エグスプロージョン「踊る授業シリーズ」が通販のニッセンとコラボ!
【エグスプロージョン】
【エグスプロージョン】
8.6秒バズーカー単独ライブ『8.7SecBAZOOKAA』を8月19日(金)に、TSUTAYA O-EAST(渋谷)にて開催いたします。昨年の大阪・東京公演に次ぐ三回目、2016年5月に東京進出して初めての単独ライブです。
8.6秒バズーカーは、デビュー1年目にしてリズムネタ「ラッスンゴレライ」で大ブレイク、よしもと史上最速となる "DVDリリース""単独ライブ開催"など快挙を達成しました。
8.6秒バズーカー初となる単独ライブ『8.6SecBAZOOKAA』(2015年3月23日:大阪・なんばグランド花月858席/同年4月4日:東京・ルミネtheよしもと458席)では、発売から約1分という驚異的なスピードで完売しました。
今回、前回の単独ライブから「成長してたんだぞ!アップグレードしたんだぞ!」という意味を込めて、ラッスンゴレライなし?のオール新作で挑みます。リズムネタを中心に漫才やコント、昨年に次ぐ初挑戦シリーズも披露予定です。
<<8.6秒バズーカーからの本人コメント>>
▼田中シングル
昨年は、右も左もわからないまま仕事をたくさんいただいて、とても貴重な経験ができました。その経験を踏まえて、しっかりと進化しているところを見せたいです!初めてのラッスンゴレライでは「斬新!」「アメイジング!」と称賛されましたが、しばらくすると「こんなつまんねえネタでなんで売れてんだ」「ラッスンゴレライしかできねえのか」と世の中の流れの速さに戸惑いました。でも今回、ラッスンゴレライ以外でも笑わせます!楽しませます!音楽・照明・映像・演出にまで細部までこだわって、最後まで飽きることなく素晴らしいと言っていただけるようなスーパーエンターテイメントパフォーマンスショーにしたいです。単独ライブに向けてコツコツと新ネタを作り続けていたので、「8.6秒バズーカーくそつまんねえ」と言っている方にも是非見に来ていただきたいです!
▼はまやねん
今年5月に東京進出して、去年のなんばグランド花月、ルミネtheよしもと以来、初の単独ライブをさせていただきます。前回を超える単独ライブにして、僕自信も楽しんで、お客さんも笑顔になって帰っていただきたいです!!去年は忙しさ、緊張、寝不足のせいかあまり記憶にないので、今回は僕の記憶の中に残したいと思います!!!
■PR動画:https://youtu.be/B98h7l4BVlc
【8.6秒バズーカー】
日本テレビ放送網と吉本興業が共同制作した漫画家・俳優の蛭子能収主演の映画『任侠野郎』(監督:徳永清孝)が、2016年6月4日(土)より全国順次公開される運びとなりました。公開初日は、舞台挨拶で東京・大阪を1日で回り、劇場を盛り上げます!!
当日券もございますので是非お越しください!
この作品は、漫画家・俳優の蛭子能収が、長編映画初主演を務めます。
かつて関東一円に名を響かせた元若頭の柴田源治(主人公)。過去と決別し静かに暮らしていたが、義理と人情が絡み合い、抗争に巻き込まれる源治を熱演! 今までの蛭子さんのイメージを覆す、男気溢れる姿は必見です!!
蛭子さんは本作で、主演だけでなく挿入歌にも挑戦しました!堂々たる歌声を映画の公開に先駆けて解禁致します!
映画「任侠野郎」で、かつて関東一円にその名を轟かせた元小里組の若頭、柴田源治を演じる蛭子能収。
初主演作の本作で、本格的な殺陣や演技にガチンコで挑戦した蛭子さんは、なんと挿入歌も歌い上げました!
6月4日(土)の公開を前に、蛭子さんが挿入歌「任侠野郎」を歌う姿を収めた映像とコメントが到着!
元少年合唱団だったという蛭子さんは、映画と同じタイトルの「任侠野郎」を堂々と歌い上げ、「けっこう上手いと思います」と自信をにじませました。
<ストーリー>大切な人を守るため、そして仁義のために、己の命をかけて戦う男がいた。
かつて関東一円に名を轟かせた小里組の元若頭、柴田源治。親分の仇をとるために正岡組の組長を殺し、刑務所に入った後、ひっそりと街に戻った彼は、ある思いからクレープ屋を営んでいた。しかし昔の仲間と再会した源治は、衝撃の事実を知る。かつての仇討ちのために殺した正岡組組長は、親分を殺した犯人ではなかった。さらに、源治を騙し正岡組組長を殺させた榊組は、正岡組の事業を乗っ取ろうとしていた。組長を亡くした正岡組は、一人娘・時子が必死に守っていたが、争いは激しくなっていった。父親を奪ってしまった時子に懺悔の念を持ちつつも過去と決別しようとする源治だが、次第に争いに巻き込まれていってしまう。
出演: 蛭子能収
柳楽優弥 トリンドル玲奈 安田顕 大谷亮介 中尾明慶 やべきょうすけ 橋本マナミ 北原里英(NGT48) 大悟(千鳥)橘ケンチ(EXILE) / 佐藤二朗
監督:徳永清孝 脚本:福田雄一 音楽:牧戸太郎
編成企画:堀金澄彦 プロデューサー:植野浩之 高畑正和 森清知成 星野恵
制作:日本テレビ放送網株式会社 KATSU-do 制作協力:アバンズゲート 日テレアックスオン
配給:KATSU-do ⓒ2016『任侠野郎』製作委員会 2016 / 日本 / 69 分 / カラー
主題歌:ARCHAIC RAG STORE「LOVE SONG」(KAIROS inc.)
挿入歌:『任侠野郎』(歌:蛭子能収 作詞:福田雄一 作曲:牧戸太郎)
厳選されたネタを持つ東京・大阪若手芸人たちによる珠玉のネタとバラエティコーナーライブ
なんばグランド花月「よしもとゴールデンアワー」7月分公演が決定いたしました。
7/22にはMCとしてナインティナイン矢部浩之・陣内智則、ナビゲーター:小籔千豊が初登場!
