若井おさむ、演出家の「ガンダムネタ、入れる余地はある」との発言に驚嘆!! 舞台『こと~築地寿司物語』制作発表会
11月1日(火)、東京・築地玉寿司 築地晴海通り店にて、舞台『こと~築地寿司物語』の制作発表会が行われ、若井おさむが出席しました。
本舞台は、昨年90年目を迎えた築地玉寿司において日本初の女寿司店の店主として自らが板場に立って店を切り盛りした、中倉ことの奮闘を描いたもの。愛する夫を亡くし、板前は戦地に獲られて、爆撃されて店さえも容赦なく燃やされながらも、明るく生きた女性の姿を生き生きと描きます。なお、若井は玉寿司の若き板前・小野田茂を演じます。
脚本は『ナースのお仕事』『ごくせん』『1リットルの涙』など大ヒットドラマを数々世に送り出した江頭美智留さん、演出は新進気鋭の中野敦之さんが担当。本日の発表会には、主人公・中倉ことを演じる鳳恵弥さん、寿司職人・矢沢源太を演じるIKKANさん、宮内食鳥店の女将・宮内ハルを演じる牧野美千子さん、玉寿司ライバル店の二代目オーナー・遠藤清を演じる黒田勇樹さん、魚屋・佐々木耕介を演じる真京孝行さん、玉寿司初代・中倉栄蔵を演じる緑川陸さん、中倉孝二朗の子供時代を演じるまーみさん、原案者である築地玉寿司の中野里陽平代表取締役、関口忠相プロデューサー、脚本家の江頭美智留さん、演出家の中野敦之さん、漫画家の山田貴敏さんも出席しました。
鳳さんは「磨き上げた作品を、皆様にお届けしたい」と意気込みを、IKKANさんは「どうせなら恵弥ちゃんの役を演じたかったくらい。この世界観に入るのが楽しみです」と笑顔で、黒田さんは「お寿司のガリのように、ピリリとした刺激ある役にしたい」と語りました。
緊張した面持ちで立ち上がった若井は、「歴史のある物語に出させてもらうのを光栄に思っています。みなさんのお力をお借りしながら、なんとかがんばりたいと思います」と挨拶。「若い板前とありますが、本番を迎える頃には44歳。本番はちゃんと演じられるように、白髪も染めてやりきりたいと思います」と気合いを入れます。
ここで「僕はガンダムが好きなのですが」と切り出すと、制作陣から「おぉ! ここで入れてくるのか」と驚きの声が。動じず、「マグロを観ると、『(アムロの声マネをしながら)これは赤のモビルスーツ......シャアじゃないのか!』と言いたいのをグッと我慢して、一生懸命やりたいです」と言い切ると、笑いが起こります。
舞台の時代設定が東京大空襲から昭和40年頃までということで、報道陣から「ガンダムのネタを入れ込むのは難しいのでは?」との声が挙がるも、中野さんは「入る余地はありますよ」と返答。「どういう角度でも入れ込めるんだとわかったので」と微笑むと、驚く若井は「世界観を壊さないように入れられたら」と静かにアピールしました。
発表会後、本舞台上演を記念した築地玉寿司の特別メニュー「栄蔵寿司」「ことにぎり」のうち、「栄蔵寿司」を全員で試食。先ほど"赤のモビルスーツ"に喩えたマグロの握りを食べた若井は、「おいしいです!」と満面の笑みを見せました。
【若井おさむ】
舞台『こと〜築地寿司物語』
日時:2017年2月23日(木)〜26日(日)
場所:築地本願寺 ブディストホール
脚本:江頭美智留
演出:中野敦之
ポスタービジュアル:山田貴敏
プロデューサー:関口忠相
原案・監修:中野里陽平(築地玉寿司 4代目 代表取締役)
出演者: 鳳恵弥、IKKAN、牧野美千子、若井おさむ、黒田勇樹、真京孝行、緑川陸、まーみほか
公式サイト: http://siebold.co.jp/koto/
※11月中に、「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングをスタート
※チケットのお取り扱いは決まり次第、公式サイトにて発表されます