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2018年7月29日 (日)

よしもと芸人たちが花火大会を盛り上げる!「幕張ビーチ花火フェスタ2018」

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 国内最大級となる2万3000発の花火が打ち上げられる「幕張ビーチ花火フェスタ2018」が7月28日(土)に千葉県の海浜幕張公園で開催されました。第40回という節目を迎えた今年の花火大会は、「世界に発信!幕張海上花火」をテーマに、迫力満点の海上花火を体感できる花火ショーとなりました。

 月末最後の金曜日という「プレミアムフライデー」と重なったこの日は大勢のお客さまが来場。ビーチに設置された特設ステージでは、よしもと芸人によるラジオ企画「よしもとオーディオステージ~夏の思い出トークリレー~」が開催されました。ステージには、ハイキングウォーキング、ジャルジャル、ライス、しずる、はんにゃ、フルーツポンチ、チョコレートプラネットら人気芸人たちがリレー形式でステージに登場、「夏の思い出」をトークしながら、花火打ち上げまでのひとときを盛り上げます。


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 最初のゲストはしずる。MCはチョコレートプラネットが務めます。夏の思い出について、しずるの村上は「5年前くらいかな。夏のこの時期って『キング・オブ・コント』という日本一を決める大会の予選が7月、8月くらいにあるんですよ。その頃に、チョコレートプラネットとジャングルポケットの斎藤ととしまえんのプールに行って。めちゃくちゃ楽しかったんです。波のプールの浅瀬でおぼれるというコントをやったりして、まわりから何かやってるよと言われるくらい。その『キング・オブ・コント』の2回戦が発表されたんですけど、チョコプラは決勝の常連なのに、2回戦で落ちて暗くなってしまって。めちゃくちゃ気を使ったということがあります」と振り返ると、チョコレートプラネット長田も「落ちてるし、濡れてるしね」と苦笑いでした。

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 場内にチャイムが鳴り響くと、タイムアップ。今度はしずるがMCを務めることになり、ゲストにはライスが登場。同期のコンビということで、ステージの前方に全員で腰掛けるなど、リラックスムードのトークとなりました。村上が「しずるとライスは同期で、付き合いも16年くらい。旅行にも一緒に行きましたけど、事故りそうになったことがありましたね」と懐かしそうに切り出すと、池田が「その当時、車を持ってなかったんで、うちの車で山道を走っていたんです。普通はエンジンブレーキといって、エンジンでブレーキをかけないといけないんですけど、僕はこれを知らなくて。フットブレーキを使っていたんですけど、これを続けていると、エンジンオイルが沸騰して泡ができてしまう。山道から公道がバイパスになっていて。そこから降りる時に赤になっていたので、ブレーキを踏んだらスコンといって、ブレーキが利かない。仕方がないので、中央分離帯にタイヤをこすりつけて、なんとか止まったんですけど、後部座席を向いたら、関町と村上が爆笑しているんですよ」といった間一髪のエピソードを披露し、会場を盛り上げました。

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 続いてMCをライスが務め、はんにゃをゲストに迎えます。こちらのコーナーでは、はんにゃ金田がステージ前に集まった浴衣女子、子供たちにインタビューを行ったり、はんにゃ川島が夏の曲をアカペラで披露するなど、先ほどとはまた違った趣向で会場を盛り上げます。曲を歌う際には、自分の歌にエコーがかかり、川島も「ミュージシャンってこんな気持ちになるんだろうな。今日はいい音響機材を使っているんで」と語るなど、気分も上々。T-BOLANさんの「離したくはない」、芦田愛菜さんの「ステキな日曜日~Gyu Gyu グッデイ!~」などを気持ちよさそうに歌い、その歌声はビーチ中に響き渡ります。続いて川島が奥さんと付き合っている時に歌っていたという、ゆずさんの「栄光の架橋」を歌うと、前方のお客さんがウェーブで大盛り上がり。ステージは大いに沸きました。

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 続くゲストはフルーツポンチ、そしてMCははんにゃが務めます。フルポン村上は「裏で歌を聴いていたけど、川島が歌っていた時に、スタッフさんが苦い顔をしていた」と暴露し、会場は大笑いです。その流れではんにゃ金田が「亘くんといえばピュア。スピッツの『チェリー』が大好きなんです。それでは歌っていただきましょう!」と無茶ぶり。そのまま歌う亘ですが、照れくかったようで、すぐに歌うのをやめて「すごくやだよ。(お客さんに)鼻で笑われたよ」と嘆くことしきり。その後も"吉本の反町隆史"ことフルポン村上が「Forever」を披露するなど、お客さんに笑顔を届けました。

