アート芸人・たいぞうが大阪府障がい者芸術・文化大使に就任!「現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」では「たいぞう賞」も選出
このたび、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のアート芸人・たいぞうが、「大阪府障がい者芸術・文化大使」に就任しました。2月10日(金)、ディアモール大阪・多目的空間ディアルームで開催された、大阪府主催「現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」の表彰式にて、同大使就任式を実施。同時に、同プロジェクトでたいぞう自身が選んだ「たいぞう賞」の表彰も行われました。
多くの受賞者や観客が集まるなか、来賓および主催者紹介に続いて、いよいよ就任式がスタート。たいぞうに、松井一郎大阪府知事より委嘱状が贈られます。
「障がい者芸術・文化活動の持つ無限の可能性を、多くの人に発信してもらうことを期待します」との言葉を受け、「ありがとうございます」と表情を引き締めるたいぞう。さらに広く情報発信できるようにと巨大名刺も手渡され、松井知事とともに笑顔で写真撮影に臨みました。
挨拶に立ったたいぞうは、「ペロペーロ!」のギャグでまずはひとボケ。笑いで会場の雰囲気をやわらげた後、「大阪や東京での個展など、絵の活動を続けてきたが、まさか大使に委嘱していただくなんて夢にも思わなかった」と心境を語ります。「就任した以上は、大阪府の方と一緒に盛り上げたいと思います...というか、盛り上げます! 思うだけでなくやります」と決意表明した上で、「皆さんも、心をキレイにして、いろんな絵を描いていこうじゃあーりませんか! 今後とも、皆さんよろしくお願いします!」と、大先輩・チャーリー浜のギャグを拝借して呼びかけました。
就任式終了後に行われた表彰式では、松井知事が挨拶。「実は私も、3年前に障がい者の方が描かれた絵画を購入し、現在も知事室に飾っている」と明かし、「知事室では緊張の糸が張りつめて、厳しい話ばかりですが、そんな時にふとその絵を見ると、心が和むんです。障がい者の皆さんのアートというのは、本当に無限の可能性があります」とコメント。「ひとりひとりの持つ可能性をどんどん引き上げていっていただいて、障がい者の皆さんが自立していけるようしっかり応援していきたい」と締めくくりました。
最優秀賞や優秀賞、さらに各協賛団体賞などに並び、たいぞうが選んだ「たいぞう賞」もここで表彰。選ばれたのは、今中翔太さんの作品「鬼のピエロ」です。たいぞうは、元気いっぱいに賞状を読み上げ、今中さんに手渡し。その後も佳作、入選作などが紹介され、受賞者の皆さんには、大きな拍手が贈られていました。
●イベント情報
大阪府現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト 第6回公募入選作品展
会期:2月10日(金)~2月17日(金)※2月15日(水)は休館
時間:10:00~22:00(最終日は20:00まで)
会場:ディアモール大阪(多目的空間ディアルーム)
入場料:無料
【たいぞう】