よしもとニュースセンター

10月10日(土)よしもと沖縄花月で、キンニクキンギョ単独ライブ「バリバリぐるくん！」が開催されました。
会場は、友人同士の若いグループから、夫婦や家族連れなど多くのお客さんで賑わい、立ち見が出るほどの盛況ぶり。キンニクキンギョの2人が登場すると会場からは拍手が響き、満席の会場を前に「こんなにいっぱいなの見たことない。ありがとうございます」と嬉しそうな様子を見せます。

富田がレンタルビデオ屋で働いていたという話から、おすすめの映画を紹介する漫才を披露。誰でも知っているような名作映画と沖縄ネタを掛け合わせた漫才に会場も大爆笑です。
続いて、子供の頃よくやっていたゲームとして「スーパーマリオ」のネタを披露。オスプレイのリアルすぎる音真似など、次々と入ってくる沖縄ネタに笑いが響きます。



続いて、巧みな方言を使いながら登場したのはありんくりんの2人。自己紹介では、クリスのハーフネタに始り、貫禄たっぷりの比嘉が「ぴちぴちの24歳です」と年齢を公表するとあまりの驚きで会場がどよめきます。「お年玉を貰う時の気まずさ」を再現した漫才では、またしても巧みな方言を使いながら繰り広げる沖縄のお正月に会場も爆笑の渦に包まれます。

再びキンニクキンギョの2人が登場し、ラブワゴンで世界を巡るあの名番組を舞台にしたコントを披露。「我那覇」と書かれたパネルを片手に登場した富田が、三線を奏でながら愛の告白をする姿に笑いが響きます。
続いて、「沖縄式裁判」として、被告人がサーターアンダギー、容疑者が川畑というなんとも奇妙な設定の裁判を舞台にしたコントを披露しました。

続いて、今回の単独ライブにゲストとして登場してくれる芸人を探す様子を撮った映像を上映。様々な芸人に交渉するもことごとく断られてしまいます。「ゲストは見つからないのか？」というテロップが流れ、映像が終了すると舞台にスペシャルゲストとしてスリムクラブが登場。会場からは驚きの声と拍手が響きます。
早速「同窓会」や「一方的な人」として披露した漫才では、独特の世界感で繰り広げる笑いで会場を沸かします。ネタ終了後は、どんなに叩かれても絶対に怒らないという内間の温厚な性格のエピソードや、具志堅用高さんとの爆笑エピソードを話します。



再び登場したキンニクキンギョは、携帯ゲームアプリを開発したという設定で漫才を披露し、沖縄ネタ満載の登場キャラクターに笑いが響きます。

続いて3組揃って登場したコーナー「富田の沖縄ゲームランド」がスタート。沖縄ならではのイベントが書かれたお題をジェスチャーで伝えていき、沖縄に馴染みのない川畑を挟んだ最後の人が答えるという「沖縄ジェスチャー伝言ゲーム」です。間違えると川畑と回答者は泡盛ショットグラスの一気飲みが待っています。
最初のお題は「かぎやで風」。一番目の真栄田からクリス、比嘉までは難なく伝わった様子ですが、3番目の川畑で怪しい雰囲気になり、会場からも「あ～」と残念そうな声が上がります。回答者の内間は困惑した様子で「結婚式の二次会？」と自信のない様子で回答。「残念。かぎやで風です。一次会でした」とツッコみながら答えを明かす司会の富田に会場からも笑い声が。グラスが1つしか無かった為、1回戦は内間が体を張りますが「お先に」となにやら嬉しそうな様子に一同から総ツッコミが入ります。

続いてのお題は「沖縄の成人式」。荒れた様子を再現した真栄田を見たクリスは「え～」と困惑した様子でそのまま3番目の比嘉へ。川畑に伝わった頃には全く別のジェスチャーになってしまい内間は「ミーバイ」と見事ミス回答。お題が明かされると「ゴリラかと思った」と話すクリス。内間と川畑は罰ゲームとして一気に泡盛を飲み干し、苦しそうな表情を浮かべる川畑に笑いが漏れます。

最後のお題は「たんかーゆーえー」。トップバッターの真栄田はお題の意味をはっきり分かっていない様子でそのままジェスチャーが始まっていきます。「なにこれ」と全員がわかっていない様子のまま最後の内間まで伝えられ「学生運動」と回答。お題を明かすと真栄田は「あ～。啖呵を言えって事だと思った」と思わぬ勘違いを明かします。

続いてのゲームは「間違い探しｉｎ沖縄花月」。メンバーが目隠しをしている間に、富田が仕掛けた会場内の8つの間違い当てるというもの。早速メンバーが退室するとお客さんにも協力してもらい大急ぎで間違いを設置していく富田。戻ってきたメンバーは客席に繰り出しながら次々と間違いを見つけていきます。

最後までなかなか見つからなかった「会場に来ていた川畑のお母さんが川畑のTシャツを着ている」という間違いも見事川畑が見つけ、時間内にすべての間違い探しに成功。景品として、コントで使われたサーターアンダギーとパイナップルが贈られました。
エンディングでは「こんなにたくさんの人に集まってもらえて本当に嬉しい。幸せです。売れて恩返ししていきたいと思います」という川畑の感謝の言葉に拍手が上がります。

最後は前回の単独ライブ同様にみんなで「三線の花」を合唱することに。真栄田の提案で会場に来ていた富田のお父さんも急遽舞台へ上がることになります。どさんこ室田がギター演奏で登場し、富田が奏でる三線の音色に合わせて会場のお客さんも一緒になってみんなで合唱し、和やかな空気で幕を下ろしました。