8年ぶりとなる刷新完訳『えてこでもかける 笑い飯哲夫訳 般若心経 写経帖』ついに発売!サイン&握手会ではミニ仏教講座も
笑い飯・哲夫の般若心経本第2弾『えてこでもかける 笑い飯哲夫訳 般若心経 写経帖』が、さる5月27日に発売されました。11刷3万4000部のロングセラー『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』から8年ぶりとなる、待望の刷新完訳。今回は、哲夫オリジナルの般若心経訳はもちろん、写経あり、大喜利あり、Q&Aありでさらにパワーアップした内容に。5月31日(水)には、紀伊国屋書店グランフロント大阪店で発売記念サイン&握手会が開かれ、多くのファンが詰めかけました。
イベント前に行われた囲み会見で、哲夫は「2009年に出版した時は、誤字脱字が26カ所あった。今回は、誤字脱字がめでたく0カ所となりました。担当の社員さんも徹夜で何度も見返してくださり、皆さんのおかげで、まったくミスのない本を出版できた」と喜びとともに挨拶。昨今の写経ブームに乗り、「この本で写経したいという人が増えてくれたら」と期待を込めます。
仏教系の書籍としては、ほかにサンマーク出版から『ブッダも笑う仏教のはなし』を発売していますが、その際は「真面目な出版社なので、おふざけは少々割愛した」そう。今回は再びヨシモトブックスから出すことになり、「無駄なほどのおふざけを入れさせていただきましたので、何を言うとんのかさっぱりわからんということになりかねない一冊。ただ、写経はできるようになっています」。また、原稿を書き始めた当初は、前回の「真面目モード」が顔を出し、担当者から「もっとふざけてください」と叱られたというエピソードも披露。すぐさま書き直すと、今度はふざけすぎて「そういうふざけ方はやめましょう」と、また叱られてしまったそうで、そのおかげか「ちょうどいいふざけ具合だと思います」と胸を張りました。
今回のテーマとなっている写経については、「読んでいただくと一番わかりやすいのですが」と前置きしつつ、その効果を説明。曰く「昔はコピー機がなかったので、手で書き写していた。なかでもお経は重要書類なので、すごい集中力でもって書き写していたはず。しかも、1枚だけじゃなく何枚も書かないといけないので、丁寧に何枚も書くうちに、その人の集中力がどえらいことになってきて、『あんな集中力を養えるなら、みんなやった方がええんちゃうか』ということになり、今日まで奨励されているところがあるのではないか」とのこと。しかし、自身は最近、あまり写経をしていないそうで、「京都の大覚寺さんでのイベントで書かせてもらうぐらい。昔はネタを作る時、何も浮かばなかったら写経したりすることもあったんですが」と反省していました。
本書中のQ&Aページでは、最近、世間を騒がせている"不倫"について触れるものも。これにちなみ、昨年、結婚したばかりの哲夫の"不倫観"についても質問が。「結婚前、妻は『芸人なんだから不倫ぐらいしなさいよ』という考えだったが、結婚してからは『浮気したら殺すぞ』と言われるようになった。だから絶対にできません」と哲夫。さらに「僕はただの仏教マニアで、出家なんてお坊さんに申し訳ない。鉄道マニアが運転士さんにならないのと同じで、リスペクトということで置いておきたいんです。お坊さんになったら、それこそ本格的に不倫できなさそうですし」と続けて笑わせていました。
サイン&握手会に入る前には、ミニ仏教講座も実施。「縁」という言葉に始まり、「全てのことには原因がある」という「お釈迦様の発見」を紹介。人間が生きるうえでの「苦」の原因を順序立ててひもとき、ホワイトボードがひっくり返るハプニングも見事に生かして、仏教の教えを面白く、わかりやすく解説しました。
また、サイン&握手会では、ツーショット写真の撮影もOKに! 列を作るファンの皆さんひとりひとりとおしゃべりも楽しむなど、にぎやかなひとときとなりました。
『えてこでもかける 笑い飯哲夫訳 般若心経 写経帖』は、全国の書店で好評発売中です。前作を読んだ方も、般若心経についてまったく知らない方も、哲夫流・おもしろくて深〜い般若心経の世界を、読んで・書いてお楽しみください!
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● 書籍情報
『えてこでもかける 笑い飯哲夫訳 般若心経 写経帖』
価格:1300円+税
発行:ヨシモトブックス
発売:株式会社ワニブックス
【笑い飯】【哲夫】