ココリコが東京五輪を盛り上げる! 「東京2020オリンピック2年前イベントin SETAGAYA~夏まつり~」
7月28日(土)、東京・二子玉川ライズ ガレリアにて「東京2020オリンピック2年前イベントin SETAGAYA~夏まつり~」が開催され、ココリコ(遠藤章造・田中直樹)が総合MCを務めました。
2020年の東京五輪まであと2年。二子玉川ライズ ガレリアがある世田谷区では、馬事公苑で馬術競技が開催、さらに大蔵運動場及び大蔵第ニ運動場でアメリカ選手団のキャンプが実施される予定です。
同イベントは、そんな五輪に向けての気運を盛り上げる夏まつり。スター選手のトークショーや競技のデモンストレーションがあるなど、多種多様な催し物が披露されるとあって多くの人が来場しました。なお、このイベントの様子は世田谷区の若者たちによるプロジェクトグループ「情熱せたがや、始めました。(ねつせた!)」の協力のもと、YouTubeで生配信。全国の皆さんにもイベントの様子をお届けしました。
まずは、世田谷区長・保坂展人氏と世田谷区議会議員・三井みほ子氏の挨拶。それぞれがオリンピックに向けた決意などを語ります。その後、MCのココリコが登場。世田谷区議団・オリンピック・パラリンピック・環境対策等特別委員会委員長の山内彰氏が開会宣言を行った際には、ココリコとのユニークな掛け合いが披露され、会場から笑いを誘います。
開会宣言後、遠藤は「週4くらいで二子玉川ライズ ガレリアに来ている」と言い「週末によくイベントやっているんですけど、まさか僕がこのステージに立つとは」と感慨深そうに語りました。また、現地でオリンピックを観たことがないという田中に対し「お仕事で北京オリンピック(2008年)に行ったんですけど、"うあ~。自分の国でやったらほんま楽しいやろうなぁ"と思っていたら、2年後に来るからね。今のうちから盛り上げようと思っていますから」と決意を述べました。
続いては、パナソニックの右田さんが登壇。持参した同社製4Kカメラを使って世田谷区立弦巻小学校の代表生徒と共に、当日出展していたブースを紹介していくことになりました。選ばれた6年生の生徒5名は、ココリコのフォローのもと、カメラマン、インタビュアー、アシスタントなどになり、クルーとして会場の皆さんにブースの魅力を伝える役割を担います(撮影の模様は、生中継で会場のモニターに映し出されます)。当初は緊張の色を隠せない5人でしたが、撮影が進むにつれて自信をつけていきました。
出展ブースは以下の通りです。
・フェイス&ボディペイント体験
顔にペイントやシールを貼ってもらえるサービスが受けられます。
・オリンピアンとの合成写真フォトブース
ケンブリッジ飛鳥選手や白井健三選手との合成写真が楽しめました。
・スーパーボールすくい
バレーボールやサッカーボールなどが描かれたミニスーパーボールすくいです。
・笑顔パワー測定
顔認証技術を使って笑顔のパーセンテージを算出します。
・片手でクッキング
お皿に入ったビーズをすくいやすいようにアレンジしたお皿や、片手だけでもペットボトルのフタが開けられるアイディアアイテムを実際に体験できました。
・貼るを、未来へ
うちわのプレゼントと記念撮影が楽しめました。
・JAL KID'S STUDIO
客室乗務員、パイロット、整備士などの衣装を試着できるサービス。クルーの生徒はもちろん、遠藤も参加しました。
・車いすバスケットボール「車いす試乗体験」
車いすバスケットボールで使用する競技用の車いすに乗れるブース。操作性や乗り心地を体感できます。
・レーサー用車いす「スピード測定体験」
一生懸命車いすを漕いでスピードを競います。
ブース紹介が終わると、元体操女子日本代表で2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会理事の田中理恵さんとココリコによるトークショーが行われました。田中さんは海外で競技を行うのは大変だったと回顧し「(東京五輪開催は)うらやましいです。もう年齢的に無理ですけど、出たかったですね」とうらやましそうに語ります。
また、これから体操をしようと思っている子ども達にアドバイスをリクエストされると「体操競技は姿勢が大事なんです。立ち姿勢から審判は見ていますから」と述べ「胸が出てもいいので、気持ち肩を落として肩甲骨同士を合わせるようにしてください」とレクチャー。「背中が丸まっていると肩こりにもつながりますので、できるだけまっすぐに!」と話しました。
小学校1年生から体操を本格的に始めた田中さん。プレッシャーや緊張にどのように打ち勝ってきたのかを問われた際には「試合直前は"たくさん練習したから大丈夫だよ"と褒め倒していました」と語り、競技中はゾーンに入ることもあったのだとか。「(ゾーンに入ると)完璧な演技ができました」とトップアスリートならではのエピソードも語ってくれました。
ここからは、キッズが参加できるチアリーダー教室が行われました。講師はプラチナムチアリーダーズの皆さん。圧巻のステージパフォーマンスを披露したあと、優しく丁寧に指導。3歳のお子さんも一生懸命練習に参加するなど、必死でダンスを覚えていました。
もちろん最後には、ステージへ上がってパフォーマンス。みんなの笑顔で来場者や親御さんらは癒されたようです。パフォーマンス後のインタビューに答えてくれた女の子が「チアダンスを踊れる機会がなかったので楽しかった」と語ってくれたように、有意義な時間を過ごせたようです。最後には記念撮影も行われました。
このあとも様々な催し物の予定があったのですが、残念ながら台風の影響で中止となりました。しかし、オリンピックに向けて大いに盛り上がったことは間違いありません。2020年の東京五輪がさらに楽しみになった1日でした!