サッカー好き芸人&Jリーガーも多数参戦! 大阪J-GREEN堺で『キリン生茶 presents やべっちCUP』開幕!
12月22日(土)、大阪J-GREEN堺で『キリン生茶 presents やべっちCUP』が開催されました。『キリン生茶 presents やべっちCUP』とは、ナインティナイン・矢部浩之の名前を冠したサッカーイベント。小学6年以下、小学4年以下の各8チーム、計16チームを招聘し、2日間に渡って優勝を競い合うイベントです。参加チームは会場のある大阪のほか、静岡や愛知、東京、青森、さらにタイのチームも参戦するなど、バラエティ豊か。矢部のほかにもサッカー大好き芸人たちが大挙参戦するほか、Jリーガーたちも訪れるなど、大いに盛り上がりました。
まず1日目は、各年代4チーム・2グループに分けたグループステージを行います。開会式にはまずMCのペナルティが登場。「おはよ~ございます!」と参加する子どもたちに挨拶します。そして早速「テレビ、ラジオでおなじみではない(ペナルティ・ヒデ談)」サッカー好き芸人たちを呼び込みます。パンサー・尾形は、持ちギャグ「サンキュー!」の叫び声とともに登場。ギャロップ・林は、こちらもお得意の「お先にハゲさせてもらってます」。そこからspan!・マコト、鱒乃介・西村モンスーン・小山、サンドロップ・ジェット菅原、パーフェクト・ダブル・シュレッダー・門野というメンバーが次々とピッチに走り込んできました。
次はゲスト選手の登場です。まずはアビスパ福岡の松田力選手。今年1月に惜しまれながら引退した近藤岳登選手、FC東京所属の太田宏介選手、同じくFC東京所属の森重真人選手、元日本代表の駒野友一選手、栃木SC所属の大黒将志選手というそうそうたるメンバーが顔を揃えました。
そして最後にナインティナイン・矢部浩之が姿を現しました。投げキッスしながら登場した矢部。「あいにくの雨ですが、太陽も出てきた...」と、早速林の頭をイジって笑いを取りました。続いて選手を代表して森重選手が「矢部さんを中心に現役選手、引退した選手、たくさん集まっています。ぜひ楽しんでください、2日間、よろしくお願いします!」と挨拶。矢部は『やべっちCUP』をもっと早く実現したかったと話し、「やっと実現しました、たむけんCUPより盛り上げたい」と希望を語りました。そして参加する子どもたちには「優勝は一番の目標やけど、一番声を出すとか、一番いいシュートを決めるとか、自分の目標を持ってやってもらいたい」とエール。芸人たちからの「今日、小さいおっさん(岡村隆史)は?」という質問には、「美容にハマってる」と意外な事実を明かしていました。
そして今回はU-12、U10各8チーム、計16チームが戦うこと、ちなみに全試合終了後に各年代MVPが選ばれることも明かされ、MVP選手にはナイキから新作スパイクが贈られることも発表されました。そして、12:30から13:00の間に行われるスペシャルPK合戦についても告知。元日本代表ゴールキーパーと選手、芸人が対戦、外したら私物をプレゼントするとのこと。ここから矢部が「ケガのないように優勝を目指してがんばってください! やべっちCUP開幕です!」と開幕宣言。熱い戦いの火蓋が切って落とされました。
いよいよ試合がスタート。今回は4試合が同時に進行するスタイル。矢部を始めとする芸人、選手たちはそれぞれ2面ずつチエックしながら、解説していきます。矢部はいきなりのレベルの高さに驚いた様子。「あんなフリーキック、小学生でやったことないわ!」とビックリ。「ただのボールの蹴り合いじゃないところがすごい」と、しっかりとした戦術もある子どもたちの試合に脱帽です。
選手たちも子どものころの話しやチームの裏話を暴露するなど、リラックスして観戦。ペナルティ・ワッキーがめちゃくちゃJリーグの試合を見ているなど、ここでしか聞けない話しもたくさん飛び出しました。駒野選手はドイツワールドカップでのブラジル戦を振り返り「ブラジル代表はスイッチの入り方が違った」と回想。さらに自身は子どものころ嫌いな食べ物がたくさんあったそうで「魚全般、野菜も食べなかった」と驚きの事実を告白するなど、トークも盛り上がりました。
