よしもとニュースセンター

８月25日（土）と26日（日）、千葉・イオンモール幕張新都心にて行われている『２年前記念イベント「千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる！」』のオープニングセレモニーに、元メジャーリーガーの石井一久、元スピードスケーターの岡崎朋美、ロンドンブーツ１号２号・田村亮、南海キャンディーズ・しずちゃん、ひょっこりはんが出演。MCをラフレクラン・西村真二が務めました。

本イベントは、東京2020オリンピック・パラリンピックの千葉エリアで開催される８競技を盛り上げる目的として開催。オープニングセレモニーには上記のよしもと所属芸人＆元アスリートほか、水泳の中西悠子さん、中村礼子さん、パラバドミントンの村山浩選手、フェンシングの久良知美帆選手、車いすフェンシングの千坂香菜選手、千葉県知事・森田健作さん、千葉市市長・熊谷俊人さん、千葉県中小企業団体中央会会長＆みんなで応援！ 千葉県経済団体協議会副会長の平栄三さん、NEC執行役員＆オリンピック・パラリンピック等経済界協議会の菅沼正明さん、一宮町町長の馬渕昌也さんも登壇しました。

まずはオープニングアクトとして、ちば文化資産に認定されている「総合武術 立見流」より第22代宗家・加藤紘さん、宗家補佐・加藤敦さんが居合、剣術、柔が一体となった武術を披露。その後、千葉県警察音楽隊によるファンファーレで、セレモニーの幕が開けます。

MCの西村は「2020年の東京オリンピック・パラリンピックですが、千葉県で何競技行われるか知っていますか？　オリンピックではフェンシング、レスリング、テコンドー、サーフィンの４競技が、パラリンピックではゴールボール、シッティングバレー、テコンドー、車いすフェンシングの４競技が行われるんです。千葉が今、熱く盛り上がっています」と紹介します。

続いて登場した亮は「僕はパラリンピックを広める目的でつくられたTEAM BEYONDのメンバーで、柔道やボッチャをやったりしてるんです。オリンピックだけではなく、パラリンピックもルールがわかればどんどん面白くなる。ボッチャなんてチェスみたいに戦略的で面白いですし、子供も楽しめる競技。柔道は経験があったんですけど、パラスポーツをやっている選手たちと組むと僕らの足の動きを知られてしまっていて感心しました」と語ります。
一方、ボクシングでロンドンオリンピック出場を目指していたしずちゃんは、「アスリートのすごさはよくわかっています。一瞬の勝利のためにめちゃくちゃ犠牲を払って、年月を重ねているみなさんは尊い」とリスペクト。「東京で開催されるオリンピック・パラリンピックは、一生に一度観られるかどうかというもの。まだボクシングでは女子の日本代表が出ていないので、頑張って欲しいと思っています！」とエールをおくりました。
「ちょっと待ってくださいよぉ！　僕も盛り上げちゃうよぉ！」と言いながら、ひょっこりはんも登場。千葉県内で行われるオリンピック・パラリンピック８競技を、ハッピでひょっこりしながら紹介し、「今日はがっつりはんです」と挨拶しました。


その後、森田知事、熊谷市長、平さん、菅沼さん、馬渕町長、中西さん、中村さん、村山選手、岡崎、石井も登壇します。
森田知事は「いよいよ！　東京オリンピック・パラリンピックまであと２年です！　あっという間ですよ！」と観客に呼びかけながら、「我が千葉県、千葉市、そして県内の経済団体協議会、アスリートのみなさん、芸人のみなさんで盛り上げようじゃないかということで、このような催しを開催します。この機会に魅力を発見していただき、（2020年には）会場まで観に行っていただきたいと思います」と挨拶します。
熊谷市長は「千葉県は東京都の次に多い開催となります。オリンピックと同じように、パラリンピックを成功させたいという思いで、これまで取り組んできました。今日、パラスポーツではゴールボール、シッティングバレー、車いすフェンシングが体験できます。観たことある、やったことあるという人は少ないんじゃないかなと思いますが、どれも観てもやっても面白いものです。パラスポーツは障害のあるなしに関わらず楽しめるスポーツ。今後もさまざまな場所で体験できるようにしますので、観るだけではなく実際にやってみてください」と話しました。
2020年の大会において世界で初めて開催されるサーフィンの会場となるのは、一宮町にある釣ヶ崎海岸。馬渕町長は「外房のいちばん南にある小さな街で行うことになりました。ただ自然の海岸が広がっているだけの場所で、オリンピックを開催します。私たちだけの力で成功を勝ち取るのは難しく、県のみなさん、市のみなさんとともにオール千葉で成功をおさめるためには、みなさんの力が必要です。また、その４年後、さらに４年後、サーフィンがパラリンピックで行われる可能性も高く、街としてもパラ競技としてのサーフィンを断固応援していきたいと。オリンピックのみならず、パラリンピックの成功も祈っていきたい、実現させたいと思っております」と力強く語りました。

