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2017年7月27日 (木)

吉本新喜劇が10月7日に、本州で一番小さい村・奈良県野迫川村で特別公演決定!

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吉本新喜劇が、10月7日(土)奈良県野迫川村で実施されるイベント「〜秘境に鼓舞する文化の風〜文化芸能の交流」にて上演されることが発表されました!

吉本興業グループでは、全国各地の自治体、地方企業、団体等と密接なネットワークを築き、新たな事業を創り出すとともに、笑いの力で地方の活性化に寄与することを目的とした「エリアプロジェクト」を進めています。

今年は奈良県にて「第32回国民文化祭・なら2017」、「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」が行われており、その一環として奈良県野迫川村にて「〜秘境に鼓舞する文化の風〜文化芸能の交流」が開催されます。このイベントで、野迫川村を舞台とした「吉本新喜劇in野迫川村」の上演を企画しており、石田靖をはじめとする新喜劇メンバー、そして地域の皆様も出演予定! 今後、オーディションが行われます。

発表会見の前に、今回の「吉本新喜劇in野迫川村」で座長を務める石田靖と野迫川村村長の角谷喜一郎さんが対談を行いました。テレビ番組のロケや新喜劇の営業で、全国各地の村や島に足を運んできた石田靖も、野迫川村にはまだ足を運んだことがないと言います。そこで、事前に角谷村長から野迫川村の魅力をレクチャーしてもらうことに。

野迫川村は、人口423名(2017年7月1日現在)の、本州で一番小さい村。平清盛の孫であり、平家随一の美男子と言われた平維盛(これもり)が最期を迎えたとされる「平維盛歴史の里」といわれているそう。また、平家の娘である鶴姫が最愛の人である那須大八郎と野迫川村で再会したという伝説がある、歴史深い村です。このふたつのエピソードにより生まれたのが野迫川村の公式マスコットキャラクター「これもりくん」と「つる姫ちゃん」とのこと。また、自然に恵まれた野迫川村では、雲海と夜空の星も名物のひとつ。鶴姫公園から撮影された雲海の画像を見た石田靖は「めっちゃいいですやん! こんなすごい景色が見られる場所に大阪から2時間で行けるなんて」と感激していました。ほかにもあまごや松茸、椎茸、わさびなど、自慢の食材もたくさんあると知り、「もっとPRしたほうがいいですよ!」と角谷村長に進言する一幕も。

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対談後に行われた「〜秘境に鼓舞する文化の風〜文化芸能の交流 吉本新喜劇in野迫川村」の発表会見には、角谷村長と石田靖、株式会社よしもとデベロップメンツの木山幹雄、そして野迫川村マスコットキャラクターのこれもりくんとつる姫ちゃんが出席。イベントに対する想いや意気込みを語りました。

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まず角谷村長から挨拶が。「野迫川村の人口は県内で最も少なく、本州で推計人口が最も少ない村ですが、今年度、全国規模で開催される国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の開催地が奈良県であることから、このイベントが村の魅力を全国にPRする絶好の機会として捉えています」と語り、「この文化祭で新喜劇を上演することで、交通の便が悪く、なかなか生の舞台で見られない住民の方々に、お子様からお年寄りまで舞台の素晴らしさを肌で感じてもらえるのではないかと思います」と語りました。

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今回は一般参加型の新喜劇ということで、「単に笑いから面白さを感じるだけでなく、野迫川村のことが好きでたまらない方、我こそ野迫川村自慢という方など、野迫川村に熱い想いを持った方を県内外から募集して、笑いを交えながら広い視野から見た野迫川村の魅力、発見、発信、それを将来の定住促進、文化振興など村の活性化につなげていきたいと考えています」と明かしました。

