矢部太郎「手塚治虫文化賞 短編賞」芸人として初受賞!
矢部太郎(カラテカ)漫画家デビュー作『大家さんと僕』が、朝日新聞社主催 第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞いたしました。
お笑い芸人の「手塚治虫文化賞」受賞は初、また本職のマンガ家以外が作画した作品の受賞も初となります。
『大家さんと僕』は、「ごきげんよう」と挨拶する一風変わった大家のおばあさんと、トホホな芸人の「僕」=矢部との、あたたかくも切ない交流の日々を描いた実話漫画です。単行本は、2017年10月31日発売してからあっという間に21万部を突破し、ベストセラーに。著名人からも絶賛の声を多数いただいています。
また、本日4月25日(水)発売の「週刊新潮」 5月3日・10日合併号より第二期連載が始まります。「小説新潮」(2016年4月号~2017年6月号)での月刊連載に続き、今回は毎号4ページの週刊連載です。
なお、「週刊新潮」で本格的なストーリー漫画が連載されるのは、1956年の創刊以来初となります。
≪矢部太郎コメント≫
賞には無縁だった僕が、憧れの手塚先生のお名前の付いた賞をいただけるなんて大変嬉しいです。 週刊連載、頑張ります!
― 『大家さんと僕』作品概要 ―
【著】 矢部太郎(カラテカ)
【出版社】 新潮社
【定価】 1,000円(税抜)/1,080円(税込)
【発売日】 2017年10月31日
【内容】 1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている......。
一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの"二人暮らし"がずっと続けばいい、そう思っていた――。
泣き笑い、奇跡の実話漫画。
参考:手塚治虫文化賞 1997年創設。朝日新聞社主催。日本国内で刊行・発表されたマンガで、優れた成果を挙げた作品および個人・団体に贈られる。マンガ大賞、新生賞、短編賞、特別賞の4部門がある。 短編賞は第7回(2003年)から創設。これまでに『聖☆おにいさん』中村光、『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ、『じみへん』中崎タツヤなどが受賞。