よしもとニュースセンター

10月８日（土）、東京・ラフォーレミュージアム原宿にて、ピース・綾部祐二が緊急記者会見を行い、2017年４月よりアメリカ・ニューヨークを拠点に活動していくことを発表しました。

同会場にて行われた『ピーストークライブ～原宿へようこそ～Vol.19』終演後、報道陣の前に姿を現した綾部。真剣なまなざしで「アメリカで勝負したいと思い、来年４月から夢に向かって活動していくことに決めましたので、今日はお集りいただきました」と決意を発表します。

以前から憧れていたというアメリカでの活動。2015年のお正月に初めてニューヨークへ足を運んで以来、仕事も含めてアメリカには４回訪れたことがあるとのことですが、「どうしても行ってみたいという思いが強くなりまして、来年40歳になるのを機にまずはニューヨークで活動してみようと」と決意に至った経緯を。「ただ英語が喋れないので、まずは英語の勉強ですよね。今もしてるはいるんですけど、憶えているのはまだアルファベットで言うと"Ｃ"。"cow"とかです」と笑わせながら、「向こうに行って、生活しながら英語を身につけようと思っています」と説明します。
２～３年かけて英語を習得したのち、「コメディアンとしてやりながら、最終的な目標はハリウッドスター」と以前からさまざまな番組で語っていた目標を改めて宣言。「（アカデミー賞の授賞式を行う）ドルビー・シアターのレッドカーペットを歩くのが夢です。とにかく一度でもいいからレッドカーペットを歩いて、今日のようなフラッシュを浴びたい」と少年のように目を輝かせて夢を語ります。

旅行や仕事で訪れた際には、ブロードウェイでミュージカルを観劇したり、NBAの試合を観戦したり、ジャズバーへ行ったりとアメリカのカルチャーに触れたという綾部。「バーに行って......お酒は呑めないですから、コーラを注文して。（店員に）本当にコーラに何もお酒を入れなくていいのか？と聞かれながらコーラを飲んで。セントラルパークのカフェにサングラスとタキシードで行ったりもしました」と言いつつ、「この格好でも行きましたよ？」と着用している洋服を指します。現地在住の方からは「何してんだ、こいつ」という怪訝な表情を向けられたようですが、「『クールだね！』『かっこいいよ！』という声もかけられました」と嬉しそう。そんな体験をする中で、「この地で活動したい」という思いが強くなっていったそうです。
もちろん大きな不安も。「１人で行くわけですし、言葉もわからない状態。半年で帰ってくる可能性もあるかもしれないし、３ヵ月くらいでホームシックになって帰ってくるかもしれない。その場合は土下座します」と吐露。も、「どうなるかはわからないですけど、こうやって皆さんにお集りいただいて大見栄を切って行くからには、英語も集中して勉強しないと。そして、ビッグになって帰って来たいと思います」と固い決意を言葉にしました。

ニューヨークへ拠点を置くため、ピースの活動は少しの間お休みとなってしまいますが、「解散はしません」と断言。ハリウッドへの憧れを以前から口にしていた綾部に、相方・又吉直樹は常々「アメリカ行ったらええんちゃう？」と話していたそうで、今年６月くらいに今回の件を報告したときも「そうなん。ええんちゃう？　勝負してきて」とすぐ快諾したとのこと。
「忘れもしません、2015年７月16日」と又吉が著書『火花』で芥川賞を受賞した日を口にしながら、「コンビが大きく変わった。先生が大きな偉業を成し遂げたことによって、"このままでいいのか？"という思いが強くなりました」と受賞が大きな刺激になったことを告白。「子どもの頃の夢だった芸人になって、また１つ大きな夢を持ったので、その夢を追ってみたいんです」と迷いなく発します。
社長には「お笑い界の野茂英雄になりたいんです！」と伝えたそうで、「『オモロいなぁ。やったらええやん』って言ってくれました」とコメント。また、レギュラー番組のスタッフの方々へは今夏に報告したそうで、「みなさん、快く"応援します"と言ってくださった」と感謝しました。

報道陣からニューヨークでの生活に関するさまざまな質問が寄せられましたが、綾部は「行ってみないと何ができるのかもわからないので、ひとまずは英語の勉強です」と丁寧に説明しながら、「とりあえずアメリカでビッグになる、とだけ書いておいてください」とお願い。コメディアンとしては「難しいところ」と厳しく語りつつ、「ニューヨークにいる知り合いには『アメリカは背が小さくて胸毛が生えていたらウケるぞ！』とは言われました」と自身のチャームポイント（？）を活かす用意もあるようです。
とにかく"スター"になりたいそうで、「歌ってみない？って声をかけられてそれでスターになれるならば、それでもいい。僕はスターになりたい」と熱く語りつつ、「強い光を浴びてきます！　諦めずに自分の夢を追いかけます」と熱く意気込みました。

大きな夢に突き進む綾部を、今後も応援してください！


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