7/25のMCは雨上がり決死隊、ナビゲーター:たむらけんじ とこちらも
プレミアチケット必至の豪華イベント!ぜひなんばグランド花月にお越しくださいませ。
■よしもとゴールデンアワー
【会場】なんばグランド花月
【料金】全席指定3500円
7/22(金)
MC:ナインティナイン矢部浩之・陣内智則
ナビゲーター:小籔千豊
出演:ソラシド、もう中学生、GAG少年楽団、えんにち、しゃかりき、ネルソンズ、タナからイケダ
祇園、ジソンシン、コーンスターチ、ジョニーレオポン、ヒガシ逢ウサカ、ニッポンの社長、ガオ~ちゃん、ムラムラタムラ
7/25(月)
MC:雨上がり決死隊
ナビゲーター:たむらけんじ
出演:野性爆弾、サカイスト、天津、三浦マイルド、ニューロマンス、チョコレートプラネット、井下好井
村越周司、コマンダンテ、尼神インター、パーティーパーティ、がっき~、ZAZY、霜降り明星、尼神インター
※未就学児は入場不可。
※16歳未満のお客様は、保護者同伴の場合のみ入場可。
【チケットよしもと先行】
対象:プレミアムメンバー&よしもとIDメンバー申込可
受付期間:6月4日(土)11:00 ~ 6月6日(月)11:00
抽選結果:6月7日(月)18:00頃
【一般発売】
6月8日(火)10:00~
チケットよしもと予約問合せダイヤル
TEL0570-550-100
24時間受付 (※お問合せは10:00~19:00)
よしもとゴールデンアワー公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/goldenhour/
6月2日(木)、東京・Zepp Divercity TOKYOにて、NETFLIXドラマ『火花』の完成披露試写会が開催され、林遣都さん、波岡一喜さん、門脇麦さん、井下好井・好井まさお、とろサーモン・村田秀亮、菜 葉 菜さん、徳永えりさん、高橋メアリージュンさん、廣木隆一監督、白石和彌監督、沖田修一監督、久万真路監督、毛利安孝監督、原作者のピース・又吉直樹、SPICY CHOCOLATEさん、西内まりやさん、YU-Aさんが出席しました。
3日(金)より、世界190ヵ国にて配信されるドラマ『火花』は第153回芥川賞を受賞したピース・又吉直樹による同名小説をドラマ化した作品で、世界最大級のオンラインサービス「NETFLIX」オリジナルドラマとして全10話一挙にストリーミングされることになっています。また、本イベントでは3話までを公開。舞台挨拶など会場の模様は、札幌、大阪、名古屋のZeep各会場で生中継されました。
前説を担当したのは、本作にも出演しているラフレクラン。現場の様子について、西村が「俳優さんの現場に芸人がいくというのでな?」と話を振った途端、顔をつくるきょん。まるで俳優になったかのようにカッコ付けて発言しながらも、素に戻って「緊張したけど、みなさんが温かかったので楽しかったです」と笑顔で語ります。
また、「札幌のみなさーん、楽しかったですか!」という西村の呼びかけに、きょんが小声で「すごい楽しかったー」と答えるなどして場を和ませました。
SPICY CHOCOLATEさん、西内まりやさん、YU-Aが本作挿入歌「二人で feat. 西内まりや & YU-A」を熱唱後、本作の出演者が登壇し、挨拶しました。
お笑いコンビ「スパークス」のボケ担当・徳永太歩を演じたのは、林遣都さん。「今日は1話から3話までを観に来てくれてありがとうございます。10話まであって、2時間後にNETFLIXで配信となりますので、すぐ加入してください。プレミアムコースがオススメです」とウィットに話しつつ、「最強に頼もしい監督陣、撮影の4ヵ月間寄り添ってくれたスタッフさん、大好きなキャストさんとやれて、『火花』という作品を残せたことが誇りというか、一生、自慢できる作品になりました」と語ります。
お笑いコンビ「あほんだら」のボケ担当で徳永が憧れる先輩・神谷才蔵を演じたのは、波岡一喜さん。「今はここに来るドキドキより、2時間後には配信になんねやっていうワクワクがドキドキを超えてます。神谷役に、今まで21年間やってきた俳優生活の全てを出し切れたんじゃないかなと思っています。怒濤のごとく進んでいくストーリー、変わっていく神谷......原作を読んでる方はもちろんですけど、読んでない方も明日になってNETFLIXに入ってもらえたら驚きの展開が待っています」と呼びかけます。
神谷と同居する宮野真樹を演じた門脇麦さんは、「徳永くんと神谷さん、本当にお2人が素敵で愛おしくて、お2人の時間にお邪魔できたのは幸せで、素敵な時間を過ごさせていただきました」と話します。
徳永の相方でツッコミ担当の山下真人を演じた好井まさおは「こいつ、誰やねんって方もいると思うんです。隣りの人に聞いても知らんっていう」と切り出しながら、「でも、この作品で激売れるやろうなって確信してます!」と断言すると、ドッと笑いが。出演者、監督陣も笑うなか、「どのシーンでも僕は正直、特大ホームランを打ったと思います」とキッパリ言い切りつつ、「今後、役者もしっかりやっていこうと思いまして、通行人Aとは言わないんでバス停の男4でも使っていただければ!」と呼びかけます。
神谷の相方でツッコミ担当の大林和也を演じた村田秀亮は、「僕も好井くん同様、ビックチャンスをいただきまして。こんな三流芸人が素晴らしい人達と並ばせていただけるのはすごいことです」と感激しきり。「いちばん喜んでいるのは母親で、宮崎の山奥の家に住んでるんですけどNETFLIXに加入したらしくて。分厚いテレビなのに、4Kに加入したんです」と語ると、くすくすと笑いが。「しかも、今日からだと思ってたみたいで"なんでやらないの?"って連絡が来たんで、明日からだと伝えました。今日は『テラスハウス』観てます」と笑わせました。
スパークスが所属する日向企画の社員・西田英利香を演じた菜 葉 菜さん。「『火花』が映像化されると聞いたときは、このような舞台に自分が立っていることは全く想像しなかったので幸せに思います。みなさんの熱い思いが籠っている作品です」と挨拶します。
徳永の昔のコンビニのアルバイト仲間で現在は美容師をしているあゆみを演じた徳永えりさん。「私は林くんとしかお芝居をしていなくて、撮影の印象では会うたびにげっそりしているのを観て大丈夫かなと思ってたんです。けど、できあがった作品を観て、その意味がわかったというか。みなさんが魂を削って出したものが映ってるんだなとわかりました」と熱いコメントを。