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続いて石田靖からも意気込みが語られました。「村おこしのために新喜劇を上演するということは、これまで各場所でやってきました。奈良県の村といえば天川村や十津川村と思っていたんですが、実は野迫川村は知らなくて、"のせがわむら"と読むのも知らなかったんです。調べてみたら雲海や星空がキレイとか、緑に囲まれて風光明媚で水もおいしい。やっぱり奈良県の村は、自然の強さがあると思います」と語り、「僕、仕事でわりと雲海や星空の絶景ポイントにも行かせてもらうことが多くて、そこにハマって家族で泊まりに行ったりするんです。だから、大阪から2時間の場所にこんな素晴らしい場所があったなんてとすごく驚いています。なんで今まで知らんかったんやろう、と。野迫川村で新喜劇をさせてもらうことで、少しでも野迫川村のよさをわかってもらえたらなと思います」と意欲を見せました。

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また、野迫川村では7月29日(土)に「平維盛の大祭」が開催され、3,000発の花火が上がるという話にも触れ、「我々が行くのは10月なので、タイミングがずれてるんですが、こういったイベントももっとアピールすればいいな、と思います。3,000発のうち、100発ぐらい残しておいてもらえないかな? と思いました」とさりげなくアピール。そして、改めて「村にずっと住んでらっしゃる方は、自然と対峙しながら生きてらっしゃる。大自然の機嫌をうかがいながら、逆らうことなくずっと一緒に過ごしている方々です。昨日もロケで、山形県の飛島に行かせてもらったんですけど、島民の方がすごくおもしろいんです。仕事柄、いろんな場所に行かせてもらい、そういう方々とお話をすると、僕らが思いもしないことを話してくださったり、人間力を備えている方が多いと思うので、今回もそういう方々が新喜劇に出演していただけたら。普通に出てきてもらって話をうかがうだけでもすごく楽しみにしています」。そうした流れから、石田靖が角谷村長に新喜劇出演を打診!「ぜひ、『乳首ドリル、すな!』をやっていただきたいです」と持ちかけると、角谷村長は「(服を)脱いだほうがいいの?」と乗り気!? 

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「新喜劇を観に来ていただいた方に、野迫川村に泊まってもらって、ちょっと空を見上げていただいて『星がきれいな』と思っていただいたり、『雲海がキレイな』と感じていただきたい。わさびやあまごは水がキレイなところでないと採れないものですし、知る人ぞ知る注目すべき村だと思いますね。新喜劇がそのよさを知っていただくきっかけになれば」と野迫川村をアピールしました。

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角谷村長は「僕らにとっては生活の一部で、自然にあるものなので、村の素晴らしさに気づいていないことも多いんです。今回、吉本さんと一体となって、村外の方とコラボできるのは本当にありがたいこと」と笑顔で語りました。

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質疑応答では、「新喜劇in野迫川村」出演者オーディションについての質問が。出演希望者の年齢制限はとくに設けておらず、とにかく野迫川村に対して熱い想いを持っている方、野迫川村が大好きな方、いつか野迫川村に住んでみたいと考えている方など、野迫川村を愛する方なら応募資格があるとのこと。

また、当日はゲストが出演することも発表されました。現時点ではシークレットとのことで、石田靖が角谷村長にこっそり耳打ちすると「すごい!」と驚きつつうれしそう。誰が出演するかは当日までのお楽しみです!

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「一般の方には、どんな方に出演していただきたいか」という質問に、石田靖は、「やはり、村民の方に出演していただきたいですね。きっと、村民の方が思っている当たり前のことは、僕らにとって当たり前のことじゃないし、おもしろいことが取り出せたらいいなと。あとは、野迫川村に対して熱を持っている方。みんなでコケたりするのも経験してもらいたいです」と笑顔でPRしました。

本州で一番小さい村ながら、豊かな自然に恵まれた野迫川村で開催される吉本新喜劇、ぜひ遊びに来てくださいね!

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■公演情報

「〜秘境に鼓舞する文化の風〜 文化芸能の交流 吉本新喜劇in野迫川村」

【日時】2017年10月7日(土)13:00開演

【場所】奈良県・野迫川村中央公民館 (奈良県野迫川村中157)

【出演】吉本新喜劇:石田靖座長 ほか(ゲストあり)/バラエティ:大木こだまひびき、シャンプーハット、女と男

【MC】十手リンジン(奈良県住みます芸人)

【入場料】無料

観覧方法については、8月以降に野迫川村の公式HPにてご案内をさせていただきます。

http://www.vill.nosegawa.nara.jp/

【石田靖】