だいたひかる「保険はどうでもよくなかった」とがん治療経験を語る! ライフネットのがん保険「ダブルエール」新商品発表会&対談イベント
8月1日(火)、都内にて開催された『ライフネットのがん保険「ダブルエール」新商品発表会&対談イベント』に、だいたひかるが出席しました。
本日より発売されたライフネット生命保険による「ダブルエール」は、働く人のためのがん保険。がん罹患者の声を反映させて開発したもので、がんと診断されたあとも退職説に働きながら治療を続ける状況に考慮して、治療費に備える「治療サポート給付金」のダブル保証を実現。さらに、働きながらがんを治療するためのサバイバーシップ支援サービスとして、がん罹患者の要望が多い「家事代行」「サポートタクシー」「外見ケア」「食材宅配」などのサポート体制が整えられています。
この日、ライフネット生命保険株式会社の岩瀬大輔代表取締役社長と「がんになって初めて分かった治療と仕事の両立」というテーマで対談を行った、だいた。昨年始めに受けた検査で乳がんが見つかったそうで、「(医者から審査結果を聞いたときは)人生をハイジャックされたような感じで、もう仕事はできないんじゃないか」と思うほど、ショックを受けたとのこと。その後、右乳房全摘出手術は成功するもリンパへの転移がみつかり、抗がん剤治療を続けていたそうです。
「恥ずかしい話、保険に入ってなかった」と明かしますが、「ただ、母が2つ入ってくれていた。がんだと聞いた時は夜の海に放り込まれたような感覚になりましたけど、保険という船が来た。入っていたおかげで、安心して治療できました。もし保険に入ってなかったらと思うと、ゾッとします」とコメント。今回発売された「ダブルエール」については、「がんになってなかったら入りたいくらいですよ」と絶賛します。
手術後も不安は多かったそうで、「がんになってから、外に出るのがイヤになっていて。全摘出したので腕が上がらないですし、重い物も持てなかった。あと、人とぶつかった時に傷口はどうなるんだろうとか、髪も脱毛してたのでヴィックを付けるんですけどそれを観られているような気もして不安でした」と当時の心境を吐露。また、「手術は東京で受けたんですけど、先生が転院してしまった埼玉の病院へ抗がん剤を受けるために通ってたんです。やっぱり体調がよくないなと思う時に、電車に乗らなきゃいけないのは辛かったので、交通のサポートをしていただけるのはありがたいです。また、抗がん剤を打つと関節が痛くなることがある。試合が終わったばかりのラガーマンってこういう感じなのかなって思うくらいの痛みで、ペンを持つのさえ辛い。とはいえ、家にいて何もしないのはだらけている感じがして心が痛いので、カット野菜など仕上げるだけでいいっていうサポートは大変助かりますね」と、自身の経験を踏まえて同サービスの良さを語りました。
治療中、だいたにとって心の支えになったのは、家族の存在。
「旦那さんは私と違ってポジティブな人で、『ひかるちゃんは今、人間として深みを増してる時なんだ』と言うわけです。そうすると、年齢的にも深みは欲しいところだなと思えてきて、病気と向き合ってみようと思った。あと、私がハゲ散らかしてる時は『散髪の時期なんじゃないか?』、髪が伸びてきたら『地球の始まりを観ているみたいだよ』とか言って笑わせてくれた」と感謝。「病気になると精神的に傷つくことはたくさんあって、空気に呑まれやすくなるんですけど、落ち込むこともなかったですね。転移も『虫歯だと思えばいい。できたらできたで、その都度、治していこう』って言ってくれた。その点でも、保険に入っといてよかったです」と笑顔で語りました。
また、仕事への向き合い方に変化があったよう。「若いうちは世の中の大体のことを、どうでもいいと思ってたんですけど(笑)、病気を経て保険はどうでもよくなかったなと実感した。私の場合、体が資本なので、自分が動けないと収入はゼロになってしまいますから」と発言。仕事へ復帰した時は「Rー1ぐらんぷりで優勝した時くらい嬉しかった」そうで、「皆さん、気付いてないかもしれないけど、私、昔より声張ってます。テンション上がってますよ!」とカメラに向けて微笑みました。
イベント終了後の囲み取材にも応じた、だいた。こういった取材を受けるのは約4年ぶりだそうで、「結婚、離婚、結婚......とパンチが効いたタイミングでしか皆さんとお会いしてないので、こうやっていい報告でお会いできて嬉しいです。今度お会いする時も、いい報告にしたいですね」と、報道陣へニッコリ。「(今こうして話しているのが)信じられない。1年前の今頃は、抗がん剤でひっくり返ってましたから、みなさんの前でお話しできるくらい復帰できたんだなと。生きているってすごいです」としみじみ語りました。
また、「復帰後のひとネタお願いします!」とムチャぶりされると、「じゃあ......私だけでしょうか、がんから復帰してネタ強要されるのは」とおなじみのネタで笑わせました。
【だいたひかる】