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 続くゲストはハイキングウォーキング。MCはフルーツポンチが務めます。こちらでは、お客さんからの質問を受け付けることになりました。そこでは「相方に秘密はありますか?」という質問が飛び出し、村上が「秘密ではないけど、僕の方が気まずい。お互いの給料を知らないから。亘の方がかなり稼いでいますからね」と返答。まゆつばものだった村上のコメントですが、人気番組「アメトーーク!」の「運動神経悪い芸人」で村上が「ヒザ神」の愛称で注目を集めていることを踏まえた松田が「ひざ金が入っているんでしょう? ひざだけでいくら稼いだんですか?」とツッコむと会場は大笑い。村上も「皆さんのひざと同じくらいですよ」と思わずタジタジです。そしてその後はQ太郎がステージを降りて、会場のお客さまにインタビューを実施。すると、ビーチのお客さまから次々と写真撮影をねだられるQ太郎。その様子を見た松田も「人気だなぁ」と感心した様子を見せました。

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 続くゲストはジャルジャル。MCはハイキングウォーキングです。松田から「センスの先頭をはしってるこの2人です」と紹介されたジャルジャルでしたが、登場したのは後藤ただひとり。福徳は車で向かっている途中とのことで、到着が遅れていると言います。そんな中、「リングリ、リングリ~!」と後藤いち押しのギャグを披露しますが、会場のリアクションはいまいち。「センスの先頭をはしってると言われてもやりづらい」と嘆いてみせて、会場を沸かせました。するとそこに福徳が登場。「僕の車が案内された場所が手前すぎたみたいで。誰もいないからおかしいなと思って、気づいたら球場の方に行ってしまっていました。(球場の)ラジオから『リングリ、リングリ~!』という(相方の)声が聞こえてきて。すごい盛り上がっているのかなと思ったら、そうでもないんですね」と付け加えて会場を笑わせました。ジャルジャルの2人は千葉テレビの番組「ジャルッと!爆ハリ!」に出演しており、千葉にもよく来るのだとか。「千葉はロケがしやすいです。家に行かせてくださいと言うと、大概オッケーが出る。ちょうどいい、個性的な人が多いです。どんどん千葉が大好きになっていますね」と後藤が語ると、福徳も「多少恥ずかしさもありますけど、でも千葉県民はひっそりと面白いんです」と続けました。

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 空は夕焼け模様となり、リレートークもいよいよクライマックス。最後は再びチョコレートプラネットがゲストに登場。MCはジャルジャルが務めます。最近、白髪が増えてきたというチョコレートプラネットの二人は、白髪染めについてせつせつとトーク。ジャルジャルはいまいちピンと来ていない様子でしたが、客席の前方にいた妙齢の女性は彼らの会話に共感した様子で、うんうんとうなづいていました。

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 そして「よしもとオーディオステージ~夏の思い出トークリレー~」が終わった後は、千葉市の観光PRアンバサダーの「5ビーチエンジェルス」によるトークショーを挟み、幕張ビーチ花火フェスタ応援隊長の「ぐっさん」こと山口智充が登場。BGMはぐっさんが歌う「打ち上げ花火」。「4年前に、花火大会のために作らせていただいたんですけども、別にヒットしているわけでもなく。でもこの会場に来ると必ず鳴っているというそういう曲なんで。皆さん覚えてくださいね。でも花火って皆さんの思いであがっているじゃないですか。もちろん花火師の方の魂も、打ち上がる花火を見て、いろんなことを思うんじゃないですか。一瞬で花を咲かそうぜ、いまやりたいことをやろうぜみたいな曲です」と解説するぐっさん。

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「僕、皆さんと一緒に花火大会を楽しみたいのに、点火式が終わったらすぐに(テレビ番組収録のために)大阪に行かなきゃいけないんです」と残念そうな表情。しかし「せっかくなんで、ひとあし先に自分で花火を打ち上げていきます」というぐっさんは、得意の花火のものまねを披露。そのクオリティーの高さに会場は大喝采です。

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その後はみんなで点灯式。ステージには熊谷俊人千葉市長 、小松﨑文嘉千葉市議会議長、岩山眞士千葉商工会議所副会頭、飯沼喜市郎千葉市観光協会会長、そして幕張ビーチ花火フェスタ応援隊長のぐっさんたちのもとにスイッチが。ビーチに集まったお客さまと一緒に、全員でテンカウント。一斉にスイッチを押すと、次々と花火が打ち上げられ、夏の夜空を鮮やかに彩りました。

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