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2016年11月 1日 (火)

藤井隆が本格ミュージカルの舞台に出演! ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』製作発表記者会見

111日(火)、東京・椿山荘にてミュージカル『ビッグ・フィッシュ』製作発表記者会見が開催され、出演者である川平慈英さん、浦井健治さん、霧矢大夢さん、赤根那奈さん、藤井隆、鈴木福さん、ROLLYさん、演出の白井晃氏が登壇しました。
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2003年に世界中で大ヒットしたティム・バートン監督の映画『ビッグ・フィッシュ』が2013年にブロードウェイの舞台でミュージカルとして甦り、物語の魅力はそのままに、全編にわたって美しい歌や楽しいダンスで彩られ、大きな感動を巻き起こしました。

自らの体験談を大げさに語り、聞く人を魅了する父エドワードと、いつしかその話を素直に聞けなくなってしまった息子ウィルを取り巻く人間模様が描かれた、暖かくて美しい愛の物語ーー。そんな本作がこの度日本初上陸を果たすことになり、演出を『ロンドン版 ショーシャンクの空に』『アダムス・ファミリー』など、確かな演出力で多くの話題作を生み出した白井晃氏が手がけます。

「舞台版ではより父と息子の物語が強調されていて、音楽も素晴らしいので、みなさんに思いっきり歌っていただきたいなと思います」と話す白井氏。
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「最初にオファーが来たときはドッキリかと思った(笑)」という川平さん。「ふだん『むむ』とか『クゥ!』とか言ってる人間が、東宝? 日生劇場? こんな大きな組織(笑)で主演なんて大丈夫かな......と二の足を踏んでいたんですが、作品が本当に素晴らしくて、『この大きな魚を逃してはいけない、むむ!』と思いました」と、タイトルに絡めて熱く意気込みを語ります。
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川平さん演じるエドワードの息子・ウィル役の浦井さんは「ティム・バートン作品の中で『ビッグ・フィッシュ』がいちばん好きなので、やらせていただけて光栄です」と笑顔。「僕の子ども時代を(鈴木)福くんが演じてくれるんですけど、何か共通点がないかと思ったら僕も福くんもけん玉をやっていて。さっき楽屋で何かできればいいねって2人で話してました。......あ、けん玉のシーンはないんですけど(笑)」と話し、笑いを誘っていました。
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エドワードの妻・サンドラ役の霧矢さんとウィルの妻・ジョセフィーン役の赤根さんは、同じ宝塚の月組出身で、宝塚時代には相手役を務めたこともある親しい間柄なんだそう。霧矢さんは「まさか嫁姑の役で再会するとは思いませんでした。いじめます(笑)」と茶目っ気たっぷりに語ります。
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エドワードの幼なじみ、ドン・プライス役を演じる藤井は「私は吉本興業に所属しているのですが、この舞台を機に東宝芸能に所属したいと思ってます」と話し、笑わせたあと「いろいろとご迷惑をおかけしてしまうと思うんですけど、本番ではちゃんとしますのでよろしくお願いします!」と深々とお辞儀していました。
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ティム・バートンの大ファンだと話すROLLYさん。数年前にティム・バートンのプライベート・パーティに潜入したことがあると明かし、「『ビッグ・フィッシュ』が大好きです!」と監督に直接伝えたというエピソードを披露したあと、「この舞台が大成功し、私のプロフィールに"『ビッグ・フィッシュ』日本版参加"が刻まれたことを誇りに思えるよう精進を重ねます」と意気込みます。ちなみにこの日のメイクはKISSのジーン・シモンズ風の富士額を描いたところが新しいチャレンジなんだそう。
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自らの体験談を大げさに語る主人公・エドワードにちなみ、「大げさな話をしたことは?」と聞かれると、藤井は「3歳の時に右腕を複雑骨折して手術したんですけど、その時に血液型がO型だって言われたんです。でも、16歳の時に献血に行ったら『A型ですね』って言われまして......。それまでおおらかに生きてきたのに、急に神経質?って思って戸惑いました」と不思議なエピソードを披露。自分ではどちら(の性格)だと思うか聞かれると、「おおらかな方でいきたいと思います」と希望を語りつつ「でも実際はA型だって言われてるので......お稽古では気をつけます(笑)」と話します。
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一方ROLLYさんは、「54年前に実際にあった話なんですけど......」と前置きし、自分が54年前に父親が食べたレバニラ炒めのレバーであったと大げさと言えるかどうかもよくわからない微妙なホラ話(?)を披露し、爆笑を誘います。さらに、「今朝も来る途中に渋滞に巻き込まれて、運転中にお腹が痛くなりまして......。着いてから急いでトイレをお借りしたら、オシッコが止まらなくて......。おかしいと思ったら夢でした」とまさかの2連発で大げさな話(?)をしていました。
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イベント終了後の囲み取材では、白井氏がキャスティングを考える際に「こんな大変なこと、誰がやれるんだ......」と自問自答しているうちに「そうだ、川平さんがいた!」と閃いたと明かし、川平さんも「自分になかったような新しい引き出しを引き出せたらなと思って、自分でも自分に期待しています」と、改めて意気込みを語ります。
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鈴木さんについて「彼は石原裕次郎みたいな貫禄があるから『ボス』って呼ぼうかな」と話すROLLYさんに、鈴木さんが「やめてください(笑)」とはにかむ一幕も。
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藤井も「白井さんから直接お話をいただいて、『ぜひ!』とお返事したんですけど、後から日生劇場での公演と聞いて驚いて。大丈夫かなと思ったんですけど、今日キャストのみなさんが暖かく迎えてくださったので楽しみになりました」と安心したように笑顔で話していました。
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座長としての挨拶を求められた川平さんは、「毎ステージ、絶対負けられない戦いを繰り広げたい」「日生劇場という、僕にとっての聖地で素晴らしいゴールを決めて、大勝利を収められたら」とサッカーを連想させるコメントを連発。最後に「みなさん、日生劇場に来ていいんです!」と結び、会見を締めくくりました。
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ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』は、2017年2月7日から28日まで東京・日生劇場にて上演。チケットは11月26日より発売されます。
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【藤井隆】

ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』

日程:2017年2月7日(火)~28日(火)
会場:日生劇場
料金:S席 13000円 A席 8000円 B席4000円
チケット:11月26日(土)より一般発売開始
問い合わせ:帝国劇場日生公演係 03-3213-7221(10:00〜18:00)

脚本:ジョン・オーガスト
音楽・詞:アンドリュー・リッパ
演出:白井晃
出演:川平慈英、浦井健治、霧矢大夢、赤根那奈、藤井隆、鈴木福、ROLLYほか