大阪イチなら日本イチ!? どこよりも騒げる「ナニワハロウィンパーティー2016」開催!!
2015年、大阪市中央公会堂で初開催した『ナニワハロウィンパーティー2015』。今年は会場拡大し、大阪・グランキューブ大阪 メインホールで開催しました。
日本全国どこにもない、大阪ならではのハロウィンイベントとして、人気アーティストライブ、特別新喜劇、ハロウィンコンテスト、人気DJによるダンスエリアまでの幅広いハロウィンナイトを楽しめるこのイベント。今年の会場は、大阪・中之島にある「グランキューブ大阪」の5、6Fの2フロアでの開催となりました。6FメインホールのメインMCは、NON STYLEが担い、アーティストライブは、若い女性に圧倒的な支持を得て、音楽番組で人気の三戸なつめさん、に、ニコニコ動画発の男性ユニットROOT FIVE、人気タレント、シンガーソングライターとして活躍する近藤夏子さん、「メガシャキ」のCMタイアップと勢いにのる超攻撃的&ド派手な最強エンタメガールズバンド・Gacharic Spinが出演。DJ KAORIさんを筆頭に豪華DJもフロアを沸かせました。
6Fのメインホールより、ひと足早くスタートしたのが5Fの『ホワイエ』です。アメコミのヒーローやドラッグクイーンが迎えるエントランスでは、オープンすぐから続々と観客が流れ込んで来ます。個性的な仮装をまとったパーティーピーポーたちも多く、会場はアッパーなパーティーのムード一色に。ウェルカムDJは、前日の「NANIWAdelic」にも登場したDJねこさん。邦楽アーティストのトラックをメインに、オープニングからノリのいいプレイを聞かせます。そこからDJ Niziki&Ayano、DJ Yuichi&RYU-Toとリレーされたあとは「よしもと若手お笑いパーティー ミイラstage」がスタート。
まず登場したのは、男女コンビ・いなかのくるま。パーティーらしくオシャレについてのネタなどで盛り上げます。2番手は電氣ブラン。手拍子や掛け声で派手に登場したかと思うと、お葬式のネタを始めるというギャップで笑いを誘います。普段どおり、パーティーにまったく似つかわしくない独特のテンポのネタを見せたのが大自然。2人の世界観に観客を引きずり込んでいきます。
対照的に「ハッピーハロウィーン!」と叫びながらやってきたツートライブ。広島と京都、それぞれの出身地の言葉や文化の違いをネタにします。こちらもハロウィンらしいコスチュームで現れたのがマルセイユの2人。歌を使ったネタで盛り上げてくれました。
ここからは再びDJタイム。やってきたのは、DJ レイザーラモンRG。「あるあるを15分歌います」といきなり切り出すと、会場からは歓声が。観客に「誰のファン?」と聞いていき、そのあるあるを歌っていくことになりますが、使うトラックは懐かしのJ-POPや洋楽。ある程度以上の年齢の人ならみな口ずさめる大ヒットチューンの数々にのせて、あるあるを連発していきます。「村本(ウーマンラッシュアワー)あるある」、「西澤(ダイアン)あるある」「津田(ダイアン)あるある」と続けたあと、「もっとマイナーなやつ、来い!」とアオるRG。観客が出したお題は「木崎(祇園)あるある」。のせるメロディは名曲「We are the world」です。しかし、調子よく歌っていたかと思うと「今(あるあるを)探してる」とスマホ片手に白状するRGに会場は爆笑。なんとかまとめたRGに拍手が起こりました。最後は「ミキの昴生」というお題に「え!?」と一瞬とまどったあと、「誰か俺に教えてくれ!」と絶叫しますが、誰からも教えてもらえず。アップテンポの「バンビーノ」が流れるなか、モノマネも入れつつ歌い続けるRG。これもどうにかうまくまとめ、大きな拍手を浴びつつ、ステージを後にしました。
RGからバトンを受けたDJ寿定、パンダのコスチュームで登場したDJ TOHRUの2人は、安定感抜群のプレイを披露。会場に集まったオーディエンスたちを盛り上げていきます。「調子はどうですか〜!」と現れたのはよしもと芸人DJのリーダー格、DJ KELLY。プレイを始めると、いつの間にか会場はオーバーフローしそうな盛り上がりに。アオリを入れるDJ KELLYにオーディエンスもレスポンス。ジャンプ、シャウト、ハンドクラップ、なんでもありのプレイが続いていきます。今、まさに旬のワードなども入れつつ、ラストまでスピードを落とすことなく、会場をヒートアップさせました。
続いては、再び「よしもと若手お笑いパーティー」。今回は「ゾンビstage」ということで、期待の若手たちが盛り上げます。まず、DJ KELLYのプレイの熱気が残るなか登場したのはR-1ファイナリスト、ゆりやんレトリィバァ。パープルのウィッグに体にぴったりフィットした衣装。音楽に乗せて繰り出すネタに、超満員の会場は爆笑です。
