男性ブランコ、ゆにばーす、やさしいズが昇格!∞ホール初の入れ替え戦開催!
9月30日にヨシモト∞ホールにてファーセカ∞チャレンジが開催されました。
このライブはヨシモト∞ホールのランキングシステム4つの階層のうち1番上に位置するファーストクラスと、2番目に位置するセカンドクラスの月間チャンピオンとなったメンバーが一堂に会し、直接対決でファーストクラスメンバーとなる事を目指します。
開演時間が少し押した中、開演。
MCは平成ノブシコブシ徳井健太とトレンディエンジェルたかし。別のコンビで活動しているとは思えない軽快なトークでオープニングを盛り上げた。
緊張と期待の入り混じる雰囲気の中、バトルが幕を開ける。
1ブロック目はテゴネハンバーグ、ななまがり、男性ブランコ、ヒロチョ、デニス、田畑藤本の6組。
1組目のテゴネハンバーグは得意の歌を交えた漫才で安定した笑いを生み出した。
その後、ななまがり、男性ブランコと続く。2組とも独特の奇妙な空気を漂わせたコントで定評のあるコンビだ。この日も期待を裏切らないマニア向けの笑いを提供。
続いては西村ヒロチョ。ロマンティックな言葉の後のキメポーズは120%の体のキレを見せていた。
その後はデニス、田畑藤本とおなじみのファーストクラスメンバーが続く。
デニスはコントを披露。植野の外人キャラが今日も冴えわたる。
漫才の田畑藤本は安定感抜群。はやくも貫禄が漂い始めたのではないだろうか。
2ブロック目に突入。インディアンス、ジェラードン、ラフレクラン、アイロンヘッド、鬼越トマホーク、ダイタクがネタを披露。このブロックは全組ファーストクラスが揃った。
1組目のインディアンスが漫才を披露。圧倒的なスピード感で休む間もなくボケを連発。笑いも途切れることがなかった。一組目にも関わらず会場の空気が一気に熱くなる。
そしてコントのジェラードン。アクの強いコントで悲鳴混じりの笑いで会場を沸かす。
次にラフレクラン。警視庁カツ丼課という設定。安定した演技力でハイアベレージの笑いを生み出す。
続いてはアイロンヘッド。バイト先の気まずい空気をリアルにコントで表現。
鬼越トマホークは迫力ある見た目で白熱した漫才。
そしてダイタク。トリにふさわしい卓越した技術の「双子」漫才。
3ブロック目。いよいよ最終ブロック。
メンバーはピスタチオ、ゆにばーす、バビロン、うるとらブギーズ、やさしいズ、ネルソンズ。ピスタチオとネルソンズ以外がセカンドクラスの構成である。
1組目のピスタチオが登場。
コントか漫才かよくわからない独自のスタイル。ピスタチオワールド全開だった。
そしてゆにばーす。本日唯一の男女コンビが花を添える。彼らにしては珍しいコント漫才を披露。はらはラジオパーソナリティになりきっていた。
バビロンはトリオで漫才。持ち前のパワーで観客の心をわしづかみにしていた。
ここからは3組連続でコント。それぞれが独自の味を出し、見る物を全く飽きさせない。
うるとらブギーズはティッシュを取り合う新スポーツ。
やさしいズはデスノートをモチーフにしたような死神コント。たいの地元ヤンキー風キャラのリアリティが半端ではない。
トリはネルソンズ。新幹線に乗り遅れた親父の姿が哀愁を漂わせて面白い。
全組のネタが終了。
アンケートの回収。そして集計へ。
その間、これから出て来るであろう芸歴5年目までのフレッシュな若手芸人達による12組のネタ見せ。
メンバーはいまさらジャンプ、さかえ、好青年ズ、週刊プレイボール、ブラゴーリ、そいつどいつ、やわら、ナイチンゲールダンス、ペコリーノ、世間知らズ、猫塾、レインボー。
皆、5年目までとは思えないしっかりしたネタを見せる。
ネタのあとは集計が終わるまで若手メンバー全員集合してトーク。5年目以内にも関わらずドラマ出演していたり、エピソードも持っている。
集計終了。いよいよ結果発表。
会場内緊迫した空気の中、会場内の人々は全員モニターを注視。
1位はインディアンス。圧倒的なボケ数と笑いの量は伊達じゃなかった。
2位はラフレクラン。
そして3位は男性ブランコ。
セカンドクラスからの昇格。感極まった様子の2人。
4位はゆにばーす。またしてもセカンドクラスからの昇格。当然のごとくふるまい1位のインディアンスを批判する川瀬に舞台上では顰蹙の声。
5位はネルソンズ。
6位はやさしいズ。こちらもセカンドからの昇格。
7位ダイタク。
8位アイロンヘッド。
9位ジェラードン。昇格したばかりのファーストクラスを死守した。
最後の一組10位は西村ヒロチョ。意外にももう諦めていたとのコメントを残す。
こうしてファーセカ∞チェンジが幕を閉じる。
入れ替わったメンバーで今後のランキングはどういった盛り上がりを見せるのであろうか。期待で胸が膨らむばかりである。