2月25日(木)、沖縄よしもと花月にて「RGが120分あるあるを歌い続けるライブが楽しめ泡盛も飲めて、場内でおつまみも買えちゃうあるあるラジオ局の公開生放送」が開催されました。

レイザーラモンRGがお客さんからお題をもらい、曲に乗せてあるあるを披露するという毎月恒例の企画で、今回は初となる「ラジオ局の公開生放送」という設定で事前にお客さんからもらったリクエストシートに沿って行われました。すっかりラジオDJになりきったRGが登場するなり大きな拍手が響きます。

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早速一発目にEminem の「Lose Yourself 」に乗せて"沖縄あるある"を披露します。

お決まりのフレーズ「沖縄あるある早く言いたい」と連呼しながら「沖縄を走ってるスクーターのマフラーだいたいさびてる」とあるあるネタを披露し客席の心を掴みます。

ここでRGが可愛がっているという大阪の後輩芸人、クロスバー直撃の渡邊孝平が急遽参加する事に。

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リスナーからの1発目のリクエスト"離婚あるある"のお題をPharrell Williamsの「HAPPY」に乗せて披露します。アップテンポな曲調に合わせ会場からは手拍子が響き、"離婚"と"ハッピー"という不釣り合いな歌詞で客席を爆笑に包み「離婚めんどくさい」と歌い上げます。これには渡邊も「離婚ハピネス(笑)。離婚のほうがパワー使うって言いますからね」と笑いを浮かべコメント。

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あるあるネタ披露のあとはお題とあるあるひとことを色紙に書いて、出題したお客様へとプレゼントされます。

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「普段は手を上げる方式だけど、今日はリクエストシートに記入する方式だから恥ずかしくないし、どんどんリクエストして!」と乗り気のRGに届いた続いてのお題は"ジャッキー・チェン"。「今日はおしゃれな曲でいくよ」と言いながらTaylor Swiftの「Shake It Off」を選曲し、渡邊と会場から「めっちゃおしゃれ~」と歌い出す前から笑いがこぼれます。「高いところから飛び降りがち」とあるあるネタを披露し、歌い終わると「もうこれしかない。あと、椅子で戦いがち。」ともう一つのあるあるが飛び出し会場も笑いに包まれます。


「いつも会場のお客さんは20~30人くらいだけど、今日は大幅に増えている」と喜びを口にしながら、「お酒も飲めるし、いつも自由な感じ。この前はお客さん同志で途中コンパみたいになっていた」と渡邊も驚くような前回開催時のエピソードも飛び出しました。

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その後も、続々とリクエストがありRGは「今日リクエストいっぱいくる!今後この方式にする」と意気込みを見せながら、事務所の先輩である"岡村隆史あるある"や"出産あるある""プロ野球キャンプあるある"などを披露し会場を盛り上げます。

「みんなどんどん飲んで。いつもあんなに久米仙(沖縄の泡盛)を用意しているのに全部なくなる。沖縄の人は本当にお酒が強い」と言うRGに渡邊も「沖縄の人は女の子でもお酒が強い」とコメントし会場の女性客からはクスクスと笑い声が漏れました。

ここまで洋楽を選曲してきたRGは早くも「おしゃれ貯金が尽きてきた」と選曲に迷う様子を見せながらも、「普段カラオケでも洋楽を歌う?」という渡邊の質問に「カラオケは普段行かない。これがカラオケ」と答え会場の笑いを誘います。

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"レンタカー"のお題では、DEEP PURPLEの「HIGHWAY STAR」の曲に乗せて途中エアーキーボードも披露しながら、「借りるときに店員さんとキズ確認してくださいって言われるけど、キズどこかわからん」「返すとき自宅の近くのガソリンスタンド探すけどみつからん。結局結構遠くまで入れに行く」とノリノリであるあるネタを披露し会場は爆笑の渦に包まれました。

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沖縄に来て15日目という渡邊は"15日沖縄にいてわかったことあるある"を尋ねられ、耳打ちで返します。RGはノリノリのクラブミュージックLMFAOの「Party Rock Anthem」にのせて「中国人ばっかり」と歌い上げ客席からは笑いと「わかるー!」と共感の声が響きます。