お昼はお楽しみの「外せば私物プレゼント★ガチンコPK合戦」です。登場したのは清水エスパルスの守護神、六反勇治選手。身長188cmと聞いたヒデは「僕も186cmです」とひとボケ。PK合戦がスタートします。最初のチャレンジャーは尾形。今着ているユニフォームをプレゼントするといって、長い助走から普通に決めて、なんとも言えない雰囲気に。尾形は土下座からの再チャレンジで外しますが、「いらない」「やりにくい」と全員からブーイング。ワッキーが本気で怒るなど、尾形はビビりまくります。そこからまずは芸人からPKに挑戦。私物でボケるもの、持ちギャグを披露してスベるもの、マジでPKを蹴って微妙な感じになるものなど、全員それぞれに盛り上げます。
ここからは選手が登場。近藤岳登選手は「PKというのはメンタルでしかない、わかるか! 遠藤保仁選手のコロコロPKわかるか!キーパーが先に動くから逆に蹴る、俺が見せてやる!」と、子どもたちの前で大風呂敷を広げ、ゆっくりしたモーションからゆっくりしたシュート。それをなんなく止める六反選手。冷え切った雰囲気に、思わずヒデも「地獄ですよ!」とツッコまざるおえませんでした。続いては森重選手。私物は?と聞かれ、「FC東京の観戦チケット」と答えますが、何名ですか?というヒデの質問に「好きなだけ...」と答えて盛り上げます。しかし、すぐにヒデから「ダメでしょ!」とツッコまれていました。PKは見事に成功。大黒選手はサイン入りスパイクが私物でしたが、こちらも見事にPKをキメました。駒野選手もスパイクが私物。しかしPKをしっかり六反選手に止められてしまい、いつかの名シーンを彷彿とさせるひと幕も。
FKの名手、太田選手は「FC東京のホーム開幕戦のチケットを1チーム全員分」と発表。これにはどよめく子どもたち。全員の注目が集まるなか、思い切り蹴ったボールはクロスバーに嫌われます。矢部も「今のはガチやったなぁ」と苦笑い。太田選手が「約束は守ります」と話すと、子どもたちからは歓声が起こりました。続いての松田選手は、子どもたちにコースを聞いて、しっかり成功です。
次はワッキーが、なぜか持ちギャグ「芝刈り機」を見せますが、しっかりとスベり「もはや懐メロですね」と冷静にツッコまれます。それからもスベり続けたものの、PKはしっかりと決めました。ラストは矢部が登場。子どもたちは大歓声です。しかし、ここでヒデから「業務連絡、業務連絡! やべっちは先週ぎっくり腰になりました」いう情報が。私物は、やべっちFCのもう作られていない初期タイプのシャツ。子どもたちに右か左か意見を聞いてから、PKにチャンレンジ。しかし、しっかり止められます。「腰がギクッとなった...」と矢部。しかしなんとか無事のようで、ひと安心です。
これで全員のPKが終了。MCのヒデから「せっかく皆さん持ってきてくれたので、全員プレゼントしましょう!」という素敵な提案が。子どもたちから歓声が上がりました。抽選会では、芸人や選手がボックスからチーム名と背番号の書いた紙を引き当て、当選者を決定。呼ばれた子どもたちは大喜びです。なかには、緊張してしまう子どももいるなど、そのリアクションに芸人たちも大ウケでした。
午後からも試合は続行。どんよりと曇ってはいるものの、なんとか雨は上がったようで、これまで以上の熱戦が繰り広げられます。芸人、選手たちもピッチサイドから観戦。いいプレイには声を上げるなど、子どもたち以上に盛り上がっていました。そして解説という名のフリートークもよりヒートアップ。子どもたちの素晴らしいプレイを見ていた矢部は「お父さん、お母さんの方が熱いこともありますよね」と保護者目線のコメントを発したかと思えば、ラインを高めに取っているチームを見て「こんなんなかった、とりあえず気持ちや!みたいなのしかなかった」と自身の子ども時代を振り返りました。
夕方までには3試合ずつこなした各チーム。大会2日目には勝敗によって『決勝トーナメント』、もしくは『チャレンジトーナメント』にそれぞれ進み、いよいよ最終順位が決定します。2日目も1日目に負けない豪華なメンバーたちが揃うことが予定されている『キリン生茶 presents やべっちCUP』。明日の戦いも目が離せません!
【ナインティナイン・矢部】【ペナルティ】【パンサー・尾形】【ギャロップ・林】【span!・マコト】【パーフェクト・ダブル・シュレッダー・門野】【サンドロップ・ジェット菅原】【鱒乃介・西村】【モンスーン・小山】