山下の恋人・百合枝を演じた高橋メアリージュンさん。「好井さんは現場でアドリブが多くて、普段、私はNGを出さないほうなんですけど(今回の撮影では)笑ってしまってNG出ちゃって」と話すと、「面白かったですよね?」と口を挟む好井。やさしく頷きながら「好井さんと林さんのやりとりはアドリブがたくさんあって10話まで続くので観ていただければ。あと、お2人が役になりきっていたので、嘘のない現場というか。お芝居だけど、中に真実みがあるので、私も現場に行けば百合枝になれました。だから、2人には感謝してます」と語りました。
廣木隆一総監督は「総監督、と言われるとむずむずする。なんにもやってない総監督がいるんだなって」と恐縮しながら、「10話の連ドラをやるのは初めてだったんですけど、完成した作品を観たら10本の中編映画を観ているようなドラマができて満足してます」と静かにコメント。
白石和彌監督は「愛おしくて切なくて悲しいけど、最高の『火花』に関われて監督をやっていく上で自信になりました」と熱く語りながら、「総監督は全てを観てくださって、我々は総監督のために、総監督は総監督のためにがんばりました」と笑わせます。
沖田修一監督は「又吉さんが書かれた『火花』に、お祭りという感じで参加させていただきました。いち視聴者としても面白い作品で、参加できたのは嬉しかったです」と挨拶します。
久万真路監督は「世界190ヵ国配信、さらにこうやって上映する機会もいただいて嬉しく思います。1話から順番に撮っていったので、(2組の)漫才がすごく上手になってますので4話以降も楽しんでいただければ」と呼びかけます。
毛利安孝監督は「素晴らしい原作、勢いのあるキャストとスタッフで携われたことを誇りに思います」と挨拶しながら、「作品は誰かに観てもらって感想を言ってもらって初めて成就できるもの。今日観ていただいている方、ぜひ先人になっていただき、愛おしい人に感想を言ってください」と語りかけました。
最後は、原作者である又吉が挨拶。全話を鑑賞して「原作はそこまで長い小説じゃないので、書いてない部分はどうするんやろう。大変やろうなと思ってたんですけど、そこでグッと来た部分があった。それってどういうことなんやろうと考えたら、『火花』は僕が書いた小説ですけど、僕だけのものじゃなくて(作品に描いていることは)みんなが観てた風景なんやなというのが、映像を観て気付いたというか。みんなが共有してた風景を、僕がたまたま文字にしやんやなということがわかりました」と考察。「(その世界観を)監督のみなさんも理解してくださったり、俳優のみなさんもそうですけど、世界は違いますけど似たような環境があったんやろうな、みんなのもんなんやなと感じたんですよね」と静かに言葉を紡ぎながら、「言葉としてはおかしいんですけど、原作者としてNETFLIXの作品に関われてよかったなと感動しています」と続けます。
先ほど好井が言った「役者としてもやっていきたい」という言葉にも、言及。「好井は後輩。僕の隣りにはいつも綾部というモンスターがいるんですけど、第二の綾部を生み出してしまったかもしれない」と語ると、大きな笑いが起こりました。
また、自ら「今日は僕の誕生日で」と切り出すと、会場からはお祝いの拍手が。「36年いろいろあって生きてきたんですけど、頭で描いたものを才能ある人によって映像にしてもらったのは、人生に対するご褒美です」と感謝。舞台挨拶前、楽屋にケーキが届いたそうで、「それは配信スタートのお祝いのケーキなんですけど、僕の誕生日でかと一瞬嬉しそうな顔をしてしまったのを観られてないか心配で言いました」と自意識のある彼らしい言葉を連ねながらも、最後には「みなさんに本当にお礼が言いたいです」と感謝しました。
漫才シーンの撮影を振り返った2組。「最後まで慣れることはなく、(舞台が)怖くて仕方がなかった」と語る林さんに、「序盤で井下好井さんのライブを観て純粋に面白いと思って、さらに話していくうちに怪物級に面白い人やと思った」と語ると、溜まらず「喋りづらなるわ!」とツッコむ好井。一方、波岡さんに「超人的にツッコミが上手い」と誉められた村田も「やめてください。怪物と超人って......」とやんわりと指摘します。
作中には夢を追いかける男性が描かれていますが、女優陣のほとんどは「安定した人がいい」とコメント。高橋さんが「出産とか考えると......」と現実的な喩えを出すと、村田は「切なくなってきた!」と嘆きました。
世界190ヵ国で配信される『火花』。「(出演が)決まってからそこはあまり考えないようにしてたんですけど、先日ドイツに波岡さんと久万監督と行って、海外の方の『火花』を観てくださった反応を観て、本当に楽しみだなと思いました」と言いつつ、「こんなことになるとは思ってなかった」とぽつり。「俳優を初めてちょうど10年なんですけど、波岡さんがおっしゃったように全てをこの作品にぶつけました。俳優を始めた頃に出会った波岡さんとまた共演して、海外に(作品を)発信できることは嬉しくてたまりません。胸を張って、人生でいちばん幸せな日だと思います」と熱く語りかけます。そして、隣りにいる又吉へ「『火花』を生み出してくれた又吉さんに感謝したい」と頭を下げながらも、照れ隠しなのか「Let's NETFLIX!」と補足しました。
林さんの言葉を静かに受け止めた又吉。「(世界の人に)どういうふうに観ていただけるのか、わくわくしてます」と言いながら、今日の出演者がたびたび口にした「Let's NETFLIX!」について、「勇気がなくてLet's NETFLIXって言えなくてすみません。言うてるようなもんですけど、言えなくて」と笑いを誘いました。
フォトセッション後、締めの挨拶を任された林さん。「さっきのが最後の挨拶だと思ってたので、頭が真っ白です」と発すると、共演者のみなさんから「がんばれー!」「大丈夫!」「すぐ終わる!」「泣くなー!」などの優しい激励が。その言葉一つひとつに笑いながらツッコみつつ、「携わった全員が自信を持って、強い思いを込めて作った作品です。1人でも多くの人に観て欲しいです」と語りかけます。また、「芸人さんもたくさん出てるんで、隅々まで大事に大事に観てください。大事に大事に観てください」と出演者、エキストラとして出ている多くの若手芸人への温かい気遣いも忘れませんでした。
NETFLIXドラマ『火花』は、3日(金)より世界190ヵ国にてストリーミング開始。そのままに描かれた又吉による素晴らしい小説の世界観を、ぜひとも体感してください!