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沖縄の観光スポットである美ら海水族館にちなんで出たお題"水族館あるある"では、マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」にのせて「一番デカイ水槽の前にエイがいる」と歌い上げ会場は爆笑に包まれます。渡邊も「わかる。その先が見たいのに!ってなる」と共感した様子を見せました。

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残り時間もわずかになり「会場が閉まっちゃう。僕は歌っているからみなさん聞きながら帰って下さい」と笑いを誘いながらもラストの選曲を始めます。RGが選曲をしている間、渡邊は「洋楽のなかにばれないように日本語を入れるのが得意」と言い、ビートルズの「HELP」のなかに動物の名前や沖縄名物を入れるという特技をアカペラで披露し、正解したお客さんには色紙がプレゼントされました。

ようやく選曲を終えたRGは"助っ人外国人"のお題でJourneyの「Love Will Find You」を披露。客席も立ち上がりライブさながらの盛り上がりを見せるなかラストは「家族の都合で帰国する」、「その年流行っているギャグを教わってやる」、「子どもが応援に来る」と3つのあるあるを披露し手拍子が響く大盛り上がりのなかライブは幕を下しました。



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次回は、3月26日(土)にレイザーラモンRGとバンビーノによる『RGが120分あるあるを歌い続けてバンビーノが120分ダンソンをし続けたら、、、二―ブラ!』が開催されますのでお楽しみに。

3月19日(土)に結成15周年単独ライブを開催するハイキングウォーキングにインタビュー! 「思い出は全てルミネtheよしもとにある」と松田!!

今年6月にコンビ結成15周年を迎えるハイキングウォーキングが、3月19日(土)に東京・ルミネtheよしもとにて『ハイキングウォーキング結成15周年単独ライブ「BAKAKA!」』を開催します!

かつて渋谷に常設されていた「渋谷公園通り劇場」で、芸人としてのキャリアをスタートさせた2人。それぞれ別のコンビを組んでいましたが、2001年にコンビを結成したのちは独特な個性が注目されて『爆笑オンエアバトル』(NHK)『登竜門』(フジテレビ系)など多数のネタ番組に出演。ネタ作りにも精力的に励んで、多くの笑いを生み出してきました。
満を持して迎える今回の単独ライブは、ネタづくりからやり方を変えているようで......。超若手時代を振り返ってもらいつつ、単独に向けた意気込みを語ってもらいました。

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(向かって左:鈴木Q太郎/右:松田)

 *  *  *  *  *

――結成月は6月なので少しだけ早めの開催となる結成15周年単独ライブ『BAKAKA!』。インパクトのあるタイトルですね。

Q太郎 15年ずっと連れ添った作家さんや仲間たちと話し合って決めたんですよね?
松田 そうですね。「ハイキングウォーキングってどういうイメージなんだろう」って話していたら、「バカ、なんじゃないですか」っていう意見が出て。そんなイメージあるかなぁって思ったんですけど。
Q太郎 「いや、バカですよ」って言われて。
松田 「そうか。バカなのかぁ」っていうところから決まりました。

――ツッコミ的な「バカか!」なんですか? それとも「バカか~」みたいな納得のニュアンスなんですか?

Q太郎 確かツッコミ的な感じで言ってましたね。で、平仮名とかカタカナとか色んな字面を出して「BAKAKA!」になりました。
松田 ポスターは結婚式場で撮ったんですよね。
Q太郎 笑っちゃいましたね~、これ。
松田 (笑)"何やってんだろう、俺"って途中で思いましたけど、いい記念になりました。
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――ネタ作りは進んでいますか?(註:インタビュー取材は2月上旬)。いつもは松田さん1人でつくっているところを、今回はお2人でつくられているそうですが。

