次々話題が飛び交う!ウーマンラッシュアワーが1時間の長尺ネタを披露
10月16日(日)、よしもと沖縄花月で「ウーマンラッシュアワーのフリートークラッシュアワー※当日までに間に合えば新ネタの漫才します」が開催されました。
満員のお客さまで会場が熱気につつまれるなか、村本大輔、中川パラダイスのふたりがステージに登場。歓声と大きな拍手で迎えられ、この日のフリートークライブがスタートしました。
今回は冒頭から、村本が早口でまくし立てる異色の展開に。先ごろ、ニューヨークに拠点を移すと発表したピース・綾部祐二へのエールに始まり、次々と話題を変えながらライブが進行していきます。
お酒が苦手だという村本。居酒屋で感じるという少数派の苦悩を明かす場面では、屈折しつつも独自の言い分を披露する村本と、やんわりツッコミを入れるパラダイスのコントラストに、会場からどっと笑いが起こります。
"高校デビュー"や"四つ葉のクローバー"についての村本なりの解釈、グルメサイトのレビュー、村本の出身地・福井県の長所など、幅広い話題がポンポン行き交うなか、パラダイスから最後に飛び出したのが漫才の締めゼリフ「もう無理!」。冒頭からのトーク自体が漫才になっているという、およそ1時間に及ぶ新ネタ披露が終了し、会場から拍手が沸き起こりました。
アフタートークでは、1時間という長尺になったことを知らされ、村本が思わず「うそっ!」と漏らすひと幕も。練習では20分ぐらいだったというネタに、この日ステージ上でどんどんアドリブを加えていったという裏話が明かされました。
ネタ作り担当の村本からは、事前に用意したネタすべてを披露せず、舞台上で急きょ減らしたりすることで、予定調和がなくなり漫才にリアリティがでる、という話も。それについていくパラダイスからは「確かに、急な展開だからドキドキしたり、悲しい気持ちになったりするね」との感想があがりますが、「悲しい気持ち? 悲しい気持ちになるんや。悲しい気持ちを出せる余裕があるんや」。パラダイスの言葉のチョイスに、村本からすぐさまツッコミが入ります。
また、ネタの練習時には、村本のあるセリフにパラダイスが腹を抱えて笑うことがあったそう。その理由について「ボケが面白いというより、村本の発想がヤバい。人間性が出てて、人としてヤバいなと思った」と語ると、パラダイスの正直すぎる答えにお客さまから大きな笑いが漏れました。
そのほか、村本の"炎上対策"エピソードで爆笑が起こったり、女性の欠点が見えてしまうと気持ちが覚めるという村本をパラダイスが現実に引き戻したりなど、ライブならではのトークが続くも時間はあっという間にエンディングへ。ラストはパラダイスが小ネタを次々披露。エンディングまで会場を盛り上げつつ、この日のライブが幕を閉じました。