兼光のモノマネも炸裂!プラス・マイナス初の沖縄単独ライブ「プラス・マイナスベストネタコレクション」
12月10日(土)、よしもと沖縄花月にてプラス・マイナスの単独ライブ「プラス・マイナスベストネタコレクション」が開催されました。
大きな拍手に迎えられて登場したプラス・マイナスの二人。沖縄での単独ライブは初めてということで観客は4人くらいと予想していたと話し、客入りの多さに感動した様子で感謝の言葉を述べました。軽く自己紹介を済ませた後、岩橋が客席に向かって「プラス・マイナスを見に来たよって人、どのくらいいらっしゃいますか?」と問いかけると、手をあげるお客さんはわずか数人。「え!? ちょっと待ってくださいよ! 一応僕らの単独ライブなんですけどね、半分以上の人が手あがっていないんですけど!!」と焦る二人。続けて「何かしらやってるから来たって人?」と問いかけると、ほとんどの観客が手をあげ「あ、そっちが多かったですね!」と苦笑い。これには観客も大ウケし、冒頭から軽妙なトークで会場を温めます。
最初のネタでは、岩橋が相方・兼光の歌が下手すぎて悩んでいると告白。これに反論する兼光が歌を披露すると、客席からは同情の拍手が...。自分の歌をどう思っているかと聞かれ「完璧ちゃいます?」とあくまで強気な態度の兼光に、岩橋が音痴を治すレッスンを提案。兼光が得意のモノマネを交えながら岩橋を翻弄していく様子に大きな笑いが巻き起こっていました。
続いて岩橋が引っ越しをしたという話題から、お隣さんと、そこへ引っ越しの挨拶に行く人という設定で漫才を披露します。型破りなキャラクターの隣人・兼光と、それに振り回される岩橋のたたみかけるようなボケとツッコミの連発に観客も笑いを堪え切れない様子でした。
次はゲストのウリズン桜が登場。仲宗根がヤースーに"沖縄版シンデレラ"のストーリーを考えてきたので聞いてほしいと切り出し、それを披露することに...。よく知られているシンデレラの話とは全く違う、沖縄ならではのアイテムや沖縄あるあるが満載の爆笑ストーリーを展開し会場を沸かせます。
続いてプラス・マイナスが再び登場し、健康をテーマにした漫才を繰り広げます。お互いがボケ合うテンポの良い掛け合いに、客席からは何度も笑いが起こっていました。
次は初恋クロマニヨンが酔っ払いをテーマにネタを披露。飲み会で酔った人を家まで送り届けるのは一苦労という話題から、酔っ払いに扮した新本を比嘉と松田が送るという設定で爆笑コントを展開します。酔っ払い役の新本を困惑させる予想外のシチュエーションで観客の笑いを誘っていました。
続いてのプラス・マイナスのネタはペットがテーマ。厳しい家庭でペット禁止だったという岩橋の希望で、捨て犬を拾ってきた子供時代の思い出を再現することに...。子犬を飼いたい子供とそれに反対する母親になりきり、ボケとツッコミの激しい応酬が繰り広げられます。
ラストのネタでは高校時代に野球をやっていたという岩橋が、兼光の提案でバットスイングを披露。甲子園ムードを過剰すぎるほどに演出する兼光の絶妙なモノマネに、会場は爆笑に次ぐ爆笑で大盛り上がりでした。
すべてのネタが終了すると、ゲストのウリズン桜と初恋クロマニヨンも舞台に再登場。ライブを終えての感想が飛び交うなか、しきりに手の甲を気にしている岩橋。それに気づいた他のメンバーたちから「何かあったんすか?」と聞かれると、「カサブタがはずれたんですけど・・・」と困った様子の岩橋に全員が大爆笑。心優しいお客さんから絆創膏を渡されるほっこりした一幕もあり、会場も和やかムードに。カサブタがはがれるという想定外の事態も起こりつつ、最後まで笑いが絶えないライブとなりました。
【プラス・マイナス】【ウリズン桜】【初恋クロマニヨン】