9月1日(土)、福岡は天神のど真ん中に常設劇場「よしもと天神ビブレホール」がオープン!
9月1日(土)、天神ビブレに吉本興業の新しいエンタテインメントの発信基地として「よしもと天神ビブレホール」が誕生しました。よしもとの常設劇場としては全国で13館目の劇場です。
「よしもと天神ビブレホール」ではお笑いだけにとどまらない、様々なジャンルのエンタテインメントで新たな才能を発掘、育成し、笑いの常識にとらわれない次世代のコンテンツもお届けする地域に根付いた空間を目指します。
人気芸人のお笑いライブのみならず、展示会、芸人のワークショップやe-sports関連イベント、外国からの観光客のためのインバウンド向けイベント、福岡の企業や地元で活躍するアーティストとのコラボイベントなども企画中。多種多様の趣味を持つ皆様が楽しめるエンタテインメントホールになります。
また音楽ライブやよしもと主催の公演以外にも福岡で活動されている方への発表の場としてご利用いただけるよう、ホールの貸出も行います。
オープン当日はこけら落とし公演に先駆け、オープン記念会見が行われました。
まずは報道関係者を招いての「テープカット・セレモニー」。
福岡よしもとに移籍して9カ月のサカイストが司会を務め、「番号だけでバスに乗れるようになった」とかなり福岡になじんだコメントで場を温めながら、テープカット出席者として博多華丸・大吉、ケン坊田中、田井宏樹氏(株式会社OPA取締役営業本部長)、泉正隆(吉本興業株式会社常務取締役、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役会長兼福岡支社長)が登壇。
テープカットとともにサカイスト・デンペーがくす玉をタイミングよく割り、セレモニーが終了しました。
セット転換後、「オープン記念会見」がスタート。同じくサカイストの司会により、まずは泉正隆からご挨拶。
福岡では14年ぶり、全国では13番目のよしもと常設劇場の誕生にあたり、ご協力下さった方々への御礼と、人気芸人のお笑いライブのみならず、展示会、芸人のワークショップやe-sports関連イベント、外国からの観光客のためのインバウンド向けイベント、福岡の企業や地元で活躍するアーティストとのコラボイベントなども企画中であることを改めてご説明させて頂きました。
「九州新喜劇」や福岡パルコでの「よしもとおもろおばけ」、そしてこの「よしもと天神ビブレホール」オープンと、お笑いの拠点となる場所が増えてきた今年の盛り上がりへの期待感と、当劇場の入り口を福岡よしもとの高田課長プロデュースにより若手芸人が一丸となって内装を手掛けたこと、またその際の資材等で株式会社グッデイ様にご協力頂いたことの御礼とご報告をさせて頂きました。
続いて秋定朋宏(よしもと天神ビブレホール支配人)より劇場についての説明をさせて頂きました。
まずはステージ向かって右のしずちゃん、鉄拳などたくさんのよしもと芸人による絵画についてご紹介。
「福岡」というテーマで描き下ろして頂いた一点ものばかり。来場者の思い出にもなれば、とコメントしました。
そして劇場入り口の高田課長プロデュースのDIYに関しては、わずか3日間の施工時間であったこと、さらに設備的には配信環境も整えており、劇場からの放送なども企画中とのことです(RKB毎日放送さんとの企画として、10月よりサカイストがメインの番組がスタートします)。
また、劇場はNSCを含めた約30組の福岡よしもとの芸人の腕を磨く場として登壇のチャンスを狙いながら、M-1グランプリやキングオブコントなどの賞レースで福岡の芸人がたくさん勝ち上がっていくようになればと語りました。
最後にお笑い劇場以外の活用に関し、よしもと内での企画(ちなみに年末年始は渡辺直美展が決まっているそうです)はもちろん、これまで同様貸館としても利用できることを再度アピール。地域の皆さまに愛される劇場を目指しますと決意を表明しました。
会見ラストは劇場に出演する芸人さんによる感想と意気込みトークが行われました。
登壇者は博多華丸・大吉、ケン坊田中、和牛、マサル。
