ロバート山本の実家へファンと巡る旅『ロバート20周年! ロバート企画日帰りバスツアー~山本博 生誕の地巡礼SP~』レポート
『ロバート20周年! ロバート企画日帰りバスツアー~山本博 生誕の地巡礼SP~』が11月14日に開催。山本の実家・群馬県邑楽町付近をロバートとファンの皆さんで周遊しました。
今回のツアーは、36名のファンの皆さんと秋山竜次、馬場裕之、邑楽町観光大使である山本の3人が、群馬県を巡る日帰りツアー。間もなく10年目となるライブ『ロバート企画』のスペシャルバージョンです。
この日は天気にも恵まれ、絶好のバスツアー日和。しかし山本は、今回の行程について「俺ん家に何しに行くんだよ!」と疑問を投げかけます。秋山が「中に入るのはダメ?」と言えば、馬場も「水を1杯飲ませて」と問う始末。近隣の方の迷惑にならないようにすると約束したものの、山本は最後まで「(バスツアーで)タレントの家に行くってなかなかないだろ」とボヤいていました。
バスの中では『ロバート企画(ロバート109)』などで誕生した催しが行われました。まず登場したのは、セラピストヒロシ。「あなたたちに汚い気持ちが宿っています」といきなり失礼な発言をした後「皆様の汚れた心を綺麗にして差し上げましょう」と楽曲『深海』に乗せてオカリナを吹き始めました。そんな山本に、お客さんは癒されるどころか大爆笑します。
このほか、どんな文字の中にも「おっぱいがある」と豪語する秋山の「乳道」、小さな玉にまとめられたティッシュを落とさないように後ろの人へ運ぶ「箱手駅伝」などが行われ大盛り上がりでした。
邑楽町に近づくと、山本は「これ、俺がいつも実家に帰るときのルートだよ。さすがプロ」と運転手さんを称賛します。腹を括ったかに思いましたが、いよいよ実家が近くなると「(飼っていた犬の)DAN(ダン)の散歩コースだよ......」と落ち込んでくる山本。
到着すると、36人の方と徒歩で山本家に向かいます。このバスツアーのことはご両親に伝えていないそうで、静かに遂行しようとする山本に対し、秋山と馬場は、山本家の庭の木になっていた柿を盗んだり、自宅前で記念撮影をするなど大暴走。ファンの方もご近所の方の迷惑にならないように静かに笑っていました。
続いて地元の観光スポット『シンボルタワー "未来MiRAi"』を訪れます。秋山風のカツラをかぶったスタッフの方に出迎えられるなど、ウエルカムな雰囲気にロバートの3人も驚いていました。
場内に入るとイベントなどでしか手に入らない「ご当地ピンバッチ」が販売。参加者の皆さんの中には「記念になる」と購入される方もいらっしゃいました。
いざ、タワーに登ると邑楽町を一望できることもあり「のどかでいいね」と馬場。穏やかな雰囲気でしたが、ここで事件が。なんとタワーに「ロバート山本邸方面」との案内がなされていたのです。山本は大笑いしつつ「なにこれ!」と驚愕。「これダメだろ~。初めて見た!」とツッコミを入れていました。
続いて屋上へ。さらに高層となったため群馬県の街並みを一望できたのですが、タワーにある駐車場に目を向けると、なんと秋山が下まで降りて梅宮辰夫さんの体モノマネをしているではありませんか! これには参加者の皆さんも大笑いしていました。
帰りはタワーのお膝元にある『あいあいセンター』でお買い物。野菜などが売られており、馬場は「白菜は......」と料理人の一面をみせ女性にアドバイスを送っていました。
『シンボルタワー "未来MiRAi"』を後にし、山本が幼い頃に訪れていたという『桐生が岡動物園』へ向かいます。バスでは、先日絵本として発売もした山本の『むちゃぶりかみしばい』を披露。秋山の無茶振りに対してわずか数日で書き上げたという過去の力作を読み上げました。
ほかにも、演歌風の曲に対してアドリブで歌詞をのせる『船の汽笛が男を祝う』や『ナイロンDJ』などで、お客さんを楽しませます。
動物園では、一般客の方と混ざって、サル、キリン、ライオンなどを観察。久々に訪れた山本も「懐かしい」とこぼしていました。
次の目的地に行くまでに「ファンが選ぶベストネタ」をまとめていくことに。参加者の皆さんに"一番好きなネタ"を挙げてもらいました。4位は同票で『版画』、『邪念0研究所』、『兄弟CMソングライター』、3位が『忍者』、2位が『シゲとおさださん』と『トゥトゥトゥサークル』、1位は『HIROSHI RECORD』となりました。特に『シゲとおさださん』が上位に入ったことが嬉しかったようで、山本や秋山は「俺も好き!」と喜びを爆発。馬場と秋山が楽屋でやったやりとりから出来たネタだと明かしました。
いよいよランチ! 『果実の里 原田農園』にてBBQです! 山本の挨拶で、お肉や野菜に舌鼓を打ちました。食事が終わると、ファンサービス。写真を撮ったり、お客さんとの会話を楽しみます。
みんなでワイワイしてると、突如「うぁ~!」と、"ひろしゾンビ"が登場。参加者を襲うかと思いきや「はやくにげろ」「もうすぐこのへんはゾンビだらけになる!」と注意を促すひろしゾンビ。80%理性があることが本人の口から明かされると「ほとんど人間じゃねーか!」「ちゃんとゾンビになってから来い!」とツッコまれていました。また、秋山が十字架を見せても、ほとんど人間のため効くことはありません......。
ひろしゾンビがいなくなった後は、同所でリンゴ狩り。甘くてジューシーなりんごは、デザートとして最適です。お腹いっぱいになるまで楽しみました。
帰りのバスでは、プレゼントコーナーも。ルミネのチケットやバスのネームプレート、秋山のネタの小道具などがプレゼントされます。そして参加者全員にサイン入り色紙をお渡ししました。
その後、バスは無事に東京に到着。笑い溢れる1日となりました!
ロバート結成20周年記念企画はまだまだ続きます。PARCO MUSEUM(池袋パルコ 本館7F)では、12月8日より『ロバート激ヤバ祭~トゥトゥトゥ・版画・邪念0・ナイロンDJ・接しやすいサークル・大集合SP~』を開催。これまでの名作コントを体感できる展示会ですので、こちらもぜひご来場ください!