【又吉直樹】【ピース】【好井まさお】【井下好井】【村田秀亮】【とろサーモン】【ラフレクラン】
5月15日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『ネルソンズVSバビロン』が行われました。
∞ホールをホームとする同じパワー系トリオとして、ライバル関係にあるネルソンズ(和田まんじゅう、青山久志、岸健之助)とバビロン(太田圭介、ノリ、千葉恵)の両組。
ネタとゲームで決着をつけるべく始まった本ライブですが、これまでの戦績はネルソンズの3勝0敗がゆえに、バビロンの巻き返しに注目が集まりました。
夜8時半時と遅めの開演時刻ながら大勢の観客が集まるなか、格闘技のビッグイベントを彷彿させる仰々しいオープニングVに続いて、ド派手な衣装のスパイク・松浦が登場。レニー・ハートさん風の巻き舌で呼びこむと、黒を基調としたネルソンズ、白を基調としたバビロンがステージで合流し、すぐさま乱闘が勃発します。
気づけばバビロン・千葉は、味方のノリからTシャツを強奪され上半身裸を晒し、MCのニューヨーク・嶋佐は、セコンドのダイタク・ダイから首を締められるという無法地帯に。
ニューヨーク・屋敷が両者を引き離すと、改めて選手紹介へ。
セコンドとして紹介されたダイタクは、「セコンド? 聞いてないよ。摂氏5度と聞いてたから」と厚手のコートを着たダイと、「セコンド? 聞いてないよ。今日、セミヌードになるって聞いてたから」とガウンを羽織ったタクという恒例のセコンドボケを言い放ちます。
「"おもしろ荘"で優勝したのに、あんまテレビ出てねえな」(バビロン・千葉)、「AKBと(和田が番組で)デートしてんだよ」(ネルソンズ・青山)などと舌戦が繰り広げられた後、ラウンドガールとして登場した猫塾・田辺は「ここ東京ガールズコレクションかと思った」というひとことで、一同から総ツッコミが。
先攻後攻を決める抽選ボックスから、千葉の着替えTシャツが出てくるといった小ボケを挟みながら、バビロンの先攻で、第1ラウンドのネタ対決が始まります。
寝起きドッキリを題材としたトリオ漫才ながらも、太田が床に叩きつけられたり、千葉が再びTシャツ剥ぎ取られるなど、体を張りまくりのバビロン。
後攻のネルソンズは、人気ラーメン店の行列を描いたコントで、岐阜から夜行バスでやってきたという和田の奇妙な言動が笑いを誘います。
ネタの2回戦はショートコント対決で、バビロンは「ババンババンバンバン、バビロン」という伝説的なコント番組風のブリッジでつかむと、ネルソンズは手遊び歌を題材にしたネタで対抗。
観客から投票用紙を回収しながら、負けたトリオは「ネルソンズvsバビロン野外決戦撮影費用全額負担」との罰ゲームが発表されます。
詳細は未定ですが、宿泊代、レンタカー代、機材費などの負担が想定されるため、戦々恐々となる面々。
ここからは第2ラウンドのゲーム対決へと突入します。
最初の『張殺!ハリセンあっち向いてホイ!!』は、あっち向いてホイの要領で、じゃんけん勝者が敗者の顔をハリセンで思いっきり引っ叩き、どちらかがギブアップするまで続行。
ネルソンズ・青山とバビロン・ノリが対戦したところ、青山がじゃんけんで連勝し、ノリがハリセンに必死に耐えるという構図となりますが、初めてじゃんけんに勝ったノリが、人差し指で普通にあっち向いてホイをしようとする天然ボケを炸裂させます。
膠着状態になるも、ゲームが進むと「レスリングに打撃ないもん」と弱音を吐いた青山が、自力で立てなくなったため、ノリのTKO勝利!
続く『玉砕!棍棒ワッショイ騎馬戦!!』は、棍棒の上に一人がまたがり、それを他の2人で持ち上げながら、騎馬戦の要領で帽子を取り合います。
騎乗したネルソンズ・和田、バビロン・太田は、持ち上げられると、股間の激痛に悲鳴をあげ、文字通りの「玉砕」に現実味が。
どうにか戦闘態勢に入るも、和田、太田ともに棍棒から手を離せず、にらめっこ状態となり、倒れこんだ和田の股間をドクター(?)チェックしたタクは「ちっちゃくて見えない」と診断します。
そうこうするうちに、太田が一瞬の隙をついて和田の帽子を奪ってバビロンの連勝!
再び倒れこんだ和田に対して、今度のタクは「完全ホウケイです」と診断し、これを受けて嶋佐が「この勝負、完全ホウケイです!」とコールして女性客も大爆笑となりました。
続く『荒行! 熱滝ジェスチャー!!』は、片手に握ったロープを緩めると、頭上から熱湯が降り注ぐという過酷なジェスチャーゲーム。
脚立やブルーシート、ビニールプールなどが仰々しくステージにセッティングされると、まずはネルソンズ・岸が、2度の熱湯に耐えながら2問正解します。
後攻のバビロン・千葉は、「重量挙げ」のお題で両手を挙げたため、モロに熱湯を浴びながら、こちらも2問正解。
両者ドローに終わりましたが、ダイタク&千葉の3ショットに「変なAV現場やぞ(笑)」と屋敷が揶揄したり、熱湯を浴びる姿が名作『ショーシャンクの空に』に例えられたりと、大盛り上がりとなりました。
最後のゲーム『七転八死! ローションいす取りゲーム』は、文字通り、ローションまみれでの椅子取りゲーム。
ネルソンズ・青山とバビロン・千葉が、ヌルヌルのブルーシートの上で椅子取りゲームを敢行するも、2度も椅子が破壊したり、トリオでピラミッドを作ったりと、収拾のつかない展開になります。
結局、6人で1個の椅子を奪い合うこととなり、くんずほぐれつになりながらも、ネルソンズ・青山があっさり着席に成功し、ネルソンズにとって本日初勝利を獲得。
興奮冷めやらぬなか、いよいよネタとゲームを合計した総合結果の発表へ。
結果はネルソンズの215ポイントに対し、バビロンが224ポイントと上回り、悲願の初勝利を収めたバビロンに、祝福の拍手が送られます。
内訳は、ゲームコーナーではバビロン60ポイント、ネルソンズ50ポイント、ネタの獲得票数ではバビロン164票、ネルソンズ165票と本当に僅差だったことが、屋敷から明かされました。
ともにローションまみれになりながらも、歓喜と落胆という明暗が分かれたステージ上、心境を訊かれた千葉が「普通のところで勝ちたい。でもめっちゃ楽しいですね!」と語れば、ノリは「ここから勢いに乗りたいですね。ファーストも狙っちゃおうかな」とヨシモト∞ホールのランクの頂点"ファーストクラス"を狙う発言も。
エンディングでは、衣装かぶりを発端に、醜い小競り合いをしながら再登場した松浦と田辺でしたが、「久しぶりに女見た感じしますね(笑)」と屋敷が迎え入れ、出演者全員が出揃ったところで「この2組、戦いは続いていくと思いますので、みなさんぜひ遊びに来てください」と締めくくりました。
これでネルソンズ3勝、バビロン1勝とその差が詰まり、さらなる白熱必至の同ライブ。
今後の開催、最新情報は、ヨシモト∞ホールの公式サイト等でチェックしてください。
【ネルソンズ】【バビロン】【ダイタク】【スパイク】【松浦志穂】【猫塾】【田辺智加】【ニューヨーク】
1月20日(水)、満員御礼のNHKホールで開催された「水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭」。5月の大阪、福岡、名古屋での追加公演も大盛況で終了し、6、7月には新たな地方公演も行う水谷千重子に、のべ1万人以上を動員した歌謡祭が終わった今の心境と、今月から始まる地方公演に向けての意気込みをお聞きしました。
――1月のNHKホールでの公演と、5月に3カ所の追加公演の計4公演が行われましたが、それぞれ順に振り返っていただけますか?
