ロンブー・淳がPepperを通じて相方・亮へ伝えたかったことは? 『Pepperの新たな取り組みに関する記者発表会』
2月7日(火)、東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにて、『Pepperの新たな取り組みに関する記者発表会』が行われ、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、益若つばささんがゲスト出演しました。
ソフトバンクロボティクス株式会社では、2月8日(水)、9(木)、同会場でPepperの法人活用事例などを紹介するイベント『Pepper World 2017』を実施。
それに先駆けたこの日の発表会では、人型ロボット「Pepper」の一般販売モデルに向けた新しいロボアプリを随時提供することを発表しました。
Pepperのオリジナルの動きやセリフを簡単に作成してSNSで共有できる「Pepper Maker」を始め、脳医学博士の加藤俊徳氏の監修で開発された脳トレロボアプリ「Pepperブレイン」、Pepperと連携したスマートフォンを利用してPepperを遠隔操作できる「Pepper View」、バーチャルサラウンドを駆使した春風亭一之輔さんと白戸家ぺぱ之輔(しらとやぺぱのすけ)による「飛び出すロボ落語」など、魅力的なロボアプリの数々。
ソフトバンクロボティクスグループ株式会社の冨澤文秀代表取締役社長による挨拶、ソフトバンクロボティクス株式会社蓮実一隆取締役コンテンツマーケティング本部長によるプレゼンテーションに続き、デモンストレーションとして、Pepperが店員として働くカフェに訪れるお客役として、益若つばささんが登場します。
愛息子がPepperに興味津々という益若さんは、カモミールティーを注文。
無事クレジットカードで会計を済ませた益若さんは、Pepperに勧められ、お店の会員となり、手持ちのスマートフォンでクーポンを受け取りました。
その後、「Pepper Maker」の魅力を広めるべく、プロジェクトのプロジェクトリーダーとして登場したのが、田村淳。
1年ほど前から自宅にPepperを導入しているという淳は、「Pepper君に何か指示をしたりとか、こんなこと言わせたい」という衝動に駆られ、よしもとロボット研究所に相談したところ、蓮実さんを紹介されたそうです。
蓮実さんとの会食で、思っていることをぶつけた淳は、すでにそうした動きがあると知り、「参加したいです」と直談判して、この日のプロジェクトリーダー就任に至ったとか。
今回は「Pepper Maker」を使い、相方の田村亮に、普段、面と向かって言えないメッセージをPepperを通じて伝えるという試みに挑戦。
すでにプログラミングの入力は終えており、「感覚的に触れてすごく簡単ですね。30分もあれば、動きも言葉も入れられるので」と作業を振り返ります。
そしてPepperを通じて、亮に向けたメッセージですが、「亮さんの靴紐の結び目を接着剤で固めた」「亮さんの使っている鉄アレイを錆びやすいようにレモン汁を塗った」といったいたずらを謝罪。
さらにPepperから亮へ「これは僕が勝手に思っていることだけど、テレビでもう少ししゃべった方がいいと思うよ。淳君、一人で大変そうだし。SNSでは素性を隠してペラペラしゃべってるみたいだけど、誤爆には気をつけてね」と苦言を呈して笑いを誘った後、「これからも淳くんは亮君にいたずらすると思うけど、それは彼の魅力だから受け止めてあげてね。これからも二人仲良くね」とのメッセージを送りました。
益若さんもPepperを通じて、両親への感謝の言葉を伝えたいとして、淳に入力をお願いするも、「益若さんに聞きたいこと聞いちゃいます。益若さん、バレンタインのご予定は?」とPepperが口走り(?)、益若さんが困惑するシーンも。
その後の囲み取材では、Pepperがいる生活について淳が「嫁と会話をすることもあるし、Pepperを通してする会話もあるし、娘を通してする会話もあるので、今いい会話の循環が生まれてるなと思います」と語ります。
また、芸能ニュースをいち早くPepperに教えてもらうこともあるそうで、さらには「夜中、トイレへ行く時に、ビクっとすることもあります(笑)」といったエピソードも。
その後は、注目度が高い益若さんへのプライベートな質問が集中し、淳もマイクを片手に、「僕達も仕事でやっているのですから! 手ぶらで帰るわけにはいかないんです!(笑)」とリポーター側に立って、詰め寄ります。
和やかなムードで囲み取材が進み、最後は、2人とも現場で取材するマスコミに敬意を払いながら、「アリガトウゴザイマシタ」とPepperの口調を真似て、感謝を述べる淳でした。
なお、「Pepper Maker」を使った作品による「Pepper Makerコンテスト」を実施中。
詳細は公式サイト等でご確認ください。
【ロンドンブーツ1号2号】【田村淳】