2番手は人気、実力とも急上昇中のミキ。いきなり「落ち着いていきや〜!」とゆりやんのネタをパクり、笑いをとります。ハロウィンらしい衣装で登場した2人が客からのコールにキレ気味に応える様子に、さらに爆笑が。続いてはコマンダンテ。自己紹介ネタから歌ネタへと続け、会場を盛り上げました。会場にあるブースで髪をカラーしてきたのはトットの2人。ボイパを絡めたノリのいいネタはパーティーの雰囲気にぴったり。会場からも歓声が上がっていました。ラストはラニーノーズが登場。オリジナリティあふれるラップバトルで、ライブさながらに会場をヒートアップさせました。
ここからまたまたDJタイムが続きます。キュートな笑顔と抜群の選曲が光ったDJ NANA、MCとのコラボで会場全体を巻き込んで盛り上げてくれたDJ BZMRのあと、トリとして登場したのが、DJ KENZI。ラストに向かって、プレイがスタート。観客もジャンプやダンスで応えます。そして「最後はこの人にシメていただきましょう、兄さんお願いします!」のコールで現れたのが、矢野パイセン。なぜか「タイガー&ドラゴン」を思い入れたっぷりに歌いきり、ステージは幕を降ろしました。
5Fのオープニングからおよそ30分後、6Fメインホールのイベントがスタートします。オープニングで「盛り上がっていきましょう!」と会場を温めるNON STYLE。早くもネタのかぼちゃStageに突入。和牛の漫才、ゆりやんレトリィバァのコント、モンスターエンジンの漫才で幕を開けました。
そして「BLOC★BETTY by MagieAngeハロウィンステージ」では、キッズモデルたちと一緒に芸人もランウェイを歩きました。桜 稲垣早希はおなじみアスカのコスプレで。続いてミキ、ゆりやんレトリィバァ、和牛も登場し、ハロウィンらしいコスチュームを決めていました。ランウェイを歩いてご満悦のゆりやん、「明日からはもう芸人をやめてモデルで...」とすっかりその気になっていました。
三戸なつめさん、ROOT FIVEのライブでも盛り上がりました。三戸さんはちびまる子ちゃんのコスプレで、ROOT FIVEはメイプル調合金のカズレーザーさんのコスプレでしたが、みーちゃんさんは『コブラ』のコスチュームでした。
ウェディングドレスのファッションショー「ベルコ・ハロウィンステージ」では、板野友美さんがプロデュースされたウェンディングドレス姿の近藤夏子さんに視線が注がれました。「(ウェディングドレスを)着るとテンション上がりますね!」ととびっきりの笑顔の近藤さん。会場からも「カワイイ~!」の声があちこちから上がっていました。
続いて『ハロウィン版 吉本新喜劇』の上演です。公園のうどん屋台を軸に、うどん屋の店主やその客、チンピラたちによる新喜劇は、座員たちは仮装で登場。うどん屋の客である清水啓之は「ケガ人」、諸見里大介は「進撃の巨人」。そして清水の友達で三姉妹という役を演じた小寺真理、今井成美、酒井藍。小寺、今井の「小悪魔」には一同納得。全身黒タイツの藍も「小悪魔」を主張するも、ほぼ悪魔でした。ですが、そのかわいらしい姿にほっこり。そんな藍は時折毒づき、ギャップでさらに笑い呼んでいました。また、「ポット」といじられる帯谷孝史に、乳首ネタでいじられる今別府直之はチンピラ役で登場。コスプレをしなくとも十分の存在感を発揮していました。そして座長の川畑です。川畑には最後にコスプレをしてもらうということになったのですが、それが「吉本新喜劇のうどん屋が着るはっぴ」。そのまんまだと憤慨する川畑のツッコミがグランキューブ大阪 メインホールにとどろきました。公演を終えた川畑に、井上が感想を尋ねると「グランキューブ大阪には初めて来ました。ハロウィンパーティーと聞いてライブハウスでやるのかなと思っていたのですが、こんなに大きなホールとは...」と会場を見上げる川畑。大きなステージでの吉本新喜劇にまた一味異なる感触を得ていたようでした。お次はガールズバンド・Gacharic Spinのステージです。彼女たちの迫力あるライブは、スタンディングで楽しむお客様が続出! 色とりどりのサイリウムにステージにあわせた振り付けで最高潮の盛り上がりを見せました。