そうですね、NHKホールはとにかく豪華なゲストの方や、これまでデュエットでジョインして歌ってくださった川中美幸ちゃん、堀内のべーやんちゃん、相川七瀬ちゃん、千重子ファミリーのメンツや春澪ちゃんも駆けつけてくれて。歌とおしゃべりであっという間の4時間っていうか、4時間もやっちゃったのか、っていう。川中美幸ちゃんがしゃべるしゃべるで(笑)。美幸ちゃん座長公演もやられてるでしょ、おしゃべりも達者だから、お客さんを楽しませてくれてありがたかったですね。そして、みなさん名曲を持っていらっしゃるので、お客さんもすごいヒートアップして、親子で楽しめるというか、30代の方が「70代の母と2人で来て、2人とも楽しめたコンサートは初めてでした」っていう感想もいただいたりしたので、世代を超えて楽しめるエンタテイメントだったんだな~って思いました。あとNHKホールっていうところが、紅白をいつも断っているにもかかわらず貸してくれた、っていう器の大きさと、お客さんも含めて、全員が一緒になってジョインした歌謡祭だったなと思います。
――その後、少し期間があいて、5月に追加公演が行われました。
当初は考えてなかったんですけど、千重子もやってて感動したし、これを東京だけで終わらせるのはもったいないということで、急きょ3カ所追加でやろうということになりました。(NHKホールに)出てくださった方も楽しいと思ってくれたみたいで、「どこでも行くよ~!」っておっしゃってくださったので、みんな参加してくれて、新たに昔から仲のいい稲垣潤一ちゃんも出てくれて。松村雄基ちゃんは、千重子が大映ドラマが好きだったので、ぜひ参加して欲しい!て声をかけたのよ。大友康平ちゃんの『ff(フォルティシモ)』って、生で聴く機会がありそうでなかなかないので、それを聴けたのがすごい嬉しかったってお客さんに言われたり、潤一ちゃんの『クリスマスキャロルの頃には』もクリスマスといえばこの曲、っていう定番のすごくいい曲なので、本物がホントに出てきたの?みたいな感じで最初お客さんがざわついたりしつつも盛り上がって。大阪はどちらかというと若い感じの出演者だったので...と言ってもそんなに若くないけど(笑)、お客さんもすごくノリがよくって、どちらかというと笑いに特化したコンサートになったわね。
――福岡公演は?
福岡は、熊本・大分の震災もあったばかりだったので、笑いはもちろんですけど、涙がすごく多い、感動の公演になったと思います。岩崎宏美ちゃんもすごくいい歌を歌うでしょ、スターダストレビューの根本要ちゃんも『木蘭の涙』っていう、深くてせつない歌を歌ったからかな、お客さんのすすり泣きがずっと続いていたり、1人1人の歌がみなさんの心に沁みていたようなコンサートで。麻倉未稀ちゃんが福岡から参加してくれたんですけど、未稀ちゃんのパワフルな声にみんながまたそこでウワーッってなって。相変わらず、倉と八は2人だけで楽しんでいましたけどね(笑)。それがまた面白いんだよね。2人の延々と続くやりとりを、みなさんが温かく見守ってくれてました。
――ツアーファイナルとなった名古屋公演は。
名古屋は、当初出る予定ではなかった麻倉未稀ちゃんに急きょお願いして出ていただくことになって。急きょお願いするなんて失礼なんですけど、最終日は松村雄基ちゃんと麻倉未稀ちゃんとダブルジョインがどうしてもしたくて! 最初に千重子が歌って、そのあと雄基ちゃんが登場、最後に未稀ちゃんが登場っていう二段構えの超豪華な大映ドラマメドレーを千秋楽でできたら嬉しいという話をダメもとで持ちかけたら、快くOKしてくれました。あと『スチュワーデス物語』の主題歌も歌ってもらったんだけど、お客さんのメインの世代が40~50代だから、みんなドンピシャなんだよね。そんなコラボで沸いて、秋川雅史ちゃんの歌で感動して、冠の二郎が31歳年下の人と結婚が決まったっていうのが結構旬な話題だったからさ、トークメインでダジャレなんかも言いながら、いつもの二郎節を炸裂。ラストはホントに、全部の集大成って感じで、ダブルアンコールなんかもあって、ものすごーく盛り上がりました!
――参加されたみなさんの反応は?
「最後まで楽しかった、こんなコンサートは他にはないよ」って言ってくださって。「またコラボしたいね」とか、今後の話もしましたよ。エンディングなんて、最初の方に出たゲストは3時間も待たないといけないじゃないですか。出番が終わった時点で帰ってもいいのに、最後の挨拶まで全員居てくださる。「最後までありがとうございます」って言ったら、「自分のことを観に来てくれているお客さんも1人はいるはずだから、その1人の人を裏切りたくないから最後まで残ってるんだ」って言われて、すごいなって。千重子、いろんなことを学びました。
――印象的だったお客さんはいますか?
客席の1ブロック目の人たちって熱狂的な人が多いんですけど、でもそれがほぼ60~70代のおばちゃんなんですよ。そのパワーはすごいなと思って。やっぱり、ふだんの生活からちょっと変わった世界に行って楽しみたいっていう願望が強いんだと思うんですよね。普段の生活が刺激が足りないというわけでもないかもしれないですけど、綾小路きみまろちゃんがすごく人気出るのがわかるな、って。とにかくストレス発散したいし、笑いたいし、感動したいんだなぁと思って。だから一言一言爆笑してくれるし、歌でもハンカチで目を押さえながら聴いて下さってるし。そのパワーにはすごくビックリしましたね。
――この歌謡祭、1回で終わるのはもったいないですね。
そうですね。形を変えて、たとえば、会場を小さくしてじっくり高橋真梨子ちゃんと千重子とか。1人のゲストを呼んで、歌はもちろんトークもして!みたいな構成もいいなぁと思ったりします。
――キーポンシャイニング歌謡祭って、どちらかというと笑いに寄ったコンサートのイメージがあったんですが、歌と笑いがバランスよく同居しているような感じだったんですね。
そうですね。今回、演出も力を入れてやっていただいて、演奏も生バンドでやれたので歌ってて気持ちよかったですし、お客さんも、グッズのペンライトを買ってくれたり、うちわを作ってきてコンサート中に振って下さったり、全員が一体となってのコンサート、っていう感じで。幕が上がる瞬間にワーッと千重子コールになったりして、やってて毎回涙が出ました。
――ちなみに、倉さんと八さんは全公演に出演なさってますが、お2人についてはどんな思いを持たれていますか?
やっぱり千重子がいないと仕事がない2人なので、「あんたたち、いい経験できてよかったね」ってことと、でもホントにいいヤツらで、どんなときでも千重子の応援に駆けつけてくれるから、そこは感謝してますってところかな。そうそう、今度この2人で、7月にルミネでショーをやるらしくて。
――倉さんと八さんがですか!?
