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2018年10月18日 (木)

すっちー座長もタジタジ!? 吉本新喜劇に青森県知事が特別出演! ボケまくりで青森の魅力を熱烈アピール

10月18日(木)、なんばグランド花月にて上演中の吉本新喜劇に、三村申吾青森県知事とマスコットキャラクターのいくべぇが特別出演、青森の魅力をPRしました。公開されるやいなや3カ月で35万回再生され大きな話題を呼んだ、新喜劇座員・諸見里大介出演の青森県PR 動画「ディス(り)カバリー青森」からのご縁で、今回の出演が決定。同時に、なんばグランド花月前広場では、蛇口から出てくるりんごジュースが試飲できるイベントや、各種物産の販売も行われました。

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今回の新喜劇は、過疎化が進む花月村の人々が、幻の巨大恐竜・ネッシーならぬカゲッシーで村おこしを狙うというストーリー。そこへ田舎暮らしに憧れ移住してきたすち子が絡み、さまざまな騒動を繰り広げます。

三村知事の出番は冒頭部分。同じ悩みを抱える市町村を視察してきた、池乃めだか扮する村長が、「ご当地PRの上手なやり方を教えてくれる古い友人に来てもらった」と三村知事を呼び込み。いくべぇを従え登場すると、りんご柄の派手なシャツ姿に、すち子がさっそく「芸人さんじゃないんですか?」とツッコミを入れて笑わせます。

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「青森県知事の三村申吾です」と自己紹介すると大きな拍手が。りんごの妖精だといういくべぇは特技の逆立ちも披露し、「おおー!」「すごい!」とあちこちから声が上がりました。

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すち子が「村をアピールしたいが、なかなかいい方法がない」と打ち明けると、「そのために、今日はまいりました」と頼もしい返事。と、おもむろに「暑いですね。八甲田山はもうマイナス3度ですから」とシャツを脱ぎ始めます。下に着ていたのは、紅葉の十和田湖から八戸のせんべい汁まで、さまざまな青森の名所や名物がプリントされたTシャツ! 脱ぐたびに新たなTシャツが現れ、「ラッセラ〜ラッセラ〜青森楽しいですよ〜」と、ねぶた祭のかけ声とともにアピールします。

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「何枚着てるの?」とすち子に呆れられても何のその、「村おこしは、これぐらいやらないとね!」と笑顔の三村知事。脱いだTシャツを「3000円に消費税で...」としっかりボケるひと幕も...。一方、すち子やめだかからは、「新喜劇は青森県では放送されていない」と放送実現のお願いが。三村知事は「お話ししてみましょう!」と検討を快諾し、すち子と指切りをして退場となりました。

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終演後の囲み会見には、三村知事、すっちー、めだかが出席。三村知事は「笑いの聖地・なんばグランド花月で、青森の魅力を知っていただきたいと参上した。あたたかく迎え入れていただき、青森の魅力をPRできました」とニッコリ。青森は現在、りんごの収穫期に入っており、「台風等で被害もありましたが、今年も美味しいりんごをお届けできると思います」とのこと。「今は紅葉真っ盛り、冬になると一面の銀世界、春になると弘前城の桜、夏は深い緑の十和田湖...血わき肉躍る夏祭りも始まります」と話しながら踊り始めるなど、止まらぬ青森トークに、すっちーは「ようしゃべりますねえ!」と目を丸くします。

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そんなすっちーですが、知事の話にさまざまな名産品が登場したことで、「いっぱいあるんやなあ」と改めて感心。なかでも青森のにんにくが印象深かったようで、「チャーリー(浜)さんが、新喜劇の全国ツアー中、どこに行っても『青森のにんにくはないか』『うまいんや』と言っていた。あれはウソじゃなかったんですね」と振り返ります。

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めだかは「今までいろんなところの知事さん、市長さんとご一緒させていただいたが、一番ようしゃべる(笑)。いいことやと思いますよ。話しかけやすい雰囲気があるし、青森県の人は幸せ」と三村知事のキャラクターに脱帽。これを受けてすっちーも「(舞台では)後ろに下がる人が多いが、どんどん前へ行く(笑)。りんごのシャツ見たときに、ちょっとヤバいな、と思いましたけどね(笑)」と笑いをまじえて印象を語っていました。

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また、「(新喜劇の)全国ツアーでは、青森が一番盛り上がった」(すっちー)そうで、それだけにテレビ放送されていないことが悔しそうなふたり。「放送されるよう、ぜひぜひお願いします」と改めてリクエストすると、三村知事も「議決問題ではないので...」としつつ、「ネゴシエーションは得意ですから」と前向きにサポートすることを約束しました。

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関西圏からの観光客誘致についての質問には、「SNSを中心にやってきたが、これからは出られるチャンスがあればメディアにも出していただき、デパートでの青森フェアのほか、アクセスの近さ・飛行機の便数の多さなども含め、積み重ねのキャンペーンで周知をはかりたい」と回答。観客の度肝を抜いたいくべぇの逆立ちについては、「妖精は回ったり転がったりが好き。ただ、相当鍛練はしています」と、残念ながら種明かしはしてくれませんでした。

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