ジャケット写真を書き下ろした麒麟・川島明も特別出演!「Laugh&Peace Music presents ミサンガ LIVE STAGE」
3月17日(土)、東京・お台場ヴィーナスフォート2階 教会広場にて「Laugh&Peace Music presents ミサンガ LIVE STAGE」が開催され、ミサンガがミニライブを披露、麒麟・川島明も参加してのトーク&フォトセッションも行われました。
ミサンガは先日『はじめまして、ばぁちゃん。』でメジャーデビューしたばかりの九州出身の3人組バンド。この楽曲は、米寿を迎えた認知症の祖母をもつ高尾和行( Gt.&cho )が祖母へ贈ったラブソングです。地元福岡で話題となり、NHK福岡「ロクいち!」(九州・沖縄全域)にて、ミサンガ特集が放送され大きな反響を得たり、USENのリクエストも増えるなど、福岡地区から全国へと話題が広がってきています。
そんなミサンガが、3月17日からスタートしたお台場ヴィーナスフォートのリニューアルイベントに出演し、デビュー後初となる東京でのミニライブを敢行しました。
ミサンガのライブの前に、ひょっこりはんもひょっこり登場した本イベント。MCのタケトがひょっこりはんを呼び込むと、教会広場のステージ正面の大きな扉からひょっこり登場! 最初にひょっこりしたあと、お客さんの反応が少し鈍かったと感じたのか、「ありがとう! これが10分くらい続くよ! ......大丈夫?」とちょっと心配そうなひょっこりはん。しかし立て続けにネタを披露するひょっこりはんに、お客さんも楽しそうに盛り上がっていました。
『ぐるナイ おもしろ荘』に出演後、話題となったひょっこりはん。先日はドラマ『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』にも出演し、「人生変わりました」と話します。以前はスーツを着て漫才のツッコミをやっていたそうで、でもそれが「イヤでイヤでしかたなかった。自分じゃない気がしてた」と話すひょっこりはんは、「ずっと子どもたちに向けてやりたいって思ってたので、こうして子どもたちが見てくれるのは嬉しいです」とニッコリ。
ついでに(?)タケトも「5歳の娘が僕に言うこと」をテーマにフリップを使ったネタをいくつか披露。その内容にひょっこりはんも「ほっこりしますね。ほっこりはんですね」と援護します。さらにそんな芸人の歌や歌ネタ、はたまたリズムネタまでが聞ける「Laugh&Peace Music」アプリを紹介し、「僕の曲も配信されてますんで、聞いてみてくださいね!」とちゃっかりアピールするタケトでした。
ひょっこりはん登場後は、いよいよミサンガのミニライブ&トークショーです!
改めて登場したMCのタケトがミサンガの3人を呼び込むと、さっそくミニライブがスタート。1曲目は村下孝蔵さんの『初恋』のカバーからです。続いて名曲『オー・シャンゼリゼ』を歌った後は、ギター・コーラス担当の高島直也よりメンバー紹介が行われます。ボーカルの佐藤裕亮が「メジャーデビューして、今日が初めての東京。楽しみにしてました!」と言うと、ギター・コーラス担当の高尾和行が「今日のライブを楽しみにしてたんですけど、事前に『どんなところかな』と思ってHPを見たら快晴の空が写ってたんで、本気で屋外だと思ってました(笑)!」と話し、笑いを誘っていました。
続いて、今の季節にピッタリの『さくらみち』という曲を披露したあとは、メジャーデビュー曲『はじめまして、ばぁちゃん。』のジャケット写真のイラストを担当した麒麟・川島が登場!
「僕もおばあちゃん子だったんで、自分のおばあちゃんとの思い出もリンクさせて描きました」と話す川島。子どもの頃、なかなか友達ができなくて、毎週週末になるとおばあちゃんの家に行って過ごすのが習慣だったと懐かしそうに振り返ります。
歌詞を書いた高尾は、イラストのコタツでおむすびを両手に持っている子どもを見て、「僕だ!」と思ったんだそう。また、「おばあちゃんも猫を飼ってたので、イラストに猫が描いてあったのもピッタリで。親戚も喜んでました」と笑顔で話します。すると川島は「逆に僕のおばあちゃんは猫は飼っていなくて、ただ『猫描いたらかわいいかな~』ぐらいの気持ちで描いたんです」と明かし、「まるで事前に調べてたみたい!」と、その偶然の一致に驚いていました。
おばあちゃんの米寿のお祝いに、「孫たちはみんなおばあちゃんへの手紙を書きなさい」と言われたことが曲を書くきっかけだったと話す高尾。「手紙がなかなか書けなくて、でも曲ならと思って」曲を書いたんだそう。初めて認知症のおばあちゃんに「初めまして」と言われた時はショックだったけど、だんだんそれを受け入れて、今ではおばあちゃんと笑顔で過ごせるようになったというエピソードを明かし、「考え方ひとつでおばあちゃんの笑顔が見られるなら」と、視点を変えたことで「初めまして」という言葉をポジティブに受け止められるようになったと話します。
すると川島も、「僕のおばあちゃんは7年前に亡くなったんですけど」と、7年前におばあちゃんの死に目にギリギリ会うことができたエピソードを話します。最終の新幹線で京都に帰り、翌日の始発で戻るというスケジュールで帰って、最後のほんの20秒ほどの時間だけ、ちゃんとおばあちゃんと会話を交わして最後のあいさつができたことを話し、「だから、歌詞の"そっと今 小さな手 握った"というところが僕の思い出とリンクしてて、歌詞見たときちょっと思い出してウルッとしました」と振り返っていました。
最後にはやはり認知症の症状が出ていたという川島のおばあちゃんは、「ずっと僕の出演してた番組を録画してくれてたんですけど、認知症で僕のことをあんまりよくわからなくなってみたいで、最後の方、ちょっと鹿賀丈史さんも録ってて(笑)。鹿賀丈史さんは田村と漫才やらんやろ」と、しんみりしている中、お客さんを笑わせることも忘れない川島でした。
最後にデビュー曲『はじめまして、ばぁちゃん。』を披露し、イベントは終了。これからのミサンガの活動にも注目してください!
【麒麟】【川島明】【タケト】【ひょっこりはん】
『はじめまして、ばぁちゃん。』ミサンガ
発売中(1389円+税)
【収録曲】
M1「はじめまして、ばぁちゃん。」
M2「ありがとう」
M3「明日の君へ」
M4「さくらみち」
発売元:YOSHIMOTO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD.
©️2018 YOSHIMOTO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD.