大阪でヒントン・バトルダンスアカデミーのワークショップが開催!
2017年4月のヒントン・バトル ダンスアカデミー開校に先駆け、HBDAのレッスンを体験できるワークショップが全国6都市で開催されます。大阪では12月18日に行われ、44人が参加しました。
ワークショップでは、ヒントン・バトルさんと、ヒントンさんが選出したニューヨークで活躍するバレエダンサーのプレストン・ダッガー三世さん、HIPHOPダンサーのケビン・グラスフォードさんも来場。アシスタントの日本人、ハヅキさんとカズキさんも加わり、熱心に指導されました。
ワークショップで提供するダンスは、HBDAオーディションのダンスジャンルでもあるバレエとHIPHOP。それぞれ90分、体験しました。
大阪の参加者を前にして「ダンスの用意はいいかい!?」と気合を入れるヒントンさん。全員で「イエー!」との掛け声で応えます。そして「今日はバレエとHIPHOPの2種類を用意しました。各ジャンル、初心者とかは関係ありません。ダンサーとしてキャリアを積むには、すべてできた方がいいのです」とヒントンさんは、15歳でデビューして以降、現在まで第一線で走り続けているその理由を明かしました。
また、ダンスアカデミーについての説明も。大阪は2017年1月22日(日)にオーディションを行います。オーディションに受かった方は2017年4月から3年間、東京で開校するHBDAに無料で受講できるのです。まさにエンターテイメント界での成功の秘訣でもある"ヒントン・メソッド"をたっぷりと学べるチャンス。ワークショップ参加者の目の輝きがどんどん増していくのがわかりました。
そしてワークショップがスタート、2つのチームに分かれ、2つのスタジオでバレエとHIPHOPを習いました。バレエでは講師ダンサーのプレストンさんが基本の動きをみっちりと教えていきます。時には手取り足取りで、腕や足を正しい位置に導くプレストンさん。また、腹部の力の入れ方やバランスの取り方のほか、「かかとの下にはコーヒーカップを置いているような感じで」など分かりやすいたとえを用いての細やかな指導がありました。
「どの角度から写真を撮られてもいいように」「自分の腕が額縁と思って、その中に自分の顔があるイメージで」など、舞台上で美しく見えるコツも伝授。基本メソッドを終えた参加者は、楽曲に合わせての振付を段階に分けて習い、最終的に1曲の振付をマスターしました。ヒントンさんもスタジオを行き来し、アドバイスを。時には一人の参加者に腰の位置などを直接、指導する時間もありました。
HIPHOPでは、さっそく振付を覚えるところから始まりました。バレエとは異なり、スピード感のある振付やダンスがあらゆる場面に出てきます。ケビンさんは「ハイスピードな動きですが、正確にシャープにやることを心掛けて!」と何度も繰り返します。「自分が今、何をしているのか考えながらやること」と、しっかりと見せるコツを繰り返して伝えていました。HIPHOPも段階に分けて振付を覚え、最後は1曲分のHIPHOPダンスに仕上げました
ワークショップを終え、「今日は楽しかったですか!?」と大きな声で問いかけるヒントンさん。そして「4月のHBDA開校に向けてオーディションを行い、大阪は1月22日(日)にまた戻ってきます。この学校に来てくれたなら、強いところはさらに強く、弱いところはしっかり強くなるようにお教えします。HBDAではキャリアを積み重ねられるダンサーを育てたいと思っています。今日は貴重な時間をありがとうございました。ぜひ、オーディションで会いましょう!」と呼びかけました。最後はみんなで集合写真を撮影。参加者たちの弾けるような笑顔が印象的でした。
ワークショップを終えた阿南さん(写真右・20歳)、鈴木さん(写真左・17歳)に感想をお聞きしました。名古屋から参加したお二人は、このワークショップでたまたま、名古屋の同じスタジオに通っていたことを知り、意気投合したそう。「いつもと熱気が違うと思いました。先生もパワーがすごくあって、私もどんどん出ていかないと!って思って、すごく意欲がでました!」とワークショップの感想を聞かせてくれた阿南さん。鈴木さんも「みんなグイグイ来る感じで、熱気を感じました。すごく楽しかったです!」と、目を輝かせていました。そして声をそろえて「オーディションも受けます!」と意欲的でした。