"華と心経の寺"大覚寺で「〜嵯峨の月光とさくら〜(ウォータースクリーンプロジェクション)」を開催
嵯峨天皇の離宮として建立されて1200年。"華と心経の寺"として親しまれている大覚寺で、注目のナイトイベントが開催されます。この「〜嵯峨の月光とさくら〜(ウォータースクリーンプロジェクション)」は、「嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年戊戌開封法会」並びに「いけばな嵯峨御流創流1200年」の記念事業として行われるもの。大覚寺の東に位置する大沢池の水面にウォータースクリーンが出現し、鮮やかな光で四季折々の模様を映し出すことになります。3月23日(金)、一般公開を前にマスコミに向けてお披露目が行われました。
まずは来賓の方々が大沢池をバックに記念撮影。そしてPRキャラクターであり、司会進行を務める宇都宮まきが、お披露目記者会見のスタートを宣言したあと、伊勢俊雄大本山大覚寺執行長を紹介しました。伊勢執行長は大沢池が1200年前からそのままの姿で残っていることを話したあと、「空海様、嵯峨天皇様も時を越えて、現代の技術を使った大覚寺をご覧になっていただけると思っております」と語りました。
続いて来賓の門川大作京都市長が、伝統のもとに新たな挑戦を続けている大覚寺を賞賛し、「この取り組みが大いに盛り上がることをご祈念申し上げます」と挨拶しました。
そして来賓、関係者の紹介のあと、イベントの説明があり、引き続き挨拶が行われました。大本山大覚寺竹原善生教務部長は、今回のイベントは「嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年戊戌開封法会」のプレイベントとして行われることを伝えたあと、戊戌についての解説や嵯峨天皇がなぜ般若心経を書いたのかなどを説明。そして今年の10月1日(月)〜11月30日(金)の間、嵯峨天皇の般若心経が開封されること、法会、行事が数多く予定されていることを伝えました。
渡辺好章同志社大学生命医科学部医情報学科教授は、「fukushimaさくらプロジェクト」の趣旨についての説明などを行ったあと、今日のイベントについて「最新技術と1200年の歴史とのコラボレーションが楽しみです」と期待を込めました。
続いては辻井ミカいけばな嵯峨御流華務長がマイク前へ。いけばな嵯峨御流のルーツなどについて話したあと、歴史的な場面を拝見できるのがうれしいと笑顔で語りました。
そして日没のタイミングを少し待ったあと、いよいよウォータースクリーンプロジェクション「〜嵯峨の月光とさくら〜」の上映がスタートします。水面から勢いよく吹き上げる水で作られたスクリーンに、般若心経や炎、光、月など様々な映像が映し出されます。ゆったりとしたピアノの音色と嵯峨天皇についてのナレーションのあとは、より幻想的な映像と音色が大沢池に浮かび上がりました。
上映後に宇都宮は「素敵でしたね〜」とうっとりした表情。「ウォータースクリーンなので、やわらかい水ならではの優しさ、温かみが出ていたと思う」という感想に拍手が起こります。そして、何回でも見たくなる素敵な映像でしたねと話し、改めてこのイベントの日程、内容を告知。3月25日(日)の18時ごろに再び来場することも発表し、「みなさま、ぜひお越しいただければ!」と呼びかけていました。
誰とこのイベントを見たいかという質問には、最近吉本新喜劇の後輩たちが結婚しているとポツリ。「吉田裕、前田真希ちゃんの座員同士の結婚もありましたし、近場で見つけたいという気持ちがあふれてきました」と本音を告白します。そして、一番仲がいい、親友のMr.オクレさんといっしょに来られたらと話し、以前真剣に結婚について聞いてみると「俺はまだ人一人の人生を背負う覚悟はできてない」とフラれたとのこと。しかし、もう一度この幻想的な映像を見てチャレンジしたいと語りました。
「〜嵯峨の月光とさくら〜(ウォータースクリーンプロジェクション)」は3月24日(土)、25日(日)の2日間、18時〜20時30分の間に行われます。上映時間は10分、開催時間内はループ再生されます(大人500円、小人300円)。幻想的な光のイベントに、ぜひ足をお運びください!
【宇都宮まき(吉本新喜劇)】