『KOYABU SONIC 2018』3日目に、ゲスの極み乙女。とロバート秋山がコラボ! 意外な真実が浮上⁉
9月17日(月・祝)、インテックス大阪で開催している『KOYABU SONIC 2018』に出演したゲスの極み乙女。と、ステージ上でコラボレーションをしたロバート秋山、そして小籔千豊が囲み取材に応じました。
ロバート秋山は「広末涼子の生みの親」で知られる敏腕マネージャー・剣持信也になりきっての登場。ステージ上では「実はゲスの極み乙女。の生みの親でもある」とし、本編では演奏されなかったキラーチューン『私以外私じゃないの』を"剣持の一言"で演奏するという一幕もありました。
終演後、ゲスの極み乙女。、ロバート秋山(剣持信也)、小籔千豊が囲み取材に応じました。まずはコラボに至るいきさつを小籔に語ってもらいました。「ゲスの極み乙女。さんと誰かにコラボしてほしいな、どうしようかなと思っていた時に、僕の好きなキャラクターの人がおったわと思ってP(川谷絵音)にLINEして、"こういうことはどうでしょうか?"と相談したら、おもしろそうですねとなって。それで秋山にも言ったら、"はいはい"となって。すごいノリノリで盛り上がってよかったです」。
ゲスの極み乙女。のフロントマン、川谷さんも『コヤソニ』のステージを振り返り、「剣持さんの流れもあって助けられました」とご感想を。ベースの休日課長も「今があるのは剣持さん様様です」としみじみと。そんな剣持は「俺は育てた側だからよ、マネージャーとしては一番いいことだ」と得意げです。
ステージ上でも明かされた、ドラムのほな・いこかさんの名付け親でもあるという剣持。その前は「けっきょく・そうしようか」だったそうです。ゲスの極み乙女。さんのすべてを知る剣持が、現在の手ごたえを語りました。「最初は山奥にいて、盗賊みたいなやつらだったんですよ。山を通る登山客の持ち物を全部そぎ落としたりして。それで何とか面倒を見てくれということで。川谷くんは本当に野良犬、狂犬みたいなもので。注射も打ってないし、大変な男だったんだけど、4人でこうやって世に出て、あれだけ盛り上がって。評価していますよ」と剣持。
また、剣持から見たゲスの極み乙女。の音楽の魅力についても、「我々年代が聞いても、ただただわちゃわちゃしているだけじゃなくて、曲がメロディアスで勝手に覚えちゃってて、帰りながら口ずさんでいるのは何だ? 結局彼らの歌じゃねえかっていうことが多いなぁ。曲の選び方、作り方がちょっと人並みはずれている集団だと思っているよ」と高評価でした。
剣持信也という育ての親の前で歌った感想を訪ねられると「曲ふりを誰かにしてもらって『私以外私じゃないの』をするということが今までなかったので、お客さんもわーって盛り上がっていましたし、代表曲になったというか、作ってよかったなと思いました」と感無量の表情の川谷さん。
また『コヤソニ』のいいところについては、「お笑いの人たちがいっぱい出るフェスは『コヤソニ』以外ないと思います。バンドとお笑いが半々というフェスはなかなかないので、僕らも出ていて楽しいというか。芸人さんも好きなので、見ている側としても楽しいフェスだなと思いました」と語る川谷さん。今オススメの芸人はコマンダンテとのことでした。
なお、制作現場にも立ちあうことの多い剣持は、「レコーディングでは機材のバランス、プラグの数、ボリューム、すべて私が管轄してるから。今日はプラグが少なかった。後3本増やしてみろ、音が変わるから!」と小籔にアドバイスをしていました。
【小籔千豊】【ロバート秋山】