天竺鼠川原の暴走に沖縄芸人もタジタジ「天竺鼠とよしもと沖縄芸人がネタとコーナーで盛り上げるライブ!」
11月11日(土)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「天竺鼠とよしもと沖縄芸人がネタとコーナーで盛り上げるライブ!」が開催されました。
ライブ前半は、ぼんじょるの、ありんくりん、ピーチキャッスル、けんたくん、初恋クロマニヨン、天竺鼠の全6組が次々にネタを披露。一番手のぼんじょるのは、クイズミリオネアをモチーフに、大谷がボケ過ぎの司会者「ホルモンもんた」を、振り回される回答者を織田が演じ、関西出身のコンビならではの軽快な掛け合いで観客を楽しませていました。
二番手のありんくりんはお馴染みの沖縄ネタを披露。コテコテの沖縄方言を交え、「桃太郎」のコントを繰り広げます。三番手のピーチキャッスルは、「僕たちは名前が桃原(とうばる)と真栄城(まえしろ)と難しいので、病人顔とゴリラのコンビで覚えて下さい」と自虐ネタで会場を沸かせます。
四番手にはピン芸人けんたくんが登場。甲高い声で、「けんたの"け"は毛深い。"ん"は、んー毛深い。"た"は体毛が濃い」と自分の毛深さをネタにした自己紹介に会場は大笑い。五番手の初恋クロマニヨンは、100均で店員に間違えられた時の対処法をコントで披露。松田がホラー映画に出て来そうな「綿棒を探しに来たおばさん」を渾身の演技で繰り広げると、会場からは笑いと悲鳴が巻き起こっていました。
その後、前半のトリとして天竺鼠がステージに登場。会場から大きな拍手と歓声が送られる中、川原はマイクを首元にあてる意味不明の行動に出ます。「何しとんねん!」と相方の瀬下に突っ込まれると、「リンパの音や。リンパの音喜んでくれそうな客層やから」と客席を見ながら微笑むと観客は大爆笑。
その後、突然、「お前怪獣、俺がヒーローとしてやって来るコントしよう!」と言い出し、瀬下が「あと5分しか時間ない」と止めようとすると「ぜひやりましょう!」と意気込みながら舞台袖にさがります。その後お決まりの"なすび"を被って舞台に登場し、「なすび怪人なすびヒーローだ!」と名乗ると瀬下に「どっちやねん!」と突っ込まれる始末。
さらに手に持っているカスタネットを叩き「カスタネット攻撃だ! これを喰らうと頭が2、3日ガンガンします。2、3日続くようだったらお薬を出します」と炸裂する川原の不思議キャラに会場は笑いの渦に。その後、怪獣の瀬下にコテンパンにされた、なすび怪人なすびヒーローの川原は「いつのまにか足の指全部折れたー。痛い。眠たーい」と名ゼリフで締めくくり、会場からは大きな拍手が送られていました。
また、ライブ後半は、メンバー全員がステージに登場。「初恋クロマニヨンチーム」と「ピーチキャッスルチーム」の2チームに別れ、お題に合ったセリフを考えしりとりで繋ぐ「ひとことセリフリレー」というゲームに挑戦します。セリフがお題に適しているかどうかは川原が判定するということで、他のメンバーは不安げな様子。
さっそく"ヤンキーが言いそうなセリフ"をありんくりんのクリスが"全員のくつちょうだい"とホワイトボードに書くと、川原はあっさりOKを出し、他メンバーから「ただの頭おかしいヤンキーだ!」と大ブーイングが。「嘘つきが言いそうなセリフ」のお題に、ぼんじょるの織田が「絶対返すから!」と書くと「うまい!こんなこと言うヤツは80%ウソですね」と他のメンバーが高評価。その後も「いつもやってるから」の名回答に、川原は「上手やな、専門学校行ってたんちゃう?」と絶賛していました。
腹が立つセリフのお題には「眠いんか」「必ずなすびで出てくるね」「ねこみたいなにおいする」と繋げると「俺のことやろこれ!俺、ネコ3匹飼ってんで!腹立つ!これはダメ!」と即却下。他メンバーからも客席からも、「腹立ってるからOKでしょ!?」と再びブーイングの嵐が巻き送っていました。きちんとしりとりで繋げられていたかは微妙でしたが、それぞれ名ゼリフが飛び出し、ゲームはピーチキャッスルチームが勝利。見事金一封を手にしていました。
エンディングでは川原が若干空席が目立つ客席を見渡し「今日はたくさんのお客さんが椅子のコスプレして来てくれて有難いですねー」と大ボケ発言。「ホンマの椅子や!椅子!」と他のメンバーに突っ込まれていましたが、そのやり取りにも観客は大爆笑。会場は終始笑いに包まれ、大きな拍手が送られる中、公演は幕を閉じました。
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