漫才! 落語! パフォーマンスも!「YES!よしもと寄席シアターvol.1」開催!!
笑いの殿堂、なんばグランド花月地下にある「YES THEATER」で、4月8日(土)、「YES!よしもと寄席シアター vol.1」が開催されました。このイベントは漫才、落語、パフォーマンスと、様々なエンターテインメントを一度に楽しんでしまおうという欲張りなもの。ステージには数多くの芸人が登場し、会場を盛り上げました。
14時からのステージでは、おなじみの赤の衣装とサングラスというファッションで8.6秒バズーカーが登場です。2人を生で見るのは初めてというお客さんもいるということで、「縁起物として(はまやねん)」ラッスンゴレライを披露。会場からは手拍子が起こります。ほかにも新リズムネタなどで盛り上げました。
続いて「ど〜も〜!」と元気よく登場した西村ヒロチョは、YES THEATERが初めてとのこと。ロマンティックなことを言って唐突に奇声を発するということで、客席を巻き込みながら徐々に会場を盛り上げていきます。後半には得意のサックスも披露。どことなくトボけたトークと合わせて、独特の世界を楽しませてくれました。
三番手はアキナの2人。いきなりトイレに立つ観客をイジったあと、ネタに突入。山名が早く結婚して子どもが欲しいというところから、赤ちゃんを連れた父親役の秋山と、その親子に絡む謎の男・山名のおもしろおかしいやりとりを見せていきます。ほかにも旅行代理店のスタッフと客とトークなど、テンポのいいネタで盛り上げました。
続いては大ヒットアニソンにのって、桜 稲垣早希の登場です。まずは会場を巻き込んでの「アンタ〜バカーッ!」コールから。勇気を出して手を上げた観客には、得意のバルーンアートで作ったアニメキャラをプレゼントします。それからも手書きのイラストボードを使ったネタで大きな拍手を浴びていました。
次はスマイルの出番。「早速いつものやつ聞いときましょうかね」とよしたか。何かと思えば「俺のファンの人!」。すかさず瀬戸に「おらへんおらへん!」とツッコまれます。そこからネタに入りますが、畳み掛けるように続く2人のトークに会場も爆笑。さすがの腕前で、ここまでで一番の盛り上がりを見せます。
続いては少し趣きを変えて落語、桂三語の登場です。ハイスピードのしゃべくり漫才のあとにミディアムテンポの落語という組み合わせも、バラエティに富んだ「YES!よしもと寄席シアター」らしいもの。移動動物園でトラの役をやらないかと勧められた男は...というネタで、三語の巧みな話術と豊かな表情に、観客も次第に引き込まれていきました。
トリを飾るのは今年が結成23年目のテンダラー。お客さんが求めるネタをやろうといいつつ、舞台に描かれた「SPECIAL LIVE」の文字を見て、「どこがスペシャルや!」と毒づくなど、会場をイジるネタでスタートし、客席を温めていきます。WBCやサッカーなどのスポーツネタ、白川の趣味という料理ネタなどを披露。軽快なテンポで盛り上げ、しっかりとシメてくれました。
この日、朝から晩までの計4公演にピン芸人から漫才、落語まで、様々な芸人が登場し、笑いの絶えることがなかったYES THEATER。これからもYES THEATERでは様々なイベントを開催予定です。もちろん今回の「YES!よしもと寄席シアター」VOL.2も開催が待たれるところ。なんばグランド花月にも負けない、パワーあふれる笑いのステージが見たいならYES THEATERをチェックしてください!
【テンダラー】【スマイル】【桜 稲垣早希】【西村ヒロチョ】【アキナ】【桂三語】【8.6秒バズーカー】