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2017年12月10日 (日)

エンディングで青空が入籍を発表! からし蓮根単独ライブ「火の国Destino」ネタの合間に舞台袖からの生中継も

12月8日(金)、よしもと漫才劇場にて、からし蓮根単独ライブ「火の国Destino」が開催されました。開演前、薄暗い舞台上には、伊織と青空の等身大パネルが。センターマイクを囲むようにたたずむ姿が照明に照らし出され、観客の皆さんの期待感をあおります。

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オープニングVTRでは、ご当地ラップ『熊本UP』に乗って大阪の街を練り歩く青空。曲が終わると同時にまぶしいライトに照らされ、中央には青空のシルエットが浮かび上がります。しかし、スタイリッシュな演出で沸かせたのもつかの間、照明がつくと等身大パネルと本物の伊織が入れ替わっており、客席は一転爆笑の渦に! ここから早くも1本目の漫才に突入します。

冒頭、ふたりは先日の『M-1グランプリ2017』敗者復活戦を話題に。会場に設置されたのぼりを見た男性に、物産展と勘違いされたエピソードなどを披露します。ネタでは「かっこよく女の人を振りたい」と言い出した伊織のため、「経験がある」という青空がどんな感じで振ったのかを実演。自転車に乗ってきた青空を呼び止め、女子役の伊織が告白することに。ところが、青空の好みだという"不思議ちゃん"になりきろうとする伊織が暴走。壁ドンへ誘い込む超絶技にも注目です。

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今回のライブでは、ブリッジVTRではなく、ネタ終わりのふたりを舞台袖で直撃・生中継するという趣向が。レポーターを務めるのはきんめ鯛のふたり。まずは上田が、まだ息の上がっている青空にインタビューします。先ほどのネタについて聞きつつ、青空のツッコミをいじる上田。壁ドンの再現でも笑わせました。

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2本目の漫才では、伊織が「元気がないように見られる」と悩みを告白。そこでガソリンスタンドの店員に扮し、元気な接客を練習していきます。青空は、隣に女性を乗せたドライブ中の客に。伊織は異様なフレンドリーさで青空、そして女性にも声をかけますが...。青空にキレられ、「上の人を呼べ」と要求された際の奇策にも爆笑が起こります。

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舞台袖生中継に、こんどは伊織が登場。レポーターは真輝志です。感想を聞かれると、伊織は「人がいっぱいいました」など"らしい"回答を連発。さらに真輝志は、伊織がファンからスタバカードをプレゼントされることに憧れているものの、未だもらったことがないため、思い余って自分で購入、1万円分をチャージしたという衝撃の事実を暴露! うろたえて次のネタを説明し始める伊織でしたが、最後は「また最近チャージしました」と告白していました。

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3本目の漫才では、先ほどの"スタバカード事件"のさらなる続報も明かされつつ、恋愛ドラマにハマっている伊織が、ケンカしたまま旅立ってしまう恋人を追って、友だち役の青空とともに空港へと駆けつけるシーンをシミュレーション。ところが、川原での巨大石投げに始まり、伊織の奇行がここでも続出します。途中、なんとネタが飛ぶハプニングも!?

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舞台袖生中継で、真輝志からネタが飛んだことを指摘された青空は、「飛んでない」と無実を主張。「キレてないですよ」とモノマネで押し通していました。

ブリッジVTRも2本用意されており、まずは「青空がやりたいこと」として、ダークニンゲン・かんばら先生扮するかんばらゴロリと青空わくわくさんによる子ども番組を上映。子ども人気の獲得を狙います。お金がなく、髪の毛を乾かすことが出来ない紅しょうが・熊元プロレスのため、ドライヤーづくりに挑戦するふたり。紙で作ったドライヤーを使い、熊元プロレスに熱風ではなく自身の息を吹きかけます。かんばらゴロリの息のにおいに、熊元プロレス悶絶!

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4本目はコント。青空が運転する時速80kmの車にひかれた伊織ですが、なぜか「見逃してください」と懇願。「歩きスマホしたたことが親にバレる」とおびえ、大けがをしているにも関わらず、ありとあらゆる手でその場から逃げようと画策します。罪を認めたい青空と、なかったことにしたい伊織の押し問答は、やがて狂気の結末へ...。

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舞台袖生中継には再び伊織が登場、上田にいじられまくります。「情報をつかんでいる」と私生活をあばかれそうになった伊織は、なんとか阻止しようと大暴れ。真輝志も乱入して暴露されてしまうと、「お母さん見に来てるのに...」と力なくつぶやきぼう然としていました。

続くVTR「伊織のやりたいこと」は、なんと「自分にドッキリを仕掛ける」という奇想天外なもの。玄関にラップをはっておく、部屋にガイコツを吊るす、階段におもちゃのゴキブリを置くなど古典的なドッキリを仕込みまくった後、いったん弁当を買いに外出。少し時間は経ったものの、さすがに自分が仕掛けたドッキリは忘れないだろう、という観客の皆さんの予想は大外れ!? 次々と罠にかかりビビりまくる伊織、一方で仕掛けたことすら忘れているドッキリも...。

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ラストを飾るのはやはり漫才。VTRの感想から入りつつ、「高校の同級生が結婚する」という話題に。しきりにうらやましがる伊織ですが、青空は「女性の扱いは難しい部分もある」と意見を。そこで「女性を上手に扱える」という伊織が夫役となり、妻役の青空と新婚生活を演じます。挙動不審すぎる伊織の行動に、青空のツッコミが鮮やかに決まると、何度も大きな笑いの波が起こっていました。

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エンディングでは、伊織がサインボールを客席に投げるサービスが。

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そして伊織が突然、「応援してくださっている皆さまに、ひとつご報告がありまして」と口火を。「この場をかりてご挨拶したい。2年ほどお付き合いさせていただいている彼女がいまして、その方と入籍しました!」と宣言しました。拍手と歓声が沸き起こるなか、伊織は「空が」と続け、空も「オレが!」とニッコリ。サプライズに次ぐサプライズに、客席からは大きな悲鳴も上がります。

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「おめでとうございます!」ときんめ鯛も舞台へ。さっそくインタビューが始まります。青空は現在23歳で、お相手の女性は26歳。11月11日に入籍を済ませました。真輝志は「23歳でご結婚、そして単独ライブでご報告。どういうおつもりですか?」とツッコミ。さらに「からし蓮根は、彼(伊織)1本でいくんですね?」の言葉に爆笑が起こります。以前、テレビ番組で彼女の"ヒモ"であると明かしていた青空は、「ビヨンビヨンのヒモでしたが、今はガッチガチの綱です。オレはもう腹が減って死ぬことはない!」と勝利宣言(?)。この後、プロポーズしていないという青空が、なぜか伊織に向かって「まだまだ全然有名でもないし、食わしていける状況じゃないけど、頑張って幸せにするので、オレと結婚してください」とプロポーズ。伊織の天然な返しにまたまた爆笑となりました。

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締めくくりに「頑張っていくんで、応援の方、よろしくお願いいたします!」と改めて挨拶した青空。ネタに加えておめでたい発表も行われたスペシャルなライブは、あたたかい拍手に包まれて幕となりました。



【からし蓮根】【杉本青空】【松本伊織】【きんめ鯛】