インドネシア住みます芸人の「そこらへん元気」が『R-1ぐらんぷり』2回戦に登場!
1月19日、インドネシア住みます芸人の「そこらへん元気」が大阪・HEP HALLで行われた『R-1ぐらんぷり2017』2回戦に登場しました!
この日のMCはシンクタンクが務め、次々と"猛者"たちを紹介。それぞれ個性的なネタで競い合う中で、そこらへん元気はBブロックの16番目に登場しました。そして2分という制限時間の中、インドネシアの文化や自然などを盛り込んだフリップネタで奮闘しました。
1回戦を終えたそこらへん元気は一度インドネシアに戻り、2回戦に向けて10時間のフライトで帰国。会場到着はぎりぎりになったそうですが、出番を終えたそこらへん元気はやりきったというような表情を浮かべていました。そんな彼に、出番直後にインタビューしました!
--2回戦をフリップネタにしたのは?
「1回戦とは違うネタをしようとインドネシアのことを盛り込んだものにしました。最後の最後でオチを迷って、ちょっと間違えたかな?とも思ったんですけど、練習してきたことを全力で出せましたし、インドネシアの紹介もできたので、インドネシアのことをちょっと知ってもらえたかなと思います」
--1回戦を終えた直後では、"音楽ネタをしたい"とおっしゃってましたが。
「そうなんですよ。やろうと思ったんですが、結構著作権が厳しいみたいで。取り上げようと思ったダンドゥットはインドネシアではみんなが知ってる音楽で、歌って踊るようなものなんです。でもちょっと厳しかったので、今回はそれは置いて、別のネタを考えました」
--1回戦の自己採点は58点でしたが、今日は何点ですか?
「72点です(笑)。ネタ中のミスはなかったので、ちょっと上がりました!」
--2週間ぶりの『R-1』予選でしたが、この間、ずっと日本にいらしたんですか?
「いや、1回帰ってます(笑)。今日の朝、日本に着いたんですけど、ギリギリで。そのまま会場に来ました。ネタはインドネシアで作ったんですけど、インドネシアにはフリップネタに使えるような厚め画用紙が売ってなくて。ペラペラの紙をフリップに見立てて、インドネシアからそのまま持ってきました。でもそれもうまいことできてよかったです」
--『R-1』の予選など、日本のステージに立って刺激になることはありますか?
「インドネシアでやっているときってお客さんが温かいというか、ウェルカムで一緒に盛り上がってくれるんですけど、日本はやっぱりシビアで面白くないと笑ってくれないんですね。そういう状況でしっかり笑いを取ってる芸人さんはすごいなと思います。インドネシアでは時間制限もないので、時間内できっちりまとめて、しっかり笑いを取るというのは日本ならではだと思います」
--そしてこの経験をインドネシアでどうフィードバックさせたいですか?
「今度、アニメフェスのMCの仕事があるんですけど、こういうのって大体延びるんですよ。そこでMCで時間を戻して、きっちり時間内に終わらせたいと思います」
--ちなみに「そこらへん元気」という芸名はインドネシアではどのように伝えてらっしゃるんですか?
「インドネシアでは"そこらへん"を取ってます(笑)。説明ができないということで、"元気"のみ名乗ってます。日本でも説明が難しいんです」
--最後に、今、日本の人たちにインドネシアについて何を一番伝えたいですか?
「日本の人ってインドネシアについてあまり知らないんですよ。インドネシアにはバリ島がありますし、まずは観光地として1回来てほしいです。まさに海外っていう感じですし、地元の人も優しくて笑顔で。みんな日本人の人が好きなので気さくに話しかけてきてくれますし、旅にいい場所だと思うので、そういったことを伝えたいです!」
写真は「今、インドネシアで一番流行っている」ポーズ。これからもインドネシアと日本をつないでいくそこらへん元気を応援してください!
【そこらへん元気】