「2人でホントに大丈夫なの!?」って言ったら「千重子の力を借りずに僕たちでやってみたいんだ」みたいなことを言ってたので、「2人にまかせたからがんばってきなさい」って送り出したんですけど。お客さんの前でどれだけスベっても手応えを感じる幸せな2人なんで、どこに行っても大丈夫だろうと思います(笑)。
――今回のコンサートで募金と収益の一部を寄付されたそうですね。
お客さんを見ていて思ったんですけど、歌で救われたり、エンタテイメントで救われる方って実際いるんだなっていうのをコンサートをやってきて感じたんですね。なので、そういう被災地の方や、落ち込まれてる方に、少しでも元気になって頂いたり、楽しんで頂けたらなと思って。今回、熊本からコンサートを見に来てくださった方もいたんですよ。そういうお話も聞いていて、少しでもお役に立ちたいなって。私とゲストの皆さん、そしてスタッフの皆さんからの寄付と、あとは各会場に募金箱を設置して、みなさんのお気持ちをという形でやらせていただきました。
(※水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭からの寄付に関しましては、インタビュー記事の最終部分に記載させて頂いております)
――6月、7月には地方公演(大分、佐賀、滋賀、福井)が控えています。
基本的に千重子1人でオリジナル曲とカバー曲と、あとは地元の伝統芸能を披露してもらって、こちらがお礼で越後前舞踊っていう豆冨を持った踊りを披露するっていう感じで。地元のお祭りとか踊りって、結構ユニークなものが多かったりするんですよね。あとは"千重子キッズ"って言って、千重子が踊ってる後ろで子どもたちが踊ってくれるんですけど、それはそれぞれ地元の子どもたちにやってもらおうと思っていて。歌とおしゃべりと地元の皆さんと触れ合ってのコンサートになります。佐賀公演は、仲のいい佐賀出身の演歌歌手の西方裕之ちゃんが、特別ゲストで駆けつけてくれます。
――注目なのが福井公演。こちらは水谷さんの凱旋公演ですね!
そうなのよ(笑)。これは今から気持ちをちゃんと整えていかないといけないんですけど(笑)。福井の方がどういう感じで迎えてくれるのか...。なにかちょっと変わったことできたらいいと思うんですけどね。話は変わるけど、今回、普段あまり行かないところというので公演場所を選んだんですよね。宮崎に行ったときに思ったんですけど、宮崎も言ってみればあんまり主要都市には数えられないじゃないですか。けどそういうところの方がCMが流れると町中の人が知って下さるんですよね。だから、たくさんのお客さんが来てくれてすごく盛り上がるんです! それはありがたいなと思いました。
――では最後に、地方公演への意気込みをお願いします。
千重子自身のオリジナル曲も知らぬ間に増えていき、いろんな名曲のカバーもだいぶ増えてきている中、実際コンサートをいくつか経験して「ノドが開いてきてるな」っていうのをすごく実感したんですよ(笑)。だから、体調だけは整えて、本当にみなさんに満足してもらえるような歌が歌えたらいいなと思いますし、あとはやっぱり、お客さんが「千重子さんのおしゃべりが楽しい」って言ってくださるのが嬉しいので、そこも結構盛りだくさんにしながら、お客さんともジョインできたらなぁなんて。特に福井なんかは全員で作りあげていくコンサートなので、自ら「楽しもう!」って思って来てくれたらなと思います。そうするともっと楽しくなること間違いなし! 「千重ちゃんの50年間、応援してきましたよ!」っていう気持ちを忘れずに来てください(笑)。
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※今回の水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭の収益の中から、水谷千重子(友近)、ゲストアーティストの方々、スタッフ一同より、1,724,000円。
また、大阪、福岡、名古屋の会場で募らせて頂きましたお客様からの募金、157,502円。
上記を、5月31日に「熊本地震義援金」、「平成28年4月地震大分県被災者義援金」へ寄付させて頂きました事をご報告させて頂きます。
被災地の一日も早い復旧と、被災された皆様が平穏な日々を取り戻せるようお祈りいたします。
【水谷千重子】【友近】
6月5日(日)まで大阪・なんばグランド花月にて絶賛公演中の『THE 舶来寄席 2016 OSAKA』。世界の第一線で活躍している一流のパフォーマー、そして吉本新喜劇が楽しめるイベントとして、2014年から開催されてきました。
第4回目を迎える今年、『THE 舶来寄席 2016 TOKYO』として、いよいよ東京初開催! 6月9日(木)から12日(日)まで東京・グローブ座にて上演されます。今回は、よしもとクリエイティブエージェンシーとNHKグローバルメディアサービスとがタッグを組み、英語・日本語字幕を会場で表示する回も新設されています。
チケットの売れ行きは好評だという『THE 舶来寄席 2016 TOKYO』ですが、一体どんなことをやるの?と思っている方も多いはず。そこで、第1回目から本公演のMCを務めているテンダラーに、本公演の見どころを伺いました。
インタビューでは、パフォーマーと積極的にコミュニケーションを図っている2人ならではの面白いエピソードも。こちらを読めば、『THE 舶来寄席 2016 TOKYO』に観たくなること間違いなしです!
(向かって左:白川悟実/右:浜本広晃)
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――テンダラーさんは昨年の『THE 舶来寄席』から全公演のMCを担当されているんですよね。
浜本 第1回、第2回が日替わりMCでそのときもやってたんですけど、昨年からMCを固定したいということになったみたいで。仕事終わりに、劇場の支配人に待ち伏せされて断れず(笑)。
白川 直々に言われたらなぁ? やるしかないですよ。
浜本 やから、第1回から世界のパフォーマンスを観させてもろうてるんですけど、すごくいいイベントやなと思いました。
白川 お客さんはここまで本格的やと思ってなかったみたいで、驚きながらも「面白かった」と言う人が多かったですね。
浜本 ほんまにすごい。せっかくMCさせてもろうてるんで、最初は(パフォーマーから)盗めるものがあれば盗もうと思ってましたけど、まったくできませんでした。技がすご過ぎて!
白川 あんなんできる訳がないと思うくらい、ほんまにすごいんですよ。
――じゃあ、最初に観られたときは、初見のお客様と同じように驚かれたんですね。
浜本 そうですね。世界のパフォーマーもそうなんですけど、昨年は日本を代表して猿回しをやった方がいらっしゃって、感動しました。
白川 あれはほんまにすごかった! 猿回しと聞いて想像するものってテレビのコメディっぽいものや思うんですけど、もっと感動する芸やというか。猿と回し役の方との信頼関係を感じたりして、日本にもすごいパフォーマンスする方がいっぱいいらっしゃるねんなと実感しました。
浜本 俺、昨年いちばん感動したんは、猿回しかもしれん。
白川 わかる、わかる。ほんまにすごかったもんな。
――そんな『THE 舶来寄席』が、ついに東京で初めて開催されます。
浜本 流れとしては吉本新喜劇をまず観ていただいて、そのあと世界のパフォーマンスを観ていただくんですけど、笑ったあとに驚けるっていうかなりお得なイベントですよ。
白川 ほんまにいろんなことが楽しめるので、お得です。
浜本 僕らはMCとして場繫ぎする役目なので、東京公演でも間延びせんように皆さんに気持ちよくパフォーマンスしていただけるようにしていきたいなと。ただ、せっかくの東京なんで、何かプチパフォーマンスができたらとは思ってんですよ。
――え、本当ですか?
浜本 まぁ、パフォーマーの皆さんのすごい技の合間にやる訳ですから、ほんまにやるとなったらねぇ? 第三者の目で精査してもらわんと。第三者の目でね? 第三者ですよ。
白川 (笑)何回言うねんっていうヤツですよ、これ。誰呼んで来るねん、第三者ってねぇ?
――話題のワードを盛り込んでくださって、ありがとうございます(笑)。大阪では公演まっただ中ですけれど、オススメのパフォーマーはいらっしゃいますか?
