極楽とんぼの札幌公演が台風の影響で延期! 緊急トークに「何で俺たちこうなっちゃうの...」とボヤきも
9月3日(土)、極楽とんぼによる全国ツアーの皮切りとして予定していたPENNY LANE24での『極楽とんぼ 単独ライブ 全国ツアー2016札幌公演』ですが、台風10号の影響により、宅配業者に依頼した衣装、カツラ、小道具、舞台セットを積んだJR貨物列車が、青森や盛岡のターミナルで安全確保の為、遅延。
その為、本番までに衣装等が届かず、コントライブの開催が不可能と判断し、10月23日(日)への延期を発表しました。
そうした状況下、今回の公演延期について直接説明するとして、当初の開演時間に合わせ、PENNY LANE24のステージに立った極楽とんぼの2人(加藤浩次、山本圭壱)。
この発表が当日12時なのにもかかわらず、客席はほぼ満席に膨れ上がり、万雷の拍手で迎えられると、「まずは、申し訳ありません」と加藤が謝罪しますが、「おかえりー!」といった声がかかり、山本の表情がゆるみます。
ここで加藤が今回の事態を事細かく説明。
どうしても衣装等をコンテナから運び出せないとして、「なんで俺たちってこうなっちゃうのかな? 業(ごう)なのか?」とボヤく加藤に、山本が頭を下げ、笑いに包まれるのでした。
ここからトークライブ形式で会話が進み、まずはハンチング帽を被って出演しようとして、全員に止められたという山本の話題から。
山本のファッションや体型を一通りいじった加藤は「山本さんは、変わってない。自分が変わったんじゃなかな」と自問し、「この10年間『スッキリ!!』おじさん、いっぱしのいい大人になったじゃん」と山本が労い、お互いの10年間を照らしあわせます。
話題は、2人が東京ヴォードヴィルショーで出会った時代まで遡り、山本がコンビ名を「なまけものブラザース」とつけようとして、加藤がそれを阻止するためにウソを重ねたり、加藤の20歳の誕生日に、山本がバドワイザー柄のデッキシューズをプレゼントしたといった思い出話も展開。
また加藤は、7月30日(土)放送の『めちゃイケ』にて、440万円のプライベートジェット機を自腹でチャーターさせられたシーンについて触れ、「(半分の)210万、お前に貸しでいいよね?」と山本に告げます。
その他にも、もろもろ同様の企画で自腹を切ったという加藤に、山本は「10年後払いましょう!」と宣言し、拍手喝采。
終盤は、加藤が「10年間で身につけたんですよ」とオススメする形で、山本によるプロ野球の審判のものまねを披露したり、大好きな広島カープについて熱弁するシーンも。
他にも『めちゃイケ』での裏話で沸かせた2人は、「10月23日、もう一回やります!」とPENNY LANE24での順延を発表。
山本が「(プロ野球の)日本シリーズの第2戦が...」と渋るくだりも挟みつつ、「全国まわって、ちょっとずつ2人でやれる仕事を増やしていきたいと思います」と加藤が締めくくりました。
終わってみれば、90分間弱、立ちっぱなしでトークを続けた極楽とんぼの2人。
ファンから花束を受け取った加藤は「2人で花束もらうの、『いいとも』卒業以来だな(笑)」と照れ笑いを浮かべ、再会を誓いながら終演を迎えました。
なお、この日のチケットは、順延する10月23日でも有効で、払い戻しも可。
今後のツアー日程も含め、詳細は、公式サイトでご確認ください。
【極楽とんぼ】