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2018年10月31日 (水)

沖縄でお笑い武者修行!大阪出身コンビ・ぼんじょるののNo.1ネタを決定した「B-1グランプリ」

10月13日(土)、よしもと沖縄花月で「B-1グランプリ~俺たち6連覇したんだぜ。最後は今までの優勝ネタから本当の1番をきめようじゃねぇか。このライブ本当にやっててよかったです。今まで来てくれた方々に感謝です。またどこかでお会いしましょう。~」が開催されました。

この公演は、大阪出身のコンビ、ぼんじょるのによる企画ライブです。彼らが賞レースで勝つためにただひたすらネタを作り、お客さまの前で披露。先輩芸人に審査してもらい、1番面白かったネタを決めるというものです。ネタを披露するのはぼんじょるのただ1組のみ。7カ月にわたる企画の集大成となる今回は、これまでの優勝ネタを集めた"チャンピオン大会"として行われました。

本編を前に、まずはMCを務めるマルキヨビル・勝連、ハイビスカスパーティー・ゆかが審査員を紹介。初恋クロマニヨン・松田、利根川ホプキンス・岩田、ツウシイム・中村、カシスオレンジ・仲村、ありんくりん・ひが、アダージョ・古賀が登場し、拍手で迎えられました。
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準備も整い、さっそくネタ披露という流れになりますが、初恋クロマニヨン・松田が突然「あの...、僕の前に座っているギャルがスコーンを食べてます」と客席イジリ。その後もMCの進行を遮る絶妙なタイミングで"スコーンあるある"を繰り出し、勝連が「あの...これ、進行を止めてまでする話ですかね?」と返すと客席も大笑い。序盤から盛り上がり、いい雰囲気になったところでいよいよぼんじょるののネタ披露がスタートです。

エントリーNo.1は漫才「透明人間」。透明人間になってみたいおりたに、大谷扮する男が次々と魔法の薬を渡してほんろうするという内容です。
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ぼんじょるのが元気いっぱいにネタを披露した後、感想を求められた審査員のありんくりん・ひがは「ぼんじょるのの2人は僕にとってかわいいイメージ。なのに、ネタ中に"副作用"とか難しいことを言い始めたから全然頭に入ってこなかった」と残念そうな様子。その後も審査員の面々からシュールな感想が続き、MCのゆかが「誰も(頭に)入ってきてないみたいですね...」とつぶやくと、会場からクスクス笑いが漏れます。
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エントリーNo.2は茶道をテーマに、茶室を舞台にした漫才を展開しました。すると、審査員の利根川ホプキンス・岩田から「茶道って難しいですね。もっと茶道を勉強しようかな」、アダージョ・古賀からも「ぼんじょるのの2人は若いのに、茶道ってテーマが渋いと思いました」と薄めのコメントが相次ぎます。
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評価する側の審査員が茶道をよく分かっていないという展開に、初恋クロマニヨン・松田が思わず「俺たちは逆にぼんじょるのに迷惑をかけているかもしれない」。ぽろっと飛び出した本音に、会場からどっと笑いが沸き起こりました。
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その後も渾身のネタ披露が続きます。バーを舞台にしたネタでは、客のおりたとバーテンダーの大谷がテンポの良いやりとりを展開。また、授業中のひそひそ話がずっと続く斬新なコントや、販売した弁当に割りばしを入れ忘れた店員と客のコントなど、とっておきのネタの数々に会場では手をたたいて笑う人の姿も見えました。
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そしていよいよ、ラストとなる6本目のネタは「理想の家庭」。おりたと大谷がいくつものキャラクターを演じ分け、目まぐるしく展開する漫才で会場を大いに盛り上げました。
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ここですべてのネタ披露が終了し、審査員の面々がいったん退席して判定タイムへ突入。この間、ぼんじょるのがステージに姿を見せ、MCの勝連、ゆかとトークを行いました。武田鉄矢さんのものまねをしたくて気持ちが抑えられなくなった大谷にMCのふたりが困惑するなど、終始マイペースなトークを展開。大谷とおりたは「この公演を7回もやっているのにトークが全然成長しない」と苦笑いを見せます。
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この日は今までの優勝ネタを集めた集大成の回でしたが、この企画で毎月6本の新ネタを作り、これまでに合計36本のネタが誕生しました。MCの勝連は「芸人は分かると思うけど...」と前置きしたうえで「ネタを月に1~2本作るだけでも大変なのに、6本も作るって相当すごい」と感服。自分たち的に気に入ったネタは?とたずねられた大谷はうーんと悩みつつ「4番目に披露したひそひそ話のネタかな」と明かし、客席に「また新しいライブの企画も考えているので、皆さんぜひ来てください」と呼びかけました。
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そして判定結果がまとまり、審査員が再度ステージに登場。審査員の松田が結果発表を行いました。途中、別の先輩コンビ・ウリズン桜のネタを優勝と発表してみんながずっこける場面もありましたが、チャンピオン大会の優勝はエントリーNo.6「理想の家庭」に決まりました。
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審査員の松田は「ぼんじょるのは賞レースでも徐々に結果を出してきている。ライブをやっていくと力になるんだとあらためて思った」と総評。一生懸命ネタに向き合う頼もしい後輩にエールを送り、会場が温かい拍手に包まれるなか「B-1グランプリ」が幕を下ろしました。
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