Q太郎 そうですね。今までは松田さんが1からゼロまで......ふっ、ゼロじゃないわ(笑)。
松田 ゼロだったら、全然ネタ作ってないじゃん!
Q太郎 ふはは! 今までは1から100まで松田さんが全部やって、俺は台本を覚えて稽古するって流れでしたけど、今回2人で作ってるのは15周年っていうこともあるんですかね。
松田 そうですね。『M-1グランプリ2015』に出たことがきっかけでもありました。
Q太郎 『M-1』で一緒に漫才をつくって、準々決勝に行けたときは嬉しかったんですよ。最初はダメかなと思ってたんですけど、"行った! 良かった!"ってね?
松田 まぁ、2人でつくることでよりアイデアが出ますからね。正直なところ、1人でネタを考えるのはしんどくて(苦笑)。

――まぁ、そうですよね。15年も1人で考えていたのなら尚更、アイデア出しは年々大変になるでしょうね。

松田 そうなんです。今回はまず設定を出して、2人で立ち稽古まではいかないんですけど実際に動きながら、ああだこうだと話し合いながら進めています。今までにやってこなかった方法でもあるので、新しいものが生まれているんじゃないかなと思ってますけど。
Q太郎 (ネタ作りしていると)すぐミニコントになっちゃいますね。ただ、2人だけで作ってるから書き留める人が誰もいないんで、次の打ち合わせの時に忘れていることもたくさんあって。
松田 携帯電話とかICレコーダーに録画しとけばいいんですけど、してないんですよねぇ。台本にするのは僕の役目なので、あとでまとめてますけど。

――ネタは1本1本つくっているんですか?

松田 いえ。アイデアが出なくなったら、考えるネタを変えてっていう感じですね。ルミネの通路にしかない大道具を使ったコントを考えたりもするんで、ネタ合わせする場所も重要で。ルミネでできない時は、会議室とか喫茶店でできるネタを考えたり......です。で、さっきも言ったように打ち合わせのあと家に帰って台本にするんですけど、その時に思いついたことは翌日会った時に「こうしたいんです」とか「こう動いてみませんか?」って提案するようにしています。

――今回一緒に作っていてQ太郎さんは............戦力になっていますか?(笑)

Q太郎 ははははは! どうっすか?
松田 うーーーん、そうっすねぇ。戦力には............なってるのかなぁ? いや、なってると思いますよ。
Q太郎 今回は一緒にネタ考えてますから、いつもみたいに台詞を忘れちゃうこともないでしょうしね。
松田 でも、「俺、下手だから、これは松田さんがやってください」っていう設定のネタもあるんで......もしかしたら、あのネタは本番でも覚えられていないかもしれないですね。
Q太郎 確かにそのコント、設定がまだちょっと理解できてなかったり、どっちの方向に行くのか分かってなかったりするんで苦手なんですよねぇ。
松田 本番でできるかな? まぁ、2月中には全て仕上げて、3月に入ったらきちんとした立ち稽古に入ろうと思ってるから大丈夫だと思います。

――今話せる範囲でいいんですけど、記念すべき今回はどんな単独になりそうですか?

松田 オールコントです。ゲストにも出てもらうんですけど、コントにではなくちょっと違う感じで出てもらおうと。もちろん、スーパーイリュージョンにも新しく挑戦しようかなと思ってます。スーパーイリュージョンも昔とは結構変わっていたりして、一昨年とか去年の単独ライブでも新しいものが生み出しているんですよ。僕が昨年11月から習い始めたジャグリングを今、スーパーイリュージョンにも取り入れてるんですけど、今回はQ太郎さんも挑戦するんです。まだおぼつかない感じなので、本番にできるのかなっていうのが心配で。
Q太郎 今の段階じゃ、とてもじゃないけど無理です(笑)。練習し出して10分くらいしないとできないんですよね。
松田 ましてや、人前でやる初めての場が単独ライブなので、当日は相当緊張すると思うんですよね。まぁ、できるかどうかみたいなところも楽しみにしていただければ。
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――失敗してももちろん面白くなるんでしょうが、当日の成功を期待しています。改めて15周年を振り返っていただきたいんですけど、お2人は先輩後輩で、以前のコンビを解散して組んだんですよね。