浜本 個人的にはコントーション(軟体)のプリンセス エイレーンさん。今まで来た女性パフォーマーのなかでいちばんチャーミング。べっぴんさんでフレンドリーで。
白川 可愛いっすねぇ! そう言いたいくらい、他はドライな方が多いんですよ(笑)。
浜本 もちろんパフォーマンスもすごい! 23歳の女性なんですけど、本公演のトリですからね。最後には決まるか決まらへんかわからない大技もあるんで、楽しみにしていてほしいですね。みなさんオススメなんですけど、プレート・ジャグリング・コメディのデビッド・バーレットさんもすごい。皿回しって聞くと単純なものを思い浮かべると思うんですけど、家族で楽しめるパフォーマンスというか。
白川 うん。まさにコメディですね。
浜本 スクリーン マジックのジャン・ガリンさんもすごい。観終わったら、きっとぜんじろうさんにやって欲しい!と思うはずです。
白川 確かにぜんじろうさん、スクリーンで漫才やってたけど!(笑)
浜本 フランスと日本の融合、観てみたいわ。あと、サンドアートのディディ・ロダンさんもすごいですよ。
白川 砂だけで表現する方なんですけど。
浜本 世界各国の有名なストーリーを砂絵にするんですけど、今回は日本ならではのある物語を表現してくれます。これ、ええよなぁ?
白川 感動しますね。コメディ・パントマイムをやる2人組のメン イン コートも面白い。アメリカのザ・コメディ!っていう感じでね。
浜本 2人ともすごくひょうきんなんですよ。「How old are you?」って訊いたら、「Six!」って言われて。あぁ、面白い、面白い。で、本当の年齢は?って訊いたら「Seven!」って。そうなると、次はEightって言うんやろうなと思いながらもう1回訊いたら「Eight」って。もうええわ!(笑)
白川 ははは! ビーチマジックもすごいですよ。
浜本 これも想像がつかないと思うんですけど、ビーチをテーマとしたマジックで。
白川 ステージを海岸っぽく見せながら、海で不思議なことが起こるっていう演出なんです。面白いですよ。
――どのパフォーマンスもすごく面白そうですね。一方、吉本新喜劇がどうなりそうですか?
白川 東京の吉本新喜劇メンバーも入ると訊いてるので、大阪公演とは違うものになるかもしれないですよね。
浜本 エグスプロージョンとISSOPさんが来られるということは、間違いなく踊るでしょう? おそらくですけど、エンターテイメントっぽい新喜劇になるのかなと。普段よりさらに盛り上がりそうですね。
――ダンスが盛り込まれた吉本新喜劇を観ていたら、テンダラーさんも踊りたくなるのでは?
浜本 もしかしたら、袖で踊ってるかもわかりませんね。
白川 嘘つけ!(笑)
浜本 手とか見切れちゃうかもしれないんで、舞台袖にも注目してもらえれば。
白川 いや、邪魔やわ。そこは舞台に集中してください!
――(笑)テンダラーさんはロサンゼルスでオール英語漫才の単独ライブをやられましたけど、世界のパフォーマーの方々にどういう印象を持たれていますか?
浜本 楽しそうですよね、皆さん。「このあと、どこ行くの?」って訊いたら、「次はギリシャ行くよ」とか「中国だよ」とか答えてくれるので、ほんまに世界中回ってるんやなって驚きます。それはそれで面白そうというか、いろんな国でやる度にエピソードがどんどんできそうじゃないですか。そういう話のネタをつくる意味で、一緒に回りたいなと思いますよね。ただその場合、よしもとに絶対的な給料の保証をしといてもらわんと行かれへんけど。むちゃくちゃ分厚い契約書を交わしとかな。なぁ?
白川 うん。帰って来て知らんフリされたら、終わりやからな(笑)。
――テンダラーさんなら大丈夫だと思いますが(笑)、パフォーマーの方々とは積極的にコミュニケーションを取られてるんですね。
浜本 愛想がいい人もいれば、淡々としてる人もいるので、その人に合わせてですけどね。一昨年かな? ゴルフしに行った人もいましたよ。舞台袖でゴルフのスウィングをしてたら、ドイツ人の2人組の1人に「ゴルフ好きなの? 僕も好きだから、日本でも行きたいな。一緒に行こうよ」って言われて。「あぁ、行こう、行こう」て返事したら、次の日の僕のところへ来て「いつ行く?」って(笑)。正直なところ社交辞令で言うたんで、「あぁ、オッケー。スケジュール観とくね」って伝えたんです。そうしたら、その次の日に「スケジュール観た?」って訊かれて......これは絶対行かなあかんぞってなって。
白川 ははは! 軽く言うてたら結局行くことになったんやな。
浜本 しゃあないから、一緒に行ったんですよ。その方、紳士やったんですけど。
白川 顔も男前やったよな。
浜本 そう。なのに、(プレー中は)OB連発で叫んでるから怖くて。しかも、終わってシャワー浴びてたら「着替えの下着がない」って言い出したんですよ。で、僕のをあげて。
白川 ふふふふ......この話、なんやねん。なんでパンツあげなあかんねん!
浜本 いや、ぼっとぼとのパンツ履こうとしてたから「あげるわぁ」って(笑)。
白川 用意しとけよ、ほんまに!
――ははは! すごい体験ですね。白川さんはどうですか?
白川 僕は誰とも行ってないです(笑)。できるだけ喋ろうとはするんですけど、むずいっすね。簡単な英会話でワンラリーはいけますけど、難しい会話になると愛想笑いしかできなくなって。
浜本 難しいですよね、英会話って。だから、ジェスチャーでコミュニケーション取ることが多いんけど、ゴルフのときはOBしたときのフォロー(する言葉)の引き出しがないやんか。
白川 ほんまやなぁ。なんて言うやらええんやろう?
浜本 そうやろ? 日本人なら、日本語でなんぼでもフォローできるけど難しかったわ。
――先ほど一緒に世界を回ってみたいとのお話も出てましたけど、漫才もパフォーマンスの1つだと思います。ロサンゼルス公演もやられてますけど、もっと世界で漫才してみたいとは思いませんか?
浜本 もちろんやってみたいですよ。アメリカで単独ライブをやったとき、現地の方々がちゃんと漫才のかたちで笑ってくれたんです。いわゆる"かぶせ"とか、ボケて5分後に同じボケをして「さっきのヤツやがな!」っていうのもウケた。自分達のかたち、例えば『必殺仕事人』のようにメロディを口ずさみながらボケていく漫才は通じやすいんじゃないかと思ってたんですけど。
白川 動きも多いですしね。
浜本 『ミッション・イン・ポッシブル』の曲を口ずさみながらスパイの動きをやったら、わかりやすかったみたいで笑ってくれました。有名な誰もが知ってる曲があったら、ほかの国でもできそうですよね。ただ、外国の方は漫才の見方がわからない場合があるんですよ。例えば、「俺、医者になりたかったんよ」「医者ってむずかしいよ?」
白川 「ほんま?」
浜本 「(コントに入って)あぁ、ここか。有名なお医者さんがおるとこは。入ってみよう」「はい、次の方ー」っていうやりとりで、今すっと観られたでしょう?