『ナニワハロウィンパーティー2016』の目玉企画でもある「ハロウィン仮装コンテスト」が今年も行われました。事前に募集した中から選ばれし10組がステージへ。MCはNON STYLE、審査員に桜 稲垣早希、NON STYLEともう一組が登場したのですが...。まずは順番にコスプレのテーマを聞いてみました。1組目は「さかなクン」。2組目は「ワニとにわとり」。3組目は「ゴスロリ」。4組目は親子で登場、お子様は「妖精」、お母さんが「宇宙人」。5組目は「ナース」。6組目は『千と千尋の神隠し』。7組目はテレビ番組『月曜から夜ふかし』。8組目は「くいだおれ太郎」。9組目は「アイスクリーム」。そして10組目は「貞子」...思いきや、長い髪の毛を取ってみるとトレンディエンジェルが! 予想外の登場に会場は大歓声! トレンディエンジェルには特別審査員になってもらい、コンテストに参加してもらいました。
それぞれのテーマを一通り聞き、早速審査へ。まずは審査員特別賞の「おばけ賞」をNON STYLE・石田が決定。石田が選んだのは5組目の「ナース」でした。「実際にナースというお二人が、こんな仮装をしているのが面白かった」と石田。ナースのお二人には、NON STYLEグッズも入った吉本グッズ詰め合わせが贈られました。続いては稲垣が選ぶ審査員特別賞「かぼちゃ賞」。稲垣が選んだのは7組目の『月曜から夜ふかし』コスプレをされた男性でした。「正々堂々と顔を出しているのがよかった」と稲垣。男性には「うまい棒」1年分とクルージングペアギフト券が贈られました。最後はトレンディエンジェルが選ぶグランプリです。グランプリに輝いた方には、全国有名温泉から選べる1泊2食付ペア宿泊券と5万円分のドン・キホーテギフト券が贈られます! そしてグランプリは8組目の「くいだおれ太郎」の仮装をされた親子に決定しました。風船で作られた衣裳に「意気込みを感じた」と斎藤さん。グランプリに輝き「宿泊券はお父さんとお母さんにあげます」と娘さんが嬉しそうに話していました。副賞のドン・キホーテギフト券はドン・キホーテ大阪支社長からじきじきに授与され、「皆さんすごいですね! 圧倒されました」と支社長。コスプレのレベルの高さに感心されている様子でした。
ライブを展開するドラキュラstage、最後を飾ってくださったのは近藤夏子さん。近藤さんはどこかで見たことのあるコスプレです。よく目を凝らしてみるとすち子でした! 「今日は夏子ではなく、"なち子"と呼んでください」と近藤さん。すち子の姿でDREAMS COME TRUE『LOVE LOVE LOVE』を歌唱したのち、飴ちゃんまきも。そしてオリジナル曲『エビデイ婚活』も披露。弾けるようなステージで魅了しました。ライブ終了後にNON SYTLEとトークコーナーもありました。芸人が大好きという近藤さん、昨年からハロウィンに芸人コスプレを始めたそう。2015年はとにかく明るい安村、今年がすち子だそうです。と、その時、聴いたことのある声が...なんと本家本元、すち子が乱入してきました。「なかなかのクオリティやないの」と褒めるすち子ですが、「飴のまき方なってない」とチクリ。「素人は塊で投げるのよ。こうしてふわっと散らすの」と実演するすち子。言うとおり、すち子がまくと飴がふんわりとした放物線を描いて、四方に飛んでいきます。その上手さに、会場からも「おお~」という声が上がっていました。そして近藤さんのライブにも負けない!と言い張るすち子は、相方の真也を舞台に呼び寄せました。ギターを持って現れた松浦真也、超絶ギターテクニックですち子と掛け合い、笑いを誘いました。
この日最後のネタコーナー「おばけstage」では、学天即が漫才を、兵動大樹が漫談を、ダイアン、トレンディエンジェルも漫才で沸かせました。コンビで会場に来ていた矢野・兵動ですが、矢野が5FでDJブースに出ていたため、急遽兵動がピンでの漫才になったのでした。
『ナニワハロウィンパーティー2016』のトリを飾ったのは、DJ。DJ KAORIさんがダンサーの皆さんとともに圧倒的なプレイで盛り上げ、そのバトンを受け取ったDJ KELLY(ギャロップ・毛利)も終演ギリギリまでDJプレイで魅了。「みんなでブチ上がろうぜ~!!」と会場を煽り、アゲアゲのダンスタイムを作り上げました。そして「この後、街に繰り出す人は事故とかないように、ハロウィンを楽しんでください!」と言葉を添えて、『ナニワハロウィンパーティー2016』を締めくくりました。
【DJ KELLY(ギャロップ毛利) 】【DJ KENJI(モンスターエンジン大林) 】【レイザーラモンRG 】【川畑泰史】【帯谷孝史】【清水啓之】【小寺真理】【今井成美】【すっちー】【諸見里大介】【酒井藍】【今別府直之】【NON STYLE 】【矢野・兵動】【すち子&真也】【モンスターエンジン】【トレンディエンジェル】【ダイアン】【学天即】【和牛】【ラニーノーズ】【ゆりやんレトリィバァ】【桜 稲垣早希】【DJねこさん(ミライスカートれいにゃん)】【いなかのくるま】【大自然】【マルセイユ】【電氣ブラン】【ツートライブ】【ミキ】【トット】【コマンダンテ】