松田 そうです。だから、僕が芸歴20周年で。
Q太郎 芸歴19年目です。
松田 いろいろありましたねぇ。

――昔を思い出していただこうと、若手時代を過ごした渋谷公園通り劇場でつくられていたフリーペーパーを持って来ました。が、お2人の姿は残念ながら見つけられず......。

松田 うわっ、『マヒ』だ! すごいもの持ってますねぇ~。
Q太郎 あっ、ハックルベリー! 松田さんの前のコンビの名前がありますよ。チケット代、300円ですね。ふはは!......俺、『ビッグバン』っていうイベントに出てたんですよねぇ。"月3回しかないのかぁ"と思いながら、毎月『マヒ』読んでたなぁ。
松田 (誌面を指して)これ、井上マー君ですね。若い。
Q太郎 犬の心さんもいますよ。ここに選ばれてるってことは、グイグイ来てたんだなぁ。
松田 はりけ~んずさんも若い! 別人だなぁ、みんな。人に歴史アリ、ですね。
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――(笑)当時を思い出しますか?

松田 思い出しますねぇ。これがデビューした時かぁ。............良く続けてこられたなと思いますよね。

――確かに、自分達では抗えなかった紆余曲折もありましたもんね。なんせ活動していた劇場がなくなって、池袋とか代々木とか都内のいろんな会場を転々としてライブを開催していた訳ですから。

松田 劇場は2回なくなりました。先に渋谷がなくなって、その後移った銀座(7丁目劇場)もなくなって。......最近、「公園通り劇場で観てましたよ、松田さん」みたいなメイクさんや衣装さんに良く会うんで、観ていた人もいるんだなと思うんですけど。
Q太郎 へぇ! それ、すごいですね。

――当時、チケット代が300円とか500円だったから、専門学生や大学生が多く来ていたんでしょう。みなさんも手売りをすごく頑張ってましたよね? 渋谷の街中でよく見かけました。

松田 チケットを手売りしないとライブに出られなかったんですよ。特にあべこうじが怖かった(笑)、「チケット売りなさい!」ってね?
Q太郎 みんなに言ってましたねぇ。自分が出ないのに、チケットだけ売ることもあったなぁ。
松田 (しみじみと思い出していたのに、いきなり顔を上げて)......もうイヤです!! 自分達で出るライブのチケットを売るのは当たり前だし、お客さんに来ていただきたいので売るのは当然なんです。けど、チケットを売るためにこの世界に入ったのかな?っていう気持ちになっていたというか。あれはちょっとだけ嫌な思い出ですよね(笑)。

――そういう思いっていうのは、どれくらいで払拭されたんですか。

松田 ハイキングウォーキングになって、ルミネ(theよしもとのランキング)で上がるたびにどんどんそういうことがなくなって。で、テレビのオーディションに受かってからは全部なくなりました。
Q太郎 ルミネができたのもデカかったですよね?
松田 うん。当時の『7じ9じ』っていう本公演に出ることをみんな、目標して頑張っていて。そこに出られるようになった時が、芸人人生でいちばん嬉しかったかもしれないですね。初めて『7じ9じ』に出た日は......何をやったのか覚えてないんですけど(笑)、家に帰ればわかります。いつ何のネタをあったか、全部記録してあるので。

――それはすごい。Q太郎さん、芸人人生でいちばん嬉しかったことは?

Q太郎 僕も同じですね。当時、ゴングショーに出てたんですけど苦戦していて。

――判定をクリアしていくたびに100円芸人、200円芸人......と上がっていって、500円芸人になれば本公演に出られたんでしたよね。

松田 はい。そこで上がるまでに、僕らは1年半かかったんですよ。
Q太郎 銀座や渋谷の劇場で一緒にやっていた人達は早々と上がっていって。後輩、例えばロシアンモンキーとかが先に上がった時は「くそっ!」と思って......悔しかったですね。
松田 500円芸人になったときのMCは、ハリガネロックさんで。
Q太郎 あぁ、嬉しかったー! 俺、どうやってボケたかも覚えてますよ。「やったー!」ってすげぇ喜んでたら「この喜びを誰に伝えたいですか?」って言われて。「相方です」って答えたらウケて......ウケましたよね?
松田 はい、ウケてました。
Q太郎 「隣りにいるやないか!」ってツッコまれたことまで覚えてます。そのあと、ハローケイスケさんと飲みに行ったなぁ。