――はい、観られます。
浜本 外国の方は戸惑うんです。
白川 え、医者なの?ってなるというか。ミニコントがわからないんですよ。
浜本 路上ライブをやったときは、現地のカップルにまず「どこから来たの?」って話しかけて。「付き合って長いの? 僕の英語は聞き取れてる? 大丈夫?」って訊きながら、「実は日本で英語を勉強して来たんですよ。僕が先生、彼が生徒。レッツ・スタート」って見せるとね?
白川 うん。そうしたら、わかってもらえましたね。
浜本 客いじりも大事でした。アメリカのお客さんって、せっかくお金を払って観に来たんだから一緒に楽しみたいっていう人が多いんですよ。
――じゃあ、世界のパフォーマーの方々は大人しく観ている日本人に戸惑うかもしれないですね。
浜本 そうみたいですね。海外では技が決まった瞬間、「ヒュー! ブラボー!」って声援があるらしいんです。でも、日本人は拍手が精一杯じゃないですか。やから、僕らはMCとして「みんなで盛り上がっていきましょう!」と盛り上げて、東京公演でもなんとか軽く「フー!」って言ってくれるような雰囲気をつくっていきたいですね。
白川 そういう空気ができれば、お客さんも声援をおくりやすいでしょうし。
浜本 そうそう。だから、海外に来たような雰囲気で楽しんでもらえたら嬉しいですね。
【テンダラー】
NMB48卒業から3年、吉本新喜劇に加え連続ドラマへの出演やサンリオとのコラボ商品開発、女子会イベント開催など多彩な活動を続けている福本愛菜。こんどはなんと道頓堀川に浮かぶ船の上で、単独イベント「福本愛菜のミラクル★LIVE」のスペシャル公演を行います。6月1日(水)に開かれた記者会見では、気になるライブ内容のほか、地元・奈良の酒蔵とコラボレーションしたお酒もお披露目しました。
会見のMCを担当するのは、福本のよき"お兄さん"でもある先輩芸人、ミサイルマン・西代。開口一番「もう皆さん、忘れてはるかもしれませんが...」とNMB48卒業3周年をイジり、「芸人としても、そして体も大きくなった」と紹介します。
「本当にあっという間。新喜劇に在籍した期間のほうが(NMB48より)長くなりました。いろんな方にお世話になって、いろいろ学ぶことの多い3年間だった」と、これまでを振り返った福本。「ずっと船の上でライブをやりたかった」そうで、「1日3回公演で、それぞれ違うゲストに来ていただき、トークはもちろん、船でしかできないこともしたい」と語りました。なかでも注目は、ゲストからの「むちゃブリ」に応えること。「ザ・芸人みたいなことをやる」とのことで、場合によっては「船から川へ落ちてもいい」と宣言しました。
開催日は7月9日(土)で、「七夕は過ぎていますが、その日は浴衣でお祭りのイメージを出せれば」とも。「今回もぜったいに盛り上げます。来て損はさせません!」と言いきる姿に、「アイドル色、薄れたなあ...」としみじみつぶやく西代でした。
また、3周年に合わせ、奈良の梅乃宿酒造とコラボレーションしたお酒も発売! もともとお酒が大好きというだけあり、こだわりはかなりのもの。昨年秋ごろから打ち合わせをスタートし、完成まで半年以上もかけた力作です。「大好きなメロンのフレーバーを加えたリキュール。日本酒の味を邪魔しないようにメロンのフレーバーをつけるのが難しかった」というそのお酒の名前は、ズバリ「福本愛菜」。ラベルの商品ロゴにも自筆の文字が使用されている、まさに「福本印」の逸品となっています。味見をした西代は、「ええ香り! 日本酒やけど日本酒じゃない。イタリアンや、もしかするとケーキにも合いそう」と大絶賛。福本は、「日本酒に馴染みのない、若い世代にも飲んでほしい」と商品に込めた思いを明かしていました。
しかし、まだ商品を置いてくれるお店は決まっていないとのことで、西代が呼び込んだのは島田一の介。兵庫県尼崎市でスナック「ベル」を経営する一の介に、店で提供してほしいとふたりでお願いします。一の介は「あいにゃんの頼みやから、置いてもええよ」と快諾。試飲して「あ、おいしいね」と味に太鼓判を押しつつ、「阪神尼崎駅から歩いて2分です!」と店のアピールも忘れません。
さらに、奈良にカフェ「nagood(ナグッド)」を開いたたむらけんじには、電話で直談判。記者会見中であることは伏せて、音声をスピーカーで流しながら会話を進めていきます。「卸値はどれぐらい?」「こんど(梅乃宿酒造の)社長さん紹介して」と生々しいトークを繰り広げた後で、会話がすべて公開されていることを知らされたたむらは、「先に言えや〜! 最悪やん!」と狼狽。しかし、ほかでもない福本の頼みとあり、「もちろん置くよ!」と1ケース仕入れることを約束し、「即売会するからタダで店に来て」とちゃっかりリクエストもしていました。
最後は本番前の"肩慣らし"として、西代からむちゃブリが。「あ」「い」「な」を頭文字にしたあいうえお作文、しかも文字数は4、8、3で意気込みを語るという内容に、「あいなと」「いつもついてきた」までで撃沈となった福本。7月に向け、さらなるスキルアップを心に誓った様子です。
会見後の質疑応答では、普段の酒量についてきかれ、「結構、飲みます。でも休肝日を週に1日は作ろうと思ってます。家で飲むこともあるし、新喜劇の先輩方と飲みに行ったり。(浅香)あき恵姉さんとふたりでワイン2、3本空けたこともあります」。飲んでもつぶれることはないそうですが、「たまに記憶がないことも...。以前、カラオケに行ってAKB48の曲を歌ったらしいんですが『全然、歌えてなかった』と言われました(笑)」と、お酒にまつわる"プチ事件"も告白。今回のライブでは、船上で参加者の皆さんと乾杯、飲みながら楽しみたいとのことなので、いつもと違う"裏の顔"が見られる可能性大と言えそうです。
もちろん先輩からのむちゃブリには、NGなしで挑む覚悟。「いつもの会場では見てもらうだけですが、今回は、ひとつになってみんなで楽しめるようにしたい。ツアーガイドになって道頓堀川を案内しますし、皆さんとコミュニケーションがとれるようにしたいです」と話していました。
ちなみにこの日は、AKB48の第8回選抜総選挙の速報発表日。躍進が期待されるかつての仲間、山本彩へのコメントを求められた福本は、「最近は会えてないですけど、NMBのために頑張ってる気持ちが伝わってくる。速報1位、本番も1位になってほしい。さや姉が1位になったら、このお酒"福本愛菜"で祝杯をあげたいです」と、熱くエールを送っていました。
【福本愛菜】【ミサイルマン】【西代洋】