平成29年度夏休み若者向け特別啓発事業「笑いDE学ぶ消費者トラブル ハイスクール編」に銀シャリ、藤崎マーケットが登場! 消費者トラブルの未然防止を促進!
8月14日(月)、イオンモール堺北花田店で若者が陥りやすいトラブルを防止するための啓発イベント「笑いDE学ぶ消費者トラブル ハイスクール編」が開かれ、銀シャリと藤崎マーケット登場。ネタをはじめ、マルチ商法、キャッチセールスなどのトラブル事例をコントで演じ、面白おかしく、分かりやすく解説するコーナーや、消費者教育推進大使のもずやんと一緒に消費者トラブルに関するクイズに挑戦しました。
インターネットショッピング/オークション、資格商法、訪問販売、マルチ商法、アポイントメントサービス、キャッチセールス、デート商法など、多々発生する消費者トラブル。高校生をはじめとした若い世代に消費者トラブルの実態や巻き込まれないための対策をレクチャーするこのイベントでは、事前応募者に加えて、イオンモール北花田店に来られたお客様など、多くの方々が参加されました。
本題に入る前には、藤崎マーケット、銀シャリがそれぞれ漫才を。藤崎マーケットは「ラララライ体操」や「おるおるモノマネ」で会場を沸かし、銀シャリは鰻が「珍しい苗字の人を当てる」という特技を披露しました。鰻は本当にお顔を見ただけで珍しい苗字の方を引き当てており、観客の皆様を驚かせました。橋本によれば「今日は絶好調」だったそうです。
雰囲気を和らげたところで本題へ。ステージに公益財団法人関西消費者協会啓発グループ グループ長の大本史子さんも登場し、消費者トラブルの実態について詳細に解説、また防止対策も紹介しました。司会進行を銀シャリが務め、消費者トラブルの事例を藤崎マーケットがショートコントで実演。まずは儲け話を持ちかけられた学生に扮して、勧誘のやり取りを演じる藤崎マーケット。「大学生になると勧誘される機会が増え、ネットワークビジネスの契約をしてしまうことが多々あります。解約できず、借金だけがたまったり、友達を勧誘したことで人間関係が崩壊することも。怪しいと思ったらまず、消費者ホットライン<188>に連絡してください」と大本さん。鰻は過去にネットワークビジネスの契約したことがあると告白、実体験を元に注意を喚起しました。そして「誘いを受けても一旦、持ち帰って冷静になって考えてください」とコメントしました。
事例2はインターネットで気軽にモデル登録ができてしまうことの危険を周知。藤崎マーケットは女子大生になりきって、コントを熱演しました。インターネットでモデル登録をしたトキ子(トキ)が「簡単に登録するだけでモデルになれる」と佑子(田崎)を誘います。ですが、その気軽さが落とし穴と大本さん。「仕事は全く来ず、契約料やレッスン料などと言って高額料金を請求されることも。また、絵画モデルの仕事と聞いていたのに、実際はアダルトDVDに強制で出演させられたという話もあります。インターネット上でのオーディション広告にアクセスしてトラブルになる事例が後を絶たないので、絶対にその場での契約をせず、家に持ち帰って親御さんに相談するなり、冷静になって考えてください」とアドバイスされました。また、インターネットビジネスでは、ダイエットサプリなどの"初回お試し"に引っかかる人も多発しており、気がつけば定期購入していたという事例も後を絶ちません。大本さんは「通信販売はクーリングオフができないので、注意事項はしっかり読んでください」とコメント、「大事なことは小さな字で書かれていることが多い」とのこと。鰻も「ダイエットはウォーキング、できるだけ歩きましょう!」とアドバイス(?)しました。
最後の事例はキャッチセールス。先ほどの"佑子"と"トキ子"が現れて、エステの勧誘を再現しました。低価格を謳いながら店舗は遠方のみ、格安クーポンを使用して訪れた際に高額商品を勧められるなど、キャッチセールスの被害事例も枚挙に暇がありません。このごろはエステに関する勧誘で男性の被害者も急増中、いまや女性に限った話ではないことに一同驚きを隠せない様子でした。橋本は「変に不安をあおってくる」と、その誘い方の実例も見せました。「エステの契約はクーリングオフができるので、消費者ホットライン<188>へ」と大本さん。ホットラインの番号を「嫌や」で覚えて、少しでも不安に思ったら連絡してみることと薦められました。
最後は「消費者トラブルクイズコーナー」。消費者教育大使でもあるもずやんも参加しました。○×クイズ形式で進行し、これまでの事例で取り上げられた内容がいくつも出てきました。もずやんがクイズに答えるのですが、会場の皆さんも○と×を作って答えました。
最後に大本さんから重要なアドバイスがありました。「ネットワークビジネスもマルチ商法のことを指します。これはマルチ商法だなと疑わしい点があれば、次の3点に注意してください」と、見分けるポイントをレクチャー。1つは新たに会員を増やし、組織を段階的に広げていこうとしているもの。2つ目は登録料などと言って必ず、何かしらのお金を支払わされる。3つ目は、入会したら必ず手元にお金が入ってくると言ってくること。「この3つの方法を取っているものはすべて、マルチ商法です」と強く注意喚起を促しました。
【銀シャリ】【藤崎マーケット】