Runny Noizeもサプライス出演!コントと音楽が満載の単独イベント「ラニーノーズの爆発ライブ」
11月27日(日)、よしもと漫才劇場にて、「ラニーノーズの爆発ライブ」が開催されました。『歌ネタ王決定戦2016』で一躍知名度を上げた注目コンビが送る、二度目の単独イベントは、立ち見も出る大入り満員。客席は熱気に包まれ、開演を今か今かと待っています。
冒頭、出囃子に乗って登場したふたり。まずは漫才からスタートです。
「べっぴんさん、べっぴんさん...」とおなじみのフレーズで笑わせる...と思いきや、突然、洲崎が袖にはけ、背後の幕が引かれると、そこにはRunny Noizeが。そう、洲崎と山田、ベースのテツヤ、ドラムの児玉からなるポップパンクバンドがサプライズで登場です。突然始まったライブに観客の皆さんは大興奮で、あちこちから歓声が上がっていました。曲の最後は「ラニーノーズの爆発ライブ、スタートです!」「もうええわ!」で〆!
ふたりの懐かし写真などもちりばめたオープニングVTRに続いて、まずは1本目のコントから。地下アイドル「スー」こと洲崎が、たったひとりの観客を前に一生懸命歌っています。白髪頭の初老男性というアイドルのライブに似つかわしくないその男(山田)の正体とは...? スーと男のやりとりに、何度も爆笑が起こります。
ブリッジVTRでは、ラニーノーズが手がける「劇団ラニー」のホラーコメディ新作を。トイレに駆け込んだ洲崎の耳に、どこからともなく聞こえる声...よく知られる都市伝説「赤い紙 青い紙」を、ラニー流にアレンジしたミニドラマで、ゾクりとする笑いを届けました。
2本目のコントは、山登りを楽しむ二人連れがやまびこに挑戦。躊躇する初心者・洲崎を尻目に、上級者・山田が繰り出すのは「やまびこラップ」!? 洲崎が困惑するほどに、客席は爆笑の渦に!
ブリッジVTR、続いては前回ドッキリ企画にすっかりだまされてしまった洲崎が、こんどはだます側となり、サンディエゴ・大村ジーニアスに「心霊ドッキリ」を仕掛けます。綿密な打ち合わせを重ね、「ピュアな大村ジーニアスは絶対だまされる」と自信たっぷりの洲崎。しかし、本当は山田と大村がタッグを組み、洲崎に新たなドッキリを仕掛けていることが明らかに! その様子は次のVTRへと「つづく...」。
3本目は、コインランドリーで偶然出会った男女と、殺人事件、謎のウィルスの恐怖が織りなすホラー仕立てのコントを。緊張と緩和で笑わせつつ、オチで舞台が闇に包まれていくと、客席からはかすかな悲鳴も...。
ブリッジVTRでは、先ほどのドッキリ企画がいよいよ始動! 「いわくつき」と称したマンションで、すっかりだまされた"フリをした"大村。ところがその後、新たな怪奇現象が次々と起こり、結局、悲鳴を上げたのは洲崎となりました。このときの様子を取り入れた「劇団ラニー」のドラマが、最後のVTRになるようです。
ピン芸人と、彼を見守る笑いの神様の姿を描く4本目。賞レースの大事な舞台でミスをしてしまった芸人・洲崎のもとに、スーツ姿の神様が現れ、時間を戻してくれることに。ところが披露されたネタは思わぬ内容で...?
ブリッジVTRの締めくくりは、前述の洲崎ドッキリ企画映像を盛り込んだショートドラマ。大村が住むいわくつきのマンションで起こる、さまざまな怪奇現象を描くストーリーに、洲崎の"素"もかいま見える爆笑シーンが次々と登場。観客を大喜びさせました。
ラストのコントは、Runny Noizeの4人で演じるバンドの裏側もの!? 解散の危機に面しているらしいバンドは、洲崎 VS. 3人の図式で何やら言い争い。3人が解散を申し出た理由「方向性の違い」が、続くライブシーンで明らかに! この日、披露したコントからのキャラクターも再登場して送る白熱(?)のライブが、大きな笑いを巻き起こしました。
5本のコントが終わった後は、再びRunny Noizeからテツヤと児玉を呼び込み、4人でのエンディングトーク。バンドで毎月、出演中の「NANIWA delic-ナニワデリック」の告知なども行い、客席の興奮冷めやらぬなか、この日のイベントは終了しました。
【ラニーノーズ】