2020年から正式種目となるパラバトミントン。世界で活躍する村山選手は「千葉市に住んでいます」と切り出して、「パラバドミントンは私のように車いす、そして立ってやるクラスと大きく分かれ、また障害ごとに６つのカテゴリーに分かれて戦います。会場は千葉ではなく、代々木第一体育館となりますが、千葉市民、千葉県民として金メダルを取れるようにがんばりたいと思います」と意気込みます。
冬季オリンピック５大会に出場している岡崎は「元アスリートとして言わせてください。みなさんの応援は、選手の力になります。声援がないと、選手はメダルが獲れない。私は冬季オリンピックに出場しましたが、夏季オリンピックに力を込めたいと思っていますので、一緒に応援しましょう」と呼びかけ。中西さんは「自国開催のオリンピックなんて、そうそうない。ぜひ、スポーツを生で観ていただきたい」、中村さんは「私もオリンピックを経験しましたが、感動する舞台。その舞台を間近で観られるのを楽しみにしています。みなさんと一緒に応援していきたい」と話しました。

千葉県出身の石井は、「僕はオリンピック・パラリンピックに縁もゆかりもないんですけど、千葉県出身ということで千葉のよさはわかっているつもりです。緑と海があってアクセスもいいので、東京からオリンピックを観に来る人もいるでしょうし、千葉から東京へ観に行く人もいると思います」と発言。「２年後のオリンピックまでにしたいと目標を立てている人は多いんじゃないかなと。そういう人は（叶えられるように）頑張っていただければと思います」と飄々と語りつつ、「僕も２年後まで頑張ろうと思ってたんですけど、思わぬハプニングがあったのでもうちょっと頑張らせていただこうと思います」と突然言い出し、亮や西村から「カズさん、なんですか！」「ハプニングって何？　気になる！」とツッコまれていました。

オープニングセレモニー終了後、久良知選手と千坂選手による車いすフェンシングのデモンストレーションが行われ、先に５ポイントを先取した久良知選手が勝利します。

観戦した亮は「相手の突きっていうんですかね？　その交わし方が最小限で面白い。ボクシングのスウェーバックみたいで」と感想を語ると、しずちゃんは大きく頷いて「押し引きがすごいですね」と同調。ひょっこりはんが「あんなに剣がしなるんですね。コントロールが難しいだろうなと思いました」と感嘆すると、「剣をしならせて背中をつく技もあるんですよ」と説明する久良知選手。さらに、「こういう会場でプレイする機会がないので楽しかったです。2020年、フェンシングの試合が幕張メッセで開催されるということもあり、たくさんの方々に観に来ていただけると思いますし、私も出場できるように頑張りたいです」と決意を。千坂選手も「マイナースポーツなので、こういう機会をいただけて本当によかった。車いすフェンシングのルールは健常のものと一緒ですが、距離が固定されているのでちょっとした隙で点が決まる駆け引きを楽しんでいただきたい」と競技の魅力を説明しつつ、「私も千葉県出身。地元開催のパラリンピックに出場できればと思っていますので、応援よろしくお願いいたします」と抱負を語りました。

『千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる！』は、明日26日（日）も同会場にて開催。元オリンピアやアスリートほか、よしもと芸人も多数参加しますので、ぜひとも来場ください！　なお、詳しいスケジュールは同サイトの最新ニュース（http://news.yoshimoto.co.jp/2018/08/entry85986.php）をご確認ください。


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