――ルミネtheよしもとは、お2人のたくさんの思い出が詰まった場所なんですね。

松田 ハイキングウォーキングとしての思い出は全て、ルミネにあります。ルミネで育って世に出て、今もルミネにいますから。
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――そんな思い出の詰まった劇場で記念すべき15周年の単独ライブを開催できるっていうのは、お2人にとって素晴らしいことですね。

松田 本当にそうですね。......最近、そんなふうに感動する気持ちもなくなってたんですけど。

――確かに、松田さんの目がどんどん生気を失っているな~と密かに思ってました(笑)。

松田 ふはは! 確かにそうでしたね。結婚していて昨年4月に離婚したんですけど、結婚している間はどうしても生活することがいちばんになっていたというか。"一生この生活を守っていかなきゃいけない。そのためにどういう仕事をしていかなきゃいけない"ってことばかり考えて、やりたいことがやれなかったりと自分の中でいろんな葛藤があったんです。けど、今は好きなことをやろうという気持ちが湧いて来て、芸人としてちょっと生き返りました。Q太郎さんも離婚しましたけどね?
Q太郎 そうですね。......まぁ、愚痴になるのでやめときます!

――(笑)私生活の変化が、芸人としていい影響をもたらしているんですね。

松田 妙な緊張感や焦りもなくなりました。まぁ、僕は50歳で引退って決めてるんで、それまでただ全力でひたすらやるだけです。
Q太郎 そうなんです。50歳で引退するんですって。松田さんとコントのスタイルについて良く話すんですけど、20代とか30代前半の頃はやれた小学生ネタももうできないなって。ランドセルを背負って「ただいま!」っていうコントは(今の自分達には)合わないし、無理しているように見えるじゃないですか。だから、50歳で限界を迎えるんじゃないかって。もちろん、もっと売れていたら話は変わってくるかもしれないですけどね。

――Q太郎さんはそれでいいんですか?

Q太郎 その時が来たら、どうするか考えます。それまでは松田さんと一緒にがんばりますよ。
松田 ははは! まぁ、この先どうなるかはわからないですからね。ただ、39歳でジャグリングに挑戦するっていうのはすごいことだと思うし、今年は『R-1ぐらんぷり』に出たのも楽しかったというか。今までは嫌々出ていたところも正直あったんですけど、1年間やってきた自分1人のスーパーイリュージョンっていうのをぶつけてみたくて挑戦して。......3回戦で落ちましたけど(笑)、ちゃんとウケたからいいかと思えたし、来年も新しい1人のイリュージョンをつくって出る気でいるのでモチベーションは高いですよ。......あれ? 1人の話しちゃったなぁ。
Q太郎 ははははは! いいじゃないですか。モチベーションが上がってるんだから。

――そうですよ。ネタづくりがより楽しくなっているってことですもんね。では、今回の単独もかなり期待していいと?

松田 もちろん!『7じ9じ』に初めて出た時の気持ちで挑めているので、めちゃくちゃ面白くなるでしょうねっ!
Q太郎 ハードル上げ過ぎ!(笑)
松田 ははは! で、スベった時は「2人でつくっちゃったから。ストイックに1人でつくればよかったですね」って言います。
Q太郎 まぁ、そういう遊びができるくらいの経験は重ねてきたぞ、ということですよね。
松田 はい。心の余裕じゃないですけど、ある程度はそういうことがないと面白いことを堂々とできないですから。