華大の二人からは14年前の博多の「吉本ゴールデン劇場」のこけら落としの際、聖飢魔Ⅱさんがスペシャルシークレットライブということで、楽屋への立ち入りが一切禁止だったという思い出話が飛び出しました。
ケン坊田中は「劇場からしか芸人は育たないと思っていますし、以前の吉本ゴールデン劇場から華大やバッドボーイズ、パンクブーブーなど全国区の芸人が出ていますので、これからまたそういった芸人が増えるといいなと思っています」とコメント。
そして前日の単独ライブから福岡に入っている和牛は、小倉にあった「あるあるYY劇場」の頃の思い出で報道陣の笑いを誘いつつ、「福岡と和牛は二人三脚でやっていきたい」というコメントで、福岡で積極的にライブをやっていきたいという想いを語ってくれました。
最後に福岡のメディアに引っ張りだこの博多のおいさん・マサルより演劇ユニット「博多おっしょいズ」の紹介が。
その名も博多生まれ、博多育ちの演劇ユニット「博多おっしょいズ」は、大将(リーダー)は博多弁丸出しで愛されキャラの「博多のおいさん」がテレビや営業で大人気の「マサル」が「せっかく福岡に劇場ができるなら、福岡らしいものを作りたい」という思いから今回演劇ユニットを立ち上げました。
よしもと芸人のみならず、今年4月に福岡に開校したNSC福岡校の生徒までをも自ら巻き込み、癖が強く、個性豊かなメンバーを集めました。目指すはなんと!福岡博多の「TEAM NACS」、今後の「博多おっしょいズ」の活躍にご期待下さい。
博多おっしょいズ
大将:マサル 脚本・演出:ハンサム松崎 メンバー:メタルラック、たいすけ、カーネギー(NSC福岡一期生)、ぽんこつラーメン(NSC福岡一期生)
質疑応答では福岡で劇場を復活させた理由について泉正隆より「あるあるYY劇場が2015年に終了となり、やはり福岡に劇場が必要だと思っていたところ、様々なご縁でビブレさんにご協力頂くことができるようになりました」とコメント。
続いて「この劇場ができたことで、福岡でお笑いをやる回数は増えますか?」という華大への質問に対し、「出たいのはやまやまなんですが、ここにいる和牛がまず出たがると思いますし、今日この後登壇するウーマンラッシュアワーもまた福岡が大好きなので、我々は土日ではなく平日に、こっそり出演するような感じになるかもですね」と後輩を立てながらも福岡でのお笑いの回数を増やしたい想いを語ってくれました。
最後は報道陣に向けたフォトセッションで会見は終了しました。
会見後は、天神ビブレ1Fにて福岡よしもとの若手芸人たちとケン坊田中、そしてなんと和牛が「よしもと天神ビブレホール」のチラシ配りを実施!
気づいたファンや通りすがりの方々が、雨にも関わらず駆け寄ってチラシをもらって下さったり、「頑張ってください」と言葉をかけてくださっていました。
さて、いよいよこけら落とし公演「劇場ができたけん!その1~駆け付けたバイ!~」です。開場前から天神ビブレの階段に長蛇の列が!
あいにくの雨天にも関わらず、たくさんの方にお越し頂きました。ありがとうございます。今回のこけら落とし公演に限らず、たくさんの公演やイベントが企画されていますので、ぜひ皆さん足を運んでくださいね。
よしもと天神ビブレホール・公演内容
http://www.yoshimoto.co.jp/vivre/
劇場ができたけん!その1~駆け付けたバイ!~
出演者:[ネタ・落語]博多華丸・大吉/どんぴしゃ/サカイスト/レモンティー/ウーマンラッシュアワー/和牛/だんごばーな/スクラップス
劇場ができたけん!その2~盛り上げるバイ!~
出演者:[ネタ・落語]寿一実/コンバット満/ケン坊田中/どんぴしゃ/サカイスト/レモンティー/ウーマンラッシュアワー/和牛/だんごばーな/スクラップス
劇場ができたけん!その3~RGがあるあるを言うバイ!~
出演者:[ネタ・落語]レイザーラモンRG
劇場ができたけん!その4~福岡よしもと集合するバイ!~
出演者:[ネタ・落語]MC:メガモッツ/ショウきん/ぶんぶん丸/エッグボール/にわか/メタルラック/マサル/ヤスコウチナオヤ/カイラ/たいすけ/だいかん。/ヒロシマハジメ/ばんぺいゆ諸石/内川ぺいいち/わっしょい☆田中