球速は77km/h! ジミー大西が阪神甲子園球場で人生初の始球式に挑戦!
7月25日(水)、ジミー大西が阪神甲子園球場で行われたプロ野球・阪神タイガース対広島東洋カープ戦の「ウル虎の夏 2018」ファーストピッチセレモニーに登場しました。
明石家さんま企画・プロデュースのネットフリックスオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話」が7月20日より世界190カ国で配信されています。
笑いが世の中を席巻し、日本に最も活気があった時代。子供の頃から何をやっても大失敗ばかりの駆け出し芸人・大西は、人気絶頂の明石家さんまと出会い、芸人としての才能が開花。唯一無二の存在となり、やがて芸人の域を超え、世界的な画家へと転身、一方、さんまも快進撃を続け、国民的スターへと上り詰めて行きます。
そんな二人と彼らを取り巻く強烈なキャラクターたちとの16年に渡る交流、そして嘘のようで本当に起こったエピソードの数々。笑いをまき散らしながらも最後にホロリとさせる、「笑い」に夢をかけた若者たちが繰り広げる奇跡の実話をドラマ化しました。
今回、配信を記念して元高校球児であるジミー大西が阪神甲子園球場のマウンドに立つことに。ファーストピッチセレモニーの前には、室内練習場で練習をしたジミー。球団職員の丁寧な説明を受け、徐々に投球の精度を上げていきました。
「ピッチャーはジミー大西! ジミー大西!」という球場アナウンスに呼び込まれ、マウンドに登場したジミー大西。いきなり滑り止めのロージンバッグを頭からかぶり、真っ白に。そしてマウンド上で転がるという予想外のボケに球場は笑い声に包まれました。
本番のピッチングはノーバンで見事に決め、速球表示は77km/hを記録しました。最後は「ドラマ『Jimmy』、ネットフリックスでやってる!やってる~!」とおなじみのギャグも披露し、軽やかにマウンドを後にしました。
始球式を終えて、ジミー大西が囲み取材に応じました。初めての始球式、しかも甲子園球場のマウンド、「夢の舞台でした。一生懸命、投げました。めちゃ感動しました!」と息を弾ませ、「1週間前からバッティングセンターの投げ込みができるところで練習をしました。人前で何かするのは慣れていたのですが...。投げ終わってみて、ナイスピッチングだと思いました!」と満足気に語りました。
高校時代は野球部に所属していたものの、サインを覚えられずマネージャーに変更になったというジミー。「サインの中にたくさん足し算、引き算があって。引き算の時にマイナス3が出てきて、あれ?と思って。それがきっかけで選手からマネージャーになりました。選手の時は、ピッチャー以外、一通りのポジションを経験しました。ただ、マネージャーになってからも辞めず、3年間、野球は続けました」。
ネットフリックスオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話」はジミーの若手時代の日々を描いた物語。作品の感想を尋ねられると「中尾さんの演技で泣いてしまいました。当時、自分自身は一生懸命だったのでわかりませんでしたが、ドラマになってみると笑って、泣いて。素晴らしい作品だと思います! さすがさんまさんプロデュース。全世界で配信されているので、ぜひ見てください!」とPRしました。
また、阪神タイガースファンのジミーに、今の阪神タイガースについての質問も飛び出しました。「1位の広島とゲーム差はありますが、クライマックスシリーズがあるので、これからはそこに照準を合わせてほしいです。まだあきらめてはいません! 今の阪神に望むことは、1塁に出たらバントでもいいので何としてでも2塁に進んでほしい。2塁まで出たら相手チームのピッチャーは動揺するかもしれないので。阪神のピッチャーは調子がいいのですが、ピッチャーがうまく抑えてもバッティングがつながらないので、バントでもいいのでつなげてほしいですね」と熱く語りました。
7月26日(木)の甲子園球場での試合が終わると、阪神タイガースはビジターゲームが続く「死のロード」へと突入。「『死のロード』になってもなんとか頑張ってほしいです!」とエールを贈りました。
【ジミー大西】