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2017年3月 9日 (木)

明るくまじめに妊活を応援! 妊活応援隊長、大島美幸さんに聞く「今だから言える! 妊活〇〇話」トークイベント&記者発表会

39日(木)、東京・オレンジページサロンにて、「妊活応援隊長、大島美幸さんに聞く『今だから言える! 妊活〇〇話』トークイベント&記者発表会」が開催され、森三中・大島美幸が登壇しました。
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2015年に出版された大島の著書『森三中・大島美幸の日本一、明るくまじめな妊活本!』(オレンジページ)。本イベントを記念して、新装オビをつけ、全国書店にて新たに販売される本書は、結婚13年目にして第一子が誕生した大島の、出産に至った13年間の心情が綴られています。

本イベントは、そんな大島が自身の「妊活」体験談を語るトークイベント。「自分が妊活中、不安だったことを明るくまじめに伝える本を作りたい!」。そんな思いが込められた著書をもとに、二度の流産や妊活休業、子宮筋腫の手術、セルフケア、メンタルケアまで、今だからこそ話せる妊活の日々を、不安やジレンマも含め、ありのままに語ります。

妊活に興味のある参加者や妊活ブロガーの方がつめかけ、満員の会場でイベントはスタート。まずは妊活に役立つ「妊活応援!ミニ講座」として、棗専門店「なつめいろ」から「女性の治癒力を高める!薬膳フルーツなつめ」、ロート製薬株式会社より「お家で始める妊活とドゥーテスト排卵日検査薬」のミニ講座が行われます。

続いていよいよ大島が登場。著書の編集担当である清(きよし)繭子さんとの対談形式で行われたこの日のトークライブの最初の話題は、「どんな本を作りたかったか」という大島の思い。 いわゆる「私、妊娠して出産しました!」みたいなタレント本にするのではなく、妊活本にして、妊活しているみなさんの力になりたいと思ったという大島は、その思いから、いつもの元気な自分の姿を表紙にしたいと話したそう。
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また、清さんは「大島さんの方から、きちんとした先生に取材して、妊活の基礎知識を入れてほしいと言われて驚きました」と話しますが、大島は「安心感が違うと思ったので」と説明。今はネットでいろんな情報が手にはいる反面、どれが正しいのかわからなくてかえって不安になってしまうことも多く、かつての自分も悩んでいたと話し、だからこそ「正しい知識を知ってほしかった」と話します。

妊活休業について、「リラックスって大事だな、って思いました」と大島。自分のことは「"体を鍛えないスタントマン"だと思っている」そうで、仕事をしているときはプレッシャーも大きく、体を張ったロケの前日などは不安で眠れないことも多かったんだとか。だから、休養して「こんなに寝られる日々があるんだなって思いました」としみじみ語ります。
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また、さまざまな「妊活」を実践していた大島は、「いろいろ体験したんですが、いちばん手軽で身近に感じられたのはアロマテラピー」と話します。そんな妊活の中には、まるで何かの罰ゲームのように痛い「官足法」というマッサージなどもあり、あまりの痛さに「なんかの番組の罰ゲームか!?」と思ったほどだそう。
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白湯を持ち歩いていつでもどこでも飲むようにしたり、靴下を5枚ばきしたりと、日常生活の中でもさまざまな工夫を凝らし、とにかく体が冷えないように気を遣っていたという大島。それら妊活アイテムを写真で紹介していたのですが、なかには「村上さんにもらった鉄製の卵焼き器」や、「ロンドンに行った黒沢さんが買ってきてくれたキノコ柄のティーセット」など、妊活中に相方たちからもらった大切なアイテムも紹介していました。
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妊活中は全国から応援の手紙もたくさんもらったという大島。「鈴虫寺にお参りに行くといいとか、元気な赤ちゃんを産んでまたお仕事に復帰してくださいとか、どこどこのうどんがおいしいとか(笑)。いろんなお便りをいただいて、妊活中はお返事も出せたんです」といい、「そんな応援してくださった方たちへのお礼の気持ちもあって、本を作りたいと思いました」と告白します。
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不妊治療については「先生との相性が大事。私の先生は普段テレビを見ないので、私のことを知らなくて。だからなのか、変な遠慮などもなくよく怒られました」と言いますが、かえってそれがよかったんだとか。また、ダンナさん(鈴木おさむさん)とよく話し合って、期間を決めて臨み、「短期集中でがんばった」そう。「その期間までに妊娠できなかったら、2人の生活を楽しもうと決めていた」という大島は、「終わりを設定することでがんばれるから、期間を決めたことはよかったかもしれない」と話します。
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「妊活は夫婦がたくさん話をするので、すごくいい経験だった」と振り返り、「だから、妊活をしてもし子どもができなかったとしても、ムダな経験ではないと思います」と大島。最後に「ひとりでも多くの方に届いてほしいと思ったので、すべてをさらけ出しています。全身全霊で書いた本なので、読んで、笑顔になってもらえたらうれしいです」と読者へのメッセージを贈り、イベントは終了しました。
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イベント終了後の囲み取材では、「2015年に発売した直後は出産直後で、こういった出版イベントができなくて。今回やっとできて、たくさんの人に集まっていただいてうれしかったです」とイベントの感想を話します。

「妊娠中にイヤだったことは?」との問いには「ダンナが料理することですかねぇ。おいしいんですよ? でも、ドロドロになっちゃうんです、コンロ周りとかが。で、結局『仕事量、倍だな』って思って。でも本人には言えないので、こういうところで言ってます」と笑わせます。ちなみにダンナさんには「おいしい! お店で食べてるみたい」と褒めるんだそう。
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2015年に生まれた息子・笑福くんも1歳8カ月になったそうで、「毎日、『来てくれてありがとう』って言って寝ます」とその存在のかけがえのなさを告白。でも、子育ては思った以上にハードだといい、「妊活中の方には、出産後に備えて『体力をつけておいてください』ということも言いたい』と、子育てして改めて感じたことも妊活女性に伝えたいと話します。


「2人目のことは考えていますか?」と聞かれると、「もちろん考えてます。でも、今は100%仕事がしたいので......。ただ、年齢もあるので、また2~3年後には婚活に取り組みたいと思っています」と決意をみせます。ちなみに、「私も夫も2人兄弟なので、2人はほしい」と考えているんだとか。

妊活経験者だからこそ言える、妊活中の女性の心に寄り添った力強い味方の大島。そんな大島の著書が、妊活の不安な気持ちをホッとさせる、頼もしくも優しい教科書としてたくさんの方に読んでもらえることを願っています!
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【森三中】【大島美幸】

『森三中・大島美幸の日本一、明るくまじめな妊活本!』

1200円(税込)
(オレンジページ)
A5判/アジロ/カバーつき/132ページ
【特別付録】子宝絵馬&赤富士 大島直筆妊活お守りカードつき