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2018年3月21日 (水)

ゆりやんレトリィバァ作の謎に満ちたダイアリーにも注目!45人のマンゲキ人気メンバーが参加する「よしもと漫才劇場×手帳アート展」開幕

よしもと漫才劇場所属の人気芸人45人が参加する「手帳アート展」が、3月21日(水・祝)〜25日(日)の5日間にわたり、吉本興業大阪本社・本館1階(なんばグランド花月東側)「POP UPギャラリー」にて開催されます。話芸にとどまらず、アートの才能も持つ芸人たちが、手帳をキャンパスに見立てて作品を制作。会場内には、趣向をこらした「世界にひとつだけの手帳」がズラリ勢揃いします。昨年12月に、東京・自由が丘グリーンホール「room304」で行われた「手帳アート展」では、銀シャリ・鰻、カラテカ・矢部ら30名の作品を展示して大好評を博しましたが、今回はよしもと漫才劇場とのコラボレーションで、ゆりやんレトリィバァ、ミキ、さや香、トットらが自信作を出展します。初日となる3月21日(水・祝)には記者会見が行われ、アインシュタイン、クロスバー直撃・前野、マユリカ・中谷、ゆりやんレトリィバァが出席。各芸人の作品を鑑賞・品評したほか、巨大な合作(?)にも挑戦しました。


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まずは自らの作品についての解説からスタート。

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アインシュタイン・稲田は制作を始めるにあたり、家にボールペンしかないことに気づいてスーパーへ。そこで9色入りのサインペンを発見しましたが、「帰宅後、おもむろにペンをとったものの、途中で『何をしたいんや?』と...」と話し、迷いながら描き進めたことを明かします。テーマは後付けながら「日常に彩りを」に決定。裏表紙にはメッセージも添えて仕上げました。それでも2000円で販売するのは気が引けたようで、「私物のサコッシュを付けました」と、手帳を持ち運ぶのにぴったりの"付録"も紹介していました。ちなみにタイトルは「ごめんなさい、わかりません」だそうです。

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ゆりやんは「YURI'S DIARY」と題した日記帳にアレンジ。1990年11月1日、自身の誕生日と同じ日付から始まる日記は既にボロボロで、ゆりやんとは別人の「ゆり」という女性がしたためたものだとか。徐々に乱れていく文字と文章、挟み込まれたくしゃくしゃの写真...「映画に出てくる謎の日記、手がかりになるタイプの手帳です」とのことで、使うより「見て楽しむ」ゆりやんワールド全開な作品に仕上がっています。

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以前は漫画家として活動し、お絵かき芸人としても知られるマユリカ・中谷は、「ありそうな少年漫画の1巻の表紙」をイメージして描き上げました。曰く「1巻で打ち切りになってしまうマンガで、伏線もいろいろとちりばめられているが、おそらく回収されないんだろうなと思わせる」ところがポイントだそうです。

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コントの小物づくりに定評のあるクロスバー直撃・前野は、ビッグサイズの手帳で集まった記者の皆さんの度肝を抜きました。「直チキ」と書かれた袋のなかには、巨大なファミチキ風チキンカツが。さらにそのなかに手帳が仕込まれており、「122ページにだけ『揚げ出し豆腐の作り方』がガチで書いてあります」と前野。また、巻末には電卓3個が取り付けられ、「これを5000円で買う人は、きっと計算ができないだろうと思って」と、その意図を明かしていました。

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ちなみにアインシュタイン・河井は進行役の立場を利用し、自分の作品をスルーしようとしましたが、記者の皆さんからツッコまれてしぶしぶ紹介。アメリカが大好きな河井だけに、筆ペンで星条旗を描いたそうですが、画力の問題か星の数が足りず、「できれば2000円以下の値段にしたかった」ともらしていました。

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続いて、他の芸人たちの作品もチェック。ミキ・亜生の手帳を見た河井は、「ふだんの彼の言動通り。子どもというか、無邪気で天真爛漫なところが手帳にも出ている」とコメント。霜降り明星・粗品の作品は、自身のフリップネタを思わせる表紙です。祇園・櫻井は5冊の手帳を出展しましたが、「1冊にあたり2時間ぐらいかかったらしい」というその内容には、「彼の闇の部分がつまっている」と声を揃える5人でした。デルマパンゲ・広木の手帳も狂気に満ちており、「怖い!」と声が上がります。

と、ここで前野が制作したもうひとつの手帳が登場。リアルサイズの紙製自動販売機に手帳が仕込まれており、持ち歩けない壮大さが驚きと笑いを呼びます。

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さらに、中に入って記念撮影ができる、インスタグラム風フレームも装備。

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これを完成させるべく、空きスペースに同展にまつわるハッシュタグを書き込むことに。中谷は「#ネイビーズアフロ皆川8000円」、河井は「#ネイビーズアフロはじりも8000円」と、コンビ揃って「生々しい価格」(河井)をつけたネイビーズアフロをいじります。ふたりのフレーズをフォローするかのように、稲田が書いたのは「#返品不可」。「購入を申し込むときは、よく考えて」と警鐘を鳴らしていました。その後、自販機の表面にゆりやんが同展タイトルを書き込み、文字通り"看板作品"が完成! なぜかサインには「はじり」と書き、笑わせるゆりやんでした。

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質疑応答で制作時間をきかれると、稲田は「20分ぐらい。でも、サコッシュを探すのに3日かかりました」と回答。ゆりやんは「1990年〜1995年の日記なので5年です」と世界観を崩しません。そんななか、「リアルに6時間ぐらいかけた」となぜか悔しそうな中谷。前野はファミチキ風の作品について「大きいので、揚げるのに40分ぐらいかかりました」とボケで返しつつ、「制作費は400円です!」と堂々発表していました。

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なお、同展で展示されている手帳は、すべて1点ものにつき、展示期間終了後、お申し込みいただいた方を対象に抽選で販売します(価格は2000円〜2万円/作品により異なる)。ココでしか見ることができない超レアな作品たちを、どうぞお見逃しなく!

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【クロスバー直撃・前野】【アインシュタイン】【マユリカ・中谷】【ゆりやんレトリィバァ】

よしもと漫才劇場×手帳アート展

日時:3月21日(祝・水)〜25日(日) 12:00〜19:00
会場:吉本興業大阪本社・本館1階 POP UPギャラリー(なんばグランド花月東側)
   http://www.yoshimoto.co.jp/art/
参加芸人:アインシュタイン、蛙亭、ガチャガチャ、祇園、クロスバー直撃、kento fukaya、さや香、シゲカズです、霜降り明星・粗品、span!・マコト、セルライトスパ、ダブルアート、ツートライブ、デルマパンゲ、トット、ネイビーズアフロ、爆ノ介、プリマ旦那・河野、ヘンダーソン、マユリカ、ミキ、見取り図、ゆりやんレトリィバァ、吉田たち、ラニーノーズ、ラフ次元
料金:入場無料