――生ものである舞台ですから、何が起きても面白くはできますし。

松田 そうです、そうです。だから、今までのハイキングウォーキングを応援していただいているファンの方々はもちろん、いろんな層の方に観に来てもらいたいですね。家族連れも、スーパーイリュージョンがあるので楽しんでもらえると思います。
Q太郎 あと、渋谷の劇場時代に観ていた人にも来てもらえたらいいなぁ。
松田 本当に観に来て欲しい! 特に、ハイキングウォーキングを結成したばかりの頃のネタを観たことがある人には是非来て欲しい。当時と変わってないのはQ太郎さんの手の震えくらいで、あとは全然違いますから。......あっ! せっかくの15周年だからハイキングウォーキング1本目のネタをやりましょうか。
Q太郎 あぁ! いいかもしれないですね。
松田 でも、ネタを全く覚えてないし、台本もないんですよねぇ。Q太郎さん作じゃないですか? 桃太郎のヤツですよ?
Q太郎 あぁ、そうですっけ。絵本の中身をボケるネタですよね?......全く覚えてない。初めて出たのはゴングショーだったから、細々と変えてるんであんまり覚えてないんですよ。

――是非とも思い出してください!

松田 当日できたらいいですよね。最近、ネタ番組にあまり出られていないのが......もちろん出られるようにがんばりますけど、同世代とか同じ時期にコンビを組んだ芸人よりネタをつくっている自負はありますし、個人的な考えとしてはエンターテイメントとして誰もが笑えるネタをやっていきたいと思っていて。今回もそういうネタをお見せする予定です。
Q太郎 入院とか葬式のコントもありますけど、人を批判するようなネタは避けてきたというか。
松田 なるべくやらないようにしてますよね。とにかく、今回の単独はいろんな方に観に来ていただきたい。で、来てくださったみなさんには「お帰り!」って声をかけたいですね。あと、冗談の範囲で言わせてもらうなら、松田が結婚したことによって離れた顔ファンのみなさん! 帰って来て欲しいです!!(笑)
Q太郎 だったら、俺も言いたいです。銀座時代、毎回来てくれるお客さんが1人いたんですよ。その人にも来て欲しいなって。もうお笑いとか観てないかもしれないですけど、もしこのインタビューを読んだら、ぜひ来て欲しいですね。

――読んでくださることを祈りつつ......。最後によしもとニュースセンターを読んでくださっているみなさんに、改めて単独ライブに向けての意気込みをお願いします!

松田 絶対面白いコント7本を用意していますし、幕間にはスーパーイリュージョンも楽しんでいただけるはずなので、ぜひ観に来てください。あと、さっきも言いましたけど松田の顔ファンの方......戻って来てください!(笑)
Q太郎 15年間、何もしなかったQ太郎がネタづくりに参加しております。これが吉と出るか凶と出るか......結果を確かめるのは、あなたたちですっ!
松田 うわっ、オンバトじゃないですか(笑)。
Q太郎 いなくなってしまったファンのみなさん、来て欲しいのはあなたたちです! オンバトの頃のキレキレ感を出します! それを観るのは、あなたたちです!! ぜひ観に来てください!

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【ハイキングウォーキング】

西川忠志、舞台『蝶子と吉治郎の家』&『春の祭典』を「一度で二度おいしい公演」とアピール! 3月4日(金)より3日間、三越劇場で上演!!

3月2日(水)、都内にて舞台『蝶子と吉治郎の家』&『春の祭典』の制作発表・囲み会見が行なわれ、西川忠志、紫ともさん、小松政夫さん、石倉三郎さんが出席しました。
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3月4日(金)から6日まで東京・三越劇場にて開催される西川主演の『道頓堀人情劇「蝶子と吉治郎の家」』と小松政夫さん主演の『日本喜劇人協会presents「春の祭典」。2009年に閉館したテーマパーク「道頓堀極楽商店街」で約4年間365日上演されていた『道頓堀人情劇』と、小松さんが会長を務める「日本喜劇人協会」の作品という東京と関西の喜劇2本が観られる豪華ラインナップとなっています。

出演作について、西川は「昨年から出演者が大幅に変わりました。私はよしもと、紫さんは宝塚出身と、大阪のいろいろなエンターテイメントのジャンルの方が集結しています。今回の作品は、大きなお鍋のスープを飲んだときに"いろいろ入ってるけど、いい味してるやん"と言われるような、あったかみのある作品です。何より、今回は小松さん、石倉さんという大先輩と1つの舞台に立たせていただけまうことが感謝でいっぱいです」とはつらつと語りかけます。「紫さんは関西弁ができないと言いながら、完璧です」と誉めると、「良かった!」と安堵の表情を浮かべた紫さん。西川については「誠実さに、ついいじりたくなります」と語って笑わせました。
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一方、小松さんは「こんな立派な挨拶はできませんが」と前置きしながら、「協会員の中に一芸に秀でた人がたくさんいる。まとめて何かできないだろうかと石倉さんと考えてできた作品です。わたくしどもはいい加減だとは申しませんが、そういうつもりで寄り合わせて観ていただければ。開けてみないとわからないですが、楽しみにしております」と挨拶しました。
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ポスターで"vs"という言葉が使われていることについて、リポーターから「対決ということですか?」と聞かれた西川は「めっそうもございません!」と深々とお辞儀。石倉さんは「関西のほうがどうしたって面白いでしょう」と飄々と語りつつ、「こういうかたちで東京と関西の喜劇が出会っているのがすごい」とコメント。小松さんも頷きながら「勝った負けたとかではないです」と話すと、西川も「東京のお笑いと関西のあったかみのある作品が一同に楽しめるという意味です!」とすかさず補足します。
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前立腺腫瘍摘出手術が無事成功し、2月20日(土)より仕事に復帰した父・西川きよしのことを訊かれた西川は「ロケも始まっておりますし、今日からNGKにも復帰して、またお仕事をさせていただきました」と感謝を述べながら、「『蝶子と吉治郎の家』『春の祭典』、そしてこれからも西川きよしをよろしくお願いします!」と丁寧にお辞儀。小松さんからは「えらい!」とのお褒めの声が挙がります。
きよしとは若かりし頃から交流のあるという小松さんと石倉さん。「お父さんが初めてデビューした頃、昭和39年頃かな。日生劇場のこけら落とし公演へ僕は付き人として行っていたら、やすきよが出て来たんですよ。お父さんとよく似ておりますなぁ」としみじみする小松さんに、西川は父のように目を丸くしながら「親子でお世話になりまして!」と頭を下げます。きよしと同い年だという石倉さんは「きよしさんもそうか(出術したか)......と。(無事成功して)本当によかった。体は大事だから人ごとじゃない」と呟きながらも、「いちばんの健康法は、お酒。酒がうまいうちは大丈夫」と持論を展開しました。
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西川は「3日公演となりますが、東京と大阪の笑いが楽しめる、一度で二度おいしい公演。たくさんのみなさんに観に来ていただきたいと思います」と熱くアピール! さらに、小松さんが『デンセンマンの電線音頭』の一節を踊りながら歌うと、西川と紫さんは感激しきり。興奮気味の西川の「生で拝見できて嬉しいです!」という言葉に、「ふふふ......」と照れる小松さんでした。
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【西川忠志】

スリムクラブのLINEスタンプ「いいーよ!!」

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コミュニケーションアプリ「LINE」におきまして、LINEクリエイターズスタンプ『スリムクラブ』を、3月2日(水)より発売いたします。お馴染みの"怪物フランチェン"や"ザ・タカシ"のネタを含む、漫才からコントまで取り揃ってます。




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― LINEクリエイターズスタンプ『スリムクラブ』商品概要 ―

【コンテンツ概要】
1セット40種


【購入方法】
▼アプリ「LINE」から購入 [価格:120円(税込)または、50コイン]
 スタンプショップにて"スリムクラブ"を検索、またはクリエイターズスタンプ内
 URL:http://line.me/S/sticker/1251552 ※iPhone/Android


▼「LINE STORE」から購入[価格:120円(税込)]
 クリエイターズスタンプにて"スリムクラブ"を検索
 URL:https://store.line.me/stickershop/product/1251552/ja ※iPhone/Android/PC


【スリムクラブ】