ペナルティ・ワッキー、高校の先輩であるスポーツ庁・鈴木大地長官へ自身考案のニュースポーツ「スポーツテンカ」を紹介!
11月27日(火)、ペナルティ・ワッキーがスポーツ庁・鈴木大地長官を表敬訪問しました。
吉本興業と公益財団法人 日本レクリエーション協会とのコラボレーションによって生まれた新しいスポーツ「スポーツテンカ」の開発者であるワッキー。この日は、同協会が親子を対象とした「元気アップ・プログラム」の報告、そして「スポーツテンカ」の紹介などを兼ねて、ふるさとアスリート制度にて活動している國岡義広とともにスポーツ庁を訪れました。
ワッキーは「ようこそ!」と笑顔で迎えてくださった鈴木長官に、「(船橋市立船橋高等学校の)後輩です。芸人やってます、ワッキーです」と自己紹介。早速、「元気アップ・プログラム」の説明しながら、自身がプロデュースする「スポーツテンカ」を紹介します。
「長官は千葉県出身ですよね? 昔、テンカっていう遊びがあったのは覚えていますか? どういうイメージがありますか?」と尋ねたワッキーに、「もちろん覚えていますよ。下投げのドッヂボールみたいなものでしょう?」と返した鈴木長官。「スポーツテンカ」は、千葉県にかつてあった「テンカ」という遊びを元にしたスポーツで、マンツーマンの対戦でボールを下から投げられたボールをキャッチしてポイントを奪取する競技。これまで27都道府県で普及活動を行なっており、ワッキーは「体験した人は12000人以上。指導者には資格書を渡しているんです」と話します。
立ち上がって実際にボールを使って実践しながら、「キャッチは非公認も含めると、120種類くらいあるんです。手をクロスさせるクロスキャッチ、ベストキッドキャッチ、イチローキャッチ。あと、体験してもらった子供たちにご当地もののキャッチを考えてもらっていて、公認になったものもあるんです」と説明すると、鈴木長官は目を丸くして「素晴らしい!」と感嘆します。
すると、「僕、考えてきたんですよ......鈴木大地キャッチ、バサロキャッチを。長官にそういう名前を付けていいのか、観てほしい」と切り出したワッキー。立ち上がって、この日のために考案したキャッチを披露します。それは、手のひらを下にして前方上部に掲げた状態でキャッチをしたのち、後ろを向いてバサロをしているように体を前後に何度も動かすというもの。ワッキーの動きを観た鈴木長官は「もう1回観たい」とリクエスト。2度目の動きを観て少し考えたのち、「バサロキャッチ」と命名します。
さらに、ワッキーの「長官もやってみませんか?」という声に応えた鈴木長官。「バサロを陸上でやると、恥ずかしいな」と言いながらも、見事なキャッチからバサロを披露すると、大きな拍手が起こりました。
続いて、来年3月に大人を対象とした「スポーツテンカ」の全国大会を開催すると報告。「ぜひプロスポーツ選手にも来てもらいたいなと思っています。サッカーのゴールキーパー、ハンドボール選手などプロや一流の選手が戦ったら、どのスポーツをやっている人が一番強いのかっていうのを知りたいんです」と熱く語りながら、「もし時間があれば、長官にも来ていただきたい」とお願い。鈴木長官は「考えておきます」と答えつつ、「スポーツをいろんな人に伝えるチャンスですから、楽しみですね」と期待を寄せます。
「スポーツテンカを国技に。そして2020年は間に合わないですけど、ゆくゆくはオリンピック競技にしたい」と壮大な夢を語るワッキー。SFT(日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業)の一環で、外務省、アフリカ開発協会、日本レソト友好協会、吉本興業、日本レクリエーション協会が共同して行った南アフリカ・レソト王国でのレポートを見せたワッキーは「さすがに知識がなさすぎて、レソトキャッチはできなかったんですけど」と言いながら、「子供が楽しむ場合と大人が行う場合、競技として違いがあることは見えてきている。ちゃんとしたスポーツに成長すると思うんです」と断言。頷きながら聞いていた鈴木長官は「夢はでっかく、ですね」と返しました。
報告を終えたワッキーが「バサロが観られて嬉しかった」と言いながら、「高校時代の僕を覚えていますか?」と質問すると、「覚えていますよ。後ろのほうに座っていた」とすぐさま答えた鈴木長官。母校へ教育実習で来た際、担当していたのがワッキーのいたクラスだったそうです。
当時、高校2年生だったワッキーは「まさか30年経って、こういうかたちで会えるとは」としみじみ。鈴木長官に「こんなに立派になって!」と言われて「そのままお言葉を返させていただきます!」と返すと、大きな笑いが起こります。
また、「高校時代、サッカーはどうだったの?」と訊かれて、「2年生からレギュラーで、国体で優勝しました。高校サッカー選手権は清水商業に負けて、2回戦止まりでしたけど」と報告。昔話に花が咲く中、本日の訪問者にもう1人、同級生がいることを切り出したワッキー。「控え室でやたら目が合うなぁと思ってたら、同じクラスのやつでした」と話すと、鈴木長官も「覚えてるよ! ◯△だろう?」と笑顔。思わぬ再会に喜ぶ3人の記念撮影も行われるなど、終始、和やかな訪問となりました。
・スポーツテンカ ホームページ
https://sportstenka.com/
・公益財団法人日本レクリエーション協会
https://www.